158 / 315
第10章 ホレック公国
第3話 色々と夢破れたり!
しおりを挟む
目の前にはマッチョーズが並んでいる。
どう見てもボディビルダーの集まりに見えてしまう。肌は浅黒く日焼けした感じで、汗でテカっているのだ。
「また性懲りもなく女を攫いにきたのか!? フンッ」
え~と、リディアと俺の組み合わせで、さすがにそんな風には見えないだろう?
それに目の前には攫いたくなうような、ダイナマイトセクシーエロフは居ない。
「あのぉ、俺達は人攫いではありません。知り合いがいるか訪ねただけです」
「知り合いだとぅ! フンッ」
……なんで答えた後に、毎回違うポーズをするんだ?
「ああ、昔エクスと一緒に旅をしたリディアだ。エクスは死んだと聞いたけど、俺が知っているのはエクスの娘のエアルしかいない。エアルが居るならリディアが来たと伝えてくれ!」
「フハハハハ、エクス様と一緒に旅をしただとぉ。フンッ、ホレックの連中はそのような愚かなことを平気で言うのかぁ。フンッ、エクス様が昔旅に出られたと聞いて、そんな嘘をついているのであろう。フンッ、それがどれほど昔のことか知らないようだなぁ。フンッ」
こいつ4回もポージングを変えやがった。ハッキリ言って隙だらけじゃねえか!
俺としてはあまりオシリアイにはなりたくない気分だ……。
「う~ん、エアルも死んだんなら仕方ないかぁ。ご主人様どうしますか?」
リディアは相手のポージングはあまり気にせずに俺に尋ねてきた。
「勝手に祖母様を殺すな!」
先程の子供が後ろから顔を出して抗議してきた。
んっ、リディアの事を知っているエアルは生きているのか?
そしてこの子供が孫なのか!
「お嬢ちゃん、だったらリディアが来たと伝えてくれないかな?」
俺は相手が子供なので、できるだけ優しく頼んだ。子供は心なしか頬を赤くして、目が泳いでいる。
「私は母上から、リディアと言う人族の話は聞いたことはないのじゃ!」
あれっ、そっくりさん? 双子? それに母上?
先程からポージングを極めているマッチョさんの左右に、同じ顔の子供がもう一人現れた。話し方が少し違うが、双子にしか見えない。
「おっ、そういえばお前達エアルに似ているな。もしかしてエアルの子供と孫か?」
ちょいちょい、双子にそれは失礼じゃないかなぁ。
「母上様、祖母様、こいつらは危険です! フンッ、お下がりください! フンッ」
も、もしかして、本当に親子に孫ぉーーー!
「リ、リディア……、もしかしてダークエルフの女性はあれで大人なのか!?」
「ダーク? ああ、耳長族の事か。そうだぞ、正確には黒耳長族はこんな感じだ。ちなみに白耳長族は逆に男の体が小さいぞ」
夢のエロフ設定がこれほど早く崩壊するとは……。
「おい! フンッ、お前達だけで話をするんじゃない! フンッ」
マッチョ君が怒っている。しかし、そんなのは、もうどうでも良い……。
「なあ、あの最後に気合を入れて変な格好をするのも意味があるのか?」
先程からマッチョ君の動きに合わせて、他のマッチョーズもポージングをしている。ハッキリ言って鬱陶しい。
「あれか? あれは黒耳長族が警戒して相手を威嚇するときにする行動だよ。エクスがよくやっていたなぁ」
そうかぁ、個人的には嫌いだが、種族特有の習慣や風習なら拒絶する訳にはいかないよなぁ。
「いい加減にするのじゃ! エクス様の事を下賤なものが話すのは許せないのじゃ!」
耳長族の子供……、女性をよく見てみると、綺麗な顔立ちをしている。しかし、明らかに3頭身に近い、でこぼこのない体を見ると涙が滲んでくる。
か、彼女たちは悪くない! 勝手に俺が思い込んでいただけだ……。
何とか我慢しようとすると、余計に涙が零れそうになる。
「お、お母さま、彼は悲しそうにしています。少し話を聞いてみましょう?」
先程頬を赤らめた子供、……耳長族の女性がこちらの話を聞こうと言ってくれた。あれで、こんなマッチョな子供がいるのかと感心してしまう。
「何を言い出すのじゃ!? ホレックの者でないとしても、英雄エクス様の事を持ち出したのは許せん。勇者と共に戦った私達の祖先じゃぞ。許せるような事ではないのじゃ!」
「そうそう、俺も良く一緒に戦ったよぉ。あいつはいつも、「フンッ、この美しき筋肉を死ぬ前によく見ておけぇ! フンッ」と言っていたよなぁ」
リディアが楽しそうにポージングを交えて話す。しかし、耳長族の全員が驚いた表情を見せていた。
「なぜその言葉と秘伝の威嚇姿を知っているのだ!」
「んっ、よく見てたし、真似してたらエクスが細かく教えてくれたぞ?」
「う、嘘じゃ! それならエクス様の言い伝えに、教えた相手の名前が残っているはずじゃ! リディアという名前は聞いたことがない!」
「んっ、そういえばエクスに最後に会ったのは、リディアと名乗る前だったなぁ。あまり名乗りたくないが、その当時はドラ美と名乗っていたぞ。ハル姉もエクスのことはよく知っているぞ!」
「ドラ美……様!?」
「ハル様の名前も……!?」
親子姉妹が驚いて混乱している。
「何だったら、本当の姿を見せようか? テンマのお陰で変な目で見られなくなったからな!」
個人的には変身後の姿を一度は見たかったけど……。
リディアは俺の教えたポージングをしてから、ドラ美ちゃんに変身した。変身を始めて最初はそのまま服が引き延ばされ、破れる寸前に魔道具に収納された。服が無くなった時はほとんどドラゴン姿に代わっていた。
マッチョーズはドラ美ちゃんの姿を見て、怯えるように女性たちの後ろに隠れる。
おいおい、幼女の後ろに隠れるマッチョーズはあまりにも情けないぞ!
そして親子姉妹が土下座して謝罪を始める。
「ド、ドラ美様とは知らず失礼なことをして申し訳ありません!」
うん、見た目が10歳以下の幼女に土下座させるのは心が痛む……。
ドラ美ちゃんはドラゴン姿で変身ポーズをしてから、元の姿に戻った。俺は目を凝らしてその瞬間を見ていたが、変身する寸前に発した光に目がやられてしまった。
わ、分かっていたけど……。
ラッキースケベが起きる可能性を信じていたが、儚い夢であった。
◇ ◇ ◇ ◇
さすがにファイアードラゴン姿のリディアを見た後では疑われることはなかった。
「ドラ美様、母のエアルは体調を崩していまして、村で寝ております」
そう言って村に案内するために前を歩くのは、エアルの娘のエリスである。そして双子姉妹のように仲良く横を歩くのはエリスの娘のエリカ、そして怯えるようにマッチョな体を小さくしているのが、エリカの息子のオクスである。
正直何が何だか良く分からない。名前も似ているが見た目も似ているのである。少し目を離すと、どちらがエリスでどちらがエリカなのか分からなくなる。
「え~と、他にも仲間たちが居るけど一緒で大丈夫かな?」
他の皆は『どこでも自宅』で待機している。
「……ドラ美様、彼はドラ美様の従者でしょうか?」
エリスが俺の質問に答えることなく、リディアに尋ねてた。
「おい、俺のご主人様に失礼なことを言わないでくれ! それに俺の名前はリディアだ、ドラゴンの姿に戻った時はドラ美ちゃんと呼んでくれ」
呼び方については、リディアと話し合って人の姿の時はリディアで、ドラゴンの姿の時はドラ美ちゃんと呼ぶことにしたのだ。一緒の名前で呼べば人の姿の時にリディアの正体がバレるからそう決めたのだ。
「「ご主人様!?」」
エリスとエリカは驚いている。
そして何故かエリカは俺を見るたびに頬を赤めるのはなぜだろう……?
幼女にそのような視線で見られるのはあまり嬉しくない。夢のダークエルフだったら最高だったのに……。
どう見てもボディビルダーの集まりに見えてしまう。肌は浅黒く日焼けした感じで、汗でテカっているのだ。
「また性懲りもなく女を攫いにきたのか!? フンッ」
え~と、リディアと俺の組み合わせで、さすがにそんな風には見えないだろう?
それに目の前には攫いたくなうような、ダイナマイトセクシーエロフは居ない。
「あのぉ、俺達は人攫いではありません。知り合いがいるか訪ねただけです」
「知り合いだとぅ! フンッ」
……なんで答えた後に、毎回違うポーズをするんだ?
「ああ、昔エクスと一緒に旅をしたリディアだ。エクスは死んだと聞いたけど、俺が知っているのはエクスの娘のエアルしかいない。エアルが居るならリディアが来たと伝えてくれ!」
「フハハハハ、エクス様と一緒に旅をしただとぉ。フンッ、ホレックの連中はそのような愚かなことを平気で言うのかぁ。フンッ、エクス様が昔旅に出られたと聞いて、そんな嘘をついているのであろう。フンッ、それがどれほど昔のことか知らないようだなぁ。フンッ」
こいつ4回もポージングを変えやがった。ハッキリ言って隙だらけじゃねえか!
俺としてはあまりオシリアイにはなりたくない気分だ……。
「う~ん、エアルも死んだんなら仕方ないかぁ。ご主人様どうしますか?」
リディアは相手のポージングはあまり気にせずに俺に尋ねてきた。
「勝手に祖母様を殺すな!」
先程の子供が後ろから顔を出して抗議してきた。
んっ、リディアの事を知っているエアルは生きているのか?
そしてこの子供が孫なのか!
「お嬢ちゃん、だったらリディアが来たと伝えてくれないかな?」
俺は相手が子供なので、できるだけ優しく頼んだ。子供は心なしか頬を赤くして、目が泳いでいる。
「私は母上から、リディアと言う人族の話は聞いたことはないのじゃ!」
あれっ、そっくりさん? 双子? それに母上?
先程からポージングを極めているマッチョさんの左右に、同じ顔の子供がもう一人現れた。話し方が少し違うが、双子にしか見えない。
「おっ、そういえばお前達エアルに似ているな。もしかしてエアルの子供と孫か?」
ちょいちょい、双子にそれは失礼じゃないかなぁ。
「母上様、祖母様、こいつらは危険です! フンッ、お下がりください! フンッ」
も、もしかして、本当に親子に孫ぉーーー!
「リ、リディア……、もしかしてダークエルフの女性はあれで大人なのか!?」
「ダーク? ああ、耳長族の事か。そうだぞ、正確には黒耳長族はこんな感じだ。ちなみに白耳長族は逆に男の体が小さいぞ」
夢のエロフ設定がこれほど早く崩壊するとは……。
「おい! フンッ、お前達だけで話をするんじゃない! フンッ」
マッチョ君が怒っている。しかし、そんなのは、もうどうでも良い……。
「なあ、あの最後に気合を入れて変な格好をするのも意味があるのか?」
先程からマッチョ君の動きに合わせて、他のマッチョーズもポージングをしている。ハッキリ言って鬱陶しい。
「あれか? あれは黒耳長族が警戒して相手を威嚇するときにする行動だよ。エクスがよくやっていたなぁ」
そうかぁ、個人的には嫌いだが、種族特有の習慣や風習なら拒絶する訳にはいかないよなぁ。
「いい加減にするのじゃ! エクス様の事を下賤なものが話すのは許せないのじゃ!」
耳長族の子供……、女性をよく見てみると、綺麗な顔立ちをしている。しかし、明らかに3頭身に近い、でこぼこのない体を見ると涙が滲んでくる。
か、彼女たちは悪くない! 勝手に俺が思い込んでいただけだ……。
何とか我慢しようとすると、余計に涙が零れそうになる。
「お、お母さま、彼は悲しそうにしています。少し話を聞いてみましょう?」
先程頬を赤らめた子供、……耳長族の女性がこちらの話を聞こうと言ってくれた。あれで、こんなマッチョな子供がいるのかと感心してしまう。
「何を言い出すのじゃ!? ホレックの者でないとしても、英雄エクス様の事を持ち出したのは許せん。勇者と共に戦った私達の祖先じゃぞ。許せるような事ではないのじゃ!」
「そうそう、俺も良く一緒に戦ったよぉ。あいつはいつも、「フンッ、この美しき筋肉を死ぬ前によく見ておけぇ! フンッ」と言っていたよなぁ」
リディアが楽しそうにポージングを交えて話す。しかし、耳長族の全員が驚いた表情を見せていた。
「なぜその言葉と秘伝の威嚇姿を知っているのだ!」
「んっ、よく見てたし、真似してたらエクスが細かく教えてくれたぞ?」
「う、嘘じゃ! それならエクス様の言い伝えに、教えた相手の名前が残っているはずじゃ! リディアという名前は聞いたことがない!」
「んっ、そういえばエクスに最後に会ったのは、リディアと名乗る前だったなぁ。あまり名乗りたくないが、その当時はドラ美と名乗っていたぞ。ハル姉もエクスのことはよく知っているぞ!」
「ドラ美……様!?」
「ハル様の名前も……!?」
親子姉妹が驚いて混乱している。
「何だったら、本当の姿を見せようか? テンマのお陰で変な目で見られなくなったからな!」
個人的には変身後の姿を一度は見たかったけど……。
リディアは俺の教えたポージングをしてから、ドラ美ちゃんに変身した。変身を始めて最初はそのまま服が引き延ばされ、破れる寸前に魔道具に収納された。服が無くなった時はほとんどドラゴン姿に代わっていた。
マッチョーズはドラ美ちゃんの姿を見て、怯えるように女性たちの後ろに隠れる。
おいおい、幼女の後ろに隠れるマッチョーズはあまりにも情けないぞ!
そして親子姉妹が土下座して謝罪を始める。
「ド、ドラ美様とは知らず失礼なことをして申し訳ありません!」
うん、見た目が10歳以下の幼女に土下座させるのは心が痛む……。
ドラ美ちゃんはドラゴン姿で変身ポーズをしてから、元の姿に戻った。俺は目を凝らしてその瞬間を見ていたが、変身する寸前に発した光に目がやられてしまった。
わ、分かっていたけど……。
ラッキースケベが起きる可能性を信じていたが、儚い夢であった。
◇ ◇ ◇ ◇
さすがにファイアードラゴン姿のリディアを見た後では疑われることはなかった。
「ドラ美様、母のエアルは体調を崩していまして、村で寝ております」
そう言って村に案内するために前を歩くのは、エアルの娘のエリスである。そして双子姉妹のように仲良く横を歩くのはエリスの娘のエリカ、そして怯えるようにマッチョな体を小さくしているのが、エリカの息子のオクスである。
正直何が何だか良く分からない。名前も似ているが見た目も似ているのである。少し目を離すと、どちらがエリスでどちらがエリカなのか分からなくなる。
「え~と、他にも仲間たちが居るけど一緒で大丈夫かな?」
他の皆は『どこでも自宅』で待機している。
「……ドラ美様、彼はドラ美様の従者でしょうか?」
エリスが俺の質問に答えることなく、リディアに尋ねてた。
「おい、俺のご主人様に失礼なことを言わないでくれ! それに俺の名前はリディアだ、ドラゴンの姿に戻った時はドラ美ちゃんと呼んでくれ」
呼び方については、リディアと話し合って人の姿の時はリディアで、ドラゴンの姿の時はドラ美ちゃんと呼ぶことにしたのだ。一緒の名前で呼べば人の姿の時にリディアの正体がバレるからそう決めたのだ。
「「ご主人様!?」」
エリスとエリカは驚いている。
そして何故かエリカは俺を見るたびに頬を赤めるのはなぜだろう……?
幼女にそのような視線で見られるのはあまり嬉しくない。夢のダークエルフだったら最高だったのに……。
168
お気に入りに追加
8,336
あなたにおすすめの小説
スマートシステムで異世界革命
小川悟
ファンタジー
/// 毎日19時に投稿する予定です。 ///
★☆★ システム開発の天才!異世界転移して魔法陣構築で生産チート! ★☆★
新道亘《シンドウアタル》は、自分でも気が付かないうちにボッチ人生を歩み始めていた。
それならボッチ卒業の為に、現実世界のしがらみを全て捨て、新たな人生を歩もうとしたら、異世界女神と事故で現実世界のすべてを捨て、やり直すことになってしまった。
異世界に行くために、新たなスキルを神々と作ったら、とんでもなく生産チートなスキルが出来上がる。
スマフォのような便利なスキルで異世界に生産革命を起こします!
序章(全5話)異世界転移までの神々とのお話しです
第1章(全12話+1話)転生した場所での検証と訓練
第2章(全13話+1話)滞在先の街と出会い
第3章(全44話+4話)遺産活用と結婚
第4章(全17話)ダンジョン探索
第5章(執筆中)公的ギルド?
※第3章以降は少し内容が過激になってきます。
上記はあくまで予定です。
カクヨムでも投稿しています。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
神々に育てられた人の子は最強です
Solar
ファンタジー
突如現れた赤ん坊は多くの神様に育てられた。
その神様たちは自分たちの力を受け継ぐようその赤ん
坊に修行をつけ、世界の常識を教えた。
何故なら神様たちは人の闇を知っていたから、この子にはその闇で死んで欲しくないと思い、普通に生きてほしいと思い育てた。
その赤ん坊はすくすく育ち地上の学校に行った。
そして十八歳になった時、高校生の修学旅行に行く際異世界に召喚された。
その世界で主人公が楽しく冒険し、異種族達と仲良くし、無双するお話です
初めてですので余り期待しないでください。
小説家になろう、にも登録しています。そちらもよろしくお願いします。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。