179 / 224
第6章 塩会議
第40話 何とか解決?
しおりを挟む
全員からドッズさんと私に注目が集まってしまった。
クレイマン司教は神罰が恐ろしくないのだろうか?
クレイマン司教は神の存在を信じていないか、獣人の神を信じていないのではないだろう。だから平気で神を愚弄するようなことを言えるのだろう。
「すぐ近くに神像があるのに神を愚弄するのは、神罰を分かっていないのでしょう。神罰を受けた教会関係者を、彼に見せてはいかがですか?」
私はゼノキア侯爵に向かって提案する。
「ふ、ふざけるな! 神罰はお前らの作り話だろう!」
クレイマン司教は私に向かって文句を言ってきた。しかし、彼の仲間以外は気の毒そうに彼を見つめている。その雰囲気にクレイマン司教とその仲間たちは戸惑っているようだ。
教会の人間は神の存在を信じていないのだろうなぁ。
「そうじゃのぉ、神罰でどうなるか見せたほうが、この場で愚かなことを言うまい。おい、拘束した者達を運んでこい」
運んでこい……、歩けない人が多いからなぁ~。
ゼノキア侯爵の指示で兵士たちが建物から出ていく。クレイマン司教は必死に動揺しているのを繕っているが、仲間たちは露骨に動揺している。
私としてはこれ以上神が暴走すると、フォローが大変だと考えるのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
すぐに兵士たちに拘束されたデジテル司教たちや聖騎士たちを連れてきた。半分の者は兵士に抱えられ運ばれてきた。
「そんな!」「イスタ殿!」「まさか!」
クレイマン司教の仲間たちは、その姿を見て驚きの声を上げる。クレイマン司教は声こそ上げなかったけど顔色が悪い。
「ど、どうかお許しください。私達は命じられて女神像を教会にお迎えしようとしただけです。二度と愚かな真似はしません。どうか、どうか……」
デジテル司教はふらつく足取りで、アーニャ夫妻の方に向かって祈るように懇願し始めた。そして、他の者達もそれに倣って、謝罪の言葉を言い始める。
みこと♪『簡単に許すはずありませんわ!』
お願いだから暴走しないでぇ~!
「う、嘘だ! 彼らは偽物だ! 私を騙すために、よ、用意したのだろ!」
クレイマン司教は、まだ神の存在を信じていないのだろう。必死に自分に言い聞かせるように叫んでいる。その姿を同情するような目で全員が見つめていた。
確かに誰もが神の存在をあまり信じている感じはしなかったなぁ。
私はこの世界に来るときに神に会っているから、この世界は神の存在を信じる人が多いと思っていた。しかし、教会の横暴や神の名を語った嘘の神託により、この世界では逆に神の存在が軽視されているというか、信じられなくなっていた感じがする。
そういう意味でも教会の罪は重いと思うなぁ~。
ゼノキア侯爵が何か言おうとすると、その前にデジテル司教がクレイマン司教に文句を言い始める。
「アンタだ! アンタが変ことを私にさせたからこんなことに……」
涙を流しながらクレイマン司教に言った。
「わ、私は女神像をお迎えしろとだけ言っただけだ!」
「コイツはお前の部下じゃないか!」
デジテル司教が指差したのは聖騎士のイスタだった。彼は老化の進んだデジテル司教より、さらに老け込んでいて、まともに手を動かすこともできなくなっていた。
「知らない! 私はそんなこと知らない! 邪神が彼にしたことだぁ!」
シンジ『ほう、まだ儂を邪神と呼ぶか!』
みこと♪『まさか私の事ではありませんよねぇ』
コイツ馬鹿か!
「2人とも落ち着いてください! 大きく息を吸ってぇ~、そう、そんな感じでもう一度。はい、良い感じですよぉ~」
今度は2人がキラキラし始めて、私は必死に2人を落ち着かせる。
アタル『神が簡単に暴走するなぁーーー!』
みこと♪・シンジ『『ごめんなさい!』』
「いい加減にしろーーー! 神の加護を持つ2人の前で神を愚弄するとは何事だぁ!」
あっ、エドワルド様が切れたぁ!
キラキラ夫婦を見て一番焦っている感じだ。
「お主がそこの連中と同じように神罰を受けるだけなら構わないが、神の怒りがお主だけでなく、この地や町、国ごとになったらどうするのじゃ!」
ゼノキア侯爵も真剣な表情で怒りを滾らせている。
確かに神の怒りというか、神罰がどこまで影響が出るか理解できないよねぇ。急に神が身近になったことで、彼らも内心では恐れているのかぁ。
「そ、そんな、神が居るなんて、そんな、そんなはず……」
おいおい、教会の人間が神を信じていないのはどうなんだぁ!?
まあ、すでに彼の仲間たちは信じたのか、跪いて必死に祈りを捧げ始めているけどね。
「神の存在を信じていないのに神託を持ち出すとは恥知らずのようじゃな」
ハロルド様は愚か者を見るように言った。
「お前が神を信じなくても良いが、この場で神を愚弄すれば即座に我々がお主の首を刎ねる。神の見ているこの場で、また嘘をつけばどうなるのか考えて答えよ!」
ゼノキア侯爵も神を恐れているようだが、それを上手く利用して彼らを脅している。さすが偉いさんは違うと思いたかったが、言い終わると私に目で大丈夫か窺うのはどうかと……。
私は仕方ないので頷くと、露骨にホッとしている。
そして目の前には、呆然として何やらブツブツと呟くクレイマン司教と、彼が何を指示していたのか、許しを請うように叫び出す仲間たちがいた。
◇ ◇ ◇ ◇
ハロルド式の尋問の必要もなく、彼らはすべてを自白した。クレイマン司教は武力行使を容認していた感じではあるが、聖騎士のイスタの暴走が一番の原因だったようだ。
どこまでクレイマン司教の罪といえるのか微妙な感じではあるが、領主が管理する像の破壊や略奪を指示したことは間違いないようだ。今後は国と教会との話し合いになるだろう。
今は偉いさん達が神像を見てみたいと言い出したので、一緒に神像の前に来ている。
エドワルド様が必死に祈りを捧げる姿が気の毒に思う。
ある意味、厄介者が自分の町にできたようなものだよなぁ~。
みこと♪『厄介者は酷い!』
シンジ『そ、そうじゃ!』
暴走しなければなぁ~。
みこと♪・シンジ『…………』
「アタル殿、神像は2柱だと聞いていたのだが、この像は?」
そういえばチンチクリンを忘れていた!
転子『チンチクリンは酷いのじゃぁ~!』
「これは転生の女神像なんですが、神の加護が宿っていません。まあ、ただのお飾りですよ」
転子『お飾りは酷いのじゃぁ~!』
アタル『加護がないから諦めて!』
「それより、アタルと呼び捨てにしてください。私はただの平民ですから」
ゼノキア「そ、そうか……」
カービン「ただの平民……」
ハロルド「すまんのぉ……」
「それより、あの時のあれはどういうことなのだ?」
エドワルド様が尋ねてきた。
「あの時のあれ?」
「そうじゃ、2人に息を吸って落ち着かせていただろう。あれのことだ!」
あぁ、あれね……。
「あれは興奮して神の加護というか、神罰の執行というか、暴走というか、そういことが起きないように落ち着かせてみただけです。まだ2人も加護を受けて間もないですから、冷静に行動できるようにした方が良いかなぁ~と思いまして……」
うまく説明できるかぁーーー!
「そいうことなんですね。私達夫婦は、加護を受けるものとして冷静に物事を判断する修業が必要なんですね!」
うん、でもそれはアーニャ夫妻のだけでなく神にも修行を積んで欲しいなぁ。
みこと♪・シンジ『…………』
これまでは神が簡単に地上に関与できなかったと聞いている。神像を創ることで簡単に関与できるようになるなら、神も考えて欲しいなぁ~。
転子『本当じゃ! 考えて欲しいのじゃ~』
アタル・みこと♪・シンジ『『『お前が一番危ない!』』』
心の中で『自重は大事』だと自分に言い聞かせるのだった。
クレイマン司教は神罰が恐ろしくないのだろうか?
クレイマン司教は神の存在を信じていないか、獣人の神を信じていないのではないだろう。だから平気で神を愚弄するようなことを言えるのだろう。
「すぐ近くに神像があるのに神を愚弄するのは、神罰を分かっていないのでしょう。神罰を受けた教会関係者を、彼に見せてはいかがですか?」
私はゼノキア侯爵に向かって提案する。
「ふ、ふざけるな! 神罰はお前らの作り話だろう!」
クレイマン司教は私に向かって文句を言ってきた。しかし、彼の仲間以外は気の毒そうに彼を見つめている。その雰囲気にクレイマン司教とその仲間たちは戸惑っているようだ。
教会の人間は神の存在を信じていないのだろうなぁ。
「そうじゃのぉ、神罰でどうなるか見せたほうが、この場で愚かなことを言うまい。おい、拘束した者達を運んでこい」
運んでこい……、歩けない人が多いからなぁ~。
ゼノキア侯爵の指示で兵士たちが建物から出ていく。クレイマン司教は必死に動揺しているのを繕っているが、仲間たちは露骨に動揺している。
私としてはこれ以上神が暴走すると、フォローが大変だと考えるのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
すぐに兵士たちに拘束されたデジテル司教たちや聖騎士たちを連れてきた。半分の者は兵士に抱えられ運ばれてきた。
「そんな!」「イスタ殿!」「まさか!」
クレイマン司教の仲間たちは、その姿を見て驚きの声を上げる。クレイマン司教は声こそ上げなかったけど顔色が悪い。
「ど、どうかお許しください。私達は命じられて女神像を教会にお迎えしようとしただけです。二度と愚かな真似はしません。どうか、どうか……」
デジテル司教はふらつく足取りで、アーニャ夫妻の方に向かって祈るように懇願し始めた。そして、他の者達もそれに倣って、謝罪の言葉を言い始める。
みこと♪『簡単に許すはずありませんわ!』
お願いだから暴走しないでぇ~!
「う、嘘だ! 彼らは偽物だ! 私を騙すために、よ、用意したのだろ!」
クレイマン司教は、まだ神の存在を信じていないのだろう。必死に自分に言い聞かせるように叫んでいる。その姿を同情するような目で全員が見つめていた。
確かに誰もが神の存在をあまり信じている感じはしなかったなぁ。
私はこの世界に来るときに神に会っているから、この世界は神の存在を信じる人が多いと思っていた。しかし、教会の横暴や神の名を語った嘘の神託により、この世界では逆に神の存在が軽視されているというか、信じられなくなっていた感じがする。
そういう意味でも教会の罪は重いと思うなぁ~。
ゼノキア侯爵が何か言おうとすると、その前にデジテル司教がクレイマン司教に文句を言い始める。
「アンタだ! アンタが変ことを私にさせたからこんなことに……」
涙を流しながらクレイマン司教に言った。
「わ、私は女神像をお迎えしろとだけ言っただけだ!」
「コイツはお前の部下じゃないか!」
デジテル司教が指差したのは聖騎士のイスタだった。彼は老化の進んだデジテル司教より、さらに老け込んでいて、まともに手を動かすこともできなくなっていた。
「知らない! 私はそんなこと知らない! 邪神が彼にしたことだぁ!」
シンジ『ほう、まだ儂を邪神と呼ぶか!』
みこと♪『まさか私の事ではありませんよねぇ』
コイツ馬鹿か!
「2人とも落ち着いてください! 大きく息を吸ってぇ~、そう、そんな感じでもう一度。はい、良い感じですよぉ~」
今度は2人がキラキラし始めて、私は必死に2人を落ち着かせる。
アタル『神が簡単に暴走するなぁーーー!』
みこと♪・シンジ『『ごめんなさい!』』
「いい加減にしろーーー! 神の加護を持つ2人の前で神を愚弄するとは何事だぁ!」
あっ、エドワルド様が切れたぁ!
キラキラ夫婦を見て一番焦っている感じだ。
「お主がそこの連中と同じように神罰を受けるだけなら構わないが、神の怒りがお主だけでなく、この地や町、国ごとになったらどうするのじゃ!」
ゼノキア侯爵も真剣な表情で怒りを滾らせている。
確かに神の怒りというか、神罰がどこまで影響が出るか理解できないよねぇ。急に神が身近になったことで、彼らも内心では恐れているのかぁ。
「そ、そんな、神が居るなんて、そんな、そんなはず……」
おいおい、教会の人間が神を信じていないのはどうなんだぁ!?
まあ、すでに彼の仲間たちは信じたのか、跪いて必死に祈りを捧げ始めているけどね。
「神の存在を信じていないのに神託を持ち出すとは恥知らずのようじゃな」
ハロルド様は愚か者を見るように言った。
「お前が神を信じなくても良いが、この場で神を愚弄すれば即座に我々がお主の首を刎ねる。神の見ているこの場で、また嘘をつけばどうなるのか考えて答えよ!」
ゼノキア侯爵も神を恐れているようだが、それを上手く利用して彼らを脅している。さすが偉いさんは違うと思いたかったが、言い終わると私に目で大丈夫か窺うのはどうかと……。
私は仕方ないので頷くと、露骨にホッとしている。
そして目の前には、呆然として何やらブツブツと呟くクレイマン司教と、彼が何を指示していたのか、許しを請うように叫び出す仲間たちがいた。
◇ ◇ ◇ ◇
ハロルド式の尋問の必要もなく、彼らはすべてを自白した。クレイマン司教は武力行使を容認していた感じではあるが、聖騎士のイスタの暴走が一番の原因だったようだ。
どこまでクレイマン司教の罪といえるのか微妙な感じではあるが、領主が管理する像の破壊や略奪を指示したことは間違いないようだ。今後は国と教会との話し合いになるだろう。
今は偉いさん達が神像を見てみたいと言い出したので、一緒に神像の前に来ている。
エドワルド様が必死に祈りを捧げる姿が気の毒に思う。
ある意味、厄介者が自分の町にできたようなものだよなぁ~。
みこと♪『厄介者は酷い!』
シンジ『そ、そうじゃ!』
暴走しなければなぁ~。
みこと♪・シンジ『…………』
「アタル殿、神像は2柱だと聞いていたのだが、この像は?」
そういえばチンチクリンを忘れていた!
転子『チンチクリンは酷いのじゃぁ~!』
「これは転生の女神像なんですが、神の加護が宿っていません。まあ、ただのお飾りですよ」
転子『お飾りは酷いのじゃぁ~!』
アタル『加護がないから諦めて!』
「それより、アタルと呼び捨てにしてください。私はただの平民ですから」
ゼノキア「そ、そうか……」
カービン「ただの平民……」
ハロルド「すまんのぉ……」
「それより、あの時のあれはどういうことなのだ?」
エドワルド様が尋ねてきた。
「あの時のあれ?」
「そうじゃ、2人に息を吸って落ち着かせていただろう。あれのことだ!」
あぁ、あれね……。
「あれは興奮して神の加護というか、神罰の執行というか、暴走というか、そういことが起きないように落ち着かせてみただけです。まだ2人も加護を受けて間もないですから、冷静に行動できるようにした方が良いかなぁ~と思いまして……」
うまく説明できるかぁーーー!
「そいうことなんですね。私達夫婦は、加護を受けるものとして冷静に物事を判断する修業が必要なんですね!」
うん、でもそれはアーニャ夫妻のだけでなく神にも修行を積んで欲しいなぁ。
みこと♪・シンジ『…………』
これまでは神が簡単に地上に関与できなかったと聞いている。神像を創ることで簡単に関与できるようになるなら、神も考えて欲しいなぁ~。
転子『本当じゃ! 考えて欲しいのじゃ~』
アタル・みこと♪・シンジ『『『お前が一番危ない!』』』
心の中で『自重は大事』だと自分に言い聞かせるのだった。
61
▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼ ▼
★☆ 書籍化したこちらもヨロシク! ☆★
★☆★☆★☆ 『転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。』 ☆★☆★☆★
▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲ ▲
お気に入りに追加
2,182
あなたにおすすめの小説
転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!
小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。
しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。
チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。
研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。
ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。
新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。
しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。
もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。
実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。
結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。
すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。
主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。

おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています

【ヤベェ】異世界転移したった【助けてwww】
一樹
ファンタジー
色々あって、転移後追放されてしまった主人公。
追放後に、持ち物がチート化していることに気づく。
無事、元の世界と連絡をとる事に成功する。
そして、始まったのは、どこかで見た事のある、【あるある展開】のオンパレード!
異世界転移珍道中、掲示板実況始まり始まり。
【諸注意】
以前投稿した同名の短編の連載版になります。
連載は不定期。むしろ途中で止まる可能性、エタる可能性がとても高いです。
なんでも大丈夫な方向けです。
小説の形をしていないので、読む人を選びます。
以上の内容を踏まえた上で閲覧をお願いします。
disりに見えてしまう表現があります。
以上の点から気分を害されても責任は負えません。
閲覧は自己責任でお願いします。
小説家になろう、pixivでも投稿しています。
月が導く異世界道中
あずみ 圭
ファンタジー
月読尊とある女神の手によって癖のある異世界に送られた高校生、深澄真。
真は商売をしながら少しずつ世界を見聞していく。
彼の他に召喚された二人の勇者、竜や亜人、そしてヒューマンと魔族の戦争、次々に真は事件に関わっていく。
これはそんな真と、彼を慕う(基本人外の)者達の異世界道中物語。
漫遊編始めました。
外伝的何かとして「月が導く異世界道中extra」も投稿しています。

少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる