77 / 224
第3章 大賢者の遺産
閑話3 ひとつに……
しおりを挟む
この閑話には、性的表現が含まれます。
性的表現が苦手な方や不快に感じる方は、全体のストーリーとしては読まなくても大丈夫です。
読者様の判断で読み飛ばして頂いて構いません。
──────────────────────────────
目の前にいるクレアを見て、心の底から湧き上がる喜びで涙が出そうになる。
クレアのすべてを目に焼き付けながら、ゆっくりと近づくとクレアが言う。
「よろしくお願いしましゅ、旦那しゃま」
噛んでしまった事が恥ずかしかったのか、クレアが更に真っ赤になる。
普段は騎士団の隊長なので、部下の前では颯爽としているが、これがクレアの本質なのだろう。
誠実でありながら照れ屋で、どこか抜けている所があり、思い込みも激しい可愛いクレア。
部下たちがクレアを慕っているのは、厳しくて強いからではないと思う。なぜか守ってあげないといけないと思わせる、そんな雰囲気をクレアは持っている。
「よろしくお願いします。私の素敵な妻《ひと》、クレア」
そう言いながらクレアの右手をとり、手の甲に優しくキスをする。
自分でもこんな恥ずかしい事を、自然に出来ているのが不思議に感じる。
クレアは顔を真っ赤にしながらも、うるうるとした目で私を見つめる。
その目に吸い込まれるように顔を近づけると、クレアは目を閉じる。
閉じた目の端から一筋の涙が滴り落ちる。
きれいだぁ。
全てが彼女を輝かせている。
唇と唇が触れ合った瞬間に、唇から全身に光の波が押し寄せてくる。
その光は心地よく、彼女から流れ込むような感じがして、更にその光を求めて激しく唇に吸い付いてしまう。
その感覚は彼女も感じているのか、お互いに必死に光を求めるように、唇を、舌を、相手のすべてを求めるようにキスを続ける。
気が付くとお互いに強く抱きしめ合い、気が付けば全身でお互いを求めあっていた。
名残惜しい気持ちを振り切り、唇を離そうとすると、追いかけるように彼女の唇が付いて来る。
それでも何とか唇を離す。
「あっ」
唇が離れた瞬間にクレアは名残惜しそうに声を出す。
上気した彼女の顔は、美しく妖艶で神々しくも感じる。
少し焦点の合わない彼女の目を見つめながら、ゆっくりと彼女を抱き上げて、お姫様抱っこをする。
彼女はずっと私の顔を見つめたままで、私も彼女を見つめ返す。
見つめ合ったまま、ゆっくりと寝室に向かう。
寝室に着くと優しくベッドに彼女を下ろすが、お互いの視線は見つめ合ったままである。
言葉なんか必要ない。
見つめ合うお互いの視線で、お互いの気持ちが一緒だと感じる。
自然にひとつに混じり合いたいと、再び唇を合わせる。
唇が再び触れ合った瞬間に、愛情と欲望と、すべての感情が彼女と融合したかのような感覚になった。
気が付くと自分が何度か果てたことに気が付く。
記憶はあるが記憶にない。
一瞬に感じながらも永遠とも感じた時間。
全身は疲れているのに元気に感じる身体。
少しだけ冷静になったのか、ストレージからモモンポーションを少し口の中に出して飲む。
恍惚の表情をして、意識が混濁しているクレアをもう一度見つめる。
あれほど下着や夜着を用意して妄想していたのに、クレアと言う存在の前では、自分がどう感じてどう脱がしたのかさえ覚えていない。
もう一度モモンポーションを少し口の中に出すと、クレアに口づけして彼女にも飲ませる。
「あっ、モモン…」
クレアが一言漏らす。
繋がったままで、彼女の両手を握りしめる感じで、お互いに触れあっている部分に意識を向けると、魔力なのか赤く淡く光るものが、お互いから出て絡み合っているのが分かった。
私は魔力を操作するイメージで、その赤く淡く光るそれを、更にお互いに絡み合うようにする。
するとお互いが溶け出して本当にひとつに混じり合う感覚が押し寄せてくる。
ひとつになりたい!
心の奥底から湧き上がるこの気持ちに忠実に従い、触れ合う部分だけでなくお互いの体内まで赤く淡く光るそれを、触れ合うところを通じてひとつになるように流していく。
するとクレアが全身を震えるように痙攣させ、私も同じように震えてお互いがひとつになる感覚が押し寄せてくる。
お互いの全身に赤く淡く光るそれが、完全に交わったと感じると同時に、意識も途絶えてしまった。
◇ ◇ ◇ ◇
目を覚ますとクレアを抱きしめながら寝ていることに気が付く。
時間を確認すると既に10時前になっていた。
昨晩の事は覚えているが、まるで現実ではない夢の中の出来事のような感覚に襲われる。
しかし、現実であったとすべての体と心の記憶が叫んでいる。
目の前のクレアは髪も乱れているが、寝顔は普段より幼く見え、見つめるほどに湧き上がる愛情が零れそうになる。
ベッドは予想以上に大変な状態となっており、自分とクレアとベッドに洗浄《ウォッシュ》を一気にかけると、スッキリとした気持ちになる。
クレアは洗浄《ウォッシュ》されたことにより、目を覚ましてしまう。
ぼうっとした視線で私を見つめ、少しすると目を見開き自分の状況に気が付いて顔を真っ赤にする。
「だ、旦那様、ず、ずるいです。こんな格好を見てはダメです!」
「どうしてだい。自分の美しい妻を見ることは、夫の権利じゃないのかい?」
「で、でも、ダメです。私は剣術ばかりしていたので、筋肉ばかりで女性らしくありません!恥ずかしいです!」
「昨晩の私を見て、女性らしくないと私が思っていると?」
「で、でも、恥ずかしいです……」
最後は消え入るような声で話すクレアが可愛くて仕方がない。
「だ、旦那様!」
身体の一部がその気持ちに反応してしまう。
昼食前にもう少し頑張るかぁ!
「ダ、ダメです。今日はラナの、あっ!」
それから昨晩とは少し違う、欲望が先行した戦いを始めてしまった。
◇ ◇ ◇ ◇
戦闘が終結すると、少し体を休めてから昼食に向かう事にする。
文字念話で事前にラナにその事を伝えて部屋を出ると、ラナが昼食の準備を始めていた。
クレアは恥ずかしそうにラナを見て、逃げるように着替えに部屋に向かう。
「おはようございます。旦那様」
「お、おはよう」
やはりクレアと先に事をなしたことに罪悪感を覚える。
しかし、ラナはいつもの様子で昼食の準備をして、それ以上は特に聞いてこない。
それはラナのやさしさだと感じていると、部屋着に着替えたクレアが出て来る。
「お、おはよう。ラナ」
「クレア、おはようございます」
クレアも若干引け目を感じているようだ。
普通に昼食を始めると、ラナがクレアに質問する。
「クレアさん、約束通り昨晩の報告をお願いしますわ」
「ブウッ!」
その問いかけで私は口に入れたスープを少し吹き出してしまう。
えええッ、そんな風に露骨に聞くのぉ!?
さすがにクレアも話しにくいだろうと思って、止めた方が良いかと考えていると、普通にクレアは答えた。
「聞いた話と全然違った!」
「そ、それは、何が違ったの?」
「まるで神様の下に行ったような感じだ」
「えええっ!」
「それも何度も」
「ゴクッ、な、何度も……」
「私は体力には自信があったが、旦那様に意識が失うまで……」
待ってぇぇぇ、私が何か酷い事をしたみたいに聞こえるぅ~!
「そ、そんな、聞いた話と違う!」
「そう、聞いた話と全く違う!」
だ、誰に、どんな話をきいたのぉぉぉ!?
「も、もう少し詳しく!」
ラナが身を乗り出して聞こうとすると、クレアが私を見る。
急いでパンを口に突っ込むと、用事があるからと夫婦の部屋から逃げ出すのであった。
性的表現が苦手な方や不快に感じる方は、全体のストーリーとしては読まなくても大丈夫です。
読者様の判断で読み飛ばして頂いて構いません。
──────────────────────────────
目の前にいるクレアを見て、心の底から湧き上がる喜びで涙が出そうになる。
クレアのすべてを目に焼き付けながら、ゆっくりと近づくとクレアが言う。
「よろしくお願いしましゅ、旦那しゃま」
噛んでしまった事が恥ずかしかったのか、クレアが更に真っ赤になる。
普段は騎士団の隊長なので、部下の前では颯爽としているが、これがクレアの本質なのだろう。
誠実でありながら照れ屋で、どこか抜けている所があり、思い込みも激しい可愛いクレア。
部下たちがクレアを慕っているのは、厳しくて強いからではないと思う。なぜか守ってあげないといけないと思わせる、そんな雰囲気をクレアは持っている。
「よろしくお願いします。私の素敵な妻《ひと》、クレア」
そう言いながらクレアの右手をとり、手の甲に優しくキスをする。
自分でもこんな恥ずかしい事を、自然に出来ているのが不思議に感じる。
クレアは顔を真っ赤にしながらも、うるうるとした目で私を見つめる。
その目に吸い込まれるように顔を近づけると、クレアは目を閉じる。
閉じた目の端から一筋の涙が滴り落ちる。
きれいだぁ。
全てが彼女を輝かせている。
唇と唇が触れ合った瞬間に、唇から全身に光の波が押し寄せてくる。
その光は心地よく、彼女から流れ込むような感じがして、更にその光を求めて激しく唇に吸い付いてしまう。
その感覚は彼女も感じているのか、お互いに必死に光を求めるように、唇を、舌を、相手のすべてを求めるようにキスを続ける。
気が付くとお互いに強く抱きしめ合い、気が付けば全身でお互いを求めあっていた。
名残惜しい気持ちを振り切り、唇を離そうとすると、追いかけるように彼女の唇が付いて来る。
それでも何とか唇を離す。
「あっ」
唇が離れた瞬間にクレアは名残惜しそうに声を出す。
上気した彼女の顔は、美しく妖艶で神々しくも感じる。
少し焦点の合わない彼女の目を見つめながら、ゆっくりと彼女を抱き上げて、お姫様抱っこをする。
彼女はずっと私の顔を見つめたままで、私も彼女を見つめ返す。
見つめ合ったまま、ゆっくりと寝室に向かう。
寝室に着くと優しくベッドに彼女を下ろすが、お互いの視線は見つめ合ったままである。
言葉なんか必要ない。
見つめ合うお互いの視線で、お互いの気持ちが一緒だと感じる。
自然にひとつに混じり合いたいと、再び唇を合わせる。
唇が再び触れ合った瞬間に、愛情と欲望と、すべての感情が彼女と融合したかのような感覚になった。
気が付くと自分が何度か果てたことに気が付く。
記憶はあるが記憶にない。
一瞬に感じながらも永遠とも感じた時間。
全身は疲れているのに元気に感じる身体。
少しだけ冷静になったのか、ストレージからモモンポーションを少し口の中に出して飲む。
恍惚の表情をして、意識が混濁しているクレアをもう一度見つめる。
あれほど下着や夜着を用意して妄想していたのに、クレアと言う存在の前では、自分がどう感じてどう脱がしたのかさえ覚えていない。
もう一度モモンポーションを少し口の中に出すと、クレアに口づけして彼女にも飲ませる。
「あっ、モモン…」
クレアが一言漏らす。
繋がったままで、彼女の両手を握りしめる感じで、お互いに触れあっている部分に意識を向けると、魔力なのか赤く淡く光るものが、お互いから出て絡み合っているのが分かった。
私は魔力を操作するイメージで、その赤く淡く光るそれを、更にお互いに絡み合うようにする。
するとお互いが溶け出して本当にひとつに混じり合う感覚が押し寄せてくる。
ひとつになりたい!
心の奥底から湧き上がるこの気持ちに忠実に従い、触れ合う部分だけでなくお互いの体内まで赤く淡く光るそれを、触れ合うところを通じてひとつになるように流していく。
するとクレアが全身を震えるように痙攣させ、私も同じように震えてお互いがひとつになる感覚が押し寄せてくる。
お互いの全身に赤く淡く光るそれが、完全に交わったと感じると同時に、意識も途絶えてしまった。
◇ ◇ ◇ ◇
目を覚ますとクレアを抱きしめながら寝ていることに気が付く。
時間を確認すると既に10時前になっていた。
昨晩の事は覚えているが、まるで現実ではない夢の中の出来事のような感覚に襲われる。
しかし、現実であったとすべての体と心の記憶が叫んでいる。
目の前のクレアは髪も乱れているが、寝顔は普段より幼く見え、見つめるほどに湧き上がる愛情が零れそうになる。
ベッドは予想以上に大変な状態となっており、自分とクレアとベッドに洗浄《ウォッシュ》を一気にかけると、スッキリとした気持ちになる。
クレアは洗浄《ウォッシュ》されたことにより、目を覚ましてしまう。
ぼうっとした視線で私を見つめ、少しすると目を見開き自分の状況に気が付いて顔を真っ赤にする。
「だ、旦那様、ず、ずるいです。こんな格好を見てはダメです!」
「どうしてだい。自分の美しい妻を見ることは、夫の権利じゃないのかい?」
「で、でも、ダメです。私は剣術ばかりしていたので、筋肉ばかりで女性らしくありません!恥ずかしいです!」
「昨晩の私を見て、女性らしくないと私が思っていると?」
「で、でも、恥ずかしいです……」
最後は消え入るような声で話すクレアが可愛くて仕方がない。
「だ、旦那様!」
身体の一部がその気持ちに反応してしまう。
昼食前にもう少し頑張るかぁ!
「ダ、ダメです。今日はラナの、あっ!」
それから昨晩とは少し違う、欲望が先行した戦いを始めてしまった。
◇ ◇ ◇ ◇
戦闘が終結すると、少し体を休めてから昼食に向かう事にする。
文字念話で事前にラナにその事を伝えて部屋を出ると、ラナが昼食の準備を始めていた。
クレアは恥ずかしそうにラナを見て、逃げるように着替えに部屋に向かう。
「おはようございます。旦那様」
「お、おはよう」
やはりクレアと先に事をなしたことに罪悪感を覚える。
しかし、ラナはいつもの様子で昼食の準備をして、それ以上は特に聞いてこない。
それはラナのやさしさだと感じていると、部屋着に着替えたクレアが出て来る。
「お、おはよう。ラナ」
「クレア、おはようございます」
クレアも若干引け目を感じているようだ。
普通に昼食を始めると、ラナがクレアに質問する。
「クレアさん、約束通り昨晩の報告をお願いしますわ」
「ブウッ!」
その問いかけで私は口に入れたスープを少し吹き出してしまう。
えええッ、そんな風に露骨に聞くのぉ!?
さすがにクレアも話しにくいだろうと思って、止めた方が良いかと考えていると、普通にクレアは答えた。
「聞いた話と全然違った!」
「そ、それは、何が違ったの?」
「まるで神様の下に行ったような感じだ」
「えええっ!」
「それも何度も」
「ゴクッ、な、何度も……」
「私は体力には自信があったが、旦那様に意識が失うまで……」
待ってぇぇぇ、私が何か酷い事をしたみたいに聞こえるぅ~!
「そ、そんな、聞いた話と違う!」
「そう、聞いた話と全く違う!」
だ、誰に、どんな話をきいたのぉぉぉ!?
「も、もう少し詳しく!」
ラナが身を乗り出して聞こうとすると、クレアが私を見る。
急いでパンを口に突っ込むと、用事があるからと夫婦の部屋から逃げ出すのであった。
60
お気に入りに追加
2,148
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
転生前のチュートリアルで異世界最強になりました。 準備し過ぎて第二の人生はイージーモードです!
小川悟
ファンタジー
いじめやパワハラなどの理不尽な人生から、現実逃避するように寝る間を惜しんでゲーム三昧に明け暮れた33歳の男がある日死んでしまう。
しかし異世界転生の候補に選ばれたが、チートはくれないと転生の案内女性に言われる。
チートの代わりに異世界転生の為の研修施設で3ヶ月の研修が受けられるという。
研修施設はスキルの取得が比較的簡単に取得できると言われるが、3ヶ月という短期間で何が出来るのか……。
ボーナススキルで鑑定とアイテムボックスを貰い、適性の設定を始めると時間がないと、研修施設に放り込まれてしまう。
新たな人生を生き残るため、3ヶ月必死に研修施設で訓練に明け暮れる。
しかし3ヶ月を過ぎても、1年が過ぎても、10年過ぎても転生されない。
もしかしてゲームやりすぎで死んだ為の無間地獄かもと不安になりながらも、必死に訓練に励んでいた。
実は案内女性の手違いで、転生手続きがされていないとは思いもしなかった。
結局、研修が15年過ぎた頃、不意に転生の案内が来る。
すでにエンシェントドラゴンを倒すほどのチート野郎になっていた男は、異世界を普通に楽しむことに全力を尽くす。
主人公は優柔不断で出て来るキャラは問題児が多いです。
異世界転移の……説明なし!
サイカ
ファンタジー
神木冬華(かみきとうか)28才OL。動物大好き、ネコ大好き。
仕事帰りいつもの道を歩いているといつの間にか周りが真っ暗闇。
しばらくすると突然視界が開け辺りを見渡すとそこはお城の屋根の上!? 無慈悲にも頭からまっ逆さまに落ちていく。
落ちていく途中で王子っぽいイケメンと目が合ったけれど落ちていく。そして…………
聞いたことのない国の名前に見たこともない草花。そして魔獣化してしまう動物達。
ここは異世界かな? 異世界だと思うけれど……どうやってここにきたのかわからない。
召喚されたわけでもないみたいだし、神様にも会っていない。元の世界で私がどうなっているのかもわからない。
私も異世界モノは好きでいろいろ読んできたから多少の知識はあると思い目立たないように慎重に行動していたつもりなのに……王族やら騎士団長やら関わらない方がよさそうな人達とばかりそうとは知らずに知り合ってしまう。
ピンチになったら大剣の勇者が現れ…………ない!
教会に行って祈ると神様と話せたり…………しない!
森で一緒になった相棒の三毛猫さんと共に、何の説明もなく異世界での生活を始めることになったお話。
※小説家になろうでも投稿しています。
異世界召喚?やっと社畜から抜け出せる!
アルテミス
ファンタジー
第13回ファンタジー大賞に応募しました。応援してもらえると嬉しいです。
->最終選考まで残ったようですが、奨励賞止まりだったようです。応援ありがとうございました!
ーーーー
ヤンキーが勇者として召喚された。
社畜歴十五年のベテラン社畜の俺は、世界に巻き込まれてしまう。
巻き込まれたので女神様の加護はないし、チートもらった訳でもない。幸い召喚の担当をした公爵様が俺の生活の面倒を見てくれるらしいけどね。
そんな俺が異世界で女神様と崇められている”下級神”より上位の"創造神"から加護を与えられる話。
ほのぼのライフを目指してます。
設定も決めずに書き始めたのでブレブレです。気楽〜に読んでください。
6/20-22HOT1位、ファンタジー1位頂きました。有難うございます。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
加護とスキルでチートな異世界生活
どど
ファンタジー
高校1年生の新崎 玲緒(にいざき れお)が学校からの帰宅中にトラックに跳ねられる!?
目を覚ますと真っ白い世界にいた!
そこにやってきた神様に転生か消滅するかの2択に迫られ転生する!
そんな玲緒のチートな異世界生活が始まる
初めての作品なので誤字脱字、ストーリーぐだぐだが多々あると思いますが気に入って頂けると幸いです
ノベルバ様にも公開しております。
※キャラの名前や街の名前は基本的に私が思いついたやつなので特に意味はありません
スキル『日常動作』は最強です ゴミスキルとバカにされましたが、実は超万能でした
メイ(旧名:Mei)
ファンタジー
この度、書籍化が決定しました!
1巻 2020年9月20日〜
2巻 2021年10月20日〜
3巻 2022年6月22日〜
これもご愛読くださっている皆様のお蔭です! ありがとうございます!
発売日に関しましては9月下旬頃になります。
題名も多少変わりましたのでここに旧題を書いておきます。
旧題:スキル『日常動作』は最強です~ゴミスキルだと思ったら、実は超万能スキルでした~
なお、書籍の方ではweb版の設定を変更したところもありますので詳しくは設定資料の章をご覧ください(※こちらについては、まだあげていませんので、のちほどあげます)。
────────────────────────────
主人公レクスは、12歳の誕生日を迎えた。12歳の誕生日を迎えた子供は適正検査を受けることになっていた。ステータスとは、自分の一生を左右するほど大切であり、それによって将来がほとんど決められてしまうのだ。
とうとうレクスの順番が来て、適正検査を受けたが、ステータスは子供の中で一番最弱、職業は無職、スキルは『日常動作』たった一つのみ。挙げ句、レクスははした金を持たされ、村から追放されてしまう。
これは、貧弱と蔑まれた少年が最強へと成り上がる物語。
※カクヨム、なろうでも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる