272 / 374
第18章 航空産業大臣編
第270話 エッセン領の視察
しおりを挟む
公爵に陞爵し、国王から下賜された新領地(旧ハフナー公爵領)を視察することとなった。
飛行船『空飛ぶイルカ号Ⅱ』に乗り、片道360km、約50分の空の旅だ。
日帰りなので、オレに同行するのは護衛のステラと秘書のセスレスティーナの2名のみである。
新領地は、中心都市の名を冠して『エッセン領』と呼ぶことにしていた。
アクアスター・リゾート、シュテリオンベルグ領に続き、3つ目となる新領地は、またもや飛び地であり、距離があるので管理が大変だ。
しかし、オレには『ゲート』があるから、距離は関係ないのである。
うららかな陽光の中、飛行船『空飛ぶイルカ号Ⅱ』は、エッセン市庁舎の前庭を目掛けてゆっくりと下降していった。
上空から見たエッセン市は、中心部が城壁で囲まれ、東西南北方向にメインストリートが放射状に広がっており、それに沿ってびっしりと建物が建っていた。
飛行船が着陸したのを見て、3人の男が出迎えてくれた。
今日、視察に行くことは、予め伝えていたのだ。
「出迎えご苦労さま、私が新領主のカイト・シュテリオンベルグです」
「シュテリオンベルグ公爵閣下、お待ちしておりました」
「私は、執政官兼領主代行を務めておりますカール・ベルリッツと申します」
「エッセン市長を務めておりますジャック・ブリトーでございます」
「副官を務めますイェーク・サマリーと申します」
「宜しくお願いします」
3人揃って深々と頭を下げた。
「想像していたより、ずっとお若いご領主様でびっくり致しました」
カール・ベルリッツは、驚いたと言う表情でオレに言った。
思ったよりも若造で驚いたと言うのが本音であろう。
「たいてい、そう言われます」
「それでは、領庁舎へご案内致します」
オレは、ステラとセレスティーナを従え領庁舎へ向かった。
オレ達一行は応接室に通され、彼らの対面の椅子に座った。
メイドが出してくれたハーブティーを飲みながら領主代行と市長の話を聞いた。
話の内容は、セレスティーナがメモを取り要約してオレに報告してくれる事になっている。
「予備知識無しに来たから、まずは領全体と市の概要、それぞれの経営状況を聞かせて欲しい…」
本当はしっかりと下調べして来たのだが、彼らがいい加減な事を言わないかチェックして忠誠度を計ることにしていた。
「畏まりました」
領主代行のカール・ベルリッツが、副官の用意した資料を見ながら、オレに領地の概要を説明してくれた。
エッセン領の面積はセントレーニアよりもやや広く、人口は約50万人。
豊かな自然環境に恵まれ、風光明媚な森と湖がある。
自治体は中心都市エッセン市の他、7つの町と28の村がある。
エッセン領は、内陸の盆地で夏は暑く冬は王都よりも寒いという。
産業は農業、林業、牧畜業とアプロンティアから輸入してる各種鉱石の加工、魔導具製作、ポーション等の錬金術加工品、領内産品の加工業が中心である。
続いてエッセン市の概要を市長のジャック・ブリトーが説明した。
中心都市のエッセンは王都の南西360kmに位置し、人口は30万人。
魔道具製作や工業製品の加工が盛んな職人の街として有名である。
古くからこの辺り一帯の経済の中心として栄え、工業の他、商業や飲食業も盛んだそうだ。
「宿屋は何軒くらいありますか?」
オレは本業の興味から聞いてみた。
「そうですね、大小合わせて30軒ほどあると思います」
「ほう、それは結構な軒数だな…
客室数は、どれくらいですか?」
「え~っと、客室数は確か全部で1000室ほどと聞いております」
「なるほど…」
と言うことは、セントレーニアと同じくらいのホテルはあるが、1軒当たりの客室数は半分以下の小規模ホテルが多いと言うことか。
次に領内の財政について聞いてみた。
「思っていたより栄えていそうなので、税収もかなりあると思うのですが…」
オレがそう言うと3人の男は、顔を見合わせた。
「実は、この街はギルドが幅を利かせておりまして…」
彼らの話を要約すると下記のような状況であった。
エッセンには、魔導具ギルド、商業ギルド、工業ギルドの3つのギルドとそれを取りまとめる上部組織のギルド連合がある。
自らの構成員への締め付けを非常に厳しく行っており、ギルドを通さないと原材料の仕入れも販売も出来ない仕組みとなっているのだ。
仕入も販売も全てギルドを通す形であるため、税収は取引高に応じてギルドから徴収するのであるが、申告される税額が思ったよりも少ないそうだ。
正しく計算されているかチェックすると言うと、ギルド側は規定通り税金を納付していると言い張り、提出された帳簿を調べても確かにその通りなのだ。
ギルド連合には護衛と称して用心棒を雇い、税務調査を公然と邪魔するので領政側も手を焼いているそうだ。
業を煮やした旧領主が税率アップ等の強気の策を取るぞとギルド連合を脅すと、彼らはメンバー全員を連れて他の領地に移転すると居直るなど、あの手この手でノラリクラリと言い逃れし、埒が明かない状況だそうだ。
エッセン市長は、市の財政と税収に関する資料を見せてくれた。
ここ10年ほどは毎年赤字続きで、ハフナー公爵が少しずつ私財を切り売りして補てんしていたそうだ。
ハフナー公爵がクーデターに加担したのも、税収が伸びなくて領地経営が苦しかったのが一因かもしれない。
「なるほど、それで台所が火の車という訳ですな…」
「はい、お恥ずかしいですが、その通りでございます」
「ん~、これは何かカンフル剤を打たねば…」
ギルド連合が税務調査に非協力的と言うのは、まず間違いなく脱税をしているということだ。
言うなれば、ギルドぐるみの脱税だ。
「分かりました、私に考えがあります。
この件は、お任せ下さい」
その後、オレ達は市長らと別れ飛行船に乗って上空からリゾート候補地を見て歩いた。
元々豊かな自然環境に恵まれ、風光明媚な森と湖がある地域で、何箇所か有望な場所を見つけたので、次回じっくり見ることにした。
帰り際、旧ハフナー公爵邸を見に行った。
王都にあるハフナー公爵邸は、見栄を張っていたのか豪華な作りであったが、本領の公爵邸は手入れもロクにされておらず、寂れて見窄らしいものであった。
恐らく管理費用を捻出できなかったのだろう。
数人の使用人がおり、最低限の管理を行っているらしいが、ハフナー公爵自身はここ数年この屋敷を使うこともなかったそうだ。
残念であるが、ここは取り壊して更地しようと思った。
飛行船『空飛ぶイルカ号Ⅱ』に乗り、片道360km、約50分の空の旅だ。
日帰りなので、オレに同行するのは護衛のステラと秘書のセスレスティーナの2名のみである。
新領地は、中心都市の名を冠して『エッセン領』と呼ぶことにしていた。
アクアスター・リゾート、シュテリオンベルグ領に続き、3つ目となる新領地は、またもや飛び地であり、距離があるので管理が大変だ。
しかし、オレには『ゲート』があるから、距離は関係ないのである。
うららかな陽光の中、飛行船『空飛ぶイルカ号Ⅱ』は、エッセン市庁舎の前庭を目掛けてゆっくりと下降していった。
上空から見たエッセン市は、中心部が城壁で囲まれ、東西南北方向にメインストリートが放射状に広がっており、それに沿ってびっしりと建物が建っていた。
飛行船が着陸したのを見て、3人の男が出迎えてくれた。
今日、視察に行くことは、予め伝えていたのだ。
「出迎えご苦労さま、私が新領主のカイト・シュテリオンベルグです」
「シュテリオンベルグ公爵閣下、お待ちしておりました」
「私は、執政官兼領主代行を務めておりますカール・ベルリッツと申します」
「エッセン市長を務めておりますジャック・ブリトーでございます」
「副官を務めますイェーク・サマリーと申します」
「宜しくお願いします」
3人揃って深々と頭を下げた。
「想像していたより、ずっとお若いご領主様でびっくり致しました」
カール・ベルリッツは、驚いたと言う表情でオレに言った。
思ったよりも若造で驚いたと言うのが本音であろう。
「たいてい、そう言われます」
「それでは、領庁舎へご案内致します」
オレは、ステラとセレスティーナを従え領庁舎へ向かった。
オレ達一行は応接室に通され、彼らの対面の椅子に座った。
メイドが出してくれたハーブティーを飲みながら領主代行と市長の話を聞いた。
話の内容は、セレスティーナがメモを取り要約してオレに報告してくれる事になっている。
「予備知識無しに来たから、まずは領全体と市の概要、それぞれの経営状況を聞かせて欲しい…」
本当はしっかりと下調べして来たのだが、彼らがいい加減な事を言わないかチェックして忠誠度を計ることにしていた。
「畏まりました」
領主代行のカール・ベルリッツが、副官の用意した資料を見ながら、オレに領地の概要を説明してくれた。
エッセン領の面積はセントレーニアよりもやや広く、人口は約50万人。
豊かな自然環境に恵まれ、風光明媚な森と湖がある。
自治体は中心都市エッセン市の他、7つの町と28の村がある。
エッセン領は、内陸の盆地で夏は暑く冬は王都よりも寒いという。
産業は農業、林業、牧畜業とアプロンティアから輸入してる各種鉱石の加工、魔導具製作、ポーション等の錬金術加工品、領内産品の加工業が中心である。
続いてエッセン市の概要を市長のジャック・ブリトーが説明した。
中心都市のエッセンは王都の南西360kmに位置し、人口は30万人。
魔道具製作や工業製品の加工が盛んな職人の街として有名である。
古くからこの辺り一帯の経済の中心として栄え、工業の他、商業や飲食業も盛んだそうだ。
「宿屋は何軒くらいありますか?」
オレは本業の興味から聞いてみた。
「そうですね、大小合わせて30軒ほどあると思います」
「ほう、それは結構な軒数だな…
客室数は、どれくらいですか?」
「え~っと、客室数は確か全部で1000室ほどと聞いております」
「なるほど…」
と言うことは、セントレーニアと同じくらいのホテルはあるが、1軒当たりの客室数は半分以下の小規模ホテルが多いと言うことか。
次に領内の財政について聞いてみた。
「思っていたより栄えていそうなので、税収もかなりあると思うのですが…」
オレがそう言うと3人の男は、顔を見合わせた。
「実は、この街はギルドが幅を利かせておりまして…」
彼らの話を要約すると下記のような状況であった。
エッセンには、魔導具ギルド、商業ギルド、工業ギルドの3つのギルドとそれを取りまとめる上部組織のギルド連合がある。
自らの構成員への締め付けを非常に厳しく行っており、ギルドを通さないと原材料の仕入れも販売も出来ない仕組みとなっているのだ。
仕入も販売も全てギルドを通す形であるため、税収は取引高に応じてギルドから徴収するのであるが、申告される税額が思ったよりも少ないそうだ。
正しく計算されているかチェックすると言うと、ギルド側は規定通り税金を納付していると言い張り、提出された帳簿を調べても確かにその通りなのだ。
ギルド連合には護衛と称して用心棒を雇い、税務調査を公然と邪魔するので領政側も手を焼いているそうだ。
業を煮やした旧領主が税率アップ等の強気の策を取るぞとギルド連合を脅すと、彼らはメンバー全員を連れて他の領地に移転すると居直るなど、あの手この手でノラリクラリと言い逃れし、埒が明かない状況だそうだ。
エッセン市長は、市の財政と税収に関する資料を見せてくれた。
ここ10年ほどは毎年赤字続きで、ハフナー公爵が少しずつ私財を切り売りして補てんしていたそうだ。
ハフナー公爵がクーデターに加担したのも、税収が伸びなくて領地経営が苦しかったのが一因かもしれない。
「なるほど、それで台所が火の車という訳ですな…」
「はい、お恥ずかしいですが、その通りでございます」
「ん~、これは何かカンフル剤を打たねば…」
ギルド連合が税務調査に非協力的と言うのは、まず間違いなく脱税をしているということだ。
言うなれば、ギルドぐるみの脱税だ。
「分かりました、私に考えがあります。
この件は、お任せ下さい」
その後、オレ達は市長らと別れ飛行船に乗って上空からリゾート候補地を見て歩いた。
元々豊かな自然環境に恵まれ、風光明媚な森と湖がある地域で、何箇所か有望な場所を見つけたので、次回じっくり見ることにした。
帰り際、旧ハフナー公爵邸を見に行った。
王都にあるハフナー公爵邸は、見栄を張っていたのか豪華な作りであったが、本領の公爵邸は手入れもロクにされておらず、寂れて見窄らしいものであった。
恐らく管理費用を捻出できなかったのだろう。
数人の使用人がおり、最低限の管理を行っているらしいが、ハフナー公爵自身はここ数年この屋敷を使うこともなかったそうだ。
残念であるが、ここは取り壊して更地しようと思った。
30
『異世界リゾートライフ』をお読みいただき、誠にありがとうございます。
作品が気に入りましたら、エールボタンのクリックをお願いします。
応援いただくと、やる気が出て新しい話の意欲となります。
また誤字脱字、てにをはの間違い等御座いましたら、お知らせいただけましたら嬉しいです。
今後とも『異世界リゾートライフ』をよろしくお願いします。
作品が気に入りましたら、エールボタンのクリックをお願いします。
応援いただくと、やる気が出て新しい話の意欲となります。
また誤字脱字、てにをはの間違い等御座いましたら、お知らせいただけましたら嬉しいです。
今後とも『異世界リゾートライフ』をよろしくお願いします。
お気に入りに追加
1,896
あなたにおすすめの小説

男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にいますが会社員してます
neru
ファンタジー
30を過ぎた松田 茂人(まつだ しげひと )は男女比が1対100だったり貞操概念が逆転した世界にひょんなことから転移してしまう。
松本は新しい世界で会社員となり働くこととなる。
ちなみに、新しい世界の女性は全員高身長、美形だ。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる