8 / 18
夢の中?
しおりを挟む
起きると、そこは見覚えのない小屋だった。
あれっ?
オレ、川に落ちたんじゃなかったっけ?
ん?
オレの髪が長い。
まるで、劇のエンキドゥの髪型みたいだ。
これって夢の中?
「起きたのね!」
ナナちゃんがやってきた。
なぜか長い布を巻きつけただけのエロい恰好をしている。
目のやり場に困る。
「ナナちゃん、服を着て」
「エンキドゥ、何を言っているの。私の名前はシャムハトよ」
は?
オレがエンキドゥで、ナナちゃんが神聖娼婦のシャムハト設定なの?
「エンキドゥ、ちょっと寝ている間にすっかり人間らしくなったわね。今からギルガメシュの元へ行くわよ!」
ナナちゃんがオレの腕をつかむ。
オレはちょっとがっかりした。
今から、ギルガメシュのところに行くのか。
どうせ夢なら、ギルガメシュと戦いに行くところじゃなく、神聖娼婦とにゃんにゃんする夢が見たかったぜ。
まあ、いいや。
この夢、面白そうだから出かけよう。
ナナちゃんがオレに戦士のような服を着せてくれた。
夢だからか、あっという間に森から都市国家ウルクに着いた。
オレはギルガメシュがいるという神殿を目指した。
そして、美しい神殿の輝くような扉の前に立ったときだった。
その重厚な扉が開いた。
あれっ?
オレ、川に落ちたんじゃなかったっけ?
ん?
オレの髪が長い。
まるで、劇のエンキドゥの髪型みたいだ。
これって夢の中?
「起きたのね!」
ナナちゃんがやってきた。
なぜか長い布を巻きつけただけのエロい恰好をしている。
目のやり場に困る。
「ナナちゃん、服を着て」
「エンキドゥ、何を言っているの。私の名前はシャムハトよ」
は?
オレがエンキドゥで、ナナちゃんが神聖娼婦のシャムハト設定なの?
「エンキドゥ、ちょっと寝ている間にすっかり人間らしくなったわね。今からギルガメシュの元へ行くわよ!」
ナナちゃんがオレの腕をつかむ。
オレはちょっとがっかりした。
今から、ギルガメシュのところに行くのか。
どうせ夢なら、ギルガメシュと戦いに行くところじゃなく、神聖娼婦とにゃんにゃんする夢が見たかったぜ。
まあ、いいや。
この夢、面白そうだから出かけよう。
ナナちゃんがオレに戦士のような服を着せてくれた。
夢だからか、あっという間に森から都市国家ウルクに着いた。
オレはギルガメシュがいるという神殿を目指した。
そして、美しい神殿の輝くような扉の前に立ったときだった。
その重厚な扉が開いた。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説

ファントムペイン
粒豆
BL
事故で手足を失ってから、恋人・夜鷹は人が変わってしまった。
理不尽に怒鳴り、暴言を吐くようになった。
主人公の燕は、そんな夜鷹と共に暮らし、世話を焼く。
手足を失い、攻撃的になった夜鷹の世話をするのは決して楽ではなかった……
手足を失った恋人との生活。鬱系BL。
※四肢欠損などの特殊な表現を含みます。

邪悪な魔術師の成れの果て
きりか
BL
邪悪な魔術師を倒し、歓喜に打ち震える人々のなか、サシャの足元には戦地に似つかわしくない赤子が…。その赤子は、倒したハズの魔術師と同じ瞳。邪悪な魔術師(攻)と、育ての親となったサシャ(受)のお話。
すみません!エチシーンが苦手で逃げてしまいました。
それでもよかったら、お暇つぶしに読んでくださいませ。

ギャルゲー主人公に狙われてます
白兪
BL
前世の記憶がある秋人は、ここが前世に遊んでいたギャルゲームの世界だと気づく。
自分の役割は主人公の親友ポジ
ゲームファンの自分には特等席だと大喜びするが、、、

今夜のご飯も一緒に食べよう~ある日突然やってきたヒゲの熊男はまさかのスパダリでした~
松本尚生
BL
瞬は失恋して職と住み処を失い、小さなワンルームから弁当屋のバイトに通っている。
ある日瞬が帰ると、「誠~~~!」と背後からヒゲの熊男が襲いかかる。「誠って誰!?」上がりこんだ熊は大量の食材を持っていた。瞬は困り果てながら調理する。瞬が「『誠さん』って恋人?」と尋ねると、彼はふふっと笑って瞬を抱きしめ――。
恋なんてコリゴリの瞬と、正体不明のスパダリ熊男=伸幸のお部屋グルメの顛末。
伸幸の持ちこむ謎の食材と、それらをテキパキとさばいていく瞬のかけ合いもお楽しみください。

鈍感モブは俺様主人公に溺愛される?
桃栗
BL
地味なモブがカーストトップに溺愛される、ただそれだけの話。
前作がなかなか進まないので、とりあえずリハビリ的に書きました。
ほんの少しの間お付き合い下さい。

前世から俺の事好きだという犬系イケメンに迫られた結果
はかまる
BL
突然好きですと告白してきた年下の美形の後輩。話を聞くと前世から好きだったと話され「????」状態の平凡男子高校生がなんだかんだと丸め込まれていく話。

エンシェントリリー
斯波良久@出来損ないΩの猫獣人発売中
BL
短期間で新しい古代魔術をいくつも発表しているオメガがいる。名はリリー。本名ではない。顔も第一性も年齢も本名も全て不明。分かっているのはオメガの保護施設に入っていることと、二年前に突然現れたことだけ。このリリーという名さえも今代のリリーが施設を出れば他のオメガに与えられる。そのため、リリーの中でも特に古代魔法を解き明かす天才である今代のリリーを『エンシェントリリー』と特別な名前で呼ぶようになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる