俺、お兄ちゃんにナリます! 異世界妹が出来ましたよ⁈

猫寝 子猫

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小さな相棒をお届けします。

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 …今回は完全に【外部】の協力が大きい!

 お社の建て替えは【組織】から各プロの方々に進めてもらっているで実は別のプロジェクトが進行しているのだ。


 「…へ、へぇ、コレがその【狭間の門】かぁ…?

 大丈夫なのか?」


 「はい、今は封をしてますが、あの小さななら大丈夫かと?」

 そう説明してくれたのはきつね子のお父さんで霊狐さま⁈

 お父さんって言うからオジサマかと思いきや?

 見たところ、宮司姿がイケてる大学院生みたいな年恰好の若者が和かに現れたのだ‼︎

 「皆さんには普段、娘たちが仲良くしてもらいまして、感謝しております。」

 琥珀姫によると、彼女より若干若いが立派に神格を持った方なんだそうだ?

 まぁ見た目の年齢は琥珀姫さま同様当てにならないみたいだ。

 でもちゃんと耳や尻尾を隠してとしてのお仕事もこなしているそうだ?

 最近、駄菓子屋の兄ちゃんに勧められてSNSとか始めたらしく、フォロワーが二千人ほどいるそうだ?

 話しが逸れたが、ファムをの世界に帰す事は思っていたよりも早そうだ?

コレは【施設】でも知っている人はウチの父を含めてもほんの一部の人しか知らない【極秘事項】らしい?


 …目的とする異世界と行き来出来る⁈

 まだ完璧なモノではないし、コチラの世界の科学力でどこまで制御出来るかまだまだデータが足りないのだ、そうが‼︎



 「アレ~、お兄ちゃんだ?

 どうしたの、お参りに来たの?」

 何やら賑やかにワイワイと現れたのは三人の妹達…

 「おやメイヤ達か、ソレと…」

 「「こんにちは!」」

 シラユキちゃんとカエデちゃんがハモって挨拶してくれた♡

 「やぁこんにちは。

 二人とも、いつもメイヤやサリーたちと仲良くしてくれてありがとうね……って二人共、今日は巫女装束じゃないんだね?」


 メイヤ達と一緒に現れたのはきつね子姉妹の二人?

 二人とも何か見覚えのある子供服を着て居る?

 「さすがお兄ちゃん!
そうだよ、二人にはメイヤやサリーちゃんの服を貸してあげたんだよ‼︎」

 …そういえば、マイヤは少年っぽい服多いからな?

 (オレのお古とか。)

 「あのね、これからでね、でお買い物するの!」

 嬉しそうにきつね子妹のカエデちゃんが話してくれた。

 なんでもに必要なモノを駅前商業施設に買いに行くのだそうだ。

 
 
 実は、きつね子姉妹はメイヤ達と同じ小学校に通う事が決まったのだ!
 そうから来た幼い【来訪者】として…。

 「子供だけで大丈夫か?
 なんなら俺が…」

 「大丈夫だよ、フランちゃんと葉月お姉さんがついてきてくれるから!」


 ん、葉月?

 東京に住んでる俺の従姉弟だが、いつ来た?


 ここはお姉さんの言う事を良く聞く様にと言っておくべきか?

 
 楽しそうな妹たちを見送り、本命の秘密に建造中の異空間ゲートを見学させてもらう?

 「…おう、アキト来たか?」

 「…オウ兄さん、なんだ白衣なんか着て?」

 「ふふん!
どうだ、頭良さそうに見えるか?」

 スタッフに混じって白衣なんか着て、学者気分を味わってる人狼サンは割と有能なんだって、我孫子道さんが驚いていた…本当に⁇

 何でもコチラの世界の科学とアチラの魔力のバランス良い融合に多大な功績を挙げているそうだ?

 外からはわからない様に社務所の地下に秘密の地下室を作り、そこに空間ゲートを設置したそうだ?


 …んん、この表現だと社務所の下に地下室を作った様に聞こえるな?

 そうじゃないんだ、地下室は元々あったんだ!

 その上に新たな社務所を作ったんだ、どうやら昔の【防空壕】の様なモノがこの場所にあったらしくて…

 誰に説明してるんだ、俺?


 「それにしてもココ凄いぜ、どんなに魔力を使っても、直ぐに回復するんだ!

 これなら転移門ゲートの拡張も可能だろう、後は野となれ山となれだけどな!」

 「…野になったら困るんだけど?」

 「ハハハ、いけね~。

山バァちゃんの口癖が移ったらしいな?」


 この土地は山バァの土地だ、例のもその昔にの青年団が作った防空壕とは思えないと言っていた?

 でも確かにに作ったのは間違いない。

 そんな謎空間を利用しようとか大丈夫なの?


 「…で、ファムの方はどうなんだ、準備良さそうか?」


 「…それがね…」

 実はその事もあって、今日はココにきたのだが…。


 「ファムって、死ぬつもりで元の世界に帰りたいらしいんだ?」
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