53 / 77
頃来
15
しおりを挟む
11時ごろ電話が鳴る。
「おかえりなさい、玲央」
‘俺の部屋にサンタクロースが来たんだが…乃愛、見てないか?’
「さあ?」
‘他の人へのプレゼントはそりに乗らないってデカさのプレゼント’
「あははっ…玲央だけのサンタ?良かったね?」
‘これ…明日は中身を持ってサンタはもう一度来るのか?’
「二度は来ないでしょ?」
‘だろうな。乃愛の好きなスパークリング用意してる’
「明日楽しみ」
‘ああ。俺は今日がメインイベントのようだが?ありがとう、乃愛’
「驚いた?」
‘すごくな。電気を点ける前に誰かいると思ってびくっとした’
「あははっ…そっちの驚きね?可笑しい」
‘軽くホラーのあと、乃愛サンタだと気づいた’
「家が近くで良かったよ。披露宴どうだった?」
‘型破りだったな…たぶん乃愛も見たことない披露宴。新郎新婦の主役感がいい意味で薄い’
「写真ある?」
‘知り合いばかりだったから今どんどん受信してる’
「明日見せてね」
18時を待たずに今日は閉店する。女性は手ぶらでと言ってくれたのは皆が仕事帰りに気遣うことないようにだろう。三鷹くんは大丈夫だけど、光里ちゃんが玲央とは初対面だから居心地が悪いかもしれない。私も急いで玲央のマンションへ向かった。
コンシェルジュさんに昨日のお礼を言うと
「メリークリスマス」
と返ってくる。ここは日本だよね?なかなか日本でこういうやり取りが返って来ないのに楽しい。そう思いながら玲央の部屋のドアを開けて
「こんばんは。ただいま。メリークリスマス」
とリビングへ入って行くと
「…こんばんは」
「おかえり」
「メリークリスマス」
光里ちゃん、玲央、三鷹くんの順で返ってくる。楽しい。
「光里ちゃん、メリークリスマス。素敵なネックレスね」
「…ありがとうございます…」
彼女が少し赤くなって三鷹くんを見るので
「うん?クリスマスプレゼントかな?三鷹くん、さすが」
「だろ?昨日ここへサンタが来たらしいが?」
「えーそうなの?」
と言いつつ中身を見たくて先へ進む。
「わっ、満杯だ」
「おかえりなさい、玲央」
‘俺の部屋にサンタクロースが来たんだが…乃愛、見てないか?’
「さあ?」
‘他の人へのプレゼントはそりに乗らないってデカさのプレゼント’
「あははっ…玲央だけのサンタ?良かったね?」
‘これ…明日は中身を持ってサンタはもう一度来るのか?’
「二度は来ないでしょ?」
‘だろうな。乃愛の好きなスパークリング用意してる’
「明日楽しみ」
‘ああ。俺は今日がメインイベントのようだが?ありがとう、乃愛’
「驚いた?」
‘すごくな。電気を点ける前に誰かいると思ってびくっとした’
「あははっ…そっちの驚きね?可笑しい」
‘軽くホラーのあと、乃愛サンタだと気づいた’
「家が近くで良かったよ。披露宴どうだった?」
‘型破りだったな…たぶん乃愛も見たことない披露宴。新郎新婦の主役感がいい意味で薄い’
「写真ある?」
‘知り合いばかりだったから今どんどん受信してる’
「明日見せてね」
18時を待たずに今日は閉店する。女性は手ぶらでと言ってくれたのは皆が仕事帰りに気遣うことないようにだろう。三鷹くんは大丈夫だけど、光里ちゃんが玲央とは初対面だから居心地が悪いかもしれない。私も急いで玲央のマンションへ向かった。
コンシェルジュさんに昨日のお礼を言うと
「メリークリスマス」
と返ってくる。ここは日本だよね?なかなか日本でこういうやり取りが返って来ないのに楽しい。そう思いながら玲央の部屋のドアを開けて
「こんばんは。ただいま。メリークリスマス」
とリビングへ入って行くと
「…こんばんは」
「おかえり」
「メリークリスマス」
光里ちゃん、玲央、三鷹くんの順で返ってくる。楽しい。
「光里ちゃん、メリークリスマス。素敵なネックレスね」
「…ありがとうございます…」
彼女が少し赤くなって三鷹くんを見るので
「うん?クリスマスプレゼントかな?三鷹くん、さすが」
「だろ?昨日ここへサンタが来たらしいが?」
「えーそうなの?」
と言いつつ中身を見たくて先へ進む。
「わっ、満杯だ」
65
お気に入りに追加
74
あなたにおすすめの小説

甘すぎるドクターへ。どうか手加減して下さい。
海咲雪
恋愛
その日、新幹線の隣の席に疲れて寝ている男性がいた。
ただそれだけのはずだったのに……その日、私の世界に甘さが加わった。
「案外、本当に君以外いないかも」
「いいの? こんな可愛いことされたら、本当にもう逃してあげられないけど」
「もう奏葉の許可なしに近づいたりしない。だから……近づく前に奏葉に聞くから、ちゃんと許可を出してね」
そのドクターの甘さは手加減を知らない。
【登場人物】
末永 奏葉[すえなが かなは]・・・25歳。普通の会社員。気を遣い過ぎてしまう性格。
恩田 時哉[おんだ ときや]・・・27歳。医者。奏葉をからかう時もあるのに、甘すぎる?
田代 有我[たしろ ゆうが]・・・25歳。奏葉の同期。テキトーな性格だが、奏葉の変化には鋭い?
【作者に医療知識はありません。恋愛小説として楽しんで頂ければ幸いです!】
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
腹黒上司が実は激甘だった件について。
あさの紅茶
恋愛
私の上司、坪内さん。
彼はヤバいです。
サラサラヘアに甘いマスクで笑った顔はまさに王子様。
まわりからキャーキャー言われてるけど、仕事中の彼は腹黒悪魔だよ。
本当に厳しいんだから。
ことごとく女子を振って泣かせてきたくせに、ここにきて何故か私のことを好きだと言う。
マジで?
意味不明なんだけど。
めっちゃ意地悪なのに、かいま見える優しさにいつしか胸がぎゅっとなってしまうようになった。
素直に甘えたいとさえ思った。
だけど、私はその想いに応えられないよ。
どうしたらいいかわからない…。
**********
この作品は、他のサイトにも掲載しています。

包んで、重ねて ~歳の差夫婦の極甘新婚生活~
吉沢 月見
恋愛
ひたすら妻を溺愛する夫は50歳の仕事人間の服飾デザイナー、新妻は23歳元モデル。
結婚をして、毎日一緒にいるから、君を愛して君に愛されることが本当に嬉しい。
何もできない妻に料理を教え、君からは愛を教わる。
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
一夜限りのお相手は
栗原さとみ
恋愛
私は大学3年の倉持ひより。サークルにも属さず、いたって地味にキャンパスライフを送っている。大学の図書館で一人読書をしたり、好きな写真のスタジオでバイトをして過ごす毎日だ。ある日、アニメサークルに入っている友達の亜美に頼みごとを懇願されて、私はそれを引き受けてしまう。その事がきっかけで思いがけない人と思わぬ展開に……。『その人』は、私が尊敬する写真家で憧れの人だった。R5.1月
イケメン彼氏は警察官!甘い夜に私の体は溶けていく。
すずなり。
恋愛
人数合わせで参加した合コン。
そこで私は一人の男の人と出会う。
「俺には分かる。キミはきっと俺を好きになる。」
そんな言葉をかけてきた彼。
でも私には秘密があった。
「キミ・・・目が・・?」
「気持ち悪いでしょ?ごめんなさい・・・。」
ちゃんと私のことを伝えたのに、彼は食い下がる。
「お願いだから俺を好きになって・・・。」
その言葉を聞いてお付き合いが始まる。
「やぁぁっ・・!」
「どこが『や』なんだよ・・・こんなに蜜を溢れさせて・・・。」
激しくなっていく夜の生活。
私の身はもつの!?
※お話の内容は全て想像のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※表現不足は重々承知しております。まだまだ勉強してまいりますので温かい目で見ていただけたら幸いです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
では、お楽しみください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる