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第9章 王都への帰還
第103話 トリンと『踊る銀ねこ亭』
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トリンの言う通り『踊る銀ねこ亭』の料理はどれも美味しかった。
決して派手さはないが、オフクロの味とでも言おうか、何処か郷愁を感じさせる懐かしい味なのだ。
トリンが特に気に入っているのは、鳥料理と煮物だった。
鶏肉のトマトソース煮、いかと大根の煮もの、白菜と鱈のクリーム煮などが、お気に入りだ。
それとマレーシア料理のサテーに似たスパイシーな味付けの焼き鳥やスープも毎回注文していると言う。
「銀ねこ亭の料理、とぉ~っても美味しいんだよね~」っとトリンは満面の笑みでご満悦の様子だ。
その言葉を聞いた女将がオレたちのテーブルへやってきた。
「トリンちゃん、嬉しいこと言ってくれるじゃないかい。
オバさん、嬉しいよ~」
「さぁ、これはあたしから心ばかりのお祝いだよ、食べとくれ」
そう言って女将が川エビの素揚げと鶏の唐揚げをサービスしてくれた。
それを見たトリンは大喜びだ。
「女将さん、ありがと~、これトリンの大好物だよ~」
「そうかいそうかい。
トリンちゃん、いつも美味しそうに食べてくれるからオバさんも嬉しいよ」
そう言って女将も嬉しそうだ。
「そう言えば、カイトさん、マリンの会社の社長なんだってね。
マリンを採ってくれてありがとね~」
「あ、いえいえ、マリンちゃん、物覚えが良いし、とても優秀で助かってます」
「そうかい、そう言ってもらえると、あたしも嬉しいよ」
「ところで来週のオレのホテルのプレオープン、来られそうですか?」
「こんな機会、滅多に無いから行かせて貰おうかねぇって、旦那とも話してたんだよ」
「マリンの働きぶりも、この目で確かめなきゃならないし、折角だから行かせてもらうよ」
「そうですか、分かりました。
じゃあ来週の月曜日お昼頃、迎えに来ますから準備しておいて下さいね」
「分かったよ、今から楽しみだね~。
この前マリンが帰ってきた時に聞いたけど、凄く良い所だって言うじゃないかい」
「そうですね~、湖があって綺麗な景色だし、温泉もあるので、とても良いところですよ」
「えっ、温泉もあるのかい?」
「はい、2種類の源泉があるので、滞在中は入り放題ですよ」
「いいのかい、そんな良いところに無料で招待してもらってさ~
少しだけど、お金払おうか?」
「いやいや、そんな必要ないです。
女将さんには、宿のベテラン経営者としてプロの目で厳しくチェックして欲しいんです」
「そうかい、それじゃお言葉に甘えさせて貰おうかね。
その代わり、ビシビシ指導させてもらうよ」
女将は自信満々であった。
その日はトリンも管を巻くこともなく、上機嫌で酒が捗った。
「女将さんとリゾートのこと話してましたけど、来週オープンなんですね」
「うん、来週の土曜日にプレオープンだよ。
マリンちゃんもいるから、帰ったら会えるよ」
オレはトリンに、この2ヶ月間の出来事を話した。
「え~、王女様と婚約したんですか?
それに温泉が2つになったのも知らなかったし、カイト様が旅に出たのも知らなかったなぁ」と何故かトリンは不満げだ。
「トリンが修行中に色々あったけど、これからは一緒に過ごせるし、新しい錬金釜も出来たんだから、仕事も頑張ってもらわなきゃね」
「はい、お仕事頑張ります」
そう言ってトリンはニッコリ笑った。
オレがトリンから修行中の色々な話を聞いているうちに、いつの間にか閉店の時間となった。
オレは『踊る銀ねこ亭』の今日泊まる部屋へ、トリンとレイも自分たちの部屋へ戻った。
夜中にドアがノックされ、トリンがオレの部屋に入ってきた。
「カイトさま、お待たせしました~」
「いや、別に待ってないけど…」
「え~、何でそんな事言うんですか。
トリン、待ってたよって言えば済む話じゃないですかぁ~」と唇を尖らせ怒っている。
オレは笑いながら言い直す。
「トリン、待ってたよ」
「そうです、それでいいんです」
「トリン、3ヶ月間ホントによく頑張ったね」
「カイト様、トリン、エライでしょ」
そう言って悪戯いたずらっぽく笑った。
細身の割にスタイルが良く、肩までのサラサラな黒髪で、笑うとドキッとするくらい可愛い、トリンはトビッキリの美少女なのだ。
「カイト様、今夜はご褒美として、私を可愛がって下さいね」
そう言ってトリンはオレに抱きつき口づけをせがんだ。
背丈が25cmも違うので、オレはベッドの端に腰掛けてトリンの要求に答えた。
そのままベッドへ倒れ込み、お互いの体を貪り合った。
これまでの経験から言って、オレとトリンの体の相性が良いのは分かっている。
お互いに気持ちいいところも熟知しているし、トリンの感度の良さも分かっていた。
オレがトリンを貫き、その度にトリンは敏感に反応し、歓びの声を上げた。
久しぶりに体を重ねたオレとトリンは、その夜何度も愛し合った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌朝『踊る銀ねこ亭』をチェックアウトし、オレたちは王宮へ向かった。
そのまま『秋桜の館』へ行き、ジェスティーナにトリンを紹介した。
「王女殿下、お初にお目にかかります。
カイト様の従者を務めます錬金術師のトリンと申します。
どうかお見知りおきのほど、宜しくお願い申し上げます」
トリンは普段からは想像もできない、礼儀正しい言葉遣いでジェスティーナに口上を述べた。
「トリンさん、初めまして、ジェスティーナです。
カイト様からあなたの話は聞いてました。
王都で3ヶ月間、錬金術の修行をされたそうですね」
「はい、ソラリア・シュヴェリーン師の元で修行させていただきました」
「トリンさんは、私と同じ16歳でしたよね。
ですから、内輪の会話では敬語は不要ですよ」
「はい、お心遣いありがとうございます。
でも、どのように話せばいいのか分かりません…」
「申し訳ありません、慣れるまでは、このままでお願いします」
「分かりました、でも無理しないでね」
オレは、アクアスター・リゾートへトリンと錬金釜を送り届け、3日後に戻るとジェスティーナに伝えた。
「分かったわ、でも叙爵の儀には送れないでね」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その日の午後、オレは『空飛ぶイルカ号』でソラリア師の錬金工房まで飛んだ。
トリンとレイは、ソラリア師の元へ行き荷物を整理していた。
オレはエミリアを乗せ、完成した錬金釜とトリンたちの私物を飛行船に積み込んだ。
「ソラリア様、3ヶ月間トリンを鍛えていただき、ありがとうございます」
「いえいえ、礼には及びません。
私もトリンがいてくれて、とても助かりましたから…
それに、カイト様の温泉に私までご招待いただき申し訳ないです」
「いえいえ、プレオープンで社員の訓練中ですから、ご満足いただけるか分かりませんが、ぜひいらして下さい」
「ほら、トリンもソラリア様に挨拶しなさい」
「師匠、3ヶ月間、色々とお世話になり、ありがとうございました。
来週温泉に来られた時は、心を込めておもてなしさせていただきます」
「そうかいそうかい、トリン、楽しみにしてるよ」
そう言ってソラリア・シュヴェリーンは今まで見せたことのないような満足そうな笑顔を見せた。
オレたちはタラップを上り飛行船に乗り込んだ。
ソラリア師がトリンに向かって頷きながら手を振っている。
先ほど師匠に挨拶した時は、見せなかった涙がトリンの頬を伝った。
「また、すぐ会えるから」
そう言ってオレはトリンを慰めた。
オレは飛行船の電源スイッチを入れ、ハッチ開閉ボタンを押すとタラップが格納され、自動的にハッチが閉まった。
コンソールのヘッドアップディスプレイには現在の気象情報と周囲の地図が3Dで表示されている。
離陸ボタンを押すとジェットエンジンが起動し、下向きの噴射を開始する。
船体がふわりと浮かび上がるとトリンがソラリア師に手を振る。
飛行船はゆっくりと地上30mまで浮上、上昇速度を加速し、一気に地上3000mまで上昇すると、ソラリア師の錬金工房は豆粒のように小さくなった。
巡航高度に到達すると、エンジンは90度回転し、水平飛行に移行した。
初めて飛行船に乗るトリンは、じっと窓外を見つめて空からの景色を楽しんでいた。
決して派手さはないが、オフクロの味とでも言おうか、何処か郷愁を感じさせる懐かしい味なのだ。
トリンが特に気に入っているのは、鳥料理と煮物だった。
鶏肉のトマトソース煮、いかと大根の煮もの、白菜と鱈のクリーム煮などが、お気に入りだ。
それとマレーシア料理のサテーに似たスパイシーな味付けの焼き鳥やスープも毎回注文していると言う。
「銀ねこ亭の料理、とぉ~っても美味しいんだよね~」っとトリンは満面の笑みでご満悦の様子だ。
その言葉を聞いた女将がオレたちのテーブルへやってきた。
「トリンちゃん、嬉しいこと言ってくれるじゃないかい。
オバさん、嬉しいよ~」
「さぁ、これはあたしから心ばかりのお祝いだよ、食べとくれ」
そう言って女将が川エビの素揚げと鶏の唐揚げをサービスしてくれた。
それを見たトリンは大喜びだ。
「女将さん、ありがと~、これトリンの大好物だよ~」
「そうかいそうかい。
トリンちゃん、いつも美味しそうに食べてくれるからオバさんも嬉しいよ」
そう言って女将も嬉しそうだ。
「そう言えば、カイトさん、マリンの会社の社長なんだってね。
マリンを採ってくれてありがとね~」
「あ、いえいえ、マリンちゃん、物覚えが良いし、とても優秀で助かってます」
「そうかい、そう言ってもらえると、あたしも嬉しいよ」
「ところで来週のオレのホテルのプレオープン、来られそうですか?」
「こんな機会、滅多に無いから行かせて貰おうかねぇって、旦那とも話してたんだよ」
「マリンの働きぶりも、この目で確かめなきゃならないし、折角だから行かせてもらうよ」
「そうですか、分かりました。
じゃあ来週の月曜日お昼頃、迎えに来ますから準備しておいて下さいね」
「分かったよ、今から楽しみだね~。
この前マリンが帰ってきた時に聞いたけど、凄く良い所だって言うじゃないかい」
「そうですね~、湖があって綺麗な景色だし、温泉もあるので、とても良いところですよ」
「えっ、温泉もあるのかい?」
「はい、2種類の源泉があるので、滞在中は入り放題ですよ」
「いいのかい、そんな良いところに無料で招待してもらってさ~
少しだけど、お金払おうか?」
「いやいや、そんな必要ないです。
女将さんには、宿のベテラン経営者としてプロの目で厳しくチェックして欲しいんです」
「そうかい、それじゃお言葉に甘えさせて貰おうかね。
その代わり、ビシビシ指導させてもらうよ」
女将は自信満々であった。
その日はトリンも管を巻くこともなく、上機嫌で酒が捗った。
「女将さんとリゾートのこと話してましたけど、来週オープンなんですね」
「うん、来週の土曜日にプレオープンだよ。
マリンちゃんもいるから、帰ったら会えるよ」
オレはトリンに、この2ヶ月間の出来事を話した。
「え~、王女様と婚約したんですか?
それに温泉が2つになったのも知らなかったし、カイト様が旅に出たのも知らなかったなぁ」と何故かトリンは不満げだ。
「トリンが修行中に色々あったけど、これからは一緒に過ごせるし、新しい錬金釜も出来たんだから、仕事も頑張ってもらわなきゃね」
「はい、お仕事頑張ります」
そう言ってトリンはニッコリ笑った。
オレがトリンから修行中の色々な話を聞いているうちに、いつの間にか閉店の時間となった。
オレは『踊る銀ねこ亭』の今日泊まる部屋へ、トリンとレイも自分たちの部屋へ戻った。
夜中にドアがノックされ、トリンがオレの部屋に入ってきた。
「カイトさま、お待たせしました~」
「いや、別に待ってないけど…」
「え~、何でそんな事言うんですか。
トリン、待ってたよって言えば済む話じゃないですかぁ~」と唇を尖らせ怒っている。
オレは笑いながら言い直す。
「トリン、待ってたよ」
「そうです、それでいいんです」
「トリン、3ヶ月間ホントによく頑張ったね」
「カイト様、トリン、エライでしょ」
そう言って悪戯いたずらっぽく笑った。
細身の割にスタイルが良く、肩までのサラサラな黒髪で、笑うとドキッとするくらい可愛い、トリンはトビッキリの美少女なのだ。
「カイト様、今夜はご褒美として、私を可愛がって下さいね」
そう言ってトリンはオレに抱きつき口づけをせがんだ。
背丈が25cmも違うので、オレはベッドの端に腰掛けてトリンの要求に答えた。
そのままベッドへ倒れ込み、お互いの体を貪り合った。
これまでの経験から言って、オレとトリンの体の相性が良いのは分かっている。
お互いに気持ちいいところも熟知しているし、トリンの感度の良さも分かっていた。
オレがトリンを貫き、その度にトリンは敏感に反応し、歓びの声を上げた。
久しぶりに体を重ねたオレとトリンは、その夜何度も愛し合った。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
翌朝『踊る銀ねこ亭』をチェックアウトし、オレたちは王宮へ向かった。
そのまま『秋桜の館』へ行き、ジェスティーナにトリンを紹介した。
「王女殿下、お初にお目にかかります。
カイト様の従者を務めます錬金術師のトリンと申します。
どうかお見知りおきのほど、宜しくお願い申し上げます」
トリンは普段からは想像もできない、礼儀正しい言葉遣いでジェスティーナに口上を述べた。
「トリンさん、初めまして、ジェスティーナです。
カイト様からあなたの話は聞いてました。
王都で3ヶ月間、錬金術の修行をされたそうですね」
「はい、ソラリア・シュヴェリーン師の元で修行させていただきました」
「トリンさんは、私と同じ16歳でしたよね。
ですから、内輪の会話では敬語は不要ですよ」
「はい、お心遣いありがとうございます。
でも、どのように話せばいいのか分かりません…」
「申し訳ありません、慣れるまでは、このままでお願いします」
「分かりました、でも無理しないでね」
オレは、アクアスター・リゾートへトリンと錬金釜を送り届け、3日後に戻るとジェスティーナに伝えた。
「分かったわ、でも叙爵の儀には送れないでね」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
その日の午後、オレは『空飛ぶイルカ号』でソラリア師の錬金工房まで飛んだ。
トリンとレイは、ソラリア師の元へ行き荷物を整理していた。
オレはエミリアを乗せ、完成した錬金釜とトリンたちの私物を飛行船に積み込んだ。
「ソラリア様、3ヶ月間トリンを鍛えていただき、ありがとうございます」
「いえいえ、礼には及びません。
私もトリンがいてくれて、とても助かりましたから…
それに、カイト様の温泉に私までご招待いただき申し訳ないです」
「いえいえ、プレオープンで社員の訓練中ですから、ご満足いただけるか分かりませんが、ぜひいらして下さい」
「ほら、トリンもソラリア様に挨拶しなさい」
「師匠、3ヶ月間、色々とお世話になり、ありがとうございました。
来週温泉に来られた時は、心を込めておもてなしさせていただきます」
「そうかいそうかい、トリン、楽しみにしてるよ」
そう言ってソラリア・シュヴェリーンは今まで見せたことのないような満足そうな笑顔を見せた。
オレたちはタラップを上り飛行船に乗り込んだ。
ソラリア師がトリンに向かって頷きながら手を振っている。
先ほど師匠に挨拶した時は、見せなかった涙がトリンの頬を伝った。
「また、すぐ会えるから」
そう言ってオレはトリンを慰めた。
オレは飛行船の電源スイッチを入れ、ハッチ開閉ボタンを押すとタラップが格納され、自動的にハッチが閉まった。
コンソールのヘッドアップディスプレイには現在の気象情報と周囲の地図が3Dで表示されている。
離陸ボタンを押すとジェットエンジンが起動し、下向きの噴射を開始する。
船体がふわりと浮かび上がるとトリンがソラリア師に手を振る。
飛行船はゆっくりと地上30mまで浮上、上昇速度を加速し、一気に地上3000mまで上昇すると、ソラリア師の錬金工房は豆粒のように小さくなった。
巡航高度に到達すると、エンジンは90度回転し、水平飛行に移行した。
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