ゴブリンに襲われた魔法使い

１

「おはようございます、勇者さま」
「おはよう」
魔法使いは僕のことを出迎えてくれた。

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ギルド

「今日はこのクエストを受けようか」
「はい、洞窟でスライム狩りですね！！」
僕は旅立ちを始めたばかり。
そのため、修行を兼ねて、ギルドで簡単なクエストを受けているのだ。


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洞窟前

「なんか今日のお天気はあまりよくなさそうですね」
「そうだね・・・。いつもは晴れているのに、今日はなんだか雲行きが怪しいね。さっさと終わらせちゃおう」
「はい！！」
僕たちはこの後に何が起きるかなんて、考えていなかった。
知っていれば、この洞窟に入ることは無かっただろう。


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数十分後

「はぁあああああああ！！」ズバッ
「お見事です！！これで依頼は達成いたしました！！」
依頼で請け負った数のスライムを討伐し、魔法使いは回復魔法を僕にかけてくれる。


「君が補助魔法をかけてくれるから、順調だったよ。ありがとう」ニコッ
「///」ﾎﾟｯ
勇者の笑顔に、魔法使いは思わず恥ずかしくなる。


ｷﾞｷﾞｷﾞｯ


「あれ、なんか音を出したかい？」
「いえ、特に・・・。」
「おかしいな、今なんか聞こえたんだけどな」


「・・・」
岩の影から、何者かが勇者たちを見つめていた。

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僕たちは、洞窟の出口近くまで来ていた。

「勇者さま、この後お時間あるでしょうか？」
「特にないけど、何か用事でも？」
「いえ・・・その・・・///」
デートのお誘いになんて言えばいいか分からない魔法使いは言葉に詰まる。


「あの・・・そのですね・・・///」



魔法使いが覚悟を決めて、話そうとしたとき――――――――――


「ギャアァ！！！」ｺﾞﾂッ
「うぅ・・・」
ゴブリンが勇者を後ろから不意打ちした。


「勇者さまっ！？」
魔法使いは勇者に回復魔法をすぐにかけようとする。


しかし


「ギャッギャ！！」
「いや、近づいてこないで！！！」


ガツンッ！！！

ゴブリンは魔法使いの後頭部を殴り、気絶させた。


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「うっ・・・」
目を覚ます、魔法使い。

「あれ、私は何をしてたんだっけ・・・っ！？///」
思い出そうとしたが、目の前の状態で察する。


「ギャッギャ！！！」
衣服が破かれ、ゴブリンが自分の胸を吸っていた。


「この変態ゴブリン、離しなさい！！///」
しかし、体に力が入らず、うまく抵抗することができない。


「ギャー！！」ﾌﾞﾁｭｳ
「んんっ♡///」
ゴブリンは抵抗なんかおかまいなしで、乳首を吸う。
メスを自分の子種で孕ますことしか考えていない。


チュウーチュウー・・・

ゴブリンの巣になっていた洞窟の一部分では、乳を吸う音が鳴り響く。


「いやっ・・・。最悪・・・。
　今日は勇者さまとデートする日だったのに・・・
　なんでこんなことに・・・ああっ♡///吸いつくな！！♡///」
ゴブリンに対して喘ぐことしかできない魔法使いだった。


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一方　洞窟　出口近く

「あれ、何でこんなところに・・・」
勇者は地面から立ち上がり、思う。


「確か、依頼を達成して、それから・・・っ！？」
後ろから殴られたことを思い出す。


「魔法使いはどこだ！？」
急いで、先ほどまで一緒にいた魔法使いを探すのであった。