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〜気持ちを新たに⁈
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喋る猫にアンドロイド猫、野良猫のボスやら妖怪猫一同さまなど、俺たちに協力してくれる【仲間】が次々に集まってくれている。
コレで人間の方も協力者が居れば、又違ってくるかも知らない?
この【世界】で俺は幾つかの【回避する事】がある。
【前の世界】で起きた不幸な出来事を繰り返さない為に!
その中で一番重要なのは【妹の死】だ。
その結果、両親は離婚した。
母について行った俺は、途中高校を辞めて就職した。
母が病に倒れたからだ。
父を頼ろうとしたが、既に会社も辞めて行方を眩ませていた。
俺たちが住んでいた家は無くなっていて、更地になっていた。
次が、【ある男の存在】だ。
クラスメイトだったカオルは、長かった髪を切り、茶髪に染めてある男の彼女になっていた。
どうやらソイツの好みらしい?
工場は、その男の父親が社長をしている大手企業の下請となり、逆らう事が出来ないからだ。
偶然にも、その企業は父の会社とは【ライバル関係】だった様だ。
そして、
【小動物の虐待死事件】である。
マロンはこの犯人に攻撃されて、亡くなった。
この3つは何としても回避したい!
「どうでしょうか、信頼出来る【人間】を仲間にされては?」
現在、参謀役のアンドロイド猫【メイメイ】がアドバイスをくれた。
最近は飼い主の女の子が眠ってから、夜中に俺の部屋に訪ねてくれる、猫とは言え女性が部屋にくるのは緊張するな?
「…人間の協力者って?
こんな信じがたい出来事を受け入れて、こんな面妖なメンバーの仲間に誰がなってくれるんだ?」
「私は自然発生したモノでは有りませんよ。
ちゃんと製作者がいるんです。」
「…その人を仲間にしろと?」
「ソレでも構いませんが、私が普通の猫で無いことを知っている方です。」
「君の飼い主とか?」
「いすずサンを危険な目に合わせる可能性があるなら、賛成出来ません。
ですが、私の【姉妹機】のオーナー達なら優秀な人材が居られますよ。」
「姉妹機って、メイメイみたいなのが他にもいるのかい?」
「柏木社長、お邪魔します!」
「あぁ、坊ちゃん待ってましたよ!」
ココはカオルの家【柏木鉄工】、出来上がった【注文の品】。取りに来た人物。
「いい歳した大人を【坊ちゃん】は無いですよ⁈」
「ハハハ、アッシは坊ちゃんのお祖父さんの事は【師匠】だと思ってますからね!
坊ちゃんは坊ちゃんなんですよ!
ソレより注文の品、見て下さいよ!」
「うん、頼んで大正解だよ。
完璧な仕上がりだよ!」
「ところでコレ、何のパーツなんです?」
「背骨だよ、【アンドロイドアニマル】のね!」
その男の名は【時村 翔太】、
メイメイの他、多くのロボットの開発者である。
主に「介護用」「災害救助用」などが多い。
最近では、カプセルトイ型の小型ロボットを作成した。
「又、オモチャかい?
いくら【親の遺産】が有るからって、無駄遣いはいけないなぁ?」
「…知ってる癖に、コレもちゃんとした【発明】なんだよ。
この子達は防犯用パトローラーなんだからね!」
メイメイ同型機の量産に乗り出した翔太さん。
果たして、シン君の良き仲間となるのだろうか?
コレで人間の方も協力者が居れば、又違ってくるかも知らない?
この【世界】で俺は幾つかの【回避する事】がある。
【前の世界】で起きた不幸な出来事を繰り返さない為に!
その中で一番重要なのは【妹の死】だ。
その結果、両親は離婚した。
母について行った俺は、途中高校を辞めて就職した。
母が病に倒れたからだ。
父を頼ろうとしたが、既に会社も辞めて行方を眩ませていた。
俺たちが住んでいた家は無くなっていて、更地になっていた。
次が、【ある男の存在】だ。
クラスメイトだったカオルは、長かった髪を切り、茶髪に染めてある男の彼女になっていた。
どうやらソイツの好みらしい?
工場は、その男の父親が社長をしている大手企業の下請となり、逆らう事が出来ないからだ。
偶然にも、その企業は父の会社とは【ライバル関係】だった様だ。
そして、
【小動物の虐待死事件】である。
マロンはこの犯人に攻撃されて、亡くなった。
この3つは何としても回避したい!
「どうでしょうか、信頼出来る【人間】を仲間にされては?」
現在、参謀役のアンドロイド猫【メイメイ】がアドバイスをくれた。
最近は飼い主の女の子が眠ってから、夜中に俺の部屋に訪ねてくれる、猫とは言え女性が部屋にくるのは緊張するな?
「…人間の協力者って?
こんな信じがたい出来事を受け入れて、こんな面妖なメンバーの仲間に誰がなってくれるんだ?」
「私は自然発生したモノでは有りませんよ。
ちゃんと製作者がいるんです。」
「…その人を仲間にしろと?」
「ソレでも構いませんが、私が普通の猫で無いことを知っている方です。」
「君の飼い主とか?」
「いすずサンを危険な目に合わせる可能性があるなら、賛成出来ません。
ですが、私の【姉妹機】のオーナー達なら優秀な人材が居られますよ。」
「姉妹機って、メイメイみたいなのが他にもいるのかい?」
「柏木社長、お邪魔します!」
「あぁ、坊ちゃん待ってましたよ!」
ココはカオルの家【柏木鉄工】、出来上がった【注文の品】。取りに来た人物。
「いい歳した大人を【坊ちゃん】は無いですよ⁈」
「ハハハ、アッシは坊ちゃんのお祖父さんの事は【師匠】だと思ってますからね!
坊ちゃんは坊ちゃんなんですよ!
ソレより注文の品、見て下さいよ!」
「うん、頼んで大正解だよ。
完璧な仕上がりだよ!」
「ところでコレ、何のパーツなんです?」
「背骨だよ、【アンドロイドアニマル】のね!」
その男の名は【時村 翔太】、
メイメイの他、多くのロボットの開発者である。
主に「介護用」「災害救助用」などが多い。
最近では、カプセルトイ型の小型ロボットを作成した。
「又、オモチャかい?
いくら【親の遺産】が有るからって、無駄遣いはいけないなぁ?」
「…知ってる癖に、コレもちゃんとした【発明】なんだよ。
この子達は防犯用パトローラーなんだからね!」
メイメイ同型機の量産に乗り出した翔太さん。
果たして、シン君の良き仲間となるのだろうか?
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