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小さな相棒に更に小さな相棒をお付けします‼︎
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「ソレは穏やかじゃないな?」
俺の周りでこんな非常識な相談出来そうな男友達は……この世界の男子ではダメだろうなぁ?
…いや、まぁ友達があまりいないのは認めるけど、ゼロでは無いんだ!
田舎町の学校だから元々生徒たちが少なかったんたよ‼︎
なので、元父さんの冒険者仲間で俺とも親しくしてくれてるこのアニキに相談に来たのだ⁈
もしサクラさんで無くて、オレにこんなアニキがいたら又違った五年間だったかもしれない…
まぁそれはさておき⁈
元の世界に戻り、前世の弟でもある【勇者】の手助けをしたいと言う妖精のファム⁈
「死にたいって、その話しアキトが直接聞いたのか?」
「…実はさ、マイヤから相談されて…
なんでもそんな事をチラって漏らしたらしいんだ、弟さんにもしもの事があったら、自分の命をあげてでも助けるって。」
「…あの子の場合は、それが可能だからなぁ?
相当強いのかな、そのラスボスは?」
自分の世界の魔王とは既に【友達】らしくて、父さん共々酒呑み友達らしい?
父さんたちが元居た世界はファムの世界に比べるとそんなに切羽詰まる状況では無いのだとか?
それでも勇者召喚をした王国…
サリーと言う【最終兵器少女】を作らせた王国…
「…で、その肝心なファムは今どうしてるんだ?」
「…それが、家でスマホと格闘してるよ?」
「なぬ、すまほ?
すまほって、このスマホの事か?」
「…持ってんのかよ⁈」
「オゥ、フラン嬢ちゃんがくれたぞ。
カエデ達も【防犯ブザー付き】をもらってた様で、保護者でも有るオレ様も持ってないと意味ないとか言われてな!」
…さいですか。
さてスマホと言っても、ファムに渡したスマホは妖精用に小さくしたとかでは無くて、ファムのサポート役として、とある企業に作ってもらった【スマホ型変形ロボット】だそうた?
父はゴー〇〇ライターみたいだと言っていたが…なんだソレ?
「実はファムって携帯電話さえ無い時代の人だったんだ!」
「…だったんだぁ~言われても、オレだって最近勧められて【スマホ】を覚え始めたんだゼ?
まぁ、オレ様はそこそこ頭が良いから扱えてるが、妹は全くチンプンカンプンらしいぞ?」
何気にドヤ顔してるオウガ兄貴⁈
しかもイケメンだからなんか余計にムカつく⁈
「…ライガもメイヤに教わって、パズルゲームぐらいはしてるみたいだよ?
まぁ、してるだけで、使えてる様には見えなかったケドね?」
「なんじゃそりゃ?」
俺たちは言葉遊びでもしているかの様に会話を楽しんでいたが、
「オーイ、オウガさーん!
こっちの様子を確認してくれないか~い!」
「オー、いま行く!
悪いアキト、ちょっと待っててくれ。
ココでは俺、皆んなから頼られていてな?
オーイ、どうしたぁ~?」
……頼りにしているのは俺だけではない様だ?
白衣姿もどうやらコスプレって訳でも無さそうだな?
地下空間のあちこちに設置してある装置、ソレらを繋げる様に送電線やら塩ビパイプやらが延びている?
理屈はわからないけど、こちらの【科学】に兄貴たちの世界の【魔法】なども利用して、この地下の設備は動いているらしい?
厨二病を拗らせてるアイツが見たら泣いて感動しそうな光景だ。
「…ん、このままの数値を保つ様に調節を怠らないでくれ、ソレとちゃんと交代して休憩をとれよ!」
「ハイ、ありがとうございます、オウガさん!」
数人の白衣の若者から尊敬の眼差しで見られているオウガ兄貴、ちょっとオレまで良い気分?
「ワリィ、…で、ファムはスマホを扱えそうか?」
「…ハハ、ファムがってより、スマホが上手くファムを扱ってるみたいだよ?」
「…そういえばテツジンの奴は【ゴールドなんとか】って言ってたらしいけど、それって何の事だ?」
「…そのスマホなんだけど、島分の意思があってな、何というか、ロボットなんだよ。
しかも【女の子】のね⁈」
「もぅファムちゃん、そういう時はワタシの【画像検索】機能を使えば直ぐに分かるって教えたでは有りませんか⁈」
「…だってスゥちゃん!
子供の頃からわからない事は辞書や百科事典で調べてたのよ!
ソレにあっちの行ったら、どうせねっとも繋がらないんだから役に立たないよ、そんなの!」
「ワタシの内蔵データは500GB程ほどですが、転移門近辺ならネット回線に接続に出来る様にオウガさん達が調整中です!」
よくわからないのだけど、普通のスマホが変形して、リカちゃん人形サイズの女の子ロボになって、同スケールの妖精ファムと仲良くケンカ…いや、旅支度をしてるらしい?
スゥちゃん…ファムが名付けた相棒の名前、スマホだから…まぁ本スマホはとても気に入ってるみたいだ。
日野家の縁側は何やら今にもピーターパンでも現れて、
「ケンカはやめなよ!」
なんて仲裁を始めそうだ?
俺の周りでこんな非常識な相談出来そうな男友達は……この世界の男子ではダメだろうなぁ?
…いや、まぁ友達があまりいないのは認めるけど、ゼロでは無いんだ!
田舎町の学校だから元々生徒たちが少なかったんたよ‼︎
なので、元父さんの冒険者仲間で俺とも親しくしてくれてるこのアニキに相談に来たのだ⁈
もしサクラさんで無くて、オレにこんなアニキがいたら又違った五年間だったかもしれない…
まぁそれはさておき⁈
元の世界に戻り、前世の弟でもある【勇者】の手助けをしたいと言う妖精のファム⁈
「死にたいって、その話しアキトが直接聞いたのか?」
「…実はさ、マイヤから相談されて…
なんでもそんな事をチラって漏らしたらしいんだ、弟さんにもしもの事があったら、自分の命をあげてでも助けるって。」
「…あの子の場合は、それが可能だからなぁ?
相当強いのかな、そのラスボスは?」
自分の世界の魔王とは既に【友達】らしくて、父さん共々酒呑み友達らしい?
父さんたちが元居た世界はファムの世界に比べるとそんなに切羽詰まる状況では無いのだとか?
それでも勇者召喚をした王国…
サリーと言う【最終兵器少女】を作らせた王国…
「…で、その肝心なファムは今どうしてるんだ?」
「…それが、家でスマホと格闘してるよ?」
「なぬ、すまほ?
すまほって、このスマホの事か?」
「…持ってんのかよ⁈」
「オゥ、フラン嬢ちゃんがくれたぞ。
カエデ達も【防犯ブザー付き】をもらってた様で、保護者でも有るオレ様も持ってないと意味ないとか言われてな!」
…さいですか。
さてスマホと言っても、ファムに渡したスマホは妖精用に小さくしたとかでは無くて、ファムのサポート役として、とある企業に作ってもらった【スマホ型変形ロボット】だそうた?
父はゴー〇〇ライターみたいだと言っていたが…なんだソレ?
「実はファムって携帯電話さえ無い時代の人だったんだ!」
「…だったんだぁ~言われても、オレだって最近勧められて【スマホ】を覚え始めたんだゼ?
まぁ、オレ様はそこそこ頭が良いから扱えてるが、妹は全くチンプンカンプンらしいぞ?」
何気にドヤ顔してるオウガ兄貴⁈
しかもイケメンだからなんか余計にムカつく⁈
「…ライガもメイヤに教わって、パズルゲームぐらいはしてるみたいだよ?
まぁ、してるだけで、使えてる様には見えなかったケドね?」
「なんじゃそりゃ?」
俺たちは言葉遊びでもしているかの様に会話を楽しんでいたが、
「オーイ、オウガさーん!
こっちの様子を確認してくれないか~い!」
「オー、いま行く!
悪いアキト、ちょっと待っててくれ。
ココでは俺、皆んなから頼られていてな?
オーイ、どうしたぁ~?」
……頼りにしているのは俺だけではない様だ?
白衣姿もどうやらコスプレって訳でも無さそうだな?
地下空間のあちこちに設置してある装置、ソレらを繋げる様に送電線やら塩ビパイプやらが延びている?
理屈はわからないけど、こちらの【科学】に兄貴たちの世界の【魔法】なども利用して、この地下の設備は動いているらしい?
厨二病を拗らせてるアイツが見たら泣いて感動しそうな光景だ。
「…ん、このままの数値を保つ様に調節を怠らないでくれ、ソレとちゃんと交代して休憩をとれよ!」
「ハイ、ありがとうございます、オウガさん!」
数人の白衣の若者から尊敬の眼差しで見られているオウガ兄貴、ちょっとオレまで良い気分?
「ワリィ、…で、ファムはスマホを扱えそうか?」
「…ハハ、ファムがってより、スマホが上手くファムを扱ってるみたいだよ?」
「…そういえばテツジンの奴は【ゴールドなんとか】って言ってたらしいけど、それって何の事だ?」
「…そのスマホなんだけど、島分の意思があってな、何というか、ロボットなんだよ。
しかも【女の子】のね⁈」
「もぅファムちゃん、そういう時はワタシの【画像検索】機能を使えば直ぐに分かるって教えたでは有りませんか⁈」
「…だってスゥちゃん!
子供の頃からわからない事は辞書や百科事典で調べてたのよ!
ソレにあっちの行ったら、どうせねっとも繋がらないんだから役に立たないよ、そんなの!」
「ワタシの内蔵データは500GB程ほどですが、転移門近辺ならネット回線に接続に出来る様にオウガさん達が調整中です!」
よくわからないのだけど、普通のスマホが変形して、リカちゃん人形サイズの女の子ロボになって、同スケールの妖精ファムと仲良くケンカ…いや、旅支度をしてるらしい?
スゥちゃん…ファムが名付けた相棒の名前、スマホだから…まぁ本スマホはとても気に入ってるみたいだ。
日野家の縁側は何やら今にもピーターパンでも現れて、
「ケンカはやめなよ!」
なんて仲裁を始めそうだ?
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