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第1章 異世界確認
第2話 スキルを検証②
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表に出ると建物に沿うように土で出来た道が有り、それは殆ど整備されていない道に見える。
右の方に続く道は少し先に石造りの橋があり、その先を暫く行った先に右側に大きな岩が見え、その向こう側に行くように道は曲がって見えなくなっていた。
左の方は暫く真っ直ぐと続いており、少し左右に少し曲がった後に木々で見えなくなっていた。
正面は草花が生い茂る草原になっていて所々岩があるのが見える。
左の方を向くとゆっくりと走り出した。
少し走ると徐々に速度を上げ始め、どんどんとスピードを上げていった。すると頭の中に警告音が響く。
驚いて止まると視界のマップに黄色い三角が2つほど表示されてる。
不味いこのマークは魔物だ!
取り敢えず安全な場所まで戻ろうと、走って来た道を逆方向に走って、休息所まで戻って来る。
怖いぐらいスピードは出るけど、気持ち良く走れるから調子に乗って行き過ぎたみたいだ。
気を付けないとダメだなぁ。
それからは休息所の前でダッシュを始めることにした。
最初は身体強化に慣れず地面を抉って滑る事が多かったが、次第に慣れてきて素早く走り出したり止まったり違和感なく出来る様になる。
地球だったら逃げることは出来そうだけど……。
身体強化はLevel3に武の神様はしてくれたけど、他と比較してみないと、どの程度なのか判断ができない。比較対象がないので、これ以上の身体強化の検証はとりあえず保留することにする。
少し休憩するかなぁ。
太陽が見えるほどには高くなっており、自分の体を見ると汗が噴き出している。
休息所の建物に向かって歩き始め、歩きながら自分に洗浄《ウォッシュ》を使うと、まるでシャワーを浴びたようにさっぱりとした。
建物に入るとテーブルのある場所へ行き、適当に座るとスマートシステム起動させる。
いつの間にかもうすぐ10時かぁ。あれっ、MPが1割ほど減っている?
身体強化は体を動かすことで、消費するMPが増加すると推測できそうだ。
そんな事を考えていると、自分が想像以上に喉が渇いていることに気が付く。水生成《ウォーター》で水を出そうと考えて、ストレージからコップを出そうとした。
しかし、果物があること思い出して、その中のモモンをストレージから出してみる。
モモンは予想通り桃みたいだなぁ!
喉の渇きだけでなく、自分が空腹も感じていることに気が付く。
森の女神様が大量に果物を持たしてくれて感謝する。
神界で神々から必要と思われる荷物を用意して貰ったが、食材は調理や加工がされてなかった。そうなると手軽に食べられるのは果物ぐらいしかなかった。
桃の皮を手で剥いてかぶりつくと思わず目を見開いた。
これまで食べた桃の中で間違いなくナンバーワンだ!
そう思うと、手をベトベトにしながらも3個の桃をあっという間に食べてしまった。
よく考えてみると神界ではお茶とお菓子しか食べてないけど、空腹を感じることはなかったな?
自分が考えるよりも神界でのことや、転生して地球にはないスキルや魔法を使えることに興奮していたようだ。
食事をしたことで少し冷静になり状況を整理し始める。
・今日の移動はしない。
(人里まで半日だが準備しないと危ないと思う!)
・ポーションを作成する。
(回復手段は必須でしょう!)
・攻撃手段を検討する。
(逃げるだけでは生きていけないでしょう!)
・人が来たら情報収集。
(どちらに行くかもあるが情報収集は大切!)
・さらにスキル検証を進める。
(生きていくためには必須!)
・近場で色々採取してみよう。
(比較的安全な場所みたいなのでやってみよう!)
自分でも驚くほど臆病な計画だなぁ。
でも未知の世界なんだから臆病な方が良いと思っておく。
まずはポーション作成をしようと考える。
あれっ、MPがずいぶん回復してる!
ポーションを作成するならMPが必要かと思い、視界の左上に表示させていたMP残量を示す横棒《バー》が、先ほど確認したときより明らかに右に伸びている。
確認のためステータスを表示させる。
すでにほとんど回復してる!
それに先程ステータスを確認した時には数値は止まっていたのに、今は数値が上昇しているのが判る。
う~ん、何が違うのかな…?
もしかしてさっきの桃を食べたから?
森の女神様から頂いた物だからか…?
あれっ、さっき桃を3個も食べたのに、もうお腹が空き始めた!?
もしかして空腹だと回復が遅いとか、しないとかあるのかと考え始める
取り敢えず要確認事項だな!
念のためもう少し食べようとしたが、少し考えてから料理アプリを開く。
そこには『キッチン』と『レシピ』と表示されるがレシピには何もない。
さらに『キッチン』を開くと、意識の半分がまるでスマートシステムに吸い込まれるように感じる。
意識は先ほどの建物内にいると認識しているが、同時に別の空間にあるキッチンに立っているように感じていた。
こんな風に感じるのかぁ。
頭の中で、このキッチンでは『切る』と『焼く』しかできない事が理解できた。
ストレージからアプル(リンゴ)を取り出し調理し始める。
調理といっても皮を剥いて切り分けるだけだ。その切り分けたアプルをストレージから木皿を出して盛り付ける。
同じようにモモンも切って盛り付けると、キッチンから出ようと意識するとその空間から出て意識が元に戻った事が解る。
画面には『レシピを登録しますか』と出ていたので、登録すると意識するだけで登録が完了した。
『レシピ』には『アプルの盛り合わせ』と『モモンの盛り合わせ』が追加されていた。
『レシピ』の『アプルの盛り合わせ』に意識を合わせると『調理しますか?』と出ていたので了承を意識するとストレージの『アプルの盛り合わせ』が一つ増えていることが判った。
これは間違いなく生産チートだなぁ。
一度作ると『レシピ』に登録することができて、登録したレシピを選択するだけで、一瞬で調理が出来てしまう。
その後、何度も調理しながら色々確認する。
調理をすると素材の数が減るのは当然だが、調理をするとMPが減るのを確認できた。個数を増やしたレシピを利用すると、MPの減る量も増えるが、純粋に個数×MPという訳ではなさそうだ。
そんなことを考えながら『アプルの盛り合わせ』を出して食べるのだった。
喉の渇きも空腹も収まったので、今度は錬金アプリを開く。
そこには『工房』と『レシピ』とありレシピにはたくさんの登録されているようだが、最初の一つを除いてグレイ表示されている。
グレイ表示は確か材料かレベルが足りない場合だったな。
ポーションの材料は森の女神様がたくさん用意してくれたから。森の女神様には本当に感謝しないと。
すぐにポーションのレシピを利用してポーションを作成する。そして作成したポーションは木のコップを出してそこに入れる。
臭いは少し青臭いなぁ。グビっ…味も美味くないが…おっ、体の中が少し温かく感じる。うおー、疲れが一気に無くなった!?
これは健康ドリンクの超強力版みたいだと思いながらも、怪我への効果はその時にならないと解らないと考える。
取り敢えずたくさん作っておくか!
森の女神様が用意してくれた材料を半分ほど使って作り続けた。
これだけあれば回復手段は大丈夫のはず!
ただポーションを入れる容器がないから如何しようか考える。
取り敢えずは自分に使えれば問題ない!
そう考えながらも、薬草を自分で採取する経験も必要だし、容器を作るための材料も必要だと考える。
やるべきことがあり過ぎるなぁ。
そんな事を考えながらも、次に優先的にやるべきことの検討を始めるのだった。
右の方に続く道は少し先に石造りの橋があり、その先を暫く行った先に右側に大きな岩が見え、その向こう側に行くように道は曲がって見えなくなっていた。
左の方は暫く真っ直ぐと続いており、少し左右に少し曲がった後に木々で見えなくなっていた。
正面は草花が生い茂る草原になっていて所々岩があるのが見える。
左の方を向くとゆっくりと走り出した。
少し走ると徐々に速度を上げ始め、どんどんとスピードを上げていった。すると頭の中に警告音が響く。
驚いて止まると視界のマップに黄色い三角が2つほど表示されてる。
不味いこのマークは魔物だ!
取り敢えず安全な場所まで戻ろうと、走って来た道を逆方向に走って、休息所まで戻って来る。
怖いぐらいスピードは出るけど、気持ち良く走れるから調子に乗って行き過ぎたみたいだ。
気を付けないとダメだなぁ。
それからは休息所の前でダッシュを始めることにした。
最初は身体強化に慣れず地面を抉って滑る事が多かったが、次第に慣れてきて素早く走り出したり止まったり違和感なく出来る様になる。
地球だったら逃げることは出来そうだけど……。
身体強化はLevel3に武の神様はしてくれたけど、他と比較してみないと、どの程度なのか判断ができない。比較対象がないので、これ以上の身体強化の検証はとりあえず保留することにする。
少し休憩するかなぁ。
太陽が見えるほどには高くなっており、自分の体を見ると汗が噴き出している。
休息所の建物に向かって歩き始め、歩きながら自分に洗浄《ウォッシュ》を使うと、まるでシャワーを浴びたようにさっぱりとした。
建物に入るとテーブルのある場所へ行き、適当に座るとスマートシステム起動させる。
いつの間にかもうすぐ10時かぁ。あれっ、MPが1割ほど減っている?
身体強化は体を動かすことで、消費するMPが増加すると推測できそうだ。
そんな事を考えていると、自分が想像以上に喉が渇いていることに気が付く。水生成《ウォーター》で水を出そうと考えて、ストレージからコップを出そうとした。
しかし、果物があること思い出して、その中のモモンをストレージから出してみる。
モモンは予想通り桃みたいだなぁ!
喉の渇きだけでなく、自分が空腹も感じていることに気が付く。
森の女神様が大量に果物を持たしてくれて感謝する。
神界で神々から必要と思われる荷物を用意して貰ったが、食材は調理や加工がされてなかった。そうなると手軽に食べられるのは果物ぐらいしかなかった。
桃の皮を手で剥いてかぶりつくと思わず目を見開いた。
これまで食べた桃の中で間違いなくナンバーワンだ!
そう思うと、手をベトベトにしながらも3個の桃をあっという間に食べてしまった。
よく考えてみると神界ではお茶とお菓子しか食べてないけど、空腹を感じることはなかったな?
自分が考えるよりも神界でのことや、転生して地球にはないスキルや魔法を使えることに興奮していたようだ。
食事をしたことで少し冷静になり状況を整理し始める。
・今日の移動はしない。
(人里まで半日だが準備しないと危ないと思う!)
・ポーションを作成する。
(回復手段は必須でしょう!)
・攻撃手段を検討する。
(逃げるだけでは生きていけないでしょう!)
・人が来たら情報収集。
(どちらに行くかもあるが情報収集は大切!)
・さらにスキル検証を進める。
(生きていくためには必須!)
・近場で色々採取してみよう。
(比較的安全な場所みたいなのでやってみよう!)
自分でも驚くほど臆病な計画だなぁ。
でも未知の世界なんだから臆病な方が良いと思っておく。
まずはポーション作成をしようと考える。
あれっ、MPがずいぶん回復してる!
ポーションを作成するならMPが必要かと思い、視界の左上に表示させていたMP残量を示す横棒《バー》が、先ほど確認したときより明らかに右に伸びている。
確認のためステータスを表示させる。
すでにほとんど回復してる!
それに先程ステータスを確認した時には数値は止まっていたのに、今は数値が上昇しているのが判る。
う~ん、何が違うのかな…?
もしかしてさっきの桃を食べたから?
森の女神様から頂いた物だからか…?
あれっ、さっき桃を3個も食べたのに、もうお腹が空き始めた!?
もしかして空腹だと回復が遅いとか、しないとかあるのかと考え始める
取り敢えず要確認事項だな!
念のためもう少し食べようとしたが、少し考えてから料理アプリを開く。
そこには『キッチン』と『レシピ』と表示されるがレシピには何もない。
さらに『キッチン』を開くと、意識の半分がまるでスマートシステムに吸い込まれるように感じる。
意識は先ほどの建物内にいると認識しているが、同時に別の空間にあるキッチンに立っているように感じていた。
こんな風に感じるのかぁ。
頭の中で、このキッチンでは『切る』と『焼く』しかできない事が理解できた。
ストレージからアプル(リンゴ)を取り出し調理し始める。
調理といっても皮を剥いて切り分けるだけだ。その切り分けたアプルをストレージから木皿を出して盛り付ける。
同じようにモモンも切って盛り付けると、キッチンから出ようと意識するとその空間から出て意識が元に戻った事が解る。
画面には『レシピを登録しますか』と出ていたので、登録すると意識するだけで登録が完了した。
『レシピ』には『アプルの盛り合わせ』と『モモンの盛り合わせ』が追加されていた。
『レシピ』の『アプルの盛り合わせ』に意識を合わせると『調理しますか?』と出ていたので了承を意識するとストレージの『アプルの盛り合わせ』が一つ増えていることが判った。
これは間違いなく生産チートだなぁ。
一度作ると『レシピ』に登録することができて、登録したレシピを選択するだけで、一瞬で調理が出来てしまう。
その後、何度も調理しながら色々確認する。
調理をすると素材の数が減るのは当然だが、調理をするとMPが減るのを確認できた。個数を増やしたレシピを利用すると、MPの減る量も増えるが、純粋に個数×MPという訳ではなさそうだ。
そんなことを考えながら『アプルの盛り合わせ』を出して食べるのだった。
喉の渇きも空腹も収まったので、今度は錬金アプリを開く。
そこには『工房』と『レシピ』とありレシピにはたくさんの登録されているようだが、最初の一つを除いてグレイ表示されている。
グレイ表示は確か材料かレベルが足りない場合だったな。
ポーションの材料は森の女神様がたくさん用意してくれたから。森の女神様には本当に感謝しないと。
すぐにポーションのレシピを利用してポーションを作成する。そして作成したポーションは木のコップを出してそこに入れる。
臭いは少し青臭いなぁ。グビっ…味も美味くないが…おっ、体の中が少し温かく感じる。うおー、疲れが一気に無くなった!?
これは健康ドリンクの超強力版みたいだと思いながらも、怪我への効果はその時にならないと解らないと考える。
取り敢えずたくさん作っておくか!
森の女神様が用意してくれた材料を半分ほど使って作り続けた。
これだけあれば回復手段は大丈夫のはず!
ただポーションを入れる容器がないから如何しようか考える。
取り敢えずは自分に使えれば問題ない!
そう考えながらも、薬草を自分で採取する経験も必要だし、容器を作るための材料も必要だと考える。
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