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伯爵討伐

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 青年の呼び出したオークを従え、まずはバーボン伯爵を襲う。やつは丸々と太った豚のような領主だ。村を苦しめ、贅沢三昧。こんなことが許されていいわけがない。

 オークたちは、ご機嫌な表情で伯爵を拘束する。そして、SMチックな防具を装備した。

「や、やめてぇ~! こ……こんなことをして……ただですむと……ああああ! お尻、お尻だけはご勘弁をおおおお」
 バーボン伯爵は悲痛な叫びをあげる。だが、私にそんな声は届かない。

「やれ!」
 私はオークに命令を下した。

 今回は、青年の力によって、オークへの命令権を譲渡されている。
 なので、私はオークを従えることができているのだ。

 オークは、私が命令した通り、バーボン伯爵にあーんなことやこーんなことを始めた。
 とてもじゃないが、オークたちの所業は私には表現できない。
 これを私が表現してしまえば、このストーリーはR18になってしまう。
 やはり伏せておくべきだと私は思った。

「くっ……殺せ!」
 バーボン伯爵は、そう呟くと満足そうな笑みで豚のようにその場に転がった。

「この豚野郎が! お前がそれを言うか! ここでお前を殺すわけないだろう! 罪を償え!」
 私は、バーボン伯爵の頭を踏みつけた。
「は……はひ……あ……ありがとうございまーす」
「しっかりと反省せよ!」

 これであとは、侯爵ただ一人だけとなった。
 私たちは、オークを引き連れ、エミリアと共に侯爵の元へと向かった。

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