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番外編① アーリンの残念なチート物語 学園入学?
第20話 絶対に許さない!
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祖母様の追及に学園長は真っ青な表情になり、先ほどまでの尊大な態度は完全に無くなっていた。
学園長は何とか私達を引き止めたいのか、手を前に出して話しかけてこようとした。
そこに部屋まで案内した教師がお茶を持って入ってきた。彼女は私達が帰ろうとしているのに気付いておどろいたような表情を見せた。
「わざわざお茶を持ってきてくださったのに申し訳ないわね。学園長から国王陛下との約束を放り出して構わないから、両親を呼べと言われてしまったのよ。ホホホホ」
そ、そこまで追い詰めるのぉ~!
祖母様のことを私は憧れの視線で見つめてしまう。
こんな素敵な大人になりたいわぁ~!
「ご、誤解です! まさか准男爵殿が国王陛下とのお会いしていると、私は全く知らなかったのです!」
「あら、学園長はどのような都合があろうと仰ったはずよ!」
「勘弁してください! 少し大げさに言ってしまっただけではありませんか!」
「私はしがない准男爵家の者ですからよく分かりませんわ。国王陛下だけではなく宰相様もご一緒しているはずですから、経緯を詳細に話して判断していただきますわ。フフフフ」
やっるぅーーー!
祖母様は相当腹に据えかねているみたい。でも私も辺境の下級貴族とはいえ、我が家をあそこまで馬鹿にするような言い方は許せないと感じていた。
部屋に入ってきた女性教師は、部屋に入ってきてすぐに、国王陛下や宰相様まで会話に出てきて目を白黒させている。
「軽率なことを言ってしまい申し訳ありませんでした。そちら様にとっても喜んで頂けると考えていたのに、ご両親が来られていないので失礼な言い方をしてしまいました。どうか話だけでも聞いてください!」
私達が喜ぶ?
予想外の学園長からの話で祖母様も不思議そうに私に視線を向けてきた。私も昨日のことを思い返してみたけど、私や家族が喜ぶようなことなど思いつかない。
私が戸惑っていると、祖母様は学園長が何を考えているのか気になったみたいで、帰るのをやめて振り返った。
「本当に軽率な発言ですわね。ですけど私も当主である父親から頼まれてきましたから、そちらの用件だけでも聞いてみようかしらねぇ」
学園長はホッとしたような表情になった。
「ちょうどお茶を持ってきたようです。お茶を飲みながら説明をしますので、まずはお座りください。そちら様にとっても喜ばしいお話です」
祖母様が一筋縄ではいかないと学園長も気付いたのか、尊大な態度はなくなったみたいに話してきた。それでも目つきは嫌らしい欲望を湛えていると私は感じていた。
祖母様は仕方ないといった表情をしながら、勧められたソファに渋々といった表情で座った。私も学園長の用件が気になったので祖母様の隣に座るのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
女性教師がお茶を用意してくださり、祖母様は笑顔でお茶を飲み始める。学園長の後ろには数人の教師が後から部屋に入ってきて立っていた。
学園長は祖母様が一口お茶を飲んだのを確認すると話を始めた。
「こちらを見ていただけますか?」
学園長から渡された書類には私の入学試験の成績が書かれていた。学科試験は全て合格していたので、必須科目の授業を受ける必要はないと気付いてホッとする。
「アーリン、魔術試験も優秀だったみたいね。でも魔術Sにはなれなかったみたいよ」
「祖母様、魔術の訓練を本格的に始めたのは一ヶ月前です。それで魔術Aなら悪くないと思いますわ」
祖母様が少し残念そうに言ってきたけど、私としては魔術Aでも上出来だと思ったし、これなら学園で魔術の勉強ができるとホッとした。
祖母様と私の会話を聞いていた学園長を含め教師たちは驚いた表情をしていた。特に魔術試験で試験官をしていた教師は目を見開いて驚いているようだ。
レベル一桁にしては優秀だと思ってくれたのかな?
「そ、それよりも武術試験の結果を確認してください!」
祖母様も私が魔術師になりたいと知っていたので、学園長に促されるまで確認していなかったみたい。
「武術試験の成績も良かったみたいね」
武術試験の試験結果も良かったみたいだけど、私は武術関係にそれほど興味がなかったし、魔術Aに選ばれていたので、他は興味がなく確認すらしなかった。祖母様も大して興味がなさそうに私に言ってきた。
「別に魔術師の私には関係ありませんわ」
「ま、待ちなさい! 魔術より武術の成績のほうが良かったぐらいだ。武術Sに推薦するほど成績も良かったのに武術コースを選択していなかったので、武術コースの選択をしてもらうために今日は学園にきてもらった。学園としても専属の教師を用意して、卒業後には准男爵家では望めないほどの最高の仕官先を用意するつもりだ」
えっ、そんなの全く嬉しくないけど?
内心では余計なことをしないでほしいと思いながらも、波風を立てないようにどうしようかと考える。
祖母様は学園長の話に興味はなさそうだけど、私に笑顔を向けてきた。祖母様の笑顔には私の好きにしなさいと言っているようだった。
私は祖母様の笑顔に後押しされて、正直に思っていることを口にする。
「そんなのは望んでいませんわ。私は学園を卒業したら冒険者になるつもりです。だいたい魔術師の私としては学園で武術を学ぶつもりはありませんわ」
「君は何を言っているのだ。君自身の将来にとっても、家のためにも大喜びしてもいいような話なんだぞ!」
学園長は上から目線で怒鳴りつけてきた。それを聞いて祖母様が笑顔だけど冷たい視線で口を開いた。
「孫のアーリンは私の姉に憧れていますのよ。その姉からも姉以上に魔術師の才能があると言われていますわ」
「そ、そんな愚かな判断をするとは……。学園は国の人材を育てる場所だと分かっているのか? そこで学びながら冒険者になるなど、国への反逆と同じだ!」
「それは私の姉を侮辱しているのかしら? 姉は若い頃は冒険者をしていましたけど、国のために尽くしてきましたわ」
学園長は興奮した様子で祖母様に怒鳴るような勢いで文句を言ってきた。でも祖母様は顔から笑顔を消して学園長に言い返した。
「あなたの姉が少しぐらい国のために尽くしたとしても、冒険者になった時点で国への反逆だ! そこの娘も反逆者のようなものだ。学園に来ても何も学べないと覚悟をしておけ!」
はぁ゛、大叔母様を反逆者呼ばわりするの!
それだけは絶対に許せないと思って反論しようとした。しかし、それよりも先に祖母様が学園長を答えた。
「ロンダ家や姉上のことをそこまで侮辱するのですね。このことは絶対に許しませんよ!」
私でも恐ろしく感じるほどの雰囲気で祖母様は学園長を睨みながら言った。それを聞いた魔術試験の試験官をしていた教師は何かに気付いたように焦ったような表情になっていた。
学園長は少し顔が引きつっていたけど言い返してくる。
「いいのか? 陞爵の話がロンダ家に来ていることは確認してある。家族が国に反逆するような行動をしていたと噂が広がれば、その話も立ち消えになる可能性もあるのだ!」
えっ、お父様にそんな話が!
私は陞爵の話を始めて聞いてどうしようかと迷ってしまう。私だけの問題であれば絶対に引き下がるつもりはないけど、お父様や家族に迷惑を掛けることになるのでと考えて、一気に血の気が引いてしまった。
でも祖母様は一歩も引き下がるつもりはなかった。
「ロンダ家は爵位など関係なく国に忠誠を捧げていますわ。家族が冒険者になったからと反逆者呼ばわりされるのは絶対に許しません! 侮辱された姉上も絶対に許さないでしょう。アーリン、帰りますよ!」
私は祖母様の話に嬉しくなる。学園長をキッと睨んでから先に部屋を出ていこうとする祖母様を追いかける。それでも家族への影響が心配で、胸の中は不安で張り裂けそうになっていた。
「准男爵家ごときに何ができる。すぐにでも反逆者として噂が広がることだろう!」
私は悔しさで涙が零れそうになるのを我慢しながら決意をする。
絶対に許さない!
学園長は何とか私達を引き止めたいのか、手を前に出して話しかけてこようとした。
そこに部屋まで案内した教師がお茶を持って入ってきた。彼女は私達が帰ろうとしているのに気付いておどろいたような表情を見せた。
「わざわざお茶を持ってきてくださったのに申し訳ないわね。学園長から国王陛下との約束を放り出して構わないから、両親を呼べと言われてしまったのよ。ホホホホ」
そ、そこまで追い詰めるのぉ~!
祖母様のことを私は憧れの視線で見つめてしまう。
こんな素敵な大人になりたいわぁ~!
「ご、誤解です! まさか准男爵殿が国王陛下とのお会いしていると、私は全く知らなかったのです!」
「あら、学園長はどのような都合があろうと仰ったはずよ!」
「勘弁してください! 少し大げさに言ってしまっただけではありませんか!」
「私はしがない准男爵家の者ですからよく分かりませんわ。国王陛下だけではなく宰相様もご一緒しているはずですから、経緯を詳細に話して判断していただきますわ。フフフフ」
やっるぅーーー!
祖母様は相当腹に据えかねているみたい。でも私も辺境の下級貴族とはいえ、我が家をあそこまで馬鹿にするような言い方は許せないと感じていた。
部屋に入ってきた女性教師は、部屋に入ってきてすぐに、国王陛下や宰相様まで会話に出てきて目を白黒させている。
「軽率なことを言ってしまい申し訳ありませんでした。そちら様にとっても喜んで頂けると考えていたのに、ご両親が来られていないので失礼な言い方をしてしまいました。どうか話だけでも聞いてください!」
私達が喜ぶ?
予想外の学園長からの話で祖母様も不思議そうに私に視線を向けてきた。私も昨日のことを思い返してみたけど、私や家族が喜ぶようなことなど思いつかない。
私が戸惑っていると、祖母様は学園長が何を考えているのか気になったみたいで、帰るのをやめて振り返った。
「本当に軽率な発言ですわね。ですけど私も当主である父親から頼まれてきましたから、そちらの用件だけでも聞いてみようかしらねぇ」
学園長はホッとしたような表情になった。
「ちょうどお茶を持ってきたようです。お茶を飲みながら説明をしますので、まずはお座りください。そちら様にとっても喜ばしいお話です」
祖母様が一筋縄ではいかないと学園長も気付いたのか、尊大な態度はなくなったみたいに話してきた。それでも目つきは嫌らしい欲望を湛えていると私は感じていた。
祖母様は仕方ないといった表情をしながら、勧められたソファに渋々といった表情で座った。私も学園長の用件が気になったので祖母様の隣に座るのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
女性教師がお茶を用意してくださり、祖母様は笑顔でお茶を飲み始める。学園長の後ろには数人の教師が後から部屋に入ってきて立っていた。
学園長は祖母様が一口お茶を飲んだのを確認すると話を始めた。
「こちらを見ていただけますか?」
学園長から渡された書類には私の入学試験の成績が書かれていた。学科試験は全て合格していたので、必須科目の授業を受ける必要はないと気付いてホッとする。
「アーリン、魔術試験も優秀だったみたいね。でも魔術Sにはなれなかったみたいよ」
「祖母様、魔術の訓練を本格的に始めたのは一ヶ月前です。それで魔術Aなら悪くないと思いますわ」
祖母様が少し残念そうに言ってきたけど、私としては魔術Aでも上出来だと思ったし、これなら学園で魔術の勉強ができるとホッとした。
祖母様と私の会話を聞いていた学園長を含め教師たちは驚いた表情をしていた。特に魔術試験で試験官をしていた教師は目を見開いて驚いているようだ。
レベル一桁にしては優秀だと思ってくれたのかな?
「そ、それよりも武術試験の結果を確認してください!」
祖母様も私が魔術師になりたいと知っていたので、学園長に促されるまで確認していなかったみたい。
「武術試験の成績も良かったみたいね」
武術試験の試験結果も良かったみたいだけど、私は武術関係にそれほど興味がなかったし、魔術Aに選ばれていたので、他は興味がなく確認すらしなかった。祖母様も大して興味がなさそうに私に言ってきた。
「別に魔術師の私には関係ありませんわ」
「ま、待ちなさい! 魔術より武術の成績のほうが良かったぐらいだ。武術Sに推薦するほど成績も良かったのに武術コースを選択していなかったので、武術コースの選択をしてもらうために今日は学園にきてもらった。学園としても専属の教師を用意して、卒業後には准男爵家では望めないほどの最高の仕官先を用意するつもりだ」
えっ、そんなの全く嬉しくないけど?
内心では余計なことをしないでほしいと思いながらも、波風を立てないようにどうしようかと考える。
祖母様は学園長の話に興味はなさそうだけど、私に笑顔を向けてきた。祖母様の笑顔には私の好きにしなさいと言っているようだった。
私は祖母様の笑顔に後押しされて、正直に思っていることを口にする。
「そんなのは望んでいませんわ。私は学園を卒業したら冒険者になるつもりです。だいたい魔術師の私としては学園で武術を学ぶつもりはありませんわ」
「君は何を言っているのだ。君自身の将来にとっても、家のためにも大喜びしてもいいような話なんだぞ!」
学園長は上から目線で怒鳴りつけてきた。それを聞いて祖母様が笑顔だけど冷たい視線で口を開いた。
「孫のアーリンは私の姉に憧れていますのよ。その姉からも姉以上に魔術師の才能があると言われていますわ」
「そ、そんな愚かな判断をするとは……。学園は国の人材を育てる場所だと分かっているのか? そこで学びながら冒険者になるなど、国への反逆と同じだ!」
「それは私の姉を侮辱しているのかしら? 姉は若い頃は冒険者をしていましたけど、国のために尽くしてきましたわ」
学園長は興奮した様子で祖母様に怒鳴るような勢いで文句を言ってきた。でも祖母様は顔から笑顔を消して学園長に言い返した。
「あなたの姉が少しぐらい国のために尽くしたとしても、冒険者になった時点で国への反逆だ! そこの娘も反逆者のようなものだ。学園に来ても何も学べないと覚悟をしておけ!」
はぁ゛、大叔母様を反逆者呼ばわりするの!
それだけは絶対に許せないと思って反論しようとした。しかし、それよりも先に祖母様が学園長を答えた。
「ロンダ家や姉上のことをそこまで侮辱するのですね。このことは絶対に許しませんよ!」
私でも恐ろしく感じるほどの雰囲気で祖母様は学園長を睨みながら言った。それを聞いた魔術試験の試験官をしていた教師は何かに気付いたように焦ったような表情になっていた。
学園長は少し顔が引きつっていたけど言い返してくる。
「いいのか? 陞爵の話がロンダ家に来ていることは確認してある。家族が国に反逆するような行動をしていたと噂が広がれば、その話も立ち消えになる可能性もあるのだ!」
えっ、お父様にそんな話が!
私は陞爵の話を始めて聞いてどうしようかと迷ってしまう。私だけの問題であれば絶対に引き下がるつもりはないけど、お父様や家族に迷惑を掛けることになるのでと考えて、一気に血の気が引いてしまった。
でも祖母様は一歩も引き下がるつもりはなかった。
「ロンダ家は爵位など関係なく国に忠誠を捧げていますわ。家族が冒険者になったからと反逆者呼ばわりされるのは絶対に許しません! 侮辱された姉上も絶対に許さないでしょう。アーリン、帰りますよ!」
私は祖母様の話に嬉しくなる。学園長をキッと睨んでから先に部屋を出ていこうとする祖母様を追いかける。それでも家族への影響が心配で、胸の中は不安で張り裂けそうになっていた。
「准男爵家ごときに何ができる。すぐにでも反逆者として噂が広がることだろう!」
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