31 / 76
兄と彼女らの事情?
しおりを挟む
「…どうしましょう、告白されちった?」
「はイ?」
買い物から帰ってきたサクラさん?
なんかホワホワして、ちょっと嬉しそうだけど、相変わらず天然お姉さん振りは変わらない?
ちょいちょいボケかますけど、今回は様子が違う様だ?
「え、え、えぇ~?
誰にですか?」
「…多分、最近町に来た【来訪者】さんで、…ドワーフって種族の方じゃないかしら?」
最近、この町も大変賑やかになってきた?
「すっご~いっ!
サクラお姉ちゃん、【告白】されたの?
どうするの、そのドワーフさんとお付き合いするの?」
おませなお年頃のメイヤが興味津々で聞いている?
「えっ、いえ別にお付き合いとかはしませんよ?
申し訳ない無いけど、あまりよく知らない方ですし、私の好みのタイプではないし、価値観も違う様でしたから…
お断りしましたよ。」
サクラさんの好みのタイプの男性ってどんなだろ?
オレとかだったり……はい調子に乗ってすいませんでしたっ!
「すっごーい、お姉ちゃん【魔性の女】みたいだね⁈」
「メイヤちゃん、【魔性の女】って、私そんなに怪しく見えます?」
最近メイヤは【少女漫画】にハマったらしく、リアルな人様の色恋沙汰にもキュンキュンしてる様だ?
異世界から来た美少女エルフっ子も、今じゃすっかり今時JSっ子になってしまったのかなぁ?
「へぇ、ドワーフの【来訪者】がいるんだ?
知らなかったなぁ、どの辺に住んでるの?」
そんな質問をすると、
「ほら、生協のお隣の【金森金物店】にホームステイされたらしいんですよ!
コレからお買い物に行く度に顔を合わせるとか気不味いです、どうしましょうか?」
…困っていたのはその事ね?
「…あ、兄上、実は私も…」
俺たちの会話を聞いてポンコツ女騎士な義妹が割って入ってきた?
どうした、なんか顔色が悪いぞ?
「なんだシェラ、お前も告られたのか?」
「いや、その、何というか…
その通りなのだが…」
「…そか、お幸せになぁ~?」
「そ、そんな兄上⁈
もっと私に関心を持って欲しいぞ!
相談に乗るとか、アドバイスをくれるとか、『お前にはまだ早い!』とか、『我が妹が欲しくば、オレを倒してみよ!』とか、何か言ってくれないのか⁈」
「後半はオレじゃなく、父親のセリフだろ?
…そう言う恋愛相談はオレじゃ無くて、サクラさんや聖歌さん、あと偶にくる葉月やフランさんに聞けよ?
女の子の恋愛事情とか男のオレに聞くなよな!」
「…ま、まぁそうなんだろうけど、兄として、か、可愛い妹が心配では無いのか、兄上は?」
「そりゃ心配だけど、妹の恋愛事情に首を突っ込む兄貴なんてキモキモだろ?」
照れながらも可愛いとか言ってる辺り、コイツもこの世界に毒されてきたのかもな?
まぁどんな男が告ったか興味は有るけど?
「…それはそうかも知れないが、初めてなんだ、今回の様な事は?」
確かにアチラの世界では男だらけな騎士隊に居たシェラ、多分だが隊の中では恋愛御法度とかで、そう言う経験が無かったらのだろう…
ちょっと可哀想になってきたので、
「…まぁなんだ、お前見てくれはけっこう美人だから、男が放っておかないとは思って居たけど…」
「……違うんだ兄上、…なんだ。」
「ん、なんだって?」
「告白してきたのは一学年下の…」
「か、下級生か?
ソレもある!
男って奴は、時には年上の女性に憧れや母性に似たモノを求める時も有るからな、まぁそれだけお前が魅力的って事だ?」
なんだかんだ言って、オレもちょっと楽しくなって食い気味に聞き始めてしまっている?
「…違うんだ、そうでは無いんだ。」
「ん、何がだ?」
「…女子なんだ、『ワタシのお姉さま』になって欲しいと……校舎裏に呼び出されて
まさか、コチラの世界でも…」
…も?
「…は?
コチラの世界って?
お前、騎士団に居たんだろ?」
「…ん、ああ、そうだが?
薔薇騎士隊と言う、主に王女の身辺警護などが任務だが…
しかし私は王や王妃の覚えが悪く、後に国境や辺境の守護などを任されている辺境警備隊に転属させられたからなぁ…
ソコでは二、三度交際を申し込まれたが、ワタシが貴族の出身だと知れると途端に告白自体を無かった事にされていたよ?」
「へ…なんで?」
「平民ならまだしも、貴族の者が辺境の警備隊への転属なんて降格処分としては重い方で、何か王から不況を買った以外に無いからな。
避けられて当然なのだ。」
…ナニやらかしたんだ、シェラのヤツは?
「…なんか悪い事を聞いてしまった様だけど、それでもやっぱり女性の事は女性に聞いてくれ!
オレには荷の重い相談だ。」
「うぅ、そうする…
ただ突き放す訳にも行かないので、【お友だち】ってことでひとまず納得してもらったが… コレからどうしようかと、困っていたのだ?」
「やっぱり、サクラさんや聖歌サンに相談したら?
そんな百合ユリな展開はオレの知らない世界、正に【異世界】だし?」
「ユリでは無いぞ兄上、私が所属していたのは薔薇騎士団だが?」
「…あのな、コチラの世界では女の子同士の恋愛の事をそう表現する習慣があって、薔薇は…その…ゴニョゴニョ…と言う訳だ!」
「な、なんと意味深な!」
この後、シェラが薄い本とか喪女の道に進まない様に気をつけないとな?
…以前、父さんが色々と【組織】のスポンサーでもある、【政府】から感謝されてると話した事があるよね?
その理由の一つが【来訪者との結婚】と言う問題だ。
コチラに帰って来た時には、既に異世界人の奥さんがいたし、その後その奥さんが【ご懐妊】している‼︎
【政府】が来訪者を取り巻く問題の中でも、かなりデリケートに扱っている問題が【来訪者との結婚】なのだ。
元の世界とは、生活習慣や価値観などが違う事で、【結婚】自体の意味がコチラとはかなり違う場合があったり、【結婚】そのものが無かったり?
またコチラの生活に馴染んでくれて、いざ【結婚】と言う事になっても、長続きしないのではないかと不安が大きいそうたが、ウチの父さん達は見事に一つの問題を解決していた。
異世界人とも【子孫】を残せると言う実例を見事に見せつけてくれてる!
とは言え、必ずしも全てのカップルにお子さんが授かれるとは限らない。
でも決して不可能では無い、諦めなければ道が有ると父さん達は【異世界夫婦】の希望の星になっている様だ!
…ちなみに、ハーフなエルフのメイヤはコチラの世界の男性と将来結婚したとして、ちゃんとコウノトリは赤ちゃんを運んでくれる様だ。
以前、【組織】の施設で検査した際に染色体数等確認した結果、大丈夫とお墨付きをもらったそうだ。
その辺はまだメイヤには詳しく教えていないそうだが、お赤飯を炊く日が来たらちゃんと教えてあげるそうだ。
獣人のマイヤとミイヤも遺伝子的には俺たち寄りだそうで、コチラも問題無さそうだ。
ただ、ウチの子達とは違う異世界から来た【来訪者】の中には、見た目同じエルフや獣人でも遺伝子的に全く違う為に、子孫を作る事が出来ないそうだ!
現在、その辺りの研究が盛んに行われているらしい?
何でもコチラの世界で【難病】とされていた病気が、【来訪者】の遺伝子や個人が保持する在来菌などから、治療の糸口が見つかるかも知れないと期待されているからだ!
…ちなみに父さんがアチラの世界で感染後に出来た抗体はコチラでは新しい【ガンの治療薬】になるかも知れないと【富士見ケミカル】で研究が進んでいるそうだ⁈
…もうすぐ我が家に新しい家族が産まれる!
父さんは【組織】の幹部として、働き始めている。
近々、来訪者向け民宿【ひの】が本格的にオープンとなる。
お産を控えている母さんには無理はさせられないので、オレがしっかり民宿を盛り上げていかないと!
「…旅館だと、【女将】がいるけど、民宿ってどうなんだろ?」
旅館やホテルと違って、民宿は法的な取り決め事が緩いみたいだ?
「…大学とかどうしようかな?」
民宿をやるのは決まった、となると今後のオレの進路に大学は必要か?
さて、誰に相談するかな?
「はイ?」
買い物から帰ってきたサクラさん?
なんかホワホワして、ちょっと嬉しそうだけど、相変わらず天然お姉さん振りは変わらない?
ちょいちょいボケかますけど、今回は様子が違う様だ?
「え、え、えぇ~?
誰にですか?」
「…多分、最近町に来た【来訪者】さんで、…ドワーフって種族の方じゃないかしら?」
最近、この町も大変賑やかになってきた?
「すっご~いっ!
サクラお姉ちゃん、【告白】されたの?
どうするの、そのドワーフさんとお付き合いするの?」
おませなお年頃のメイヤが興味津々で聞いている?
「えっ、いえ別にお付き合いとかはしませんよ?
申し訳ない無いけど、あまりよく知らない方ですし、私の好みのタイプではないし、価値観も違う様でしたから…
お断りしましたよ。」
サクラさんの好みのタイプの男性ってどんなだろ?
オレとかだったり……はい調子に乗ってすいませんでしたっ!
「すっごーい、お姉ちゃん【魔性の女】みたいだね⁈」
「メイヤちゃん、【魔性の女】って、私そんなに怪しく見えます?」
最近メイヤは【少女漫画】にハマったらしく、リアルな人様の色恋沙汰にもキュンキュンしてる様だ?
異世界から来た美少女エルフっ子も、今じゃすっかり今時JSっ子になってしまったのかなぁ?
「へぇ、ドワーフの【来訪者】がいるんだ?
知らなかったなぁ、どの辺に住んでるの?」
そんな質問をすると、
「ほら、生協のお隣の【金森金物店】にホームステイされたらしいんですよ!
コレからお買い物に行く度に顔を合わせるとか気不味いです、どうしましょうか?」
…困っていたのはその事ね?
「…あ、兄上、実は私も…」
俺たちの会話を聞いてポンコツ女騎士な義妹が割って入ってきた?
どうした、なんか顔色が悪いぞ?
「なんだシェラ、お前も告られたのか?」
「いや、その、何というか…
その通りなのだが…」
「…そか、お幸せになぁ~?」
「そ、そんな兄上⁈
もっと私に関心を持って欲しいぞ!
相談に乗るとか、アドバイスをくれるとか、『お前にはまだ早い!』とか、『我が妹が欲しくば、オレを倒してみよ!』とか、何か言ってくれないのか⁈」
「後半はオレじゃなく、父親のセリフだろ?
…そう言う恋愛相談はオレじゃ無くて、サクラさんや聖歌さん、あと偶にくる葉月やフランさんに聞けよ?
女の子の恋愛事情とか男のオレに聞くなよな!」
「…ま、まぁそうなんだろうけど、兄として、か、可愛い妹が心配では無いのか、兄上は?」
「そりゃ心配だけど、妹の恋愛事情に首を突っ込む兄貴なんてキモキモだろ?」
照れながらも可愛いとか言ってる辺り、コイツもこの世界に毒されてきたのかもな?
まぁどんな男が告ったか興味は有るけど?
「…それはそうかも知れないが、初めてなんだ、今回の様な事は?」
確かにアチラの世界では男だらけな騎士隊に居たシェラ、多分だが隊の中では恋愛御法度とかで、そう言う経験が無かったらのだろう…
ちょっと可哀想になってきたので、
「…まぁなんだ、お前見てくれはけっこう美人だから、男が放っておかないとは思って居たけど…」
「……違うんだ兄上、…なんだ。」
「ん、なんだって?」
「告白してきたのは一学年下の…」
「か、下級生か?
ソレもある!
男って奴は、時には年上の女性に憧れや母性に似たモノを求める時も有るからな、まぁそれだけお前が魅力的って事だ?」
なんだかんだ言って、オレもちょっと楽しくなって食い気味に聞き始めてしまっている?
「…違うんだ、そうでは無いんだ。」
「ん、何がだ?」
「…女子なんだ、『ワタシのお姉さま』になって欲しいと……校舎裏に呼び出されて
まさか、コチラの世界でも…」
…も?
「…は?
コチラの世界って?
お前、騎士団に居たんだろ?」
「…ん、ああ、そうだが?
薔薇騎士隊と言う、主に王女の身辺警護などが任務だが…
しかし私は王や王妃の覚えが悪く、後に国境や辺境の守護などを任されている辺境警備隊に転属させられたからなぁ…
ソコでは二、三度交際を申し込まれたが、ワタシが貴族の出身だと知れると途端に告白自体を無かった事にされていたよ?」
「へ…なんで?」
「平民ならまだしも、貴族の者が辺境の警備隊への転属なんて降格処分としては重い方で、何か王から不況を買った以外に無いからな。
避けられて当然なのだ。」
…ナニやらかしたんだ、シェラのヤツは?
「…なんか悪い事を聞いてしまった様だけど、それでもやっぱり女性の事は女性に聞いてくれ!
オレには荷の重い相談だ。」
「うぅ、そうする…
ただ突き放す訳にも行かないので、【お友だち】ってことでひとまず納得してもらったが… コレからどうしようかと、困っていたのだ?」
「やっぱり、サクラさんや聖歌サンに相談したら?
そんな百合ユリな展開はオレの知らない世界、正に【異世界】だし?」
「ユリでは無いぞ兄上、私が所属していたのは薔薇騎士団だが?」
「…あのな、コチラの世界では女の子同士の恋愛の事をそう表現する習慣があって、薔薇は…その…ゴニョゴニョ…と言う訳だ!」
「な、なんと意味深な!」
この後、シェラが薄い本とか喪女の道に進まない様に気をつけないとな?
…以前、父さんが色々と【組織】のスポンサーでもある、【政府】から感謝されてると話した事があるよね?
その理由の一つが【来訪者との結婚】と言う問題だ。
コチラに帰って来た時には、既に異世界人の奥さんがいたし、その後その奥さんが【ご懐妊】している‼︎
【政府】が来訪者を取り巻く問題の中でも、かなりデリケートに扱っている問題が【来訪者との結婚】なのだ。
元の世界とは、生活習慣や価値観などが違う事で、【結婚】自体の意味がコチラとはかなり違う場合があったり、【結婚】そのものが無かったり?
またコチラの生活に馴染んでくれて、いざ【結婚】と言う事になっても、長続きしないのではないかと不安が大きいそうたが、ウチの父さん達は見事に一つの問題を解決していた。
異世界人とも【子孫】を残せると言う実例を見事に見せつけてくれてる!
とは言え、必ずしも全てのカップルにお子さんが授かれるとは限らない。
でも決して不可能では無い、諦めなければ道が有ると父さん達は【異世界夫婦】の希望の星になっている様だ!
…ちなみに、ハーフなエルフのメイヤはコチラの世界の男性と将来結婚したとして、ちゃんとコウノトリは赤ちゃんを運んでくれる様だ。
以前、【組織】の施設で検査した際に染色体数等確認した結果、大丈夫とお墨付きをもらったそうだ。
その辺はまだメイヤには詳しく教えていないそうだが、お赤飯を炊く日が来たらちゃんと教えてあげるそうだ。
獣人のマイヤとミイヤも遺伝子的には俺たち寄りだそうで、コチラも問題無さそうだ。
ただ、ウチの子達とは違う異世界から来た【来訪者】の中には、見た目同じエルフや獣人でも遺伝子的に全く違う為に、子孫を作る事が出来ないそうだ!
現在、その辺りの研究が盛んに行われているらしい?
何でもコチラの世界で【難病】とされていた病気が、【来訪者】の遺伝子や個人が保持する在来菌などから、治療の糸口が見つかるかも知れないと期待されているからだ!
…ちなみに父さんがアチラの世界で感染後に出来た抗体はコチラでは新しい【ガンの治療薬】になるかも知れないと【富士見ケミカル】で研究が進んでいるそうだ⁈
…もうすぐ我が家に新しい家族が産まれる!
父さんは【組織】の幹部として、働き始めている。
近々、来訪者向け民宿【ひの】が本格的にオープンとなる。
お産を控えている母さんには無理はさせられないので、オレがしっかり民宿を盛り上げていかないと!
「…旅館だと、【女将】がいるけど、民宿ってどうなんだろ?」
旅館やホテルと違って、民宿は法的な取り決め事が緩いみたいだ?
「…大学とかどうしようかな?」
民宿をやるのは決まった、となると今後のオレの進路に大学は必要か?
さて、誰に相談するかな?
10
お気に入りに追加
24
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。


異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる