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第5章 公的ギルド
第3話 追及するレベッカ夫人
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ハロルド様達はすぐに行動を始めるといって、地下道から屋敷に戻るので階段の所まで見送りに来た。
「アタル、色々と頼むことになるがやり過ぎるんじゃないぞ!」
「必ず何かする時は連絡をお願いします」
おうふ、ハロルド様だけではなく、セバスさんからも忠告されてしまったよぉ。
「イ、イヤだなぁ~、そうならないために2人の魔道具に、連絡用の郵便システムの機能を追加したじゃありませんかぁ~」
「それに安心して暴走しない事を願いたいのぉ」
「何かする前に連絡をお願いします。何かした後に連絡しては意味がありませんから」
ま、まったく信用されてないじゃん!
少し不貞腐れた表情をする。そしてハロルド様達から訳の分からない事を頼まれる。
「それとレベッカの事を頼むぞ。レベッカは本当に良くやってくれておる」
「レベッカ様をどうかよろしくお願いします」
え~と、どういうこと?
しかし、質問する前に2人は地下道に降りて行ったのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
ハロルド様達の最後の言葉の意味が分からなくて、言葉の意味を考えながらリビングに行くと、レベッカ夫人がクレアとラナと一緒にお茶を飲んでいた。
あれ、アリスお嬢様はどこに行ったの?
「アタルさん、お義父様達との話し合いは終わりましたか?」
「はい、すでに2人はお屋敷に戻って行かれましたよ」
返事を聞いたレベッカ夫人の目がキラリと光った気がした。
「では、少し私とお話をしてもらいましょうか」
まるで逃がさないといった感じで言われてしまう。
なにっ、何を話すの!?
「レベッカ夫人、ここで話すのは少し……」
ラナが申し訳なさそうにレベッカ夫人に言った。
「そうね、ここでも大丈夫だと思うけど、念のために会議室で話しましょう」
頭の中に警報音が鳴り響いている。
何か言い訳を考えて逃げ出すほうが良いのか!
「では、会議室に移動しましょう」
うん、逃げ遅れた気がする……。
頭の中でドナドナが流れ、子牛になって連れて行かれる自分の姿が頭に浮かぶのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
私の正面にはレベッカ夫人が座り、左右にはクレアとラナが座っている。
クレアとラナは申し訳なさそうな顔で俯いている。それとは対照的な、レベッカ夫人のギラギラした表情が気になる。
「アタルさん、少しお聞きしたいことがあります。よろしいかしら?」
「は、はい……」
絶対にイヤだとは答えられない雰囲気で問い掛けられた。
「アタルさんとエッチすると魔力量が増えるのは本当なの?」
「ブホッ!」
口にしたお茶を吹き出してしまう。
私は驚いてラナを見ると目を逸らして俯いてしまった。クレアは俯いたまま、顔を上げてくれない。
「アタルさん、ラナとクレアには話を聞いてありますわ」
レベッカ夫人は問い詰めるように、ギラギラした目で私を見つめながら言った。
ご、誤魔化せそうにないなぁ~。
「それに答える前に確認したいことがあります。クレア、ラナ、なぜ話したのですか? 夫婦の秘め事を他人に話すのは良くないと思いますよ。それに秘密にすると言ったことまで話したのはなぜですか?」
「旦那様、すみません。夫人には結婚前に色々と相談に乗って頂いていたので……」
クレアがまずは謝罪する。
色々と相談? 何を相談?
「旦那様、クレアさんは悪くありません。私が既にレベッカ様にお話をしていたので、クレアさんは答えるしかなかったのです」
うん、何となくラナが先に話した気はしていた。でも、なぜ!?
「結婚する前に、夫婦の事をレベッカ様に教えを頂いていたのです。特に、……夜の生活については噂しか知らなかったので……」
ラナの答えに少しだけ納得はできた。
たしかに地球と違い、そういった情報は人に聞くしかないのだろう。
自分はネットで調べたなぁ。
地球にでも、健康な男としてそういった情報はもちろん予習していたし、試験《けっこん》直前にも叡智アプリで追い込み勉強をしていた。
そんな私が2人の予習を責めることはできないし、責める気もない。しかし……。
「教えて頂いたのは理解できますが、すでに結婚して問題など無いではありませんか?」
ラナが答え辛そうにしている。
「それは、私が教えた内容と、極端に違ったので不安になったのよ!」
そ、それは……、自分も予習と違ったけど、魔エッチは地球に無かったからで……。
「連続で何回もする男がいるなんて、あまり聞いたことがないわ。そのうえ朝からもすると聞いたし、クレアからダンジョンでもしたと話を聞いたわよ。彼女たちが不安になって私に相談したのは仕方ないと思うし、原因は貴方よ!」
おうふ、は、反論できません。
自分でも、なぜこれほど絶倫なのか分かりません!
みこと♪『それは私の加護の影響でしょうね』
「ブホッ!」
神託!? 加護って何!?
生命の女神からの神託があり、その内容に驚いてまたお茶を噴き出してしまった。
ラナが立ち上がって噴き出したお茶をきれいにして、新しいお茶を用意してくれる。
その間にステータスを確認してみると、称号に『神々の加護』とあった。
『神々の加護』を開くと様々な神の名前と『祝福』や『寵愛』の文字があった。
神々の名前が多すぎて、全てを確認するのは大変なので、『生命の女神の寵愛』をとりあえず開いてみる。
【生命の女神の寵愛】
生命の女神の加護(祝福)は生命力を強くして、それに関するスキルが生えやすくなる。また、老化を抑え肉体も健康にしてくれる。
また、生命の誕生を強化するために加護(祝福)があるだけで性豪スキルと同等の能力が備わる。
加護(寵愛)は加護(祝福)の効果を、さらに強化した加護になる。加護(寵愛)はスキルの効果を超越しているため、それに関するスキルが生えやすくなることはない。
絶倫スキル以上の効果があるため『24時間、ずっと何時でも何処でも何回でも戦えます』となります。
生命の女神より:
バンバンやってバンバン子供をたくさん作ってねぇ!
でも、睡眠と食事は大切よ!
なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!
聞いてないよぉーーー、私は人間なのかぁ!
そして最後の追伸みたいのも、腹が立つぅ。
しかし、これで色々な事が納得できる。
スキルが生えていないのに異常な自分の……。
それに、前より生産系が進化していると思ったし、それ以外の能力の成長も早い気がしていた。
落ち着けぇ、落ち着けぇ、細かい確認は後だ、今はレベッカ夫人との会話を早く切り上げよう。
◇ ◇ ◇ ◇
申し訳なさそうに俺を見つめるラナとクレアに言う。
「理由も分かったから良いけど、これ以上は話さないようにね」
「「はい」」
2人は揃って返事をしてくれた。
「レベッカ夫人、どこまで2人に話を聞いたのか知りませんが、エッチすれば魔力量が増えるということではありませんよ」
「ええ、エッチする時に魔力を混ぜ合わせるようにすると聞いていますわ。3人の中では魔エッチと言っているそうですわね」
……そこまで話が伝わっているのかぁ!
「そ、それも、確実にそれで魔力量が増えるとは……」
すでに魔の女神様に確認したので間違いありませんが……。
「でも、それ以外は考えられないのよね?」
くっ、さらに追及してくるのかぁ!
「か、可能性は高いと思っています。でも、確実とは言えないし、最近では、あまり魔力量は増えていません」
何となく私の魔力量の10分の1ぐらいで上昇が止まっている。
魔エッチの効果については、何となく確認は出来ていると思う。
「そう、もう少し検証が必要なようね」
それほど必要じゃありませんが、細かく確認するなら必要かも……。
でも、これ以上は現状で検証はできませんねぇ。
「だったら私で検証してもらいますね!」
ドッカーーーーーン!
頭の中で核爆弾が爆発して、頭の上にきのこ雲が幻のように見えているのだった。
「アタル、色々と頼むことになるがやり過ぎるんじゃないぞ!」
「必ず何かする時は連絡をお願いします」
おうふ、ハロルド様だけではなく、セバスさんからも忠告されてしまったよぉ。
「イ、イヤだなぁ~、そうならないために2人の魔道具に、連絡用の郵便システムの機能を追加したじゃありませんかぁ~」
「それに安心して暴走しない事を願いたいのぉ」
「何かする前に連絡をお願いします。何かした後に連絡しては意味がありませんから」
ま、まったく信用されてないじゃん!
少し不貞腐れた表情をする。そしてハロルド様達から訳の分からない事を頼まれる。
「それとレベッカの事を頼むぞ。レベッカは本当に良くやってくれておる」
「レベッカ様をどうかよろしくお願いします」
え~と、どういうこと?
しかし、質問する前に2人は地下道に降りて行ったのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
ハロルド様達の最後の言葉の意味が分からなくて、言葉の意味を考えながらリビングに行くと、レベッカ夫人がクレアとラナと一緒にお茶を飲んでいた。
あれ、アリスお嬢様はどこに行ったの?
「アタルさん、お義父様達との話し合いは終わりましたか?」
「はい、すでに2人はお屋敷に戻って行かれましたよ」
返事を聞いたレベッカ夫人の目がキラリと光った気がした。
「では、少し私とお話をしてもらいましょうか」
まるで逃がさないといった感じで言われてしまう。
なにっ、何を話すの!?
「レベッカ夫人、ここで話すのは少し……」
ラナが申し訳なさそうにレベッカ夫人に言った。
「そうね、ここでも大丈夫だと思うけど、念のために会議室で話しましょう」
頭の中に警報音が鳴り響いている。
何か言い訳を考えて逃げ出すほうが良いのか!
「では、会議室に移動しましょう」
うん、逃げ遅れた気がする……。
頭の中でドナドナが流れ、子牛になって連れて行かれる自分の姿が頭に浮かぶのだった。
◇ ◇ ◇ ◇
私の正面にはレベッカ夫人が座り、左右にはクレアとラナが座っている。
クレアとラナは申し訳なさそうな顔で俯いている。それとは対照的な、レベッカ夫人のギラギラした表情が気になる。
「アタルさん、少しお聞きしたいことがあります。よろしいかしら?」
「は、はい……」
絶対にイヤだとは答えられない雰囲気で問い掛けられた。
「アタルさんとエッチすると魔力量が増えるのは本当なの?」
「ブホッ!」
口にしたお茶を吹き出してしまう。
私は驚いてラナを見ると目を逸らして俯いてしまった。クレアは俯いたまま、顔を上げてくれない。
「アタルさん、ラナとクレアには話を聞いてありますわ」
レベッカ夫人は問い詰めるように、ギラギラした目で私を見つめながら言った。
ご、誤魔化せそうにないなぁ~。
「それに答える前に確認したいことがあります。クレア、ラナ、なぜ話したのですか? 夫婦の秘め事を他人に話すのは良くないと思いますよ。それに秘密にすると言ったことまで話したのはなぜですか?」
「旦那様、すみません。夫人には結婚前に色々と相談に乗って頂いていたので……」
クレアがまずは謝罪する。
色々と相談? 何を相談?
「旦那様、クレアさんは悪くありません。私が既にレベッカ様にお話をしていたので、クレアさんは答えるしかなかったのです」
うん、何となくラナが先に話した気はしていた。でも、なぜ!?
「結婚する前に、夫婦の事をレベッカ様に教えを頂いていたのです。特に、……夜の生活については噂しか知らなかったので……」
ラナの答えに少しだけ納得はできた。
たしかに地球と違い、そういった情報は人に聞くしかないのだろう。
自分はネットで調べたなぁ。
地球にでも、健康な男としてそういった情報はもちろん予習していたし、試験《けっこん》直前にも叡智アプリで追い込み勉強をしていた。
そんな私が2人の予習を責めることはできないし、責める気もない。しかし……。
「教えて頂いたのは理解できますが、すでに結婚して問題など無いではありませんか?」
ラナが答え辛そうにしている。
「それは、私が教えた内容と、極端に違ったので不安になったのよ!」
そ、それは……、自分も予習と違ったけど、魔エッチは地球に無かったからで……。
「連続で何回もする男がいるなんて、あまり聞いたことがないわ。そのうえ朝からもすると聞いたし、クレアからダンジョンでもしたと話を聞いたわよ。彼女たちが不安になって私に相談したのは仕方ないと思うし、原因は貴方よ!」
おうふ、は、反論できません。
自分でも、なぜこれほど絶倫なのか分かりません!
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神託!? 加護って何!?
生命の女神からの神託があり、その内容に驚いてまたお茶を噴き出してしまった。
ラナが立ち上がって噴き出したお茶をきれいにして、新しいお茶を用意してくれる。
その間にステータスを確認してみると、称号に『神々の加護』とあった。
『神々の加護』を開くと様々な神の名前と『祝福』や『寵愛』の文字があった。
神々の名前が多すぎて、全てを確認するのは大変なので、『生命の女神の寵愛』をとりあえず開いてみる。
【生命の女神の寵愛】
生命の女神の加護(祝福)は生命力を強くして、それに関するスキルが生えやすくなる。また、老化を抑え肉体も健康にしてくれる。
また、生命の誕生を強化するために加護(祝福)があるだけで性豪スキルと同等の能力が備わる。
加護(寵愛)は加護(祝福)の効果を、さらに強化した加護になる。加護(寵愛)はスキルの効果を超越しているため、それに関するスキルが生えやすくなることはない。
絶倫スキル以上の効果があるため『24時間、ずっと何時でも何処でも何回でも戦えます』となります。
生命の女神より:
バンバンやってバンバン子供をたくさん作ってねぇ!
でも、睡眠と食事は大切よ!
なんじゃそりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!
聞いてないよぉーーー、私は人間なのかぁ!
そして最後の追伸みたいのも、腹が立つぅ。
しかし、これで色々な事が納得できる。
スキルが生えていないのに異常な自分の……。
それに、前より生産系が進化していると思ったし、それ以外の能力の成長も早い気がしていた。
落ち着けぇ、落ち着けぇ、細かい確認は後だ、今はレベッカ夫人との会話を早く切り上げよう。
◇ ◇ ◇ ◇
申し訳なさそうに俺を見つめるラナとクレアに言う。
「理由も分かったから良いけど、これ以上は話さないようにね」
「「はい」」
2人は揃って返事をしてくれた。
「レベッカ夫人、どこまで2人に話を聞いたのか知りませんが、エッチすれば魔力量が増えるということではありませんよ」
「ええ、エッチする時に魔力を混ぜ合わせるようにすると聞いていますわ。3人の中では魔エッチと言っているそうですわね」
……そこまで話が伝わっているのかぁ!
「そ、それも、確実にそれで魔力量が増えるとは……」
すでに魔の女神様に確認したので間違いありませんが……。
「でも、それ以外は考えられないのよね?」
くっ、さらに追及してくるのかぁ!
「か、可能性は高いと思っています。でも、確実とは言えないし、最近では、あまり魔力量は増えていません」
何となく私の魔力量の10分の1ぐらいで上昇が止まっている。
魔エッチの効果については、何となく確認は出来ていると思う。
「そう、もう少し検証が必要なようね」
それほど必要じゃありませんが、細かく確認するなら必要かも……。
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頭の中で核爆弾が爆発して、頭の上にきのこ雲が幻のように見えているのだった。
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