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翌日時間通りに乃愛の店の前で待つ。
すぐに出てきた乃愛がドアを施錠する間に車から降り助手席のドアを開けると
「お疲れ、乃愛」
「…」
「どうした?」
「ううん。お邪魔します…って高いなぁ、これ」
「ふっ…俺、脚長いから」
「背が高いって言いなさいよ。脚長いって…私が短いみたいでヤダ」
ぶつぶつ言いながら登るように乗り込んだのを見届け、後部座席から取り出したもの…
「ん、今日付き合ってくれる礼にやる」
「…玲央…これ…どうやって選んだの?」
「乃愛にプレゼントだから、乃愛のこと思って選んだけど?」
「…チューリップだから?」
「それはもちろん乃愛の好きな花だからな」
「…色は?」
「色も本数も考えたに決まってるだろ?」
ゆらゆらと瞳を揺らす乃愛は大好きなチューリップのことをよく知っているはず。
俺が口に出すまでもない。
すぐに出てきた乃愛がドアを施錠する間に車から降り助手席のドアを開けると
「お疲れ、乃愛」
「…」
「どうした?」
「ううん。お邪魔します…って高いなぁ、これ」
「ふっ…俺、脚長いから」
「背が高いって言いなさいよ。脚長いって…私が短いみたいでヤダ」
ぶつぶつ言いながら登るように乗り込んだのを見届け、後部座席から取り出したもの…
「ん、今日付き合ってくれる礼にやる」
「…玲央…これ…どうやって選んだの?」
「乃愛にプレゼントだから、乃愛のこと思って選んだけど?」
「…チューリップだから?」
「それはもちろん乃愛の好きな花だからな」
「…色は?」
「色も本数も考えたに決まってるだろ?」
ゆらゆらと瞳を揺らす乃愛は大好きなチューリップのことをよく知っているはず。
俺が口に出すまでもない。
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