チューリップラブ~甘い支配の始まり:榊原玲央の物語~【R18】

まぁ

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頃来

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 木曜日、約束通りの時間。お花屋さんの入口で大きな花束を持ったお客さんと入れ違いになる。

「こんにちは。今、素敵な花束を持っておられましたね」
「本日唯一の花束かも…ははっ、こんにちは。どうぞ」

 オーナーは花束を作ったカウンターのゴミ等を片付けながら

「今回お願いしてみようと思うんだけど」

 そう言いタオルで手を拭う。

「ありがとうございます」
「2月にするよ。立春とかイメージ的に春だからね」
「はい」
「昨年比倍とは言わない。1.5倍で来年もお願いする」
「ありがとうございます」
「ただ、前もっての買い取りはしない。出た分だけの買い取り」
「はい、それで構いません」
「栫井さんのメリットは少ないと思うけど、店の宣伝のチラシとかあったら2月以降も置いてあげるから」
「それは…本当にありがとうございます」

 チューリップ一本辺りの粗利を伺い、週明け月曜日に具体的な内容を提示すると約束して今日は帰る。

 週が明けると11月末日だ…急がないと。
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