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第16章 ソランスター王国の危機
第223話 公爵令嬢エレナの誕生祝い(R18版)
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アルテオン公爵家の長女エレナの言葉に、その場にいた者は、何を馬鹿なことを言っているのだと思った。
そう言えば、エレナはそろそろ16歳になる頃だとオレは思った。
「エレナや、カイト殿と婚約とは、一体どういうことじゃ?」
国王が不思議そうに聞いた。
「陛下、それはカイト兄ちゃんが、私にエッ…」
エレナが何か言おうとしたその時、ジェスティーナが背後から近づき、エレナの口を塞いだ。
恐らくエレナは「エッチした」と言いたかったのだろう。
以前、領都エルドラードでエレナの計略に引っかかり、ジェスティーナと間違って抱いてしまい、婚約を迫ったことを言っているのだ。(脚注:第164話ハニートラップ参照)
「エレナ、あなた酔ったでしょ、だからアルコールは止めなさいって言ったのに…」
そう言ってジェスティーナは、エレナの口を塞ぎながらラウンジから連れ去った。
「カイト殿、エレナはなんと申したのだ?」
「え~っと、映画を見せるって約束したんです。
映画?」
「そうです、昨日ご覧になられた動画みたいな感じで、ストーリーがあって役者が演じているのです。
その映画、異世界の言葉なので翻訳が必要で…」
婚約を翻訳とは苦しい言い訳だが、国王はそれで何とか誤魔化せたようだ。
「ほほ~、そのようなものが有るとは思わなんだ。
儂も今度見てみたいものじゃ」
陛下は何とか誤魔化せたが、アルテオン公爵は訝しげな顔でオレを見ていた。
その時、ちょうどピアノの音色が響いて、皆んなそちらの方へ気を引かれた。
『癒やしの天使』レイチェルのピアノ演奏が始まったのである。
アリエスが気を利かせて準備してくれたのだ。
レイチェルは、スカイブルーのカクテルドレスに身を包み、背中までの黒髪ポニーテールがよく似合う、癒し系の美少女である。
レイチェルがオリジナル曲を3曲ほど弾くと、皆んなうっとりと聞いていた。
曲が終わると、全員が拍手した。
レイチェルは拍手に答えて、椅子から立ち上がり丁寧にお辞儀した。
拍手が鳴り響く中、ステージ奥から天才ボーカリストのアイリス・リーンが登場した。
アイリスは薄いピンクの花柄ドレスに身を包み、レイチェルのピアノ伴奏で自ら作詞作曲したオリジナル曲を披露した。
彼女は、美脚モデルのような綺麗な脚、細身ながらも理想的なボディライン、背中までの金色のポニーテールが良く似合う超絶美少女である。
アイリスは、圧倒的な声量、豊かな表現力と聞く者を癒やす透明感のある声で会場にいた全員を魅了した。
慰労会はクーデターの様々な逸話で盛り上がったが、皆んな疲れているだろうと予定通り約2時間でお開きとなった。
国王はジャグジーに温泉を溜め、星を見ながら露天風呂を堪能すると言って部屋へ引き上げた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ジェスティーナの機転で事なきを得たが、エレナをオレたちの部屋へ連れてきて説教が始まった。
「エレナ、どう言うつもり!
カイトを困らせたいの?」
ジェスティーナが珍しく怒っている。
「だって、ズルいんだもん!
ティーナ姉もアリ姉も、それにフローラ姉までカイト兄ちゃんのお嫁さんになるなんて…
ズルいんだも~ん」
そう言ってエレナは大声で泣き始めた。
まるで子供のようだが、その体はすっかりオトナに成長したようである。
「でも、エレナまだ16歳になってないんじゃないの?」
「今日、16になったもん」
聞くと誕生パーティを開く予定だったが、デルファイ軍侵攻の報とクーデター未遂事件で中止になったそうだ。
この国の成人に当たる16歳の誕生日前日に、クーデターが勃発するとは何とも運が悪いことだ。
後から部屋に入ってきたアリエスとフローラは、エレナが泣いているのを見て驚いていた。
ジェスティーナが2人に事情を説明すると、アリエスとフローラは納得した。
「困ったなぁ、泣き止まないと公爵の部屋へ連れて帰れないし」
「わたし、部屋に帰らないもん。
今日は、ここに泊まるんだから…」
「も~、エレナったら、いい加減にしてよ。
あなた、カイト困らせたいんでしょ」
「カイト兄ちゃんは、困らせたくないけど…
姉ちゃんたちだけ、ズルいんだからぁ」
まるで駄々っ子のようだ。
「それじゃ、どうして欲しい訳?」
エレナは突然泣き止むとこう言った。
「16歳の誕生祝いにカイト兄ちゃんとエッチしたいの」
エレナは既成事実を積み上げ、婚約を更に確固たるものにしようと企んでいた。
それを聞いたジェスティーナが呆れて溜息を付いた。
「はぁ~、カイト、どうする?」
「流石に、それは拙いんじゃないかなぁ…」
「ん~、でもこの娘、言い出したら聞かないわよ。
小さい時から頑固で困ってたのよ…」
「ねえ、エレナ…
カイトがエッチしてくれたら、今後一切カイトが困るようなこと言わないって誓える?」
「うんうん、私誓うよ」
随分と軽い返事である。
「カイト、そういう事なんだけど…
収まりつかないから、カイト、エレナを抱いてくれる?
もう成人して、オトナだし法的に問題ないから」
ジェスティーナは溜息をつきながらオレに言った。
「オレはいいけど、部屋に戻らないと公爵が心配するんじゃないかなぁ」
「大丈夫、今日はティーナ姉の部屋に泊まるって、言ってあるから」
随分と手回しがいいことである。
最初から、そう言う魂胆だったのか?
そういう訳で、今夜はアルテオン公爵家の長女エレナと一戦交えることとなった。
以前、ジェスティーナと勘違いして一度体を交えているが、エレナをエレナとして抱くのは今夜が初めてだ。
「ジャグジーに、お湯溜めてあるから2人で入ってきたら?」
ジェスティーナが気を利かせてそう言ってくれた。
今日は、王女三姉妹と一戦交えるつもりであったが、思わぬことからエレナを抱くこととなった。
エレナの見た目はジェスティーナと似ており、たまに見間違うほどだ。
美女の誉れ高きソランスター王室に咲く3輪の花、フローラ、アリエス、ジェスティーナ。
それに負けず劣らずの美しさを誇るエレナであるが、性格はかなりヤンチャなようだ。
オレが先にジャクジーに入り、エレナを待っていると、勢いよくジャンプして飛び込んできた。
「エレナ、お湯掛かったじゃないか」
オレが、注意するとエレナは悪びれもせず言った。
「だって、カイト兄ちゃんにハダカ見られるの恥ずかしいんだもん…」
オレに抱いて欲しいと言う割には、裸を見られるのが恥ずかしいとは…。
初な一面もあり、心と体がまだアンバランスなのだろう。
よし、さっきの仕返しだ、ここは少しイジメてやろう。
「エレナの体、じっくりと見たいなぁ」
「やだ!、恥ずかしいから…」
そう言ってエレナは頬を染めた。
「え、でも体見せてくれないと、エッチ出来ないぞ。
それに、ベッドに行ったら、どうせ見ることになるんだし」
エレナはオレの言葉を聞き、暫く躊躇っていたが、意を決し立ち上がるとオレの前へ歩いてきた。
そこには、美の女神も気後れするほどの超絶美少女が立っていた。
腰までの長さの金色の髪、美しい顔立ち、エメラルドブルーの瞳、きれいな鼻筋、桜色の可愛い唇。
ボディラインは細身で、まだ成長しきっていないが、完璧に近いほど美しいラインを描き、十分な胸の膨らみと括れたウェスト、桃のようなヒップラインの極上ボディをオレに晒し、エレナは恥ずかしげに俯いていた。
「どう?、私のからだ」
「とてもキレイだよ。
こんなに綺麗なエレナを抱けるんだから、オレは幸せ者だ」
「カイト兄ちゃん、わたし嬉しい」
そう言うとエレナはオレに抱きついてきた。
オレは湯船に腰掛け、エレナを膝の上に乗せ、お互いの唇を合わせた。
最初は軽く、そして徐々に濃厚に、舌を絡めてディープキスへと変わっていく。
エレナからは、フレッシュで甘い少女の匂いがした。
左手で背中を抱き、右手でエレナの乳房を揉みしだくと微かに声を上げた。
オレのシンボルは既に熱り立っており、密着するエレナの下腹部に当たっている。
エレナの腰を持ち上げれば、このまま入れることも出来そうだが、流石にそれは止めておこう。
開通間際のトンネルは、まだ十分に準備できておらず、潤いが不足しているからだ。
未婚の娘を妊娠させては拙いので、事を始める前にラブ・ポーションを飲ませたから、中に出しても問題ないが、どうせなら気持ち良くさせてやりたい。
オレはエレナの下腹部にある泉と、その上の突起をゆっくりと優しく刺激した。
するとエレナは声を上げて身を捩り、良い反応を見せている。
ラブポーションの効能の一つである、感度増幅が効いているのだ。
女性を如何に感じさせるか、そして自分が如何に感じるかが勝負である。
エレナの反応を見ながら、泉の溢れ具合を確認すると受け入れ体制はもう十分のようだ。
「エレナ、このまま入れるけど、いいかい?」
「カイト兄ちゃん、いいよ、入れて…」
オレはエレナの腰を浮かせ、オレの怒張したシンボルを彼女の泉に充てがい、ゆっくりと挿入した。
エレナの中は狭く、腰を少しずつ動かし、広げながら進んだ。
今日がエレナの16歳の誕生日だとは知らなかったが、望みの相手に抱かれ、性の悦楽で満たすことができれば彼女も幸せだろう。
オレのシンボルがトンネル最深部まで到達し、ピストン運動を加速させるとエレナは声を上げ始めた。
このジャグジーは屋外にあり、他の階の滞在者に喘ぎ声を聞かれる可能性があるのだ。
オレはエレナを抱え、結合したままの状態で立ち上がり、ペントハウスの中へ入ると巨大な円形ベッドの上で、続きを始めた。
今度はエレナが下である。
ベッドに寝かせたエレナを上から突いて攻めると、下腹部がビクビクと痙攣しているのが分かった。
早くも軽くイッているようで、エレナの感度は中々良好のようだ。
エレナと繋がったまま、彼女を引き起こし、騎乗位の体勢となった。
今度は彼女が腰を動かす番だ。
エレナは腰まである金色のストレートヘアを振り乱し、形の良い乳房を揺らしながら腰を振り感じていた。
オレはエレナの乳房を揉みながら、下からの極上の眺めを楽しんだ。
騎乗位で女性が髪を振り乱し、乳房を揺らしながら腰を振るこの眺めがオレは好きなのだ。
そうしながら、お互いの気持ち良い箇所を探るのも楽しみの一つだ。
エレナは可愛い声を上げながら、下腹部をビクビクとさせ、体を仰け反らせて何度も絶頂を迎えていた。
何度目かの絶頂に合わせオレも絶頂に到達し、エレナの中に精を放った。
暫くは、そのままの体勢で余韻を楽しんだ。
オレたちの様子をフローラ、アリエス、ジェスティーナの3姉妹は、ベッドに寝そべりながら、間近でじっくりと観察していた。
この後、彼女たちと体を交えることになるのを、オレは知っていた。
そう言えば、エレナはそろそろ16歳になる頃だとオレは思った。
「エレナや、カイト殿と婚約とは、一体どういうことじゃ?」
国王が不思議そうに聞いた。
「陛下、それはカイト兄ちゃんが、私にエッ…」
エレナが何か言おうとしたその時、ジェスティーナが背後から近づき、エレナの口を塞いだ。
恐らくエレナは「エッチした」と言いたかったのだろう。
以前、領都エルドラードでエレナの計略に引っかかり、ジェスティーナと間違って抱いてしまい、婚約を迫ったことを言っているのだ。(脚注:第164話ハニートラップ参照)
「エレナ、あなた酔ったでしょ、だからアルコールは止めなさいって言ったのに…」
そう言ってジェスティーナは、エレナの口を塞ぎながらラウンジから連れ去った。
「カイト殿、エレナはなんと申したのだ?」
「え~っと、映画を見せるって約束したんです。
映画?」
「そうです、昨日ご覧になられた動画みたいな感じで、ストーリーがあって役者が演じているのです。
その映画、異世界の言葉なので翻訳が必要で…」
婚約を翻訳とは苦しい言い訳だが、国王はそれで何とか誤魔化せたようだ。
「ほほ~、そのようなものが有るとは思わなんだ。
儂も今度見てみたいものじゃ」
陛下は何とか誤魔化せたが、アルテオン公爵は訝しげな顔でオレを見ていた。
その時、ちょうどピアノの音色が響いて、皆んなそちらの方へ気を引かれた。
『癒やしの天使』レイチェルのピアノ演奏が始まったのである。
アリエスが気を利かせて準備してくれたのだ。
レイチェルは、スカイブルーのカクテルドレスに身を包み、背中までの黒髪ポニーテールがよく似合う、癒し系の美少女である。
レイチェルがオリジナル曲を3曲ほど弾くと、皆んなうっとりと聞いていた。
曲が終わると、全員が拍手した。
レイチェルは拍手に答えて、椅子から立ち上がり丁寧にお辞儀した。
拍手が鳴り響く中、ステージ奥から天才ボーカリストのアイリス・リーンが登場した。
アイリスは薄いピンクの花柄ドレスに身を包み、レイチェルのピアノ伴奏で自ら作詞作曲したオリジナル曲を披露した。
彼女は、美脚モデルのような綺麗な脚、細身ながらも理想的なボディライン、背中までの金色のポニーテールが良く似合う超絶美少女である。
アイリスは、圧倒的な声量、豊かな表現力と聞く者を癒やす透明感のある声で会場にいた全員を魅了した。
慰労会はクーデターの様々な逸話で盛り上がったが、皆んな疲れているだろうと予定通り約2時間でお開きとなった。
国王はジャグジーに温泉を溜め、星を見ながら露天風呂を堪能すると言って部屋へ引き上げた。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ジェスティーナの機転で事なきを得たが、エレナをオレたちの部屋へ連れてきて説教が始まった。
「エレナ、どう言うつもり!
カイトを困らせたいの?」
ジェスティーナが珍しく怒っている。
「だって、ズルいんだもん!
ティーナ姉もアリ姉も、それにフローラ姉までカイト兄ちゃんのお嫁さんになるなんて…
ズルいんだも~ん」
そう言ってエレナは大声で泣き始めた。
まるで子供のようだが、その体はすっかりオトナに成長したようである。
「でも、エレナまだ16歳になってないんじゃないの?」
「今日、16になったもん」
聞くと誕生パーティを開く予定だったが、デルファイ軍侵攻の報とクーデター未遂事件で中止になったそうだ。
この国の成人に当たる16歳の誕生日前日に、クーデターが勃発するとは何とも運が悪いことだ。
後から部屋に入ってきたアリエスとフローラは、エレナが泣いているのを見て驚いていた。
ジェスティーナが2人に事情を説明すると、アリエスとフローラは納得した。
「困ったなぁ、泣き止まないと公爵の部屋へ連れて帰れないし」
「わたし、部屋に帰らないもん。
今日は、ここに泊まるんだから…」
「も~、エレナったら、いい加減にしてよ。
あなた、カイト困らせたいんでしょ」
「カイト兄ちゃんは、困らせたくないけど…
姉ちゃんたちだけ、ズルいんだからぁ」
まるで駄々っ子のようだ。
「それじゃ、どうして欲しい訳?」
エレナは突然泣き止むとこう言った。
「16歳の誕生祝いにカイト兄ちゃんとエッチしたいの」
エレナは既成事実を積み上げ、婚約を更に確固たるものにしようと企んでいた。
それを聞いたジェスティーナが呆れて溜息を付いた。
「はぁ~、カイト、どうする?」
「流石に、それは拙いんじゃないかなぁ…」
「ん~、でもこの娘、言い出したら聞かないわよ。
小さい時から頑固で困ってたのよ…」
「ねえ、エレナ…
カイトがエッチしてくれたら、今後一切カイトが困るようなこと言わないって誓える?」
「うんうん、私誓うよ」
随分と軽い返事である。
「カイト、そういう事なんだけど…
収まりつかないから、カイト、エレナを抱いてくれる?
もう成人して、オトナだし法的に問題ないから」
ジェスティーナは溜息をつきながらオレに言った。
「オレはいいけど、部屋に戻らないと公爵が心配するんじゃないかなぁ」
「大丈夫、今日はティーナ姉の部屋に泊まるって、言ってあるから」
随分と手回しがいいことである。
最初から、そう言う魂胆だったのか?
そういう訳で、今夜はアルテオン公爵家の長女エレナと一戦交えることとなった。
以前、ジェスティーナと勘違いして一度体を交えているが、エレナをエレナとして抱くのは今夜が初めてだ。
「ジャグジーに、お湯溜めてあるから2人で入ってきたら?」
ジェスティーナが気を利かせてそう言ってくれた。
今日は、王女三姉妹と一戦交えるつもりであったが、思わぬことからエレナを抱くこととなった。
エレナの見た目はジェスティーナと似ており、たまに見間違うほどだ。
美女の誉れ高きソランスター王室に咲く3輪の花、フローラ、アリエス、ジェスティーナ。
それに負けず劣らずの美しさを誇るエレナであるが、性格はかなりヤンチャなようだ。
オレが先にジャクジーに入り、エレナを待っていると、勢いよくジャンプして飛び込んできた。
「エレナ、お湯掛かったじゃないか」
オレが、注意するとエレナは悪びれもせず言った。
「だって、カイト兄ちゃんにハダカ見られるの恥ずかしいんだもん…」
オレに抱いて欲しいと言う割には、裸を見られるのが恥ずかしいとは…。
初な一面もあり、心と体がまだアンバランスなのだろう。
よし、さっきの仕返しだ、ここは少しイジメてやろう。
「エレナの体、じっくりと見たいなぁ」
「やだ!、恥ずかしいから…」
そう言ってエレナは頬を染めた。
「え、でも体見せてくれないと、エッチ出来ないぞ。
それに、ベッドに行ったら、どうせ見ることになるんだし」
エレナはオレの言葉を聞き、暫く躊躇っていたが、意を決し立ち上がるとオレの前へ歩いてきた。
そこには、美の女神も気後れするほどの超絶美少女が立っていた。
腰までの長さの金色の髪、美しい顔立ち、エメラルドブルーの瞳、きれいな鼻筋、桜色の可愛い唇。
ボディラインは細身で、まだ成長しきっていないが、完璧に近いほど美しいラインを描き、十分な胸の膨らみと括れたウェスト、桃のようなヒップラインの極上ボディをオレに晒し、エレナは恥ずかしげに俯いていた。
「どう?、私のからだ」
「とてもキレイだよ。
こんなに綺麗なエレナを抱けるんだから、オレは幸せ者だ」
「カイト兄ちゃん、わたし嬉しい」
そう言うとエレナはオレに抱きついてきた。
オレは湯船に腰掛け、エレナを膝の上に乗せ、お互いの唇を合わせた。
最初は軽く、そして徐々に濃厚に、舌を絡めてディープキスへと変わっていく。
エレナからは、フレッシュで甘い少女の匂いがした。
左手で背中を抱き、右手でエレナの乳房を揉みしだくと微かに声を上げた。
オレのシンボルは既に熱り立っており、密着するエレナの下腹部に当たっている。
エレナの腰を持ち上げれば、このまま入れることも出来そうだが、流石にそれは止めておこう。
開通間際のトンネルは、まだ十分に準備できておらず、潤いが不足しているからだ。
未婚の娘を妊娠させては拙いので、事を始める前にラブ・ポーションを飲ませたから、中に出しても問題ないが、どうせなら気持ち良くさせてやりたい。
オレはエレナの下腹部にある泉と、その上の突起をゆっくりと優しく刺激した。
するとエレナは声を上げて身を捩り、良い反応を見せている。
ラブポーションの効能の一つである、感度増幅が効いているのだ。
女性を如何に感じさせるか、そして自分が如何に感じるかが勝負である。
エレナの反応を見ながら、泉の溢れ具合を確認すると受け入れ体制はもう十分のようだ。
「エレナ、このまま入れるけど、いいかい?」
「カイト兄ちゃん、いいよ、入れて…」
オレはエレナの腰を浮かせ、オレの怒張したシンボルを彼女の泉に充てがい、ゆっくりと挿入した。
エレナの中は狭く、腰を少しずつ動かし、広げながら進んだ。
今日がエレナの16歳の誕生日だとは知らなかったが、望みの相手に抱かれ、性の悦楽で満たすことができれば彼女も幸せだろう。
オレのシンボルがトンネル最深部まで到達し、ピストン運動を加速させるとエレナは声を上げ始めた。
このジャグジーは屋外にあり、他の階の滞在者に喘ぎ声を聞かれる可能性があるのだ。
オレはエレナを抱え、結合したままの状態で立ち上がり、ペントハウスの中へ入ると巨大な円形ベッドの上で、続きを始めた。
今度はエレナが下である。
ベッドに寝かせたエレナを上から突いて攻めると、下腹部がビクビクと痙攣しているのが分かった。
早くも軽くイッているようで、エレナの感度は中々良好のようだ。
エレナと繋がったまま、彼女を引き起こし、騎乗位の体勢となった。
今度は彼女が腰を動かす番だ。
エレナは腰まである金色のストレートヘアを振り乱し、形の良い乳房を揺らしながら腰を振り感じていた。
オレはエレナの乳房を揉みながら、下からの極上の眺めを楽しんだ。
騎乗位で女性が髪を振り乱し、乳房を揺らしながら腰を振るこの眺めがオレは好きなのだ。
そうしながら、お互いの気持ち良い箇所を探るのも楽しみの一つだ。
エレナは可愛い声を上げながら、下腹部をビクビクとさせ、体を仰け反らせて何度も絶頂を迎えていた。
何度目かの絶頂に合わせオレも絶頂に到達し、エレナの中に精を放った。
暫くは、そのままの体勢で余韻を楽しんだ。
オレたちの様子をフローラ、アリエス、ジェスティーナの3姉妹は、ベッドに寝そべりながら、間近でじっくりと観察していた。
この後、彼女たちと体を交えることになるのを、オレは知っていた。
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今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
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