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増える従業員、増える気苦労?
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「あっ!
お、おかえりなさいませ、若社長!」
「おかえりなさいませ!」
……はぁ。
「若社長はやめてくれ、一ヶ谷、二ノ宮、三鶴城!」
最近、我が【民宿ひの】では新たにアルバイトを雇った…のだが、
「コラコラ、キミ達!
若旦那に無礼を働かないの!
ソレと、玄関周りの掃除が終わったら、いよいよ露天風呂の掃除だからね!」
「は、はい!」
「わかりました、姐さん‼︎」
「よし、いよいよだな!」
…コイツらは、ウチの露天風呂を覗こうとして、毎度守護乙女のお姉さん達にボコボコにされてる俺のクラスメイト達だ⁈
どうやらガーディアンの一人、【半沢 萌】さんの舎弟に成り下がったらしい?
「あの~萌さん、コイツらの事は甘やかさないでもっとこき使って良いですからね!」
学校でもちょいちょい問題を起こしてる様な連中だ、例えば女子更衣室を覗こうとしたり、近隣のの田畑(主に山バァの所)から農作物を盗み食いしたり、他校生と喧嘩したりと様々、なんでコイツらの為にも厳しくしないと?
①「フフフ、そんな心配は無用だ、日野!」
②「そうだぞ、オレ達は生まれ変わったんだ!」
③「約束したんだ、姐さんと!
…そ、その、…心を入れ替えれば…ゴニョゴニョ…。」
ん、約束とな?
「ハイハイ、無駄話はそこまでにして!
早くお風呂場の掃除を終わらせないと、時間が無くなるわよ!」
まるで俺たちの話しを遮る様に萌さんが三馬鹿たちを急がせた?
ん、時間とな?
「ハイ、姐さん!」✖︎3
騒がしくその場から居なくなったアイツらが気になって萌さんに質問する事に…
すると萌さん、とんでもない事をアイツらと約束していたそう…
「…混浴…
ほ、本気ですか、萌さん⁇」
「フフ、うん!
アタシさぁ、男兄弟の中で育ったから、あのくらいの悪ガキなんて弟を相手にしてるのと同じだもん!
だからね、別に気にならないし、その代わりにもう悪さはしないと約束したのね!
…そうだ、何なら若旦那も一緒に混浴する?」
「何いってんですか!
大の男が三人と混浴なんて、何かされたらどうするつもりですか!」
「…どうにか出来ると思う、あの子らがアタシの事?」
「…悶々とした男子高校生の底力は筋肉男の火事場のクソ力に匹敵するんですよ!
いくら萌さんが格闘技の有段者だからって……ん、違いました?」
「アニキや弟たちと喧嘩して負けた事はないけど、本格的に格闘技は習ったことは無いよ。
護身術はソレなりに学んだけどね、大丈夫大丈~夫!」
まぁ他の守護乙女のお姉さん方もいるし、大丈夫なのか?
「あ、そうだ!
ねぇ若旦那?」
「な、なんでしょ?」
「お客さんに温泉に水着着用で入る件だけど…」
…あぁ、そうか?
俺、テッキリ萌さんがアイツらと全裸で混浴するのかと…
「…う~ん、アタシはお風呂の中で水着着用は抵抗あるから、着ないで温泉を堪能するよ!」
オイ‼︎
「…でね、その件もふくめて若旦那にお願いしたい事があんのよ!」
は?
お、おかえりなさいませ、若社長!」
「おかえりなさいませ!」
……はぁ。
「若社長はやめてくれ、一ヶ谷、二ノ宮、三鶴城!」
最近、我が【民宿ひの】では新たにアルバイトを雇った…のだが、
「コラコラ、キミ達!
若旦那に無礼を働かないの!
ソレと、玄関周りの掃除が終わったら、いよいよ露天風呂の掃除だからね!」
「は、はい!」
「わかりました、姐さん‼︎」
「よし、いよいよだな!」
…コイツらは、ウチの露天風呂を覗こうとして、毎度守護乙女のお姉さん達にボコボコにされてる俺のクラスメイト達だ⁈
どうやらガーディアンの一人、【半沢 萌】さんの舎弟に成り下がったらしい?
「あの~萌さん、コイツらの事は甘やかさないでもっとこき使って良いですからね!」
学校でもちょいちょい問題を起こしてる様な連中だ、例えば女子更衣室を覗こうとしたり、近隣のの田畑(主に山バァの所)から農作物を盗み食いしたり、他校生と喧嘩したりと様々、なんでコイツらの為にも厳しくしないと?
①「フフフ、そんな心配は無用だ、日野!」
②「そうだぞ、オレ達は生まれ変わったんだ!」
③「約束したんだ、姐さんと!
…そ、その、…心を入れ替えれば…ゴニョゴニョ…。」
ん、約束とな?
「ハイハイ、無駄話はそこまでにして!
早くお風呂場の掃除を終わらせないと、時間が無くなるわよ!」
まるで俺たちの話しを遮る様に萌さんが三馬鹿たちを急がせた?
ん、時間とな?
「ハイ、姐さん!」✖︎3
騒がしくその場から居なくなったアイツらが気になって萌さんに質問する事に…
すると萌さん、とんでもない事をアイツらと約束していたそう…
「…混浴…
ほ、本気ですか、萌さん⁇」
「フフ、うん!
アタシさぁ、男兄弟の中で育ったから、あのくらいの悪ガキなんて弟を相手にしてるのと同じだもん!
だからね、別に気にならないし、その代わりにもう悪さはしないと約束したのね!
…そうだ、何なら若旦那も一緒に混浴する?」
「何いってんですか!
大の男が三人と混浴なんて、何かされたらどうするつもりですか!」
「…どうにか出来ると思う、あの子らがアタシの事?」
「…悶々とした男子高校生の底力は筋肉男の火事場のクソ力に匹敵するんですよ!
いくら萌さんが格闘技の有段者だからって……ん、違いました?」
「アニキや弟たちと喧嘩して負けた事はないけど、本格的に格闘技は習ったことは無いよ。
護身術はソレなりに学んだけどね、大丈夫大丈~夫!」
まぁ他の守護乙女のお姉さん方もいるし、大丈夫なのか?
「あ、そうだ!
ねぇ若旦那?」
「な、なんでしょ?」
「お客さんに温泉に水着着用で入る件だけど…」
…あぁ、そうか?
俺、テッキリ萌さんがアイツらと全裸で混浴するのかと…
「…う~ん、アタシはお風呂の中で水着着用は抵抗あるから、着ないで温泉を堪能するよ!」
オイ‼︎
「…でね、その件もふくめて若旦那にお願いしたい事があんのよ!」
は?
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