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野点でござる…いえ、ございます。
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「おお、コレはハルカ殿と……亜美殿とお呼びしても構わないだろうか?」
突然ですが、とても女子高生とは思えない口調で、女騎士から女侍に職替えしたらしいシェラの登場に加東さんが緊張する。
「はぁ、…ソレでイイです。」
「アハ、シェラちゃんと…そっちの子は?」
ハルカに案内されて加東さんがヒノキの露天風呂(一部屋根付き)をまったりゆったり堪能していると、日野家暫定長女のシェラが露天風呂に現れたのだか、あのお淑やかなお姫様を連れ立って来たのだ…?
「…あ、あのハジメマシテ!
ソニアと申しますっ!」
若干緊張している様?
「…綺麗なツノ…と綺麗なウロコ…龍人の人だね、はじめまして!
この近所に住んでるハルカだよ、うわーシェラちゃんに負けず劣らず美人…いや美少女だね~?
眼福、眼福‼︎」
何をもって眼福なのはおいといて…
「あ、あの加東です、【加東 亜美】、東京から今日のお祭りの手伝いに来てますっ!」
…風呂場なので見えてしまうのは当たり前だけど、ソニア嬢の膝側面や肩、脇腹には少々【ウロコ】が有るのだ、コレが湯に入るとほんのりピンクに染まったりするのが、ファンタジーと言うか、とにかく綺麗なのだ。
なので、ついつい見てしまうハルカと亜美?
「…あ、あのあまり見ないでください、恥ずかしいですっ‼︎」
「ええ~、ダメなの~、とっても綺麗なのに~!
ちょい触ってもイイかな?」
ちょっとふざけてハルカがソニアに近づくと、
「だ、ダメですっ!
助けて、シェラお姉様っ‼︎」
…お姉様?
オヤオヤ。
「ハルカ殿、おふざけが過ぎますよ。
あまり、ソニアを困らせないでください。」
「あ、アレ、ごめんねソニアちゃん!
冗談だったんだけど、怖がらせてごめんなさいっ!」
隣りて加東が呆れながら、
「ハルカさんって、そっちの趣味の人なんだぁ、ワタシも狙われてる?」
と、からかいだした?
「もう【アーミー】までぇ~⁈」
女湯はキャキャウフフな世界に凸入した!
「シェラちゃんたちは休憩?」
落ち着いたところで、四人湯船に浸かりまったりしていたが、何かを察した様にハルカがシェラに訊ねる?
「いえ、この後に【野点】が有るので、【和装】になる前にサッパリしておこうかと…。」
「…のだて…って、なんです?」
聞いてない様な感じで加東さんかシェラに訊ねる?
「普段、ワタシが修練に使わさせてもらってる浦島老の竹林に野点の席を用意したのだ。
…そこで、サクラ姉様が客人らに【茶】を振舞う。
コレを持って、【見合い】とするらしい⁈」
昨晩、暁人と聖歌、監視員三人とで突貫工事的に準備した【野点】会場?
シェラの練習相手の【木人くん】も一時移動して、まるで始めからそこに有った様な趣きある場所が出来た⁈
「えっと、シェラさんたち【お着物】とか着るの?」
金髪のシェラが着物⁈
何かソレもイイなぁ…
「あぁ、サクラ姉様に教わってな。
それにしても【茶道】とはなんと奥深いものか、【騎士道】に通ずるところがなる様な…」
…道しか合ってないじゃん?
って思っても口にしないハルカ?
「へ、へぇ~そうなんだね?
で、ソニアちゃんも?」
無難に龍の美少女に話しを振ると、
「は、はい、お手伝いをさせてもらいます。
昨日、【衣装合わせ】と言う事で、私も【お着物】を着させてもらいましたが、少し不思議な感じでした。
私たち【一族】の巫女が神事の際に纏う装束に似ている様な、気が引き締まりました!」
「へぇ、わかるわかる、私もお正月に振袖着ると、そんな感じだもん!」
振袖と巫女装束…同じお正月に見かける【和装】だけど、大分意味が違くないかい?
「へぇ~そうか~、サクラお姉さんは【お茶】の心得が有ったのかぁ~、なら【お花】や【お琴】とかも出来るのかなぁ~?
もしかしてサクラお姉さんって、本当は【イイとこのお嬢さん】なのかしらん?」
「ん~? いや、何でも職場の上司に【花嫁修行】の一環だからと教え込まれたとか言っておられたが…?」
サクラさんの職場の上司って、あの人ぐらいしか思い浮かばないンデスけど?
ホームパーティーも午前の部が終わり、午後の部(午後五時迄)も好評で終わりを迎えようとしていた。
この後は特別に招待されている人たち向けの【夕刻の部】(仮)が行われる…
そう【野点】を始めるのだ。
参加者は翼人のアマネ、人狼のイオ、龍人のジークフリード、そして…
「皆さん、本日はよくお越し下された。
茶の作法などは気にせず、まぁこの【雰囲気】を味わって下され。」
日野家の主、【日野 鉄人】和かに控えていた⁇
「は、はいっ、ありがとうございますっ!」
アマネだけが必要以上に緊張している、当然だ。
後の二人はこの家長がどれだけ【危険】な存在か知らないのだから。
「初めて飲む方でも、苦くないお抹茶を選びましたから飲みやすいと思いますので。」
そう睦月が説明してくれた?
今回、睦月は【茶坊主】役らしい?
他にもサクラお姉さんのお手伝いとして、メイヤ、マイヤ、サリー、フランチェシュカも愛らしく【着物】を着て、お茶の後にお出しする【和菓子】の用意などをしていた。
…そして何故かシェラも着物を着て、お琴を奏でていた?
しかも【大正琴】などでは無く、本格的な【箏】をだ⁈
後で聞いたのだが山バァが女時代に【女学校】で習っていたらしく、この数日通いで教わっていたそうだ?
コレが意外とソレっぽく聴こえるので不思議だ?
多分通常よりゆっくり奏でているんだと思うが、ソレでも大したものだ?
不器用な様でも、剣術には直向きに修練を繰り返す様な娘だ。
根が真面目なシェラだからこそ、ここまで琴を弾く事が出来たのだろう。
正式な曲名は知らないが『サクラ、サクラ』と言えば「ああ、アレな?」ってわかってもらえるだろうか?
金髪和装美少女のシェラが野点の場所に【艶やかさ】をそえていたのは間違いなかった。
しかし、そんなシェラと並び立つ様に、優雅に【お茶】を立ている本来の主役【石動 サクラ】!
元々黒髪ロングの純和風美人なのた、着物姿が様になるというか、京友禅のカタログのモデルさんみたいに綺麗だ!
「…フフ、どうぞ足を崩して楽にして下さい。」
などと、正座に慣れていない三人に声をかける。
「そ、そうですか?
なら、遠慮なく。」
真っ先に足を崩したのはジークだった。
イオは始めから胡座だった。
アマネはと言うと、上司が正座を続けているのに足を崩すなんて…
「…さて、ワシも楽にさせてもらおうかな。」
察してくれたのか、鉄人氏が足を組み直してくれた。
さすがは【慕われる上司】だ!
「で、では私も…お言葉に甘えまして…」
と、喜んで足を楽にするアマネ…やはり異世界の方には正座は辛いのかも?
まぁ、こっちの世界の人でも足が痺れて苦手だと言う人が多いけどね。
「…どうぞ、お口に合うとよろしいのですが…。」
「け、け、結構なお手前でっ!」
慌てて取って付けた様にジークが礼を述べ、初めての抹茶を口にした。
「うむ、ご馳走になるっ!」
と言って、一気に飲み干すイオ、口の周りに泡が付いているゾ。
「…頂きます…。」
差し出された茶器をくるくる回してから音を立てて飲み干すアマネ…。
…スゴくオレ流、我が意を尽くしている様な各人の飲み方、多分だけど其々それとなくレクチャーはしたりされたりしている様だ?
正しいかどうかはさておきね?
「…コ、コンビニの【抹茶オレ】とは段違いに美味いデスっ!」
って、子供っぽく喜んでいるジークフリード。
「うむ、薬草の汁もこのくらい美味いと飲むのも苦にならないのだがな!」
どうやら褒め言葉のつもりらしいイオ?
…この馬鹿二人は相変わらずだな?
「…ほんのりと甘味が…
もしや、お砂糖を?」
「…はい、【和三盆】を少々加えさせて頂きました。
ですので、ジークさんが【抹茶オレ】とお比べになるのも、間違いではありませんね。」
「えっ、本当ですか⁈
ソレは嬉しいデスっ!」
…この馬鹿トカゲめっ!
サクラさんはお前に恥を掛けさせない様に強引に話を寄せてくれたのだ!
そもそもお前、【和三盆】が何か知っているのか?
そう心の中でツッコミを入れているアマネ⁈
…実はナンだが、
イオ、アマネ、ジークフリードは一時、同じ学舎で共に学んでいた事がある、言わば【クラスメイト】なのだ⁈
その頃からの腐れ縁なのだが、同じ王族で、種族的にもライバルと言うか、悪友と言うか、お互い色々と悪目立ちしていた様な、実は三人とも気の置けない仲なんだと。
…へ、へぇ~?
突然ですが、とても女子高生とは思えない口調で、女騎士から女侍に職替えしたらしいシェラの登場に加東さんが緊張する。
「はぁ、…ソレでイイです。」
「アハ、シェラちゃんと…そっちの子は?」
ハルカに案内されて加東さんがヒノキの露天風呂(一部屋根付き)をまったりゆったり堪能していると、日野家暫定長女のシェラが露天風呂に現れたのだか、あのお淑やかなお姫様を連れ立って来たのだ…?
「…あ、あのハジメマシテ!
ソニアと申しますっ!」
若干緊張している様?
「…綺麗なツノ…と綺麗なウロコ…龍人の人だね、はじめまして!
この近所に住んでるハルカだよ、うわーシェラちゃんに負けず劣らず美人…いや美少女だね~?
眼福、眼福‼︎」
何をもって眼福なのはおいといて…
「あ、あの加東です、【加東 亜美】、東京から今日のお祭りの手伝いに来てますっ!」
…風呂場なので見えてしまうのは当たり前だけど、ソニア嬢の膝側面や肩、脇腹には少々【ウロコ】が有るのだ、コレが湯に入るとほんのりピンクに染まったりするのが、ファンタジーと言うか、とにかく綺麗なのだ。
なので、ついつい見てしまうハルカと亜美?
「…あ、あのあまり見ないでください、恥ずかしいですっ‼︎」
「ええ~、ダメなの~、とっても綺麗なのに~!
ちょい触ってもイイかな?」
ちょっとふざけてハルカがソニアに近づくと、
「だ、ダメですっ!
助けて、シェラお姉様っ‼︎」
…お姉様?
オヤオヤ。
「ハルカ殿、おふざけが過ぎますよ。
あまり、ソニアを困らせないでください。」
「あ、アレ、ごめんねソニアちゃん!
冗談だったんだけど、怖がらせてごめんなさいっ!」
隣りて加東が呆れながら、
「ハルカさんって、そっちの趣味の人なんだぁ、ワタシも狙われてる?」
と、からかいだした?
「もう【アーミー】までぇ~⁈」
女湯はキャキャウフフな世界に凸入した!
「シェラちゃんたちは休憩?」
落ち着いたところで、四人湯船に浸かりまったりしていたが、何かを察した様にハルカがシェラに訊ねる?
「いえ、この後に【野点】が有るので、【和装】になる前にサッパリしておこうかと…。」
「…のだて…って、なんです?」
聞いてない様な感じで加東さんかシェラに訊ねる?
「普段、ワタシが修練に使わさせてもらってる浦島老の竹林に野点の席を用意したのだ。
…そこで、サクラ姉様が客人らに【茶】を振舞う。
コレを持って、【見合い】とするらしい⁈」
昨晩、暁人と聖歌、監視員三人とで突貫工事的に準備した【野点】会場?
シェラの練習相手の【木人くん】も一時移動して、まるで始めからそこに有った様な趣きある場所が出来た⁈
「えっと、シェラさんたち【お着物】とか着るの?」
金髪のシェラが着物⁈
何かソレもイイなぁ…
「あぁ、サクラ姉様に教わってな。
それにしても【茶道】とはなんと奥深いものか、【騎士道】に通ずるところがなる様な…」
…道しか合ってないじゃん?
って思っても口にしないハルカ?
「へ、へぇ~そうなんだね?
で、ソニアちゃんも?」
無難に龍の美少女に話しを振ると、
「は、はい、お手伝いをさせてもらいます。
昨日、【衣装合わせ】と言う事で、私も【お着物】を着させてもらいましたが、少し不思議な感じでした。
私たち【一族】の巫女が神事の際に纏う装束に似ている様な、気が引き締まりました!」
「へぇ、わかるわかる、私もお正月に振袖着ると、そんな感じだもん!」
振袖と巫女装束…同じお正月に見かける【和装】だけど、大分意味が違くないかい?
「へぇ~そうか~、サクラお姉さんは【お茶】の心得が有ったのかぁ~、なら【お花】や【お琴】とかも出来るのかなぁ~?
もしかしてサクラお姉さんって、本当は【イイとこのお嬢さん】なのかしらん?」
「ん~? いや、何でも職場の上司に【花嫁修行】の一環だからと教え込まれたとか言っておられたが…?」
サクラさんの職場の上司って、あの人ぐらいしか思い浮かばないンデスけど?
ホームパーティーも午前の部が終わり、午後の部(午後五時迄)も好評で終わりを迎えようとしていた。
この後は特別に招待されている人たち向けの【夕刻の部】(仮)が行われる…
そう【野点】を始めるのだ。
参加者は翼人のアマネ、人狼のイオ、龍人のジークフリード、そして…
「皆さん、本日はよくお越し下された。
茶の作法などは気にせず、まぁこの【雰囲気】を味わって下され。」
日野家の主、【日野 鉄人】和かに控えていた⁇
「は、はいっ、ありがとうございますっ!」
アマネだけが必要以上に緊張している、当然だ。
後の二人はこの家長がどれだけ【危険】な存在か知らないのだから。
「初めて飲む方でも、苦くないお抹茶を選びましたから飲みやすいと思いますので。」
そう睦月が説明してくれた?
今回、睦月は【茶坊主】役らしい?
他にもサクラお姉さんのお手伝いとして、メイヤ、マイヤ、サリー、フランチェシュカも愛らしく【着物】を着て、お茶の後にお出しする【和菓子】の用意などをしていた。
…そして何故かシェラも着物を着て、お琴を奏でていた?
しかも【大正琴】などでは無く、本格的な【箏】をだ⁈
後で聞いたのだが山バァが女時代に【女学校】で習っていたらしく、この数日通いで教わっていたそうだ?
コレが意外とソレっぽく聴こえるので不思議だ?
多分通常よりゆっくり奏でているんだと思うが、ソレでも大したものだ?
不器用な様でも、剣術には直向きに修練を繰り返す様な娘だ。
根が真面目なシェラだからこそ、ここまで琴を弾く事が出来たのだろう。
正式な曲名は知らないが『サクラ、サクラ』と言えば「ああ、アレな?」ってわかってもらえるだろうか?
金髪和装美少女のシェラが野点の場所に【艶やかさ】をそえていたのは間違いなかった。
しかし、そんなシェラと並び立つ様に、優雅に【お茶】を立ている本来の主役【石動 サクラ】!
元々黒髪ロングの純和風美人なのた、着物姿が様になるというか、京友禅のカタログのモデルさんみたいに綺麗だ!
「…フフ、どうぞ足を崩して楽にして下さい。」
などと、正座に慣れていない三人に声をかける。
「そ、そうですか?
なら、遠慮なく。」
真っ先に足を崩したのはジークだった。
イオは始めから胡座だった。
アマネはと言うと、上司が正座を続けているのに足を崩すなんて…
「…さて、ワシも楽にさせてもらおうかな。」
察してくれたのか、鉄人氏が足を組み直してくれた。
さすがは【慕われる上司】だ!
「で、では私も…お言葉に甘えまして…」
と、喜んで足を楽にするアマネ…やはり異世界の方には正座は辛いのかも?
まぁ、こっちの世界の人でも足が痺れて苦手だと言う人が多いけどね。
「…どうぞ、お口に合うとよろしいのですが…。」
「け、け、結構なお手前でっ!」
慌てて取って付けた様にジークが礼を述べ、初めての抹茶を口にした。
「うむ、ご馳走になるっ!」
と言って、一気に飲み干すイオ、口の周りに泡が付いているゾ。
「…頂きます…。」
差し出された茶器をくるくる回してから音を立てて飲み干すアマネ…。
…スゴくオレ流、我が意を尽くしている様な各人の飲み方、多分だけど其々それとなくレクチャーはしたりされたりしている様だ?
正しいかどうかはさておきね?
「…コ、コンビニの【抹茶オレ】とは段違いに美味いデスっ!」
って、子供っぽく喜んでいるジークフリード。
「うむ、薬草の汁もこのくらい美味いと飲むのも苦にならないのだがな!」
どうやら褒め言葉のつもりらしいイオ?
…この馬鹿二人は相変わらずだな?
「…ほんのりと甘味が…
もしや、お砂糖を?」
「…はい、【和三盆】を少々加えさせて頂きました。
ですので、ジークさんが【抹茶オレ】とお比べになるのも、間違いではありませんね。」
「えっ、本当ですか⁈
ソレは嬉しいデスっ!」
…この馬鹿トカゲめっ!
サクラさんはお前に恥を掛けさせない様に強引に話を寄せてくれたのだ!
そもそもお前、【和三盆】が何か知っているのか?
そう心の中でツッコミを入れているアマネ⁈
…実はナンだが、
イオ、アマネ、ジークフリードは一時、同じ学舎で共に学んでいた事がある、言わば【クラスメイト】なのだ⁈
その頃からの腐れ縁なのだが、同じ王族で、種族的にもライバルと言うか、悪友と言うか、お互い色々と悪目立ちしていた様な、実は三人とも気の置けない仲なんだと。
…へ、へぇ~?
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