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いらっしゃいませ!
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「いらっしゃいませ!」
可愛い少女メイドたちが出迎えてくれた、日野家のホームパーティーに招待された来客の方々はみんなニッコリだ!
今日のホームパーティーに招待しているのは、普段からお世話になっている人や特に親しくしている人なんだが、
「悪いね、オレも当日出店をヤル事になってな、まぁ途中で顔は出させてもらうからよ。」
と、浦島の爺さんや山バァらから話しがあった?
なんと、山バァはミノタウロスのイクミちゃん達とお茶もお出しする【団子屋】の屋台をやるそうだ?
時代劇に出てくる【峠の茶屋】みたいなモノらしい?
…アレか、よく【こうもん様】で、
「ご隠居、あそこでお茶にしましょうよ!
お姉さん、お茶とお団子ね!」
「もう八兵衛は仕方ありませんねぇ?」
…的なのしか、思い浮かばないのだが?
団子も山バァの田んぼや畑で採れた米や小豆、大豆や胡麻などを使っているし、その辺に生えてる【ヨモギ】などで【よもぎ餅】などもあるらしい?
特に今は力自慢の郁美さんがいるお陰で、お米や大豆を石臼で丁寧に粉にしている、碾きたての上上上新粉の団子は舌触り歯触りが格別だ!
浦ジィは猟友会で提供された【肉】でジビエ料理を振る舞う【ジビエ丼屋】を企画して、コマキさんと二人で収穫祭を盛り上げるつもりだったが、
「オンジ殿、ウリ坊に懐かれてしまったのだが、どうしよう?」
…親イノシシを亡くした子イノシシ(二匹)を保護してきたダークエルフのコマキさんの手前、流石にジビエ飯は断念し、自然薯(山芋)で作った【芋餅】や【山芋揚げ】を自分の所の【無人販売所】でコマキさんやハルカたちと売るそうだ?
…無人なのに有人なんだね?
しかし、
「キュ~イ、キュ~イ!」
「ぶぃぶぃ~‼︎」
「キャ~、ウリ坊激やばカワウィウィ~♡」
「ナニコレ、バエるるる~♡」
比較的駅に近い場所【住宅地区】に住んでいる方や、レアな【来訪者】目当てに遠方から収穫祭を見に来た観光的なお客さんらが、早速可愛い子イノシシに目を奪われていたが?
「どうですか、子イノシシと一緒に写真取れますよ?」
と言って、二匹を抱いて近づいて来る、まるで静岡の茶摘み娘が着ている様な衣装を来た女性の顔をマジマジマジ見る?
「…えっ、お姉さんもしかして【ダークエルフ】の方ですか?」
野良着の上からでも分かる細っそりした体つき、尖った耳、褐色の肌…そして美人!
コレキター!
もう間違いないよね!
「…まぁそうですけど?」
割とあっさり認めたけど、機嫌を損ねた訳では無さそうだ?
「あ、あの、お姉さんも一緒に写ってもらっても良いですか?」
「…はぁ、構いませんけど?」
…何故かウリ坊とダークエルフと一緒に記念写真が撮れるとプチ盛り上げっている有人の【無人販売所】だった?
もうそれだけでお腹いっぱい胸ちっぱいなバエスポットの出来上がりだ?
さて、日野家のパーティー会場では、サクラさんが招待した肝心な方々が未だ到着していない?
「遅いですね、皆さん?」
「…きっとこの期に及んで怖気付いたんですわ!
もう~、あの駄犬王子は別に良いとして、ウチの兄上は一体この肝心な時にっ!」
…メイド服に身を包み、華麗に接客をこなしているマイヤとソニア?
「…サクラさんに交際を申し込んだ龍人の人って、ソニアお姉さんのお兄さんなんですね、ボク驚きました。」
「…隠すつもりは無かったんですけど…いや、隠してました、ごめんなさい!
でも、なんだかそんなのどうでもよくなって来ましたの。
だって、私自身がこうして皆さんと親しくなればよろしいんですから!」
この日の早朝、日野家に集合したスタッフたち、メイドとして手伝いを申し出たソニアはそこに獣人の三つ子がいない事に疑問に思い、マイヤたちに確認したのだ?
「…はぁ、そうなんですね?
ソレにしても、あの三つ子クンの事をボクの【弟】だって、ソニアさんが勘違いしてたのも驚きでした。」
「だって、とても仲が良さそうだったから…もう良いですけど?」
どうやらあの子達はたまたま遊びに来ていた近所のお子さんたちだった様だ?
でも、ココに来れば普通に会えそうだし、きっと今日も会えるだろう?
何でも午前中に、ちびっ子来客向けの【芋掘り体験会】を予定しているのだ、間違いなくあの子たちはコレに参加するだろう。
その後に【焼き芋パーティー】だそうだから、楽しい事折り紙付きなのだ!
……そう、楽しいのは間違いないが、ソニア嬢はニつだけ間違っていた?
そう、あのちびっ子犬っ子獣人の三つ子はこの近所に住んでいる【来訪者】では無い事を…
「お姉ちゃんたち~、来たよー!」
「オゥ、来てやったゾ!」
「…来たけど、朝ごはん食べさせて…。」
集合時間からかなり遅れて、キャンキャンと賑やかに現れた三人を見て、ほっと安堵するソニアお姉ちゃんたち!
「もう仕方ないなぁ、奥の台所に睦月兄様がいるので、何かもらってください。」
「分かったぁ~ぞー、
なぁ、何でマイヤあんちゃん、女の子のカッコしてるんだぁ?」
「…ボク、女の子なんだけど?
一緒にお風呂入って、見て無かったの?」
「なにが?」
…ナニを?
とか言ってはダメだからねっ!
可愛い少女メイドたちが出迎えてくれた、日野家のホームパーティーに招待された来客の方々はみんなニッコリだ!
今日のホームパーティーに招待しているのは、普段からお世話になっている人や特に親しくしている人なんだが、
「悪いね、オレも当日出店をヤル事になってな、まぁ途中で顔は出させてもらうからよ。」
と、浦島の爺さんや山バァらから話しがあった?
なんと、山バァはミノタウロスのイクミちゃん達とお茶もお出しする【団子屋】の屋台をやるそうだ?
時代劇に出てくる【峠の茶屋】みたいなモノらしい?
…アレか、よく【こうもん様】で、
「ご隠居、あそこでお茶にしましょうよ!
お姉さん、お茶とお団子ね!」
「もう八兵衛は仕方ありませんねぇ?」
…的なのしか、思い浮かばないのだが?
団子も山バァの田んぼや畑で採れた米や小豆、大豆や胡麻などを使っているし、その辺に生えてる【ヨモギ】などで【よもぎ餅】などもあるらしい?
特に今は力自慢の郁美さんがいるお陰で、お米や大豆を石臼で丁寧に粉にしている、碾きたての上上上新粉の団子は舌触り歯触りが格別だ!
浦ジィは猟友会で提供された【肉】でジビエ料理を振る舞う【ジビエ丼屋】を企画して、コマキさんと二人で収穫祭を盛り上げるつもりだったが、
「オンジ殿、ウリ坊に懐かれてしまったのだが、どうしよう?」
…親イノシシを亡くした子イノシシ(二匹)を保護してきたダークエルフのコマキさんの手前、流石にジビエ飯は断念し、自然薯(山芋)で作った【芋餅】や【山芋揚げ】を自分の所の【無人販売所】でコマキさんやハルカたちと売るそうだ?
…無人なのに有人なんだね?
しかし、
「キュ~イ、キュ~イ!」
「ぶぃぶぃ~‼︎」
「キャ~、ウリ坊激やばカワウィウィ~♡」
「ナニコレ、バエるるる~♡」
比較的駅に近い場所【住宅地区】に住んでいる方や、レアな【来訪者】目当てに遠方から収穫祭を見に来た観光的なお客さんらが、早速可愛い子イノシシに目を奪われていたが?
「どうですか、子イノシシと一緒に写真取れますよ?」
と言って、二匹を抱いて近づいて来る、まるで静岡の茶摘み娘が着ている様な衣装を来た女性の顔をマジマジマジ見る?
「…えっ、お姉さんもしかして【ダークエルフ】の方ですか?」
野良着の上からでも分かる細っそりした体つき、尖った耳、褐色の肌…そして美人!
コレキター!
もう間違いないよね!
「…まぁそうですけど?」
割とあっさり認めたけど、機嫌を損ねた訳では無さそうだ?
「あ、あの、お姉さんも一緒に写ってもらっても良いですか?」
「…はぁ、構いませんけど?」
…何故かウリ坊とダークエルフと一緒に記念写真が撮れるとプチ盛り上げっている有人の【無人販売所】だった?
もうそれだけでお腹いっぱい胸ちっぱいなバエスポットの出来上がりだ?
さて、日野家のパーティー会場では、サクラさんが招待した肝心な方々が未だ到着していない?
「遅いですね、皆さん?」
「…きっとこの期に及んで怖気付いたんですわ!
もう~、あの駄犬王子は別に良いとして、ウチの兄上は一体この肝心な時にっ!」
…メイド服に身を包み、華麗に接客をこなしているマイヤとソニア?
「…サクラさんに交際を申し込んだ龍人の人って、ソニアお姉さんのお兄さんなんですね、ボク驚きました。」
「…隠すつもりは無かったんですけど…いや、隠してました、ごめんなさい!
でも、なんだかそんなのどうでもよくなって来ましたの。
だって、私自身がこうして皆さんと親しくなればよろしいんですから!」
この日の早朝、日野家に集合したスタッフたち、メイドとして手伝いを申し出たソニアはそこに獣人の三つ子がいない事に疑問に思い、マイヤたちに確認したのだ?
「…はぁ、そうなんですね?
ソレにしても、あの三つ子クンの事をボクの【弟】だって、ソニアさんが勘違いしてたのも驚きでした。」
「だって、とても仲が良さそうだったから…もう良いですけど?」
どうやらあの子達はたまたま遊びに来ていた近所のお子さんたちだった様だ?
でも、ココに来れば普通に会えそうだし、きっと今日も会えるだろう?
何でも午前中に、ちびっ子来客向けの【芋掘り体験会】を予定しているのだ、間違いなくあの子たちはコレに参加するだろう。
その後に【焼き芋パーティー】だそうだから、楽しい事折り紙付きなのだ!
……そう、楽しいのは間違いないが、ソニア嬢はニつだけ間違っていた?
そう、あのちびっ子犬っ子獣人の三つ子はこの近所に住んでいる【来訪者】では無い事を…
「お姉ちゃんたち~、来たよー!」
「オゥ、来てやったゾ!」
「…来たけど、朝ごはん食べさせて…。」
集合時間からかなり遅れて、キャンキャンと賑やかに現れた三人を見て、ほっと安堵するソニアお姉ちゃんたち!
「もう仕方ないなぁ、奥の台所に睦月兄様がいるので、何かもらってください。」
「分かったぁ~ぞー、
なぁ、何でマイヤあんちゃん、女の子のカッコしてるんだぁ?」
「…ボク、女の子なんだけど?
一緒にお風呂入って、見て無かったの?」
「なにが?」
…ナニを?
とか言ってはダメだからねっ!
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