蘇生されたので異世界を行き来しながらスローライフ！

もしかして？ー３話

歩けども歩けども、なにもない
森、草原、川、何度繰り返しただろう
途中あきて走ったのに疲れないのは何故だろう

｢早く村か町につきたいんだけどもー？！｣

動いても暇なのはそうゆう事だろう


走っても遠くに続く道しかない

何かいいアイテムでもあればいい
せめて地図

ポケ〇ンのマップ機能とかないの？



ビー！ビー！！



｢うぉあ？！｣


な、なに？！なんなんだよ？！


辺りを見渡してもなにもない
…あれか、神様が追加機能でもしてくれたのかな、ラノベみたくさ

とりあえず地図をイメージ

あ、ステータス画面で出てきた

あー…まだまだ遠いな…それでも一番近いのは
【ルテス村】と言うところ


そこから先にいったところに幾つか村があり、しばらくしたら町がある
国境…と言うより自分が最初にいた森の周辺を境に国がある状態

国仲はどうかは知らないが各国の王都に◎の印がついてる

俺がいる国は魔国
ラルミネ国と呼ばれている

王宮貴族は魔族や人間が多いらしく、女の貴族当主などがいることから自由の国である

魔王と呼ばれている王様も女男おんなおとこ関係なく就いている

そこは女王とかでは？と思うが知らんがな

社会とか嫌いだったしエジソンは偉いひとで信長はイケメン好きしか知らねぇよ


ヴー！ヴー！！

通知だ（諦めた


でもステータスボートなにも書いてないよな…

ということはだ…

一度止まり、今度は鞄のなかを漁る


…おぉ？！車だ！！バイクもある！！
トラックみたいなのと…普通のオープンカーみたいなの、あとはこれ…バギーだっけ？外国のレースとかで使うやつだったはず（うろ覚え）

あとバイクは…三輪と補助輪付きだな、なんでもいいけど

種類が違うけど、なにが違うのか…？
車とバイク三種類づつあるけどだからってな…

でもなぁぁぁぁ、ラジコンカーすでにある
でもこれ陸で使いたくない
水辺で使いたい…


…まぁいいか、安全面？と面白そう本音で、バギーにのろう


取り出してオモチャを具現化して、のって
エンジンつけて



















｢たのしいいいいいい！！！！！！！
うひゃあぁぁああぁあぁあ！！！
だはははははwwwwwwwww」



道すらない整備されてない土地だけどこれは楽しい！！


ひゃっふぅー！


こんなに爽快なんだ？！
楽しすぎ！



ひゃっほー！



小一時間後…
村見えてきちゃったよ…


けっこう遠かったのに
早くね？展開早くね？？
ねぇ


…でもどうすっかな、路銀はないし
走ってたけど盗賊どころか魔物すら見てない
初生物すらない
すこし道にそれて、なんかあるか探してみよう


こう言うときって、魔物とか動物とか倒したり薬草とかの素材集めんだよな

楽しそう


たしか…着ぐるみ……無双してるラノベあったよな

日本の龍に模した着ぐるみきてみるか、さすがにローブは脱いで…

よし…ただでさえ体力があるんだ
これを着れば更につよくなるってこと
にしてもなぁ、武道か…空手やってたけど
下から三番目だか二番目だかで止めたんだよな
追い抜かれ過ぎて

貧血の体力無しは辛い

さて…と

魔力だよな…ラノベはまずそこからだ


地図機能に寄ると、この先に川がある
村人はあんまり立ち寄らないみたいだけど
おれはいく

路銀が欲しい

路銀が欲しい

そう、路銀が欲しい



さて、行きますか…








意外とあるんだな、素材

【黒十薬草こくじゅうやくそう】
∴根子ごと採ること∴
初夏に採集した全草を煎じて利尿薬にするが、生の葉に特異の臭いのする抗菌成分を含むので、外用すると吹出物などに効く。
十薬草じゅうやくそうより効果が高い
ランク：Δ

【キュウアルフ】
∴長時間持つ為なら根子ごと採取∴
涼しいところで育つ
北国などでは栽培が可能
湯通し又は蒸して乾燥する。
浄血、鎮静作用があるという。
ランク：Φ

【トゥズーニカ】
∴根子に近いところで切って採取∴
花を乾燥させたものを60度のアルコールに10日間漬け込み、その間は容器を毎日振る
水に薄めて湿布として使ったりマッサージとしても使用
鎮痛、抗炎症。抗青あざ、打撲傷、肉離れなどにきく
ランク：Δ


ドクダミに見えるものから色々な薬草を採取
そして鞄に適当にポイポイ
死骸もみつかった

おそらく鹿の類い
それも丸々一匹でほとんど骨が綺麗(個人的な意見)

ここで死んだら誰かに食われるのが筋なのに
ただでさえ田舎で住んでたんだ
数日したら一人暮らしから離れて実家で暮らそうと考えてたんだ

小さい頃なんかよくどうぶつの死体とか見てたしむしろ虫で千切っては……よそう、俺は虫に残酷なことをしてきた



そしてこの死体だよ
汚いよな、死体とはいえ
野ざらしだもんな、野生だもんな

別に素手で触るのに抵抗はない
血肉はないし、回りにチョロチョロ毛皮があるけどそれは必要ない
少なすぎ

でも売るとなると抵抗がある
こんなもん他人に渡せるか、渡せるけど
路銀がないから出来るだけ綺麗な方がいい


｢ふぁいあ？｣

……でないな

｢ひ！フレア！フォッk……はちがうな！｣

ポケットのモンスターがでちゃう

｢ふえーご！ピゅーる！｣

｢イグニス！！｣

お、でた、ライター並の火だけど


これをイメージしてデカイ…ここは森だしな…
やめようか
でも魔法が使えることがわかった


｢くりーん！ざオバー！｣

｢スホーン！！｣