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燃える守護者は、萌える家政婦サンなのデス?
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国家特務機関、異世界災害特別対策課 通称【異特隊】。
私、「石動 サクラ」はソコに所属し、アキト君の【家政婦】として日々働いています。
ココで言う家政婦とは、一般的な家政婦サンとはちょっとだけ違うんです。
なので、ご説明しますね!
普段の「表の顔」は異世界災害に見舞われた方々の支援活動として、心のケアや生活のサポートを行う介護士。
そして「裏の顔」は秘密裏に【異世界災害被害者家族】と接触を図ろうとする諸外国のエージェントや、反政府組織の構成員などから、対象者を警護する守護者を意味します。
「異世界」
未だ未知の領域で有るこの世界は、まだ手のつけられていない文字通り【未開拓地】なのです。
コチラの世界には無い知識や資源などに溢れているに違いない、
そう考えている人は少なくありません。
家族を突然奪われた人に、身勝手な理由で近づいてくる利己主義な人たち!
自国の利益の為や犯罪の火種に利用する為に、何らかの情報を得ようと近づいて来たり、身柄を確保して、もしもの時には自分たちが優位に立つ為にです!
時には懐柔、時には拉致など手段は選ばず、国際法違反であるにも関わらず暗躍する⁈
そんな魔の手から対象者を護る、
それが私の仕事なのです!
…しかし、そんな人たちはこの五年サッパリ来なかったのでした?
お陰で、今では本当の家政婦サンの様に日々を送っています。
最近では本来の職務を忘れて、アキト君との平和な日々を謳歌しているのです。
「実は私、アキト君の様な可愛い弟が欲しかったんです!」
姉として、勉強を見てあげたり、一緒にお出かけしたり、
もしかしてアキト君に好きな女の子が出来て、私に恋愛相談とかされたり♪
ま、まさか、歳上のお姉さんが好きですとか、こ、告白されたり…キャッ♡
…そんな事を考えているウチに五年経ってしまいました。
でも、それも今日で終わりを迎えてしまいそうです。
だって、アキト君が待ち望んた【お父さん】がやっと帰ってきたのですから!
そして、そのお父さんは今、私が作ったお味噌汁を美味しそうに飲み干しています?
長旅でお腹が空いたそうです?
「ん~~っまい!
コレコレ、これなんだよ!
あー!
懐かしい和食だよ、最高だ!
ほら、メイヤも食べてごらん。」
そう言って、アキト君のお父さんはご自分のだし巻き卵を隣りに座っているメイヤちゃんのお皿にプレゼントしてます。
「うん、この黄色いのとっても美味しいね、パパ!」
私自慢の【だし巻き卵】を本当に美味しそうに食べてくれているエルフの女の子?
とても愛らしいです!
最初こそ、怯えている様に見えましたか、私が作ったアキト君用の朝食を恐る恐る口にしてからは、長いお耳をピクピクさせて、可愛らしい笑顔を見せてくれました。
…お母様も、安心している様です。
「お、おかわり有りますからね?」
「うむ、いただこう!
…ふむ、ソレにしても、まさか暁人までこんな美人の姉さん女房をもらっていたとはな、ぐははははぁっ!」
「えっ♡」
「と、父さん!
ちがうよ、サクラさんはそんなんじゃ無いよ!
俺の世話をしてくれてる【家政婦】サンだよ!」
…アキトくんが慌てて、これまでの経緯をお父さんたちに説明します。
…そうですか、お義父さんからは私がアキト君の奥さんに見えたのですね?
アキト君も、そんなに慌てなくても良いのですよ。
「あの、美味しい日本酒も有りますので、よろしければ…」
アキト君から、お義父さんは大変お酒が好きだと聞いていましたので、こんな事も有ろうかとお酒は切らしておりません!
…たまに私も呑みますから。
「お、お酒が有るのデスかっ⁈」
び、びっくりしました?
それまでお上品にアキト君用の朝食を召し上がっていたメイヤちゃんのお母様が、急に立ち上がって大きな声を出されたのです?
「は、はい?
【越乃寒梅】と言って、今皆さんのお食べになっている【お米】から作ったお酒なんですよ、
……もしかしてお酒、お好きなんですか?」
「はっ⁈
す、すいません!
わ、私とした事が⁈」
「ハハハ、メイデールは酒に目が無いのさ!
なにせ、ドワーフと飲み比べしても負けないくらいだからな!」
「もう、アナタったら、やめてくダサい!」
「では、ぐい呑みはお二つご用意しますね。」
すっかり和やかになっていた時です、
「ごめんください、我孫子道です!」
私の上司でもある我孫子道サンがいらっしゃいました。
アキト君のお父さまがお帰りになられたのは、既に連絡して有ります。
おそらく何らかの手続きを行う必要があると思います。
何と言っても、この日本では【異世界から帰って来た人】は初めてなんですから!
私が玄関までお出迎えに行くと、
「…あ、我孫子道サン、あの、その格好は何ですか?」
玄関開けて二分は固まっていたかもしれません、あくまで私の体感時間ですけど?
まるで「スズメバチ駆除」をする時に、業者の方が着ている様な格好を、私の上司がしていたのですから、ソレはびっくりしても仕方有りませんよね?
よく見ると上司の後ろにも同じ格好をしている方々がいました?
何やら大きなキャンピングカーの様な車両も見えます?
「石動くん、皆さんを迎えに来ましたよ。
念の為、君も来て下さいね。」
私は再び、拳銃に手を伸ばしました?
私、まだお仕事を続けないと!
そう、これからはアキト君とその家族も護らないといけませんから!
「二人とも遅いな?」
玄関に我孫子道さんを出迎えに行ったサクラさん?
何をしているのだろう?
トコトコ、ストン!
「えへへ。」
メイヤちゃんだったっけ、満面の笑みで俺の隣にきて座ると、
「お兄ちゃんのお名前は、アキトって言うんだよね!
メイヤね、お父さんに聞いて知ってるよ!」
「君は…メイヤちゃんだよね、
そう、俺はアキトだよ。
君のお兄ちゃんらしい?」
「やっぱり、メイヤのお兄ちゃんなんだね!」
なんなんだ、この頭わるそうで、ほわほわな会話は?
「わぁーい、嬉しいな!
本当にメイヤのお兄ちゃんだよね、メイヤの事、イジメたりしないよね?」
「そんな事はしないから安心していいよ。」
随分と慕ってくれてるけど、あちらの世界で何かあったのかな?
「お邪魔します、アキト君…そして、アキト君のお父さん。」
「…我孫子道さん、
ま、まさか、その格好はウチの何処かにスズメバチが巣をつくりましたか?」
「…アキト君、君もですか?
皆さん、異世界から病原菌を持ち込んでいないか、コレから念の為に【健康診断】を受けてもらえませんか?」
私、「石動 サクラ」はソコに所属し、アキト君の【家政婦】として日々働いています。
ココで言う家政婦とは、一般的な家政婦サンとはちょっとだけ違うんです。
なので、ご説明しますね!
普段の「表の顔」は異世界災害に見舞われた方々の支援活動として、心のケアや生活のサポートを行う介護士。
そして「裏の顔」は秘密裏に【異世界災害被害者家族】と接触を図ろうとする諸外国のエージェントや、反政府組織の構成員などから、対象者を警護する守護者を意味します。
「異世界」
未だ未知の領域で有るこの世界は、まだ手のつけられていない文字通り【未開拓地】なのです。
コチラの世界には無い知識や資源などに溢れているに違いない、
そう考えている人は少なくありません。
家族を突然奪われた人に、身勝手な理由で近づいてくる利己主義な人たち!
自国の利益の為や犯罪の火種に利用する為に、何らかの情報を得ようと近づいて来たり、身柄を確保して、もしもの時には自分たちが優位に立つ為にです!
時には懐柔、時には拉致など手段は選ばず、国際法違反であるにも関わらず暗躍する⁈
そんな魔の手から対象者を護る、
それが私の仕事なのです!
…しかし、そんな人たちはこの五年サッパリ来なかったのでした?
お陰で、今では本当の家政婦サンの様に日々を送っています。
最近では本来の職務を忘れて、アキト君との平和な日々を謳歌しているのです。
「実は私、アキト君の様な可愛い弟が欲しかったんです!」
姉として、勉強を見てあげたり、一緒にお出かけしたり、
もしかしてアキト君に好きな女の子が出来て、私に恋愛相談とかされたり♪
ま、まさか、歳上のお姉さんが好きですとか、こ、告白されたり…キャッ♡
…そんな事を考えているウチに五年経ってしまいました。
でも、それも今日で終わりを迎えてしまいそうです。
だって、アキト君が待ち望んた【お父さん】がやっと帰ってきたのですから!
そして、そのお父さんは今、私が作ったお味噌汁を美味しそうに飲み干しています?
長旅でお腹が空いたそうです?
「ん~~っまい!
コレコレ、これなんだよ!
あー!
懐かしい和食だよ、最高だ!
ほら、メイヤも食べてごらん。」
そう言って、アキト君のお父さんはご自分のだし巻き卵を隣りに座っているメイヤちゃんのお皿にプレゼントしてます。
「うん、この黄色いのとっても美味しいね、パパ!」
私自慢の【だし巻き卵】を本当に美味しそうに食べてくれているエルフの女の子?
とても愛らしいです!
最初こそ、怯えている様に見えましたか、私が作ったアキト君用の朝食を恐る恐る口にしてからは、長いお耳をピクピクさせて、可愛らしい笑顔を見せてくれました。
…お母様も、安心している様です。
「お、おかわり有りますからね?」
「うむ、いただこう!
…ふむ、ソレにしても、まさか暁人までこんな美人の姉さん女房をもらっていたとはな、ぐははははぁっ!」
「えっ♡」
「と、父さん!
ちがうよ、サクラさんはそんなんじゃ無いよ!
俺の世話をしてくれてる【家政婦】サンだよ!」
…アキトくんが慌てて、これまでの経緯をお父さんたちに説明します。
…そうですか、お義父さんからは私がアキト君の奥さんに見えたのですね?
アキト君も、そんなに慌てなくても良いのですよ。
「あの、美味しい日本酒も有りますので、よろしければ…」
アキト君から、お義父さんは大変お酒が好きだと聞いていましたので、こんな事も有ろうかとお酒は切らしておりません!
…たまに私も呑みますから。
「お、お酒が有るのデスかっ⁈」
び、びっくりしました?
それまでお上品にアキト君用の朝食を召し上がっていたメイヤちゃんのお母様が、急に立ち上がって大きな声を出されたのです?
「は、はい?
【越乃寒梅】と言って、今皆さんのお食べになっている【お米】から作ったお酒なんですよ、
……もしかしてお酒、お好きなんですか?」
「はっ⁈
す、すいません!
わ、私とした事が⁈」
「ハハハ、メイデールは酒に目が無いのさ!
なにせ、ドワーフと飲み比べしても負けないくらいだからな!」
「もう、アナタったら、やめてくダサい!」
「では、ぐい呑みはお二つご用意しますね。」
すっかり和やかになっていた時です、
「ごめんください、我孫子道です!」
私の上司でもある我孫子道サンがいらっしゃいました。
アキト君のお父さまがお帰りになられたのは、既に連絡して有ります。
おそらく何らかの手続きを行う必要があると思います。
何と言っても、この日本では【異世界から帰って来た人】は初めてなんですから!
私が玄関までお出迎えに行くと、
「…あ、我孫子道サン、あの、その格好は何ですか?」
玄関開けて二分は固まっていたかもしれません、あくまで私の体感時間ですけど?
まるで「スズメバチ駆除」をする時に、業者の方が着ている様な格好を、私の上司がしていたのですから、ソレはびっくりしても仕方有りませんよね?
よく見ると上司の後ろにも同じ格好をしている方々がいました?
何やら大きなキャンピングカーの様な車両も見えます?
「石動くん、皆さんを迎えに来ましたよ。
念の為、君も来て下さいね。」
私は再び、拳銃に手を伸ばしました?
私、まだお仕事を続けないと!
そう、これからはアキト君とその家族も護らないといけませんから!
「二人とも遅いな?」
玄関に我孫子道さんを出迎えに行ったサクラさん?
何をしているのだろう?
トコトコ、ストン!
「えへへ。」
メイヤちゃんだったっけ、満面の笑みで俺の隣にきて座ると、
「お兄ちゃんのお名前は、アキトって言うんだよね!
メイヤね、お父さんに聞いて知ってるよ!」
「君は…メイヤちゃんだよね、
そう、俺はアキトだよ。
君のお兄ちゃんらしい?」
「やっぱり、メイヤのお兄ちゃんなんだね!」
なんなんだ、この頭わるそうで、ほわほわな会話は?
「わぁーい、嬉しいな!
本当にメイヤのお兄ちゃんだよね、メイヤの事、イジメたりしないよね?」
「そんな事はしないから安心していいよ。」
随分と慕ってくれてるけど、あちらの世界で何かあったのかな?
「お邪魔します、アキト君…そして、アキト君のお父さん。」
「…我孫子道さん、
ま、まさか、その格好はウチの何処かにスズメバチが巣をつくりましたか?」
「…アキト君、君もですか?
皆さん、異世界から病原菌を持ち込んでいないか、コレから念の為に【健康診断】を受けてもらえませんか?」
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