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コレは当然の流れでした。
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ついにこの日が来た!
新しい希望と絶望の
「よう三条、オハ幼女!」
「おう、死んでしまえ天木、おはよう。」
「ケイタ君、おはー、何か良い事あった?」
「花澤さん、おはよう。
まだナイショだ。」
朝、教室の当たり前の光景。
クラスメイトと当たり前に挨拶して、担任が来るのを待つ。
早く来てほしい、いや来なくてもい?
その瞬間が待ちどうしかもアリ、逃げ出したくもアル?
事前に聞いていたとはいえ、心配なのだ⁈
だって、今まで学校に通った事が無いって…
「ハーイ、皆んな席について下さーい!」
男子にも女子にも人気の担任女性教師が、女神サマの様な微笑みと優しく爽やかな声で、颯爽と教室に入ってくる!
「きりーつ!」
「れーぃ!」
「ちゃくりく!」
委員長の花澤さんの号令で、スムーズに進むはずが、
いつもの事だけど天木のつまらないギャグで、台無しで有る。
「ハーイ、天木く~ん、もっとセンスを磨こうね⁈
では、出席を、取る前に…」
「先生のドロボー、取ったらちゃんと返せよなー?」
笑いは起こらないが、舌打ちは聞こえたかも?
「天木くん、ごめんね?
アナタのトリッキーなお笑いや出席を取る前に今朝は優先事項が有ります。
桜庭さん、入り辛いかも知らないけど、入ってきて。」
来た!
ついに来た!
「…失礼します。」
森林を吹き抜ける風の様な、夏の暑さを忘れさせる風鈴の音色な様な涼やかに澄んだ声が、天木のギャグで澱んだ教室の空気を一瞬で変えた!
「ハーイ、転校生を紹介しま~す。
「桜庭 姫乃」さんです!
皆んな、仲良くしてあげてネ!」
ゴクッ?
一部の男子が息や唾を飲んだ?
はわわぁ~ん。
一部の女子がときめいた?
「初めまして、桜庭 姫乃と申します。
…幼い頃、病弱で満足に学校に通う事が出来ませんでした。
なので、歳は皆さんより一つ上に成ります…
多少、ズレた所も有ると思いますので、呆れず仲良くして下さい…ネ。」
…パチパチ、
パチパチパチパチーー!
「素敵、お友達になりましょう!」
「その覚悟ヨシッ‼︎
見習わねば!」
「チッ、病みアピールかよ?」
「お、推せるであります!」
反応は色々だが、まぁこんなモンだろう?
第一段階は無事済みそうだ!
俺が安堵していると、相変わらず空気を読めない奴が、
「桜庭さんは恋人居ないなら、ボクと付き合いま戦艦大和!」
また、天木が…?
「…恋人ですか?
恋人はいませんが、婚約者なら…居ますヨ?」
「やん、ガチお嬢様じゃない!」
「天木ぃ~、お前飛ばし過ぎだ!
俺たちが夢見る時間も無いじゃないか!」
「ボクがわるいのかぁ~い?
ごめん、ボクも立ち直れないかも?」
や、やばい!
ヤバいゾ!
「アレ、もしかして…
この学校に婚約者がいるから転校して来たとか?」
花澤さんが余計な事を言ってしまったよ!
「…まだ、ナイショ…ですよ。
その内に分かると思いますから。」
「や~ん、ミステリアス~ん⁇」
「チッ、リア充爆発しろ!」
…ギリ助かった。
姉さん、転校初日のスピーチを特訓するとか言ってたが、姉さんだけじゃないな、コレは?
数日前、
「あ、あのデスね?」
仁王立ちしたお袋が、
「京多、お前は女の子に恥をかかせる気かい?
父さんは、母さんのお腹に那由多が宿った時にはジタバタせずに入籍してくれたよ。」
「ソレ、百万回聞いた気がするよ。」
「まぁ、そもそもお兄ちゃんの時は母さんから迫ったんだけども。」
「ソレは一生聞きたくなかったよ!」
兄貴にも話せないよ!
さて、
俺だけリビングに正座させられ、姫乃サンは姉が抱きしめて、
「もう大丈夫だからね?」
みたいな事を言って、ヨシヨシしている?
言っておくが、まだキスもしていなければ、手も繋いで無いぞ!
まぁ、下着姿を見てしまった訳だけど、疾しい事はしていないぞ!
絶対!
「ちゃんと責任は取ってもらうぞ、
玲子にも来てもらって、お前たちの婚約式をする!」
「俺で良いのか、姫乃サンにも確認してくれよな!」
「わ、わたし、京多さんが良いデス!
京多さんじゃなきゃ嫌です!」
「オヤオヤ、なら問題無いね?」
「その様だね、母さん。
姫乃、アナタは今日この瞬間から、この私「三条 明日菜の妹」よ。
これからはお姉様と呼んで、
アスナお姉ちゃんも可よ!」
何だ、ソレ?
「…お姉さ…ま、京多サンを叱らないで下さい、悪いのは私なんです!」
「ヒメノ、アナタ本当に良い子ね!」
おそらく母も姉も真相は分かっているのだ!
分かってて、俺を追い詰めている!
あぁいいさ!
望むところだ!
ヒメも、姫乃も俺のモンだ!
ソレでいいんだろ!
「あ、あの、責任は取るよ。
姫乃サンは俺には勿体無い人だけど、俺で良ければ、そ、その、お願いします…。」
…悪かったな、ヘタレで!
「…だってよ、玲子?」
『えぇ、聞こえているわ!
ありがとう、京多くん!
私の事は「お母様」で良いからね!』
お袋の構えたスマホから玲子さんの顔の画像と声がする?
どうやら、全て聴かれていた様だ?
こうして、俺と姫乃サンは婚約させら……いや、婚約したのだ!
しかし、まだしばらくはクラスメイトに知られたく無い!
絶対、トラブルに巻き込まれるからだ!
「ねえねえ、ヒメノちゃんは何処に住んでるの?
この近所?
ソレともタワマン?」
「たわまんが何か分かりませんが、
今は京多サンのお家に下宿させて貰ってますよ。」
…?
終わった。
新しい希望と絶望の
「よう三条、オハ幼女!」
「おう、死んでしまえ天木、おはよう。」
「ケイタ君、おはー、何か良い事あった?」
「花澤さん、おはよう。
まだナイショだ。」
朝、教室の当たり前の光景。
クラスメイトと当たり前に挨拶して、担任が来るのを待つ。
早く来てほしい、いや来なくてもい?
その瞬間が待ちどうしかもアリ、逃げ出したくもアル?
事前に聞いていたとはいえ、心配なのだ⁈
だって、今まで学校に通った事が無いって…
「ハーイ、皆んな席について下さーい!」
男子にも女子にも人気の担任女性教師が、女神サマの様な微笑みと優しく爽やかな声で、颯爽と教室に入ってくる!
「きりーつ!」
「れーぃ!」
「ちゃくりく!」
委員長の花澤さんの号令で、スムーズに進むはずが、
いつもの事だけど天木のつまらないギャグで、台無しで有る。
「ハーイ、天木く~ん、もっとセンスを磨こうね⁈
では、出席を、取る前に…」
「先生のドロボー、取ったらちゃんと返せよなー?」
笑いは起こらないが、舌打ちは聞こえたかも?
「天木くん、ごめんね?
アナタのトリッキーなお笑いや出席を取る前に今朝は優先事項が有ります。
桜庭さん、入り辛いかも知らないけど、入ってきて。」
来た!
ついに来た!
「…失礼します。」
森林を吹き抜ける風の様な、夏の暑さを忘れさせる風鈴の音色な様な涼やかに澄んだ声が、天木のギャグで澱んだ教室の空気を一瞬で変えた!
「ハーイ、転校生を紹介しま~す。
「桜庭 姫乃」さんです!
皆んな、仲良くしてあげてネ!」
ゴクッ?
一部の男子が息や唾を飲んだ?
はわわぁ~ん。
一部の女子がときめいた?
「初めまして、桜庭 姫乃と申します。
…幼い頃、病弱で満足に学校に通う事が出来ませんでした。
なので、歳は皆さんより一つ上に成ります…
多少、ズレた所も有ると思いますので、呆れず仲良くして下さい…ネ。」
…パチパチ、
パチパチパチパチーー!
「素敵、お友達になりましょう!」
「その覚悟ヨシッ‼︎
見習わねば!」
「チッ、病みアピールかよ?」
「お、推せるであります!」
反応は色々だが、まぁこんなモンだろう?
第一段階は無事済みそうだ!
俺が安堵していると、相変わらず空気を読めない奴が、
「桜庭さんは恋人居ないなら、ボクと付き合いま戦艦大和!」
また、天木が…?
「…恋人ですか?
恋人はいませんが、婚約者なら…居ますヨ?」
「やん、ガチお嬢様じゃない!」
「天木ぃ~、お前飛ばし過ぎだ!
俺たちが夢見る時間も無いじゃないか!」
「ボクがわるいのかぁ~い?
ごめん、ボクも立ち直れないかも?」
や、やばい!
ヤバいゾ!
「アレ、もしかして…
この学校に婚約者がいるから転校して来たとか?」
花澤さんが余計な事を言ってしまったよ!
「…まだ、ナイショ…ですよ。
その内に分かると思いますから。」
「や~ん、ミステリアス~ん⁇」
「チッ、リア充爆発しろ!」
…ギリ助かった。
姉さん、転校初日のスピーチを特訓するとか言ってたが、姉さんだけじゃないな、コレは?
数日前、
「あ、あのデスね?」
仁王立ちしたお袋が、
「京多、お前は女の子に恥をかかせる気かい?
父さんは、母さんのお腹に那由多が宿った時にはジタバタせずに入籍してくれたよ。」
「ソレ、百万回聞いた気がするよ。」
「まぁ、そもそもお兄ちゃんの時は母さんから迫ったんだけども。」
「ソレは一生聞きたくなかったよ!」
兄貴にも話せないよ!
さて、
俺だけリビングに正座させられ、姫乃サンは姉が抱きしめて、
「もう大丈夫だからね?」
みたいな事を言って、ヨシヨシしている?
言っておくが、まだキスもしていなければ、手も繋いで無いぞ!
まぁ、下着姿を見てしまった訳だけど、疾しい事はしていないぞ!
絶対!
「ちゃんと責任は取ってもらうぞ、
玲子にも来てもらって、お前たちの婚約式をする!」
「俺で良いのか、姫乃サンにも確認してくれよな!」
「わ、わたし、京多さんが良いデス!
京多さんじゃなきゃ嫌です!」
「オヤオヤ、なら問題無いね?」
「その様だね、母さん。
姫乃、アナタは今日この瞬間から、この私「三条 明日菜の妹」よ。
これからはお姉様と呼んで、
アスナお姉ちゃんも可よ!」
何だ、ソレ?
「…お姉さ…ま、京多サンを叱らないで下さい、悪いのは私なんです!」
「ヒメノ、アナタ本当に良い子ね!」
おそらく母も姉も真相は分かっているのだ!
分かってて、俺を追い詰めている!
あぁいいさ!
望むところだ!
ヒメも、姫乃も俺のモンだ!
ソレでいいんだろ!
「あ、あの、責任は取るよ。
姫乃サンは俺には勿体無い人だけど、俺で良ければ、そ、その、お願いします…。」
…悪かったな、ヘタレで!
「…だってよ、玲子?」
『えぇ、聞こえているわ!
ありがとう、京多くん!
私の事は「お母様」で良いからね!』
お袋の構えたスマホから玲子さんの顔の画像と声がする?
どうやら、全て聴かれていた様だ?
こうして、俺と姫乃サンは婚約させら……いや、婚約したのだ!
しかし、まだしばらくはクラスメイトに知られたく無い!
絶対、トラブルに巻き込まれるからだ!
「ねえねえ、ヒメノちゃんは何処に住んでるの?
この近所?
ソレともタワマン?」
「たわまんが何か分かりませんが、
今は京多サンのお家に下宿させて貰ってますよ。」
…?
終わった。
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