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第6章 塩会議
第23話 ついに連行?
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私はクレアとラナに叱られている。
「旦那様、あれほど幼い子供でも、耳や尻尾は触らないように言いましたよね!?」
ラナが目を三角にして怒っている。
「い、いやぁ、別に触ろうとしたわけではなくて、あれほど数が多いと仕方なく……」
嘘です! 暫く我慢していたので暴走しちゃいました……。
「嘘です! 私は旦那様が狙って触っていたのを見ていました!」
はい、クレアさんの言う通りです……。
ミュウ「浮気はダメぇ~!」
キティ「ダメなのぉ~!」
う、浮気ではありません!
「まあまあ、あれくらいの子供なら気にすることはありませんよ!」
ドッズさん、ナイスフォロー!
「ダメです! この2人のような子供が増えたらどうするのですか!」
おうふ、ミュウとキティが増殖するのは俺も避けたい!
ドッズさんもミュウとキティを見て溜息を付いていた。
「すみません。そのことはまた別な時に話してもらえませんか? 今はこの地に何が起きたのか説明を先にお願いします」
アーニャさんが戸惑いながらもラナとクレアにお願いする。2人も少し私を睨んでから下がってくれた。
助かったぁ~。あれっ、先送りしただけ!?
すぐにまた2人に叱られるだろうと思うと気が重くなる。
「アタル様、なぜ半日でこんな状態になったのですか?」
うん、それは私も自分に問いかけたいくらいだ……。
「え~と、建物撤去は30分ぐらいで終わったんですが、神像が空き地に放置されているのはどうかと思い、雨風を防げるように建物を造ったんです」
ドッズ「30分で全部撤去……」
アーニャ「そ、それは、確かに必要かも……」
何故かドッズさんは変な所に引っかかっているようだ。アーニャさんは納得してくれた。……よね?
「それで建物だけでは寂しいので木を植えたりしたのです」
ドッズ「木を植えた……?」
アーニャ「そ、それは……」
2人は理解できてるかなぁ……。
「木を植えている時に、この地を管理する2人の住まいが必要だと思い出して、この家を建てました。ついでに隣には集会所と言うか、子供が勉強する場所に良いかと思って建物も建てたのです」
んっ、2人が呆然としている?
「「ここが俺(私)達の家!?」」
ああ、そこぉ。
「はい、2人にはこの地と神像を守ってもらうので、近くに住まないと困りますよね? 夜は封鎖したりする必要があると思ったのです」
「私達がこんな立派な家に住んでも良いのですか!?」
アーニャさんが驚いて尋ねてきた。
「はい、ハロルド様にお願いしてグラスニカ侯爵にも許可をもらうつもりです。神罰の問題があるから大丈夫だと思います」
しかし、2人は建物を見える範囲で見回している。ついでなので簡単に説明しよう。
「キッチンには魔道具も設置してあります。他にも灯りの魔道具やトイレの魔道具なんかも設置してあります。家具や生活用品は自分でそろえてくださいね」
「「魔道具……」」
「お子さんを育てるのにも問題ない広さになってますよ」
そう話すとアーニャさんは、驚いた表情から悲しそうな表情に変わり話した。
「私達夫婦に子供はいないのです……」
ドッズさんも悲しそうにアーニャさんの肩に手を置く。アーニャさんはその手の上に手を置いて俯いた。
「えっ、生命の女神の加護を受けたアーニャさんなら、これからボンボン子供ができますよ?」
「「えっ!」」
2人は驚きの表情で私を見つめる。
「あれっ、加護の説明しましたよね。加護を受けたアーニャさんは確実に子供ができますよ。そう私は聞き、ゲフン……、そう私は思いますよ」
あ、危ない! 誰から聞いたか聞かれたら困る所だった。さすがに生命の女神から太鼓判を貰っているとは答えられないだろう。
アーニャ「あなた!」
ドッズ「おまえ!」
うん、2人は自分達の世界に入り込んだようで、その辺は気にしていないようだ。
暫くして2人が落ち着くと、さらに色々この地のことを説明する。
結界の魔道具を設置されていると聞くと驚愕し、それを制御するためのペンダントを2人に渡すと、2人はまるで下賜されるように受け取ってくれた。
さらに周辺の撤去や孤児院の建設も考えているが、それは領主様と相談してからと話した。
まだ完全には理解できていないようだが、後は顔役たちと相談してくれと話した。
説明に疲れたのでラナにお茶を入れてもらい、飲んでいると顔役が尋ねてきた。
「辺境伯様の部下であるサバル殿が、アタル様にお会いしたいと来ていますが?」
ついに恐れていた時が来たようだ!
「わかりました。会いますので中に案内してもらえますか?」
暫くするとサバルさんが笑顔で案内されてきた。
「アタル様、また色々とやっておりますなぁ!」
サバルさんはワクワクするような表情で楽しそうに話した。
もしかして、ハロルド様は悪くない反応!?
「ですがハロルド様達は状況の説明と理由も教えて欲しいそうです。すみませんが一緒にグラスニカ侯爵の屋敷に来てもらえますか?」
あまり楽しい誘いじゃないよね……。
「あのぉ~、ハロルド様は怒ってましたか?」
「う~ん、まあ、いつもと同じ感じですな。お怒り半分、諦め半分と言ったところです。また、いつものお説教で終わりますよ。はははは」
くっ、お説教は間違いないらしい。
いや、いつものお説教で済めば良かったのでは!?
そう考えると重い気持ちが軽くなった気がする。
思わず両手の手首を合わせて、拘束されようとする。冗談のつもりだったが、ドッズさんの顔色が変わる。
「アタル様、私がアタル様を縛ったり拘束したりすることは絶対にありません。それに特に今回そんなことをすれば、暴動が起きそうですよ」
うん、ドッズさん落ち着こうか……。
私はサバルさんの乗ってきたウマーレムの後ろに乗って、子供たちに手を振りながら領主屋敷に連行されていくのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
グラスニカ侯爵の屋敷に着くと、そのまま会議室のような部屋に通された。正面にはグラスニカ侯爵が真ん中に座り、左右にハロルド様とエイブル伯爵が座っていた。
うん、さすが他領でやり過ぎたかもしれないなぁ……。
正面の3人は深刻な表情で私を見ている。
「アタル、何をしたのか詳しく話してくれるかのぉ」
おっ、なんかいつものハロルド様より優しい感じがするぅ!
少しホッとしてストレージから地図を出した。これは自分で作成した地図だ。周辺の老朽化した建物も書かれており、孤児院建設の許可をもらうために作成しておいたのだ。
「まずはこれを見てください」
そう言って何を造ったのか説明していく。ハロルド様以外の2人は、信じられないといった感じで聞いていた。
「ついでに周辺の老朽化した建物も撤去しようと思ったのですが、まだ退去が終わっていない可能性もありましたし、グラスニカ侯爵様の許可をいただいたほうが良いと思いまして自重しました!」
ふふふっ、自重したと言えるのが少し嬉しい!
「ほう、アタルが自重したのか?」
「はい、自重しました!」
「バカモノーーー! どこが自重したじゃ。なぜ建物を建てる前に確認しない! 彼らに頼まれたのは撤去だけじゃろうがぁ!」
うひぃ、いつもより怒ってるぅ!
「待って下さい! 説明を忘れていました。あの神像にはそれぞれの神の加護が宿ってしまったのです。放置すると神罰が起きる危険があったので、安全のためにも建物は必要だったんです!」
「神罰……」
グラスニカ侯爵が呆然と呟いた。
「加護! し、神罰とはどういうことじゃ!?」
興奮するハロルド様を宥めながら、加護の効果や神罰について説明した。
説明が終わると3人は呆然としている。
「加護の効果はともかく、神罰のことを何とかしようと建物を用意しただけです。もしグラスニカ侯爵の方で何とかするというのならば、建物はすぐに撤去はしますよ」
ちょっと意地悪な感じで聞いてみた。
「待て、持ってくれ、……建物はそのままで問題ない。いや、そのままにして欲しい。……しかし、そんなことが……」
グラスニカ侯爵は焦りながら了承してくれたようだ。まだ呆然としているが……。
「アタル、お主は神像を創れるのか?」
「いえ、故郷の像を参考に造っただけです。先程も説明しましたが、それを信じてたくさんの人があの像に祈りを捧げた結果だと、私は思ってます!」
はい嘘です……。
「あの地は聖地のようになりそうですね……」
エイブル伯爵が呟くと、それを聞いたグラスニカ侯爵は顔色を変えて聞いてくる。
「わ、私は何をすれば良い! いや、それ以上に何をしてはダメなんだ!」
え~と、それは私にもわかりかねますが……。
取り敢えずそれらしい説明を必死に考えるのであった。
「旦那様、あれほど幼い子供でも、耳や尻尾は触らないように言いましたよね!?」
ラナが目を三角にして怒っている。
「い、いやぁ、別に触ろうとしたわけではなくて、あれほど数が多いと仕方なく……」
嘘です! 暫く我慢していたので暴走しちゃいました……。
「嘘です! 私は旦那様が狙って触っていたのを見ていました!」
はい、クレアさんの言う通りです……。
ミュウ「浮気はダメぇ~!」
キティ「ダメなのぉ~!」
う、浮気ではありません!
「まあまあ、あれくらいの子供なら気にすることはありませんよ!」
ドッズさん、ナイスフォロー!
「ダメです! この2人のような子供が増えたらどうするのですか!」
おうふ、ミュウとキティが増殖するのは俺も避けたい!
ドッズさんもミュウとキティを見て溜息を付いていた。
「すみません。そのことはまた別な時に話してもらえませんか? 今はこの地に何が起きたのか説明を先にお願いします」
アーニャさんが戸惑いながらもラナとクレアにお願いする。2人も少し私を睨んでから下がってくれた。
助かったぁ~。あれっ、先送りしただけ!?
すぐにまた2人に叱られるだろうと思うと気が重くなる。
「アタル様、なぜ半日でこんな状態になったのですか?」
うん、それは私も自分に問いかけたいくらいだ……。
「え~と、建物撤去は30分ぐらいで終わったんですが、神像が空き地に放置されているのはどうかと思い、雨風を防げるように建物を造ったんです」
ドッズ「30分で全部撤去……」
アーニャ「そ、それは、確かに必要かも……」
何故かドッズさんは変な所に引っかかっているようだ。アーニャさんは納得してくれた。……よね?
「それで建物だけでは寂しいので木を植えたりしたのです」
ドッズ「木を植えた……?」
アーニャ「そ、それは……」
2人は理解できてるかなぁ……。
「木を植えている時に、この地を管理する2人の住まいが必要だと思い出して、この家を建てました。ついでに隣には集会所と言うか、子供が勉強する場所に良いかと思って建物も建てたのです」
んっ、2人が呆然としている?
「「ここが俺(私)達の家!?」」
ああ、そこぉ。
「はい、2人にはこの地と神像を守ってもらうので、近くに住まないと困りますよね? 夜は封鎖したりする必要があると思ったのです」
「私達がこんな立派な家に住んでも良いのですか!?」
アーニャさんが驚いて尋ねてきた。
「はい、ハロルド様にお願いしてグラスニカ侯爵にも許可をもらうつもりです。神罰の問題があるから大丈夫だと思います」
しかし、2人は建物を見える範囲で見回している。ついでなので簡単に説明しよう。
「キッチンには魔道具も設置してあります。他にも灯りの魔道具やトイレの魔道具なんかも設置してあります。家具や生活用品は自分でそろえてくださいね」
「「魔道具……」」
「お子さんを育てるのにも問題ない広さになってますよ」
そう話すとアーニャさんは、驚いた表情から悲しそうな表情に変わり話した。
「私達夫婦に子供はいないのです……」
ドッズさんも悲しそうにアーニャさんの肩に手を置く。アーニャさんはその手の上に手を置いて俯いた。
「えっ、生命の女神の加護を受けたアーニャさんなら、これからボンボン子供ができますよ?」
「「えっ!」」
2人は驚きの表情で私を見つめる。
「あれっ、加護の説明しましたよね。加護を受けたアーニャさんは確実に子供ができますよ。そう私は聞き、ゲフン……、そう私は思いますよ」
あ、危ない! 誰から聞いたか聞かれたら困る所だった。さすがに生命の女神から太鼓判を貰っているとは答えられないだろう。
アーニャ「あなた!」
ドッズ「おまえ!」
うん、2人は自分達の世界に入り込んだようで、その辺は気にしていないようだ。
暫くして2人が落ち着くと、さらに色々この地のことを説明する。
結界の魔道具を設置されていると聞くと驚愕し、それを制御するためのペンダントを2人に渡すと、2人はまるで下賜されるように受け取ってくれた。
さらに周辺の撤去や孤児院の建設も考えているが、それは領主様と相談してからと話した。
まだ完全には理解できていないようだが、後は顔役たちと相談してくれと話した。
説明に疲れたのでラナにお茶を入れてもらい、飲んでいると顔役が尋ねてきた。
「辺境伯様の部下であるサバル殿が、アタル様にお会いしたいと来ていますが?」
ついに恐れていた時が来たようだ!
「わかりました。会いますので中に案内してもらえますか?」
暫くするとサバルさんが笑顔で案内されてきた。
「アタル様、また色々とやっておりますなぁ!」
サバルさんはワクワクするような表情で楽しそうに話した。
もしかして、ハロルド様は悪くない反応!?
「ですがハロルド様達は状況の説明と理由も教えて欲しいそうです。すみませんが一緒にグラスニカ侯爵の屋敷に来てもらえますか?」
あまり楽しい誘いじゃないよね……。
「あのぉ~、ハロルド様は怒ってましたか?」
「う~ん、まあ、いつもと同じ感じですな。お怒り半分、諦め半分と言ったところです。また、いつものお説教で終わりますよ。はははは」
くっ、お説教は間違いないらしい。
いや、いつものお説教で済めば良かったのでは!?
そう考えると重い気持ちが軽くなった気がする。
思わず両手の手首を合わせて、拘束されようとする。冗談のつもりだったが、ドッズさんの顔色が変わる。
「アタル様、私がアタル様を縛ったり拘束したりすることは絶対にありません。それに特に今回そんなことをすれば、暴動が起きそうですよ」
うん、ドッズさん落ち着こうか……。
私はサバルさんの乗ってきたウマーレムの後ろに乗って、子供たちに手を振りながら領主屋敷に連行されていくのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
グラスニカ侯爵の屋敷に着くと、そのまま会議室のような部屋に通された。正面にはグラスニカ侯爵が真ん中に座り、左右にハロルド様とエイブル伯爵が座っていた。
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正面の3人は深刻な表情で私を見ている。
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おっ、なんかいつものハロルド様より優しい感じがするぅ!
少しホッとしてストレージから地図を出した。これは自分で作成した地図だ。周辺の老朽化した建物も書かれており、孤児院建設の許可をもらうために作成しておいたのだ。
「まずはこれを見てください」
そう言って何を造ったのか説明していく。ハロルド様以外の2人は、信じられないといった感じで聞いていた。
「ついでに周辺の老朽化した建物も撤去しようと思ったのですが、まだ退去が終わっていない可能性もありましたし、グラスニカ侯爵様の許可をいただいたほうが良いと思いまして自重しました!」
ふふふっ、自重したと言えるのが少し嬉しい!
「ほう、アタルが自重したのか?」
「はい、自重しました!」
「バカモノーーー! どこが自重したじゃ。なぜ建物を建てる前に確認しない! 彼らに頼まれたのは撤去だけじゃろうがぁ!」
うひぃ、いつもより怒ってるぅ!
「待って下さい! 説明を忘れていました。あの神像にはそれぞれの神の加護が宿ってしまったのです。放置すると神罰が起きる危険があったので、安全のためにも建物は必要だったんです!」
「神罰……」
グラスニカ侯爵が呆然と呟いた。
「加護! し、神罰とはどういうことじゃ!?」
興奮するハロルド様を宥めながら、加護の効果や神罰について説明した。
説明が終わると3人は呆然としている。
「加護の効果はともかく、神罰のことを何とかしようと建物を用意しただけです。もしグラスニカ侯爵の方で何とかするというのならば、建物はすぐに撤去はしますよ」
ちょっと意地悪な感じで聞いてみた。
「待て、持ってくれ、……建物はそのままで問題ない。いや、そのままにして欲しい。……しかし、そんなことが……」
グラスニカ侯爵は焦りながら了承してくれたようだ。まだ呆然としているが……。
「アタル、お主は神像を創れるのか?」
「いえ、故郷の像を参考に造っただけです。先程も説明しましたが、それを信じてたくさんの人があの像に祈りを捧げた結果だと、私は思ってます!」
はい嘘です……。
「あの地は聖地のようになりそうですね……」
エイブル伯爵が呟くと、それを聞いたグラスニカ侯爵は顔色を変えて聞いてくる。
「わ、私は何をすれば良い! いや、それ以上に何をしてはダメなんだ!」
え~と、それは私にもわかりかねますが……。
取り敢えずそれらしい説明を必死に考えるのであった。
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