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第14章 情報大臣就任編

第192話 ハーレムライフ・バランス(R18版)

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 オレにとってワークライフ・バランス以上に大事なのが『ハーレムライフ・バランス』である。
 男の夢であるハーレムを良好な状態に保つのは、並大抵のことではない。

 英知の指輪の効果もあり、オレと女性たちとの関係は揺るぎないが、メンバーの女性同士となると、そうは行かないのだ。

 ハーレムの頂点トップにいるのは、もちろんオレであるが、実際に女性たち15人を取り仕切っているのは、ジェスティーナなのだ。
 彼女はオレの婚約者フィアンセにして、ソランスター王国第3王女であり、何より聡明で、このハーレムの状態を良好に保つことが、結果的にオレのプラスになることを理解しているのである。
 ジェスティーナ主導の元、アリエスとアスナがそれをサポートする。

 実は、オレのハーレムは3階層になっているのである。
 第1階層はジェスティーナ、アリエス、アスナのオレの婚約者たちである。
 第2階層はサクラ、エミリア、トリン、マリン、リオナ、リーファ、ステラの7名である。
 この階層は主にオレがスカウトした女性たちで、いずれも実務で活躍している女性たちだ。
 第3階層のセレスティーナ、リリアーナ、フェリン、アンジェリーナ、レイフェリアの女戦士ヴァルキュリー5名は、忠誠の儀の一環として、このハーレムに参加している女性たちだ。
 これら15名のローテーションを管理しているのは、第1階層の3人(主にジェスティーナ)なのである。
 基本ローテーションは、第1階層は週に2回、第2階層は週に1回、第3階層は月1回。
 
 ジェスティーナは、時折サプライズ・イベントを企画し、オレを驚かすのだ。
 この前の1周年記念イベントでは、突如リオナが送り込まれたし、その後のハーレムメンバー全員登場にも度肝を抜かされた。
 最近は、オレを驚かすことにを感じているようにさえ思える。

 ジェスティーナの仕掛けは、実に細かい。
 最近はメンバーの髪型や服装にも凝り始めている。
 ポニーテール、ツインテールは勿論のこと、ハーフアップやうなじがキレイに見えるアップスタイルなど、姑息こそくな手を使ってくるのである。
 二人の女神の影響か、コスプレにも手を出し始め、チャイナドレスや、アオザイなど、オレ好みの衣装を着ることもあり、それはそれで萌える(燃える)のだ。

 ジェスティーナは、メンバーの体調や仕事の都合などを勘案し、ハーレムのローテーションを決めているので、その日になってみないとオレの元に誰が来るのか分からない。

 少ない日で1人、多い日には3人の相手をすることもある。
 しかも何れ劣らぬ美女ばかりで、タイプは違えどみんな抜群のプロポーションで抱き心地も良いのだから、男冥利に尽きると言うものだ。

 そして、今日のお相手はジェスティーナだ。
 まぎれもないソランスター王国第3王女にして、超絶美少女である。
 見惚《みと》れるほどバランスの取れたプロポーション、美しく輝くサファイアブルーの瞳、腰までのサラサラの金色の髪をポニーテールにまとめ、惜しげもなく全裸をさらして、ジャグジーに入り、オレの前まで来ると後ろ向きになった。

 目の前には、モロにオレ好みのハイポジションのポニーテールが迫り、得も言われぬフローラルブーケのような甘い匂いがした。
 その首筋を辿たどると、芸術的と言っても過言ではない美しいうなじに目が釘付けとなった。
 どうやら今日のジェスティーナは、オレに自分のうなじを見せたいらしい。
 後ろからジェスティーナを抱きしめると、当然手の位置には胸があるわけだ。
 17歳になったばかりのジェスティーナの張りのある乳房がそこにあった。

「この温泉、あたたまるわねぇ~」とジェスティーナ。
 ちなみに今日の源泉は、アルカリ性単純温泉で無色澄明無味無臭の『湖畔の湯』に引いているお湯である。
 当然、お湯の中でもジェスティーナの綺麗な体が見えるのだ。

「この温泉はジェスティーナが、一番最初に入ったのと同じだよ」

「え、そうなの?
 あれから色々なことがあったわねぇ」と感慨深げである。

「オレもまさかジェスティーナと婚約するとは思わなかったよ」

「私は思ってたわよ、この人は私の運命の人だって確信していたわ」

「ありがとう、ジェスティーナが、オレの婚約者フィアンセになってくれたこと感謝するよ」

 オレは後ろからジェスティーナを抱きしめたまま、星を眺めた。
 今夜もあの夜と同じように星が綺麗だ。

 そして、どちらともなく唇を重ね、神聖なる愛の儀式へ進んで行くのである。
 オレたちは、ジャグジーから上がるとバスタオルでお互いの体を拭き、倒れ込むようにベッドへ直行した。
 そしてお互いの体を激しく求め合うのであった。
 Hが好きと言うだけあって、ジェスティーナは迷いもなく快楽の追及にいそしむのである。
 そんな姿を見せられて、オレも燃えてしまうのだ。

 ジェスティーナは目を閉じ、可愛い唇を突き出し、キスをせがんだ。
 桜色の可愛いらしい唇にオレの唇を重ね、右手で形の良いヒップラインを愛撫する。
 すべすべで吸い付くような柔らかな肌の感触と、フローラルブーケのような甘い女の匂いでオレの男の本能はムクムクと鎌首をもたげた。

 やがてお互いに舌を絡ませ、激しいディープキスとなっていく。
 左手を背中に回し、右手でジェスティーナの弾力のある乳房を優しく揉みしだくと、可愛いらしい声を漏らした。

 次に唇から耳たぶ、うなじへとゆっくりと舌を這わす。
 そこから下へ移動し、張りのある乳房を円を描くように舐め回し、淡いピンク色の乳首を何度も攻める。
 頃合いを見て更に下へ移動すると、可愛らしい桜色の花瓣かべんは既に濡れていた。
 指と舌を使って念入りに花瓣かべんを刺激すると、更にうるおいを増し、ジェスティーナは小刻みに震え、喘ぎ声を上げた。

 そこはもう十分に潤っており、オレを受け入れる体制は万全のようだ。
 ジェスティーナの白く美しい脚を抱え、鮮やかなピンク色の花瓣かべんの中心に、オレの男性自身を充てがい、ゆっくりと体を沈めていった。

 ジェスティーナの中は相変わらず狭く、奥へ進むには時間が掛かった。
 左手をつなぎ、右手で彼女の頭を撫で、優しくキスして、少しずつゆっくりと動く。
 ジェスティーナの中はオレの形に合わせ、徐々に広がり、馴染んでいくのが分かった。

 大きくM字に開いた脚を抱え、大きな動きで静かにゆっくりと腰を前後させる。
 頃合いを見計らい、少しずつ動きを早めると、喘ぎ声の中に嗚咽が交じるようになり、やがて部屋の中に響くまでになった。

 ゆっくりと時間を掛け徐々に高め合い、やがて2人で愉悦の頂点に到達するとオレはジェスティーナの中に精を放った。
 そのままジェスティーナを抱きしめ、繋がったままでゆっくりと腰を動かし余韻を愉む。

 繋がったままキスを繰り返し、やがて舌が絡み合う激しいキスに変わる頃には、オレの下半身も元気を取り戻し、そのままの体勢で第2ラウンドへ突入する。

 今度は体を入れ替えてジェスティーナが上になり、後背位で下から突き上げる。
 両腕はジェスティーナの乳房を揉みしだき、一体となって腰を動かす。
 彼女の美しい金色の髪がオレの眼前で揺れている。

 更に体位を変えてオレが仰向けとなり、ジェスティーナが上に乗ると、オレのシンボルを自らの花瓣かべんに導き、ゆっくりと腰を下ろした。
 下から見上げるジェスティーナは、細身ながら理想的な体型で、その眺めは素晴らしいものだ。
 吸い付くような木目細きめこまかな白い肌、ウェストは見事なまでにくびれ、細く長い脚、淡いピンク色の乳首をいただきに持つ形の良い上向きの乳房、そして腰まである長いサラサラの金髪が体の動きに合わせて上下に揺れていた。

 ジェスティーナの蜜壺の中は愛液が滴り落ちるほど十分に潤っていた。
 オレは腰の動きを早め、下から突き上げるとジェスティーナの動きも早くなる。
 ジェスティーナの快感は徐々に強くなり、下腹部はピクピクと痙攣し、仰け反りながら声を上げあえいでいた。
 やがてお互いに2度目の絶頂に近づくとオレはジェスティーナの細い腰を両手で抱え、自らの腰を激しく打ち付けながら快感を貪《むさぼ》り、再び彼女の中に精を放った。

 それから1時間ほど、お互いを貪り合い、何度も絶頂を迎える。
 第3ラウンドが終わったところで、ジェスティーナは満足した様子であった。
「このあと、もう1人来るから相手してあげてね…」
 そう言うとジェスティーナは階段を降り、自室へと消えた。

 もう一人は誰だろうとベッドの上で待っていると、階段を上がって来たのはソフィアであった。
 彼女はエレーゼ伯爵の異母妹であり、兄の悪事を忠言して不興を買い、1ヶ月もの間、地下牢に閉じ込められていたのを、オレが救い出したのだ。
 体調を崩し王都で療養していたのだが、最近全快して秘書として復帰したのだ。

「カイト様、宜しくお願いします」

 2人きりで話すのは、地下牢で会って以来のことである。
「ソフィア、君だったのか」
「でも、ここに来るのがどういう意味なのか、君は理解しているの?」

「はい、もちろんです」
「あの時、カイト様に助けていただかなければ、私は地下牢で息絶えていました」
「ですから、私の残りの人生をカイト様に捧げたいのです」

「そうかも知れないが、オレは偶然あの場所に居て、偶然君を救ったに過ぎないんだから」

「いいえ、そんなことありません。
 カイト様に助けられたのは、運命だと思っています。
 だから、偶然とか言わないで下さい」とソフィアは悲しい顔をした。

「ソフィアの気持ちは、良く分かった。
 もう、これ以上何も言わないよ」

 ソフィアはスリムであるが、バランスの良い美しいプロポーションである。
「私、お風呂は入って来ましたから、すぐに準備しますね」

 そう言うと、着ているものを脱ぎ始めた。
 上着を脱ぐと、そこに現れたのは、見事にそびえ立つ双丘であった。
 元々、着痩せするタイプなのであろう。
 ソフィアは脱げば凄いタイプなのであった。
 所謂いわゆる隠れ巨乳と言うやつである。
 これで今日の楽しみが一つ増えた。

 図らずもオレの視線は、そこに行ってしまう。
 それに気付いたソフィアが恥じらいを見せた。

 オレはソフィアをベッドへ手招きした。
 白く透明感のある肌、背中まであるオレンジブラウンの長い髪をポニーテールにまとめ、サファイア・ブルーの瞳、小顔でスッキリとした顔立ち、彼女は、間違いなく極上の美女である。
 ベッドの上でソフィアを優しく抱きしめ、桜色の唇に口づけした。

 そのまま舌を絡め合い、ディープキスへと移行する。
 手に余るほどの大きくて形の良い乳房を揉みしだくと、声を上げ反応した。
 右手で淡い草叢を掻き分け、ソフィアの花弁はなびらに触れると小刻みに震えているのが分かった。
 ソフィアは何も言わないが、恐らく男を受け入れるのは、初めてなのだろう。

 乳房を舌で舐め回し、その先端を舌で刺激するとピクピクと反応し、声を出した。
 ソフィアのスイートスポットはここか。
 そのまま形の良い臍の周りを攻め、更に下に下がって、秘境に到達する。

 ソフィアの花弁はなびらの周囲を舌で舐めると、大きく仰け反った。
 随分と感度が良いようだ。
 ここが2つ目のスイートスポットか…

 花弁の上の濃いピンク色の突起を攻めると、面白いように反応した。
 中から蜜が滴り落ちてきて、指を入れると既に十分に潤っていた。

 オレはソフィアの脚を抱え、大きく開くとソフィアに言った。
「入れるけど、大丈夫?」

「はい、宜しくお願いします」

「分かった、オレに任せて」
 オレはソフィアの花弁はなびらの中心部にオレの男を充てがい、静かに中へ入った。
 その瞬間、ソフィアは歯を食いしばり、痛みに耐えていた。

 ソフィアの中は想像通り狭く、オレのモノが全部収まるには時間がかかった。
 ゆっくりと、静かに動かしながら慣らしていく。
 その度に苦痛の表情を浮かべていたが、やがてラブポーションの効果が効いてきたのか、中が広がり動かせるようになってきた。

 当然ながら、ことに及ぶ前に彼女にラブポーションを飲ませたのは言うまでもない。
 徐々に動きを速めて行くと、声を出して反応し時折、電気が流れるようにピクピクと痙攣した。
 ソフィアは感度が良く、既にイク直前までの高みにあるようだ。
 慣らし運転が終了したところでオレはアクセルを全開にした。
 ソフィアの腰を抱え、オレの腰を打ち付けると、ソフィアは反応し声を上げて何度も仰け反った。

 やがてお互いに絶頂ピークに到達すると、オレはソフィアの中に精を放った。
 そのままソフィアを抱きしめ、快感の余韻に身を任せる。

 その後オレとソフィアは体位を変え、何度も愛しあった。
 2時間にも及ぶ愛の行為が終わると、ソフィアは疲れて寝てしまった。

 起こすのも可愛そうだから、今夜はこのまま寝かせてあげよう。
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