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第7章
第15話 正直に話そう
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私は驚いた表情を見せるジョルジュ様やハロルド様達を見て、話を続ける。
「え~と、前はエルマイスター家と契約していましたが、今はそれも公的ギルドとエルマイスター間の契約になっているはずです。ポーションの納品ぐらいしか契約していなかったのですが、それも公的ギルドとエルマイスター家の契約になった筈ですが……」
ジョルジュ様がハロルド様に視線を向ける。視線を向けられたハロルド様はレベッカ夫人に視線を向けた。
「あら、確かにそうだったわ!」
レベッカ夫人が思い出したように話した。
「塩についてもそのはずですよ。塩を採取するのは実質的には公的ギルドが所有する魔道具で、魔道具の警備を含めてエルマイスター家が協力する。採取した塩は公的ギルド経由で販売はするが、エルマイスター家の意向に合わせて販売するとなっていたはずです。他にも色々と条件もありますが、王宮が塩の事について契約するなら、エルマイスター家とすることになりますよね?」
「「「……」」」
んっ、なんで誰もが沈黙するんだ?
「そ、そういえばそんなことになっていたと思い出したわ。お義父様もその事は報告してあったはずよ……」
レベッカ夫人がハロルド様に振っている。
「まてまて、レベッカはエルマイスター家の人間で、公的ギルドのトップではないか!」
「そ、そうよ、だからアタルさんが作った魔道具や商品は公的ギルドが借りたり買い取ったりして、エルマイスターに必要な場合は、エルマイスター家と公的ギルドの契約としてあるわ。その事はお義父様が契約するときに説明しているし、報告もきちんとしているはずよ!」
あのぉ、なんか責任を擦り付け合っているような気が……。
「私としても色々と要求されても面倒なので、公的ギルドを通して要望を聞いたり、必要な魔道具の作製もしたりしています。……もちろん、直接依頼されることもありますが、最終的には公的ギルドが窓口になって、詳細な契約内容や金額交渉、支払い方法も含めて調整は全て公的ギルドにお願いしているはずです……」
念のため補足した。
あのぉ、……険悪な雰囲気が流れているのですけどぉ。
「ハロルドに聞きたいのだが、先ほどの話し合いは必要だったのか?」
え~と、ジョルジュ様、青筋が……。
「で、殿下、無駄ではありません! アタルと直接交渉を儂もしてきました。それに塩採取の検証はアタルと直接交渉しないと無理ではありませんか!」
うん、必死の言い訳だね……。
「そ、そうです! 実際にはアタルと直接交渉した内容を、公的ギルドが後追いで契約をまとめているだけです!」
レベッカ夫人も焦ったようにジョルジュ様に話した。
「いやいや、その後追いを含めての契約や調整をしたいというのが、今回の王宮の依頼ですよ。だったら最初から王宮は公的ギルドと交渉すれば問題ないじゃありませんか!」
「「……」」
話を聞いた感じではジョルジュ様の話であっている思う……。
「ま、まあ、なんか色々あるみたいですけど、私も王宮に対する提案をまとめていました。もう少し後でも良いかと思ったのですが、王宮からの依頼に関わることなので見てもらいましょうか」
そう話すと、これまでにまとめていた提案書を、急いで転写して全員に配る。
ジョルジュ様はまだ納得いかないような表情をしていたが、提案書の数が多いのを見て慌てて読みだす。
ハロルド様達もホッとした表情を見せていたが、すぐに提案書を読み始めた。
公的ギルドがある程度広まりつつあるので、今後は国にも正式に認めてもらい、どのように国と連携していくのかを含めて、様々な状況に応じた提案を考えていた。
王宮の依頼にあった書類を送付する魔道具は、郵便ギルドの業務として提案してある。紙の種類や大きさによる料金や、送付方法や公的ギルドカードからの送付や、現時点でどこまでギルドカードを発行するのかなど、懸案事項も含めて色々な角度からメリットやデメリットも含めて提案書には書かれていた。
全員が黙々と読んでいる。私はやることがなくボーっと先程まで作っていたケモミミカチューシャの事を思い出していたのだった。
レベッカ夫人は肉食獣が似合うと思っていたが……。
サキュバスなら角かな……。
私は角カチューシャも作ろうと、色々とイメージを膨らませるのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
暫くするとハロルド様が最初に顔を上げた。たぶん、それほど細かな部分は読まずにすませたのだろう。
「アタル……、先にこれを出してくれれば問題なかったのじゃがのぉ」
え~と、そんなことを言われても……。
「そこまで性急に進めるのはどうかと思ったんですが……」
いつも急すぎると文句を言われていたのである。もう少し公的ギルドが落ち着いてからと思っていたのである。
「確かにそうじゃのぉ。これ以上急いで事を進めたら儂は書類に埋もれて死んでしまいそうじゃ……」
いやいや、訓練を止めれば大丈夫だよ!?
それに書類は役所システムを使っているから紙は必要ない。書類に埋もれることはないだろう。
まあ、そういう話では無いのだろうが。
「これは素晴らしいですよ。王宮にはこれを見せれば問題ありません! アタル殿、こんなのがあるなら早く出してくださいよ!」
そんなことを言われてもぉーーー!
「まだ、その提案書は中途半端な状態です。提案内容を充実させるために、王家用や貴族用のギルドカードの検証をジョルジュ様にお願いしていました。その感想や問題点についても返事を頂いておりませんよ。一時的な魔道具の運用では問題があるから、組織や国としても運用できるのか確認するために検証をお願いしたのです」
ジョルジュ様が露骨に動揺している。渡された臨時のギルドカードに浮かれて、本来の検証を頼まれたことを忘れていた感じがする。
「……すまない」
ジョルジュ様が謝ってきた。そして提案書は王宮にも送るというので暫定版として了承する。
私も申し訳ない気持ちになる。大半の提案は地球の知識の産物である。もちろんこの世界の事情も考慮しているが、やはり地球の文明の方が進んでいるのは間違いない。
彼らにとっては初めての知識や考えも多く、提案内容を実現するには彼らの知らないような魔道具も多い。そうなると私から提案をして、この世界や国にあった方策を彼らが選択するしかないのだろう。
これからは提案書や提案書を作る前の考えも書類にする必要があるかもと思った。しかし、そこまでしていては体が持たない。
今後の進め方はもう少し検討が必要だと考えるのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
その日の夜はラナの番であった。夫婦の部屋のソファに座ってラナに話す。
「私はやはり獣人のケモミミやシッポに執着があると思う……」
私は正直な気持ちをラナに話した。
「そんなのは私もクレアも知っていました。だから問題が起きないように獣人の嫁が居た方が良いと考えたのです」
ラナは優しく微笑みながら話してくれた。私はその笑顔が嬉しかったが、また一段と過激なナイトウェア姿で言われると……。
必死に欲望を抑えながら話を続ける。
「ラナやクレアがそう思ってくれることは嬉しいが、嫁を増やすことに私は抵抗があるんだ……」
ラナは嬉しそうに頷いてくれた。
「旦那様がそう考えてくれるのは、私達を大切に思ってくれているからだと分かります。ですが私達も旦那様を大切に思い、旦那様の望むことを叶えることが幸せなのです」
この世界は男の楽園なのでは思ってしまいそうになる。
「ありがとう。でも、嫁については時間を掛けてじっくり考えたいんだ。ラナやクレアに子供が生まれれば、考え方や獣人好きも収まるかも……」
子供の話をしたことで、ラナも恥ずかしそうに俯いた。
くっ、今すぐ襲い掛かりたい!
その衝動を抑えてラナに頼む。
「それまで、自分の気持ちを抑えるためにお願いがあるんだ……」
そう話すとケモミミカチューシャを出した。
「可愛い……」
うん、引かれてはいないようだ。
ラナは思わず可愛いと言って、目を輝かしている。
「こ、これを付けて試してみたいのだけど、ど、どうかな?」
おうふ、意外にラナは乗り気の表情をしている。
頬が赤くなり、目を輝かしているラナを見てそう思った。
ラナは猫耳を二つ手に取ると、一つを自分の頭に着けた。
くっ、悪くないじゃないかぁーーー!
しかし、ラナは予想外の提案をしてきた。
「旦那様も着けるにゃん!」
ラナはそう言うと私の頭にネコミミカチューシャを付けてキスしてきた。いつもと違い舐めるようなキスしてきた。
それからケモミミ新魔エッチの暴走が始まるのであった。
「え~と、前はエルマイスター家と契約していましたが、今はそれも公的ギルドとエルマイスター間の契約になっているはずです。ポーションの納品ぐらいしか契約していなかったのですが、それも公的ギルドとエルマイスター家の契約になった筈ですが……」
ジョルジュ様がハロルド様に視線を向ける。視線を向けられたハロルド様はレベッカ夫人に視線を向けた。
「あら、確かにそうだったわ!」
レベッカ夫人が思い出したように話した。
「塩についてもそのはずですよ。塩を採取するのは実質的には公的ギルドが所有する魔道具で、魔道具の警備を含めてエルマイスター家が協力する。採取した塩は公的ギルド経由で販売はするが、エルマイスター家の意向に合わせて販売するとなっていたはずです。他にも色々と条件もありますが、王宮が塩の事について契約するなら、エルマイスター家とすることになりますよね?」
「「「……」」」
んっ、なんで誰もが沈黙するんだ?
「そ、そういえばそんなことになっていたと思い出したわ。お義父様もその事は報告してあったはずよ……」
レベッカ夫人がハロルド様に振っている。
「まてまて、レベッカはエルマイスター家の人間で、公的ギルドのトップではないか!」
「そ、そうよ、だからアタルさんが作った魔道具や商品は公的ギルドが借りたり買い取ったりして、エルマイスターに必要な場合は、エルマイスター家と公的ギルドの契約としてあるわ。その事はお義父様が契約するときに説明しているし、報告もきちんとしているはずよ!」
あのぉ、なんか責任を擦り付け合っているような気が……。
「私としても色々と要求されても面倒なので、公的ギルドを通して要望を聞いたり、必要な魔道具の作製もしたりしています。……もちろん、直接依頼されることもありますが、最終的には公的ギルドが窓口になって、詳細な契約内容や金額交渉、支払い方法も含めて調整は全て公的ギルドにお願いしているはずです……」
念のため補足した。
あのぉ、……険悪な雰囲気が流れているのですけどぉ。
「ハロルドに聞きたいのだが、先ほどの話し合いは必要だったのか?」
え~と、ジョルジュ様、青筋が……。
「で、殿下、無駄ではありません! アタルと直接交渉を儂もしてきました。それに塩採取の検証はアタルと直接交渉しないと無理ではありませんか!」
うん、必死の言い訳だね……。
「そ、そうです! 実際にはアタルと直接交渉した内容を、公的ギルドが後追いで契約をまとめているだけです!」
レベッカ夫人も焦ったようにジョルジュ様に話した。
「いやいや、その後追いを含めての契約や調整をしたいというのが、今回の王宮の依頼ですよ。だったら最初から王宮は公的ギルドと交渉すれば問題ないじゃありませんか!」
「「……」」
話を聞いた感じではジョルジュ様の話であっている思う……。
「ま、まあ、なんか色々あるみたいですけど、私も王宮に対する提案をまとめていました。もう少し後でも良いかと思ったのですが、王宮からの依頼に関わることなので見てもらいましょうか」
そう話すと、これまでにまとめていた提案書を、急いで転写して全員に配る。
ジョルジュ様はまだ納得いかないような表情をしていたが、提案書の数が多いのを見て慌てて読みだす。
ハロルド様達もホッとした表情を見せていたが、すぐに提案書を読み始めた。
公的ギルドがある程度広まりつつあるので、今後は国にも正式に認めてもらい、どのように国と連携していくのかを含めて、様々な状況に応じた提案を考えていた。
王宮の依頼にあった書類を送付する魔道具は、郵便ギルドの業務として提案してある。紙の種類や大きさによる料金や、送付方法や公的ギルドカードからの送付や、現時点でどこまでギルドカードを発行するのかなど、懸案事項も含めて色々な角度からメリットやデメリットも含めて提案書には書かれていた。
全員が黙々と読んでいる。私はやることがなくボーっと先程まで作っていたケモミミカチューシャの事を思い出していたのだった。
レベッカ夫人は肉食獣が似合うと思っていたが……。
サキュバスなら角かな……。
私は角カチューシャも作ろうと、色々とイメージを膨らませるのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
暫くするとハロルド様が最初に顔を上げた。たぶん、それほど細かな部分は読まずにすませたのだろう。
「アタル……、先にこれを出してくれれば問題なかったのじゃがのぉ」
え~と、そんなことを言われても……。
「そこまで性急に進めるのはどうかと思ったんですが……」
いつも急すぎると文句を言われていたのである。もう少し公的ギルドが落ち着いてからと思っていたのである。
「確かにそうじゃのぉ。これ以上急いで事を進めたら儂は書類に埋もれて死んでしまいそうじゃ……」
いやいや、訓練を止めれば大丈夫だよ!?
それに書類は役所システムを使っているから紙は必要ない。書類に埋もれることはないだろう。
まあ、そういう話では無いのだろうが。
「これは素晴らしいですよ。王宮にはこれを見せれば問題ありません! アタル殿、こんなのがあるなら早く出してくださいよ!」
そんなことを言われてもぉーーー!
「まだ、その提案書は中途半端な状態です。提案内容を充実させるために、王家用や貴族用のギルドカードの検証をジョルジュ様にお願いしていました。その感想や問題点についても返事を頂いておりませんよ。一時的な魔道具の運用では問題があるから、組織や国としても運用できるのか確認するために検証をお願いしたのです」
ジョルジュ様が露骨に動揺している。渡された臨時のギルドカードに浮かれて、本来の検証を頼まれたことを忘れていた感じがする。
「……すまない」
ジョルジュ様が謝ってきた。そして提案書は王宮にも送るというので暫定版として了承する。
私も申し訳ない気持ちになる。大半の提案は地球の知識の産物である。もちろんこの世界の事情も考慮しているが、やはり地球の文明の方が進んでいるのは間違いない。
彼らにとっては初めての知識や考えも多く、提案内容を実現するには彼らの知らないような魔道具も多い。そうなると私から提案をして、この世界や国にあった方策を彼らが選択するしかないのだろう。
これからは提案書や提案書を作る前の考えも書類にする必要があるかもと思った。しかし、そこまでしていては体が持たない。
今後の進め方はもう少し検討が必要だと考えるのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
その日の夜はラナの番であった。夫婦の部屋のソファに座ってラナに話す。
「私はやはり獣人のケモミミやシッポに執着があると思う……」
私は正直な気持ちをラナに話した。
「そんなのは私もクレアも知っていました。だから問題が起きないように獣人の嫁が居た方が良いと考えたのです」
ラナは優しく微笑みながら話してくれた。私はその笑顔が嬉しかったが、また一段と過激なナイトウェア姿で言われると……。
必死に欲望を抑えながら話を続ける。
「ラナやクレアがそう思ってくれることは嬉しいが、嫁を増やすことに私は抵抗があるんだ……」
ラナは嬉しそうに頷いてくれた。
「旦那様がそう考えてくれるのは、私達を大切に思ってくれているからだと分かります。ですが私達も旦那様を大切に思い、旦那様の望むことを叶えることが幸せなのです」
この世界は男の楽園なのでは思ってしまいそうになる。
「ありがとう。でも、嫁については時間を掛けてじっくり考えたいんだ。ラナやクレアに子供が生まれれば、考え方や獣人好きも収まるかも……」
子供の話をしたことで、ラナも恥ずかしそうに俯いた。
くっ、今すぐ襲い掛かりたい!
その衝動を抑えてラナに頼む。
「それまで、自分の気持ちを抑えるためにお願いがあるんだ……」
そう話すとケモミミカチューシャを出した。
「可愛い……」
うん、引かれてはいないようだ。
ラナは思わず可愛いと言って、目を輝かしている。
「こ、これを付けて試してみたいのだけど、ど、どうかな?」
おうふ、意外にラナは乗り気の表情をしている。
頬が赤くなり、目を輝かしているラナを見てそう思った。
ラナは猫耳を二つ手に取ると、一つを自分の頭に着けた。
くっ、悪くないじゃないかぁーーー!
しかし、ラナは予想外の提案をしてきた。
「旦那様も着けるにゃん!」
ラナはそう言うと私の頭にネコミミカチューシャを付けてキスしてきた。いつもと違い舐めるようなキスしてきた。
それからケモミミ新魔エッチの暴走が始まるのであった。
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