233 / 315
第13章 懐かしい旅路
第4話 報告とお土産
しおりを挟む
ひととおり開拓村の状況を聞いたので、サーシャさんは俺達のことを質問してきた。
「ミーシャが王都で冒険者をしていたのは聞いていたけど、ここ数年は話を聞かなくなって心配していたのよ」
そういえばミーシャ達は王都で有名になって、すぐにエクス群島にきたのだ。エクス群島での活動は表には出ていなかったので、ミーシャの冒険者活動は伝わっていないのだろう。
「A級冒険者になった!」
ミーシャちゃんや、それだけではよく分からないよね……。
ミーシャの説明では伝わらないと思ったが、サーシャさんはA級冒険者と聞いて驚いているようだ。
「エクス群島のダンジョンでミーシャは冒険者活動をしていたんだよ」
俺はさらに詳しく説明する。
サーシャさんもエクス自治連合の噂ぐらいは聞いていたようだけど、ヴィンチザード王国内の情報も少ないこの村では、他国ともいえるエクス自治連合やエクス群島のことはほとんど知らないようだった。
エクス自治連合が元ホレック公国と説明しても、ホレック公国という名前もなんとなく聞いたことがある程度だったのである。
エクス群島が伝説の英雄エクス殿の故郷で、彼が黒耳長族の出身だと話したら驚いていた。黒耳長族は人族や獣人族より長命で、エアルが英雄エクス殿の娘だと話しても、すぐには理解できないようだ。
横でメイと一緒にシルをモフっているエアルの姿を見たら、余計に信じられないだろう。
それでもサーシャさんは遠くのエクス群島のダンジョンで、俺達が冒険者活動をしていると理解して安心したようだ。
「それより二人の関係はどうなの?」
無事に冒険者活動をしていると分かると、今度は俺とミーシャの関係が気になったようで尋ねてきた。
「んっ、テンマは師匠!」
ま、まあ、間違ってはいない気がするぅ。
ミーシャの師匠発言に納得してしまう。エクス群島ではミーシャと訓練ぐらいしかしていない。男女の関係というより師弟か兄妹のような関係と言ったほうがしっくりくるくらいだ。
サーシャさんはミーシャが嬉しそうに話すのを見て、溜息を付いていた。そっち方面の進展がないことや、そっち方面のミーシャの成長がないことに対する溜息だろう。
そこにエアルが余計なことを言いだした。
「正妻のジジに子供ができたら、私や私の娘と孫もテンマの子種をもらう予定なのじゃ。ミーシャが望んだとしても、ドロテアの後に子種をもらうことになるのじゃ!」
誰がそんなことを決めたんだぁーーー!
ミーシャは関係ないと思っているのか、興味なさそうに話を聞いていたが、サーシャさんはジト目で俺を睨んできた。
「メイもお兄ちゃんのお嫁になるぅ~!」
「そうか、ピピも嫁になると言っていたから、メイも頑張るのじゃ!」
これ以上、余計なことを言わないでくれぇ~!
「テンマ君、メイはまだ小さいから変なことはしないでね!」
サーシャさんは冷たい視線を俺に向けて言ってきた。サーシャさんの引きつった笑顔が、誤解されていることを物語っていると思う……。
「あっ、お土産の準備もあるから、先に泊まる部屋に案内してくれるかなぁ?」
お土産で誤魔化すしかないと考えて、サーシャさんのお土産を用意するために、先に部屋に案内してもらうのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
案内された部屋はシンプルな一人部屋だった。日の当たらない他とは離れた部屋だったので、サーシャさんに警戒されたような気がする。
手遅れだと思うが、少しでもサーシャさんの誤解を解くか機嫌を取ろうと、アンナに会いにD研を開いて『どこでも自宅』に行く。
アンナは生産工房にいた。事情を話してサーシャさんへのお土産を相談する。
「村長で色々な人の面倒を見ているなら、本人が喜ぶお土産だけでなく、配れるようなものも必要ですね」
なるほどと思わず感心する。
アンナは豪華そうな木箱と普通の木箱を複数出して、中にアンナ印の下着を入れ始める。アンナは普段から時間があると下着をせっせと作っているのだ。
豪華な木箱にはサーシャさん用の豪華そうな下着や過激な下着を選んで入れていく。俺のお土産としてそんな下着を渡して大丈夫なのか心配になる。
普通の木箱にはシンプルな下着を大量に入れていた。
俺は不安に感じながらも、可愛らしい箱にメイ用の服を大量に入れる。他にも醤油や味噌などの調味料やデザート類を収納の魔道具に入れ、部屋から出て応接間に向かった。
応接間に入るとまずはサーシャさんにお土産を渡す。
「これがサーシャさんへのお土産です。他にもこの魔道具に色々お土産が入っているのでサーシャさんが適当に配ってください」
サーシャさんは豪華そうな木箱を見て、笑みを見せてくれた。
「こっちは魔道具ごと貰っても構わないのかしら?」
サーシャさんは渡した腕輪型の魔道具を持って尋ねてきた。
「もちろんです!」
そう答えるとサーシャさんは満面の笑みをみせて腕輪を嵌めた。そして豪華な木箱を開いて、中を確認する。
よし、大丈夫そうだ!
サーシャさんは箱の中を見て、少し驚いた表情を見せたが、すぐに嬉しそうな表情をしたのでホッとする。
男である俺のお土産が下着だったから心配したのだ。もし変態扱いでもされそうになったら、選んだのは俺ではないと説明するつもりだった。
「メイのお土産は?」
メイがシルモフをやめて尋ねてきた。
「メイのお土産はこれだよぉ~!」
メイ用に用意した可愛らしい箱を出すと、メイは嬉しそうに箱に走り寄ってきた。
「可愛いのぉ~!」
メイは箱の可愛らしさに嬉しそうな声を上げる。しかし、サーシャさんの視線がメイの箱に注がれ、心なしか不満そうな顔をした気がする。
お、大きさが違い過ぎたかぁ!
メイの箱は可愛らしい模様が描かれていたが、大きさはサーシャさんの箱の何倍もあったのだ。ずっとメイの服は作り続けていたので大量になってしまったのである。
メイは箱を開けると体ごと箱の中に入って次々と服をあさり出した。サーシャさんが止めようとしたが、エアルまで箱の中に入ってメイと楽しそうに騒ぎ始めたので、諦めたように溜息を付いていた。
「これはお祭りに着る浴衣という服じゃ。私も浴衣を持っているのじゃ!」
エアルはそう話すと変身の魔道具を使って浴衣姿になった。それを見てメイもサーシャさんも驚いていた。
メイもサーシャさんも変身の魔道具は初めて見るからなぁ~。
俺はメイに昔渡した魔道具を渡してもらい、変身の付与をする。
「メイに使い方を教えてあげてね」
「任せるのじゃ!」
エアルに魔道具の使い方をメイに教えるようにお願いした。そして羨ましそうに見ていたサーシャさんにも、同じように前に渡した魔道具に変身を付与した。
「使い方はミーシャに聞いてくださいね」
女性の着替えに関する事なのでミーシャにお願いした。ミーシャはすぐにサーシャさんに説明を始めていた。
「今日の夕飯は俺が用意します。珍しい食べ物やデザートもありますよ」
ジジが作った料理は、大量にルーム内のマジックボックスに収納してある。今晩はそれを出すことにした。お土産でもあるが、渡した調味料がどう使われるか見せようと思ったのである。
サーシャさんは変身の魔道具を試しながら頷いてくれた。
「このパンツは可愛いのぉ~!」
メイが嬉しそうに、キツネの顔が描かれたパンツを広げて俺に見せてきた。
うん、それはやめてほしい!
サーシャさんの視線が冷たくなった気がしたのだった。
「ミーシャが王都で冒険者をしていたのは聞いていたけど、ここ数年は話を聞かなくなって心配していたのよ」
そういえばミーシャ達は王都で有名になって、すぐにエクス群島にきたのだ。エクス群島での活動は表には出ていなかったので、ミーシャの冒険者活動は伝わっていないのだろう。
「A級冒険者になった!」
ミーシャちゃんや、それだけではよく分からないよね……。
ミーシャの説明では伝わらないと思ったが、サーシャさんはA級冒険者と聞いて驚いているようだ。
「エクス群島のダンジョンでミーシャは冒険者活動をしていたんだよ」
俺はさらに詳しく説明する。
サーシャさんもエクス自治連合の噂ぐらいは聞いていたようだけど、ヴィンチザード王国内の情報も少ないこの村では、他国ともいえるエクス自治連合やエクス群島のことはほとんど知らないようだった。
エクス自治連合が元ホレック公国と説明しても、ホレック公国という名前もなんとなく聞いたことがある程度だったのである。
エクス群島が伝説の英雄エクス殿の故郷で、彼が黒耳長族の出身だと話したら驚いていた。黒耳長族は人族や獣人族より長命で、エアルが英雄エクス殿の娘だと話しても、すぐには理解できないようだ。
横でメイと一緒にシルをモフっているエアルの姿を見たら、余計に信じられないだろう。
それでもサーシャさんは遠くのエクス群島のダンジョンで、俺達が冒険者活動をしていると理解して安心したようだ。
「それより二人の関係はどうなの?」
無事に冒険者活動をしていると分かると、今度は俺とミーシャの関係が気になったようで尋ねてきた。
「んっ、テンマは師匠!」
ま、まあ、間違ってはいない気がするぅ。
ミーシャの師匠発言に納得してしまう。エクス群島ではミーシャと訓練ぐらいしかしていない。男女の関係というより師弟か兄妹のような関係と言ったほうがしっくりくるくらいだ。
サーシャさんはミーシャが嬉しそうに話すのを見て、溜息を付いていた。そっち方面の進展がないことや、そっち方面のミーシャの成長がないことに対する溜息だろう。
そこにエアルが余計なことを言いだした。
「正妻のジジに子供ができたら、私や私の娘と孫もテンマの子種をもらう予定なのじゃ。ミーシャが望んだとしても、ドロテアの後に子種をもらうことになるのじゃ!」
誰がそんなことを決めたんだぁーーー!
ミーシャは関係ないと思っているのか、興味なさそうに話を聞いていたが、サーシャさんはジト目で俺を睨んできた。
「メイもお兄ちゃんのお嫁になるぅ~!」
「そうか、ピピも嫁になると言っていたから、メイも頑張るのじゃ!」
これ以上、余計なことを言わないでくれぇ~!
「テンマ君、メイはまだ小さいから変なことはしないでね!」
サーシャさんは冷たい視線を俺に向けて言ってきた。サーシャさんの引きつった笑顔が、誤解されていることを物語っていると思う……。
「あっ、お土産の準備もあるから、先に泊まる部屋に案内してくれるかなぁ?」
お土産で誤魔化すしかないと考えて、サーシャさんのお土産を用意するために、先に部屋に案内してもらうのであった。
◇ ◇ ◇ ◇
案内された部屋はシンプルな一人部屋だった。日の当たらない他とは離れた部屋だったので、サーシャさんに警戒されたような気がする。
手遅れだと思うが、少しでもサーシャさんの誤解を解くか機嫌を取ろうと、アンナに会いにD研を開いて『どこでも自宅』に行く。
アンナは生産工房にいた。事情を話してサーシャさんへのお土産を相談する。
「村長で色々な人の面倒を見ているなら、本人が喜ぶお土産だけでなく、配れるようなものも必要ですね」
なるほどと思わず感心する。
アンナは豪華そうな木箱と普通の木箱を複数出して、中にアンナ印の下着を入れ始める。アンナは普段から時間があると下着をせっせと作っているのだ。
豪華な木箱にはサーシャさん用の豪華そうな下着や過激な下着を選んで入れていく。俺のお土産としてそんな下着を渡して大丈夫なのか心配になる。
普通の木箱にはシンプルな下着を大量に入れていた。
俺は不安に感じながらも、可愛らしい箱にメイ用の服を大量に入れる。他にも醤油や味噌などの調味料やデザート類を収納の魔道具に入れ、部屋から出て応接間に向かった。
応接間に入るとまずはサーシャさんにお土産を渡す。
「これがサーシャさんへのお土産です。他にもこの魔道具に色々お土産が入っているのでサーシャさんが適当に配ってください」
サーシャさんは豪華そうな木箱を見て、笑みを見せてくれた。
「こっちは魔道具ごと貰っても構わないのかしら?」
サーシャさんは渡した腕輪型の魔道具を持って尋ねてきた。
「もちろんです!」
そう答えるとサーシャさんは満面の笑みをみせて腕輪を嵌めた。そして豪華な木箱を開いて、中を確認する。
よし、大丈夫そうだ!
サーシャさんは箱の中を見て、少し驚いた表情を見せたが、すぐに嬉しそうな表情をしたのでホッとする。
男である俺のお土産が下着だったから心配したのだ。もし変態扱いでもされそうになったら、選んだのは俺ではないと説明するつもりだった。
「メイのお土産は?」
メイがシルモフをやめて尋ねてきた。
「メイのお土産はこれだよぉ~!」
メイ用に用意した可愛らしい箱を出すと、メイは嬉しそうに箱に走り寄ってきた。
「可愛いのぉ~!」
メイは箱の可愛らしさに嬉しそうな声を上げる。しかし、サーシャさんの視線がメイの箱に注がれ、心なしか不満そうな顔をした気がする。
お、大きさが違い過ぎたかぁ!
メイの箱は可愛らしい模様が描かれていたが、大きさはサーシャさんの箱の何倍もあったのだ。ずっとメイの服は作り続けていたので大量になってしまったのである。
メイは箱を開けると体ごと箱の中に入って次々と服をあさり出した。サーシャさんが止めようとしたが、エアルまで箱の中に入ってメイと楽しそうに騒ぎ始めたので、諦めたように溜息を付いていた。
「これはお祭りに着る浴衣という服じゃ。私も浴衣を持っているのじゃ!」
エアルはそう話すと変身の魔道具を使って浴衣姿になった。それを見てメイもサーシャさんも驚いていた。
メイもサーシャさんも変身の魔道具は初めて見るからなぁ~。
俺はメイに昔渡した魔道具を渡してもらい、変身の付与をする。
「メイに使い方を教えてあげてね」
「任せるのじゃ!」
エアルに魔道具の使い方をメイに教えるようにお願いした。そして羨ましそうに見ていたサーシャさんにも、同じように前に渡した魔道具に変身を付与した。
「使い方はミーシャに聞いてくださいね」
女性の着替えに関する事なのでミーシャにお願いした。ミーシャはすぐにサーシャさんに説明を始めていた。
「今日の夕飯は俺が用意します。珍しい食べ物やデザートもありますよ」
ジジが作った料理は、大量にルーム内のマジックボックスに収納してある。今晩はそれを出すことにした。お土産でもあるが、渡した調味料がどう使われるか見せようと思ったのである。
サーシャさんは変身の魔道具を試しながら頷いてくれた。
「このパンツは可愛いのぉ~!」
メイが嬉しそうに、キツネの顔が描かれたパンツを広げて俺に見せてきた。
うん、それはやめてほしい!
サーシャさんの視線が冷たくなった気がしたのだった。
159
お気に入りに追加
8,336
あなたにおすすめの小説
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。