俺、お兄ちゃんにナリます! 異世界妹が出来ましたよ⁈

猫寝 子猫

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みんな仲良し、お友だち?

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 「…んで、お前たちは何でココに来たんだ?

 アレだろ、今度のホームパーティーにご招待されてる家の子だろ?

 来る日間違えたか、慌てん坊たな?」

 三人の中で一番ワンパクそうなのを担いで、肩車してやるとスゲー喜んだが、俺の言葉にちょっと機嫌が悪くなった様?

 「チガうぞ、アンちゃん‼︎

 オレたち、【テキジョウシサツ敵城視察】ってのにきたんだぞ!」

 と、偉そうに答えた?

 「もうガゥってば、チガうよ、【ジゼンカクニン事前確認】だよ!」

 マイヤと手を繋いでいる子が慌てて言い直す?

 メイヤは残りの一人の面倒を甲斐甲斐しく見ているが、当のケモ耳幼児はなんかウンザリしてる様に見える……が、時折メイヤに抱きつかれる度に顔を赤くしている。

 …まぁ幼児だから許してやろう。

 「あ、あのね、ココにいるお姉さんとボクらの兄上が【お見合い】するって聞いたの?

 だから、先にどんな人が知りたかったの!」

 ルゥがそう言って俺たちの顔を見比べている?


 「…あの、ってお姉さんは居ますか?」


 …サクラさんのお見合いはともかく、コイツら三人俺の弟にもらえないかな?

 そこに、


 「やぁ、何やら賑やかデスね?

 我々も仲間に入れてもらえないだろうか?」

 「…なんだ、今度は【剣術】にハマったか、凝り性だな~シェラは?」

 最近当然の様に、時代劇の再放送にハマり、父さんから若い頃に使っていたらしい古い木刀を貰って、しかも父さんから【剣術】の指南までしてもらった我が家のシェラ?

 裏の竹林で剣の素振りでもしていた様だけど…?


 ちなみに日野家四姉妹は上からシェラ、メイヤ、マイヤ、ミイヤだ。

 さすがにサクラさんと聖歌さんは姉妹には見えない様だ?

 下手するとサクラさん、メイヤたちのママに見えなくも無いしな?




 さて父さんも娘可愛さなのか、

 「シェイラはが良い、教えていて楽しい。」

 だそうだ?

 …まぁいいけど、俺には剣道とか剣術は向いて無いんだよ。

 そう言う親孝行はシェラに任せた。



 どうやら、コチラの様子が気になって【剣術】の稽古を切り上げた様だ……ん、?


 「ねぇシェラお姉ちゃん、そっちのは誰?

 お姉ちゃんのお友だち?」

 

 シェラの後について、一人の女の子が現れた?

 頭に二本の角が有る?

 鬼の子…いや、角の形が鹿に似ている?

 もしかして…

 「お嬢さんはもしかして龍人族の方かな?」

 「…ハイ、お姉様のご家族にはお初にお目にかかります、龍人族ドラゴニュートのソニアと申します。

 …突然の来訪、ご無れ…」

 「あ~、そう言う堅っ苦しいのは無し無し!

 シェラの友達なんだろ、もっと気兼ね無くやろうぜ、ちなみに俺はの兄貴でアキトって言うんだ、で頭の上にいる、この元気が良いガゥ…だっけ?」

 「ワタシ、メイヤです!

 この子はクゥちゃん!」

 「初めまして、ソニアさん。

 はマイヤと言います、そして…」

 「あ、あの、はじめまして、ボク、ルゥです、よろしくおねがいします、ソニア。」


 「ワタシは~、聖歌っていいます~。

 よろしくねぇ~、ソニア。」


 皆、自己紹介を始めるとソニア嬢が…

 「…そ、ソニア…、、…えっ、この心を揺さぶる感覚はなんですの?

 …決して不快では無い、初めての感覚は…」

 「…どうした、ソニア
 ハラでもすいたか?

 コレ食うか、でっかいネェちゃんにおそわって、ルゥが作ったんだぞ!」

 そう言って、不恰好ながら梨で作った【ウサギ】を持ってきたガゥ。

 「…まぁ、可愛い?

 コレ、ワタシが食べてよろしいのデスか?」

 「「どうぞ!」」

 …なんだろう、胸が熱い…いや、暖かいのだ。

 何故だろう、何故か涙が出そうだ?

 「あ、ありがとう、いただきますワ。」





 この時、ソニア嬢は知らない


 この使の様な三つ子の獣人もこの家の子だと思っていた、実際【ボク】と言っていた愛らしい少女も種の獣人だったし。

 おそらくはと兄弟で【異世界転移】に巻き込まれて、この家にとして引き取られたのだろう?

 そう思ったらしい。

 違うぞ、あの三匹は狼です!

 可愛いけど、ワンコじゃありません!



 「ただいま戻りましたぁー!」

 その時、最良と最悪のタイミングでが帰って来た?

 サクラさんとメイデールママだ⁈


 今日はママさんの の日だったのだ!
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