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じゅうよんわ
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あれから数日が立ち、体育祭がもうすぐ始まる。
「おーい、席につけ。ホームルーム始めるぞ!」
そう言って先生が入ってくれば、ざわざわした教室が静かになる。
爽やかな風がふいて、もう桜の花は散り5月になった。
「よし、今日は体育祭の実行委員決めるぞ!なりたい奴は手を挙げろー!」
なんて言うけど、誰もやりたくないよね。めんどくさいし。
てか、私絶対やらない。体育祭は、何かとイベントが多かったはず。少しでも関わりたくないし。
うん、絶対ならない!
「よし、実行委員は、伊月華と宇佐波優に決定だな!」
「えっ、なんでですか!?」
えっ、いつの間にそうなった?
話が見えない!
「みんなの推薦だな。そんな落ち込まなくていいぞー!先生も実行委員の先生だから!」
推薦?
いや、みんなやりたくないからでしょー!
てか、安心できないし。攻略対象者だし!宇佐波くんも!
「まっ待っ「いいですよ。がんばろーな。伊月さん。」うっうん。」
だから、宇佐波くんのその顔はダメなんだってば!
もうやだ、絶対やだー。
仕方なく放課後にある実行委員会へと、宇佐波くんと一緒に向かう。
「宇佐波くん、良かったの?」
「なにが?」
「なにがって、実行委員だよ!」
「ううん、だって伊月さんと一緒だし!」
うっ、なにその笑顔!
てか、宇佐波くんってこんな人だっけ?
もっとクールだったよね!
委員会の場所につき、指定された場所に座る。
しばらくして、浪川先生が入ってきて実行委員会が始まる。
「実行委員の担任になった、江口だ。一緒にがんばろーな。じゃ、委員長紹介するぞー。でてこい、轟。」
えっ、聞いたことある名前。
嫌な予感がする。
「えっと、実行委員長をすることになった轟陸です。よろしくお願いします。」
そう言って笑う、轟陸は間違いなく攻略対象者の轟陸だった。
あれ、多くない?
攻略対象者…。
ほんと、私運悪い。
「おーい、席につけ。ホームルーム始めるぞ!」
そう言って先生が入ってくれば、ざわざわした教室が静かになる。
爽やかな風がふいて、もう桜の花は散り5月になった。
「よし、今日は体育祭の実行委員決めるぞ!なりたい奴は手を挙げろー!」
なんて言うけど、誰もやりたくないよね。めんどくさいし。
てか、私絶対やらない。体育祭は、何かとイベントが多かったはず。少しでも関わりたくないし。
うん、絶対ならない!
「よし、実行委員は、伊月華と宇佐波優に決定だな!」
「えっ、なんでですか!?」
えっ、いつの間にそうなった?
話が見えない!
「みんなの推薦だな。そんな落ち込まなくていいぞー!先生も実行委員の先生だから!」
推薦?
いや、みんなやりたくないからでしょー!
てか、安心できないし。攻略対象者だし!宇佐波くんも!
「まっ待っ「いいですよ。がんばろーな。伊月さん。」うっうん。」
だから、宇佐波くんのその顔はダメなんだってば!
もうやだ、絶対やだー。
仕方なく放課後にある実行委員会へと、宇佐波くんと一緒に向かう。
「宇佐波くん、良かったの?」
「なにが?」
「なにがって、実行委員だよ!」
「ううん、だって伊月さんと一緒だし!」
うっ、なにその笑顔!
てか、宇佐波くんってこんな人だっけ?
もっとクールだったよね!
委員会の場所につき、指定された場所に座る。
しばらくして、浪川先生が入ってきて実行委員会が始まる。
「実行委員の担任になった、江口だ。一緒にがんばろーな。じゃ、委員長紹介するぞー。でてこい、轟。」
えっ、聞いたことある名前。
嫌な予感がする。
「えっと、実行委員長をすることになった轟陸です。よろしくお願いします。」
そう言って笑う、轟陸は間違いなく攻略対象者の轟陸だった。
あれ、多くない?
攻略対象者…。
ほんと、私運悪い。
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