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にじゅういちわ

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「華ちゃん、ご飯だよ!一緒食べよ!」
「わっ、香織ちゃん!」

「どーしたの?ボッーとして?」
「うっうん。ちょっと考えごと。」

体育館から1週間経った。
あの時見た夢をまだ忘れられず、この1週間ずっと考えてた。


桜木廉のことも気になる…。


「伊月さん、ちょっといいかな?」
「あれ、どーしたの?委員長?」
「うん、ちょっと伊月さんに話したいことが…。」

香織ちゃんと弁当を食べ終え、お喋りしているところで委員長が話しかけてきた。

ここでは話ずらいと、委員長が言うので教室を出て、2人になれる所を探す。

どこもかしこも人がいて、誰もいないとこ、裏庭についた。

誰もいないことを確認して、木の下にあるベンチに委員長と腰をかける。

「で、話って?」

「ごめん、間違ってたら忘れて。伊月さんって、もしかして転生者?」

「えっ?」

なぜ、委員長がそのことを?


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