185 / 203
chapter※12※※※※※※※※※※※※※※
しおりを挟む
1階カフェレストランのテラス席を設けること。
そのため1ヶ月限定で小さなドアを利用する。
営業時間中のアルコール提供を行う。
フレッシュフルーツがいっぱいのFruit punchをアルコール入りとノンアルコールで、またはサングリアなどがいいのではないか、と伝える。
「ほんとはよく冷えたシャンパンやスパークリングワインで十分だと思うんですけど、ちょっとカラフルに楽しい見た目が日本人の好みかと思います。特別な休日の演出ですね。朝から飲む罪悪感を感じる人が多そうなので」
「それはそうですね」
「8月は最寄りの果樹園でぶどう狩りが出来るそうなんです。そこと提携して、お客様が持ち帰ったぶどうを使ってご自身でぶどう入りのサングリアを作っていただいてもいいかなと思います。fruit punchならノンアルコールでお子さまとでも作ることは出来ます」
「なるほど。それだけでここに一日いていただけますね」
「はい。ただリラックスタイムを楽しむということが苦手な日本人ですけど、ちょっとしたイベントで満足していただけることもあると考えました」
「SNSをしている人にも‘映え’と言って頂けそうですね」
「はい。もちろん海外のお客様にもお楽しみ頂けますし」
ここで能勢支配人は一旦食べるようにと私に手で促した。
「特別な休日の演出…さっき美鳥様がそうおっしゃった…それをテーマにカフェレストランのテラスとプールサイドでそういうドリンクの提供を検討します」
「あとはお任せしますので、よろしくお願いいたします」
「指揮を取られなくてよろしいのですか?」
「はい、無責任に言うだけ言って東京へ戻ります。あとは能勢支配人とこちらのスタッフさんを信じてますから」
「ありがとうございます」
「ただ、このあとバーに行ってひとつカクテルをお願いするつもりなんです。それをドリンクの候補に入れて頂きたくなるかもしれません」
「では、私もご一緒させていただきます」
今が旬だという桜鱒のオイル蒸しがとても美味しい。
まだまだ食べたことのないものがたくさんあるなぁと思っていると
「8月の企画を除いての気づきはございましたか?」
と支配人に聞かれる。
そのため1ヶ月限定で小さなドアを利用する。
営業時間中のアルコール提供を行う。
フレッシュフルーツがいっぱいのFruit punchをアルコール入りとノンアルコールで、またはサングリアなどがいいのではないか、と伝える。
「ほんとはよく冷えたシャンパンやスパークリングワインで十分だと思うんですけど、ちょっとカラフルに楽しい見た目が日本人の好みかと思います。特別な休日の演出ですね。朝から飲む罪悪感を感じる人が多そうなので」
「それはそうですね」
「8月は最寄りの果樹園でぶどう狩りが出来るそうなんです。そこと提携して、お客様が持ち帰ったぶどうを使ってご自身でぶどう入りのサングリアを作っていただいてもいいかなと思います。fruit punchならノンアルコールでお子さまとでも作ることは出来ます」
「なるほど。それだけでここに一日いていただけますね」
「はい。ただリラックスタイムを楽しむということが苦手な日本人ですけど、ちょっとしたイベントで満足していただけることもあると考えました」
「SNSをしている人にも‘映え’と言って頂けそうですね」
「はい。もちろん海外のお客様にもお楽しみ頂けますし」
ここで能勢支配人は一旦食べるようにと私に手で促した。
「特別な休日の演出…さっき美鳥様がそうおっしゃった…それをテーマにカフェレストランのテラスとプールサイドでそういうドリンクの提供を検討します」
「あとはお任せしますので、よろしくお願いいたします」
「指揮を取られなくてよろしいのですか?」
「はい、無責任に言うだけ言って東京へ戻ります。あとは能勢支配人とこちらのスタッフさんを信じてますから」
「ありがとうございます」
「ただ、このあとバーに行ってひとつカクテルをお願いするつもりなんです。それをドリンクの候補に入れて頂きたくなるかもしれません」
「では、私もご一緒させていただきます」
今が旬だという桜鱒のオイル蒸しがとても美味しい。
まだまだ食べたことのないものがたくさんあるなぁと思っていると
「8月の企画を除いての気づきはございましたか?」
と支配人に聞かれる。
14
お気に入りに追加
119
あなたにおすすめの小説
俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜
ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。
そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、
理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。
しかも理樹には婚約者がいたのである。
全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。
二人は結婚出来るのであろうか。
イケメン御曹司、地味子へのストーカー始めました 〜マイナス余命1日〜
和泉杏咲
恋愛
表紙イラストは「帳カオル」様に描いていただきました……!眼福です(´ω`)
https://twitter.com/tobari_kaoru
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は間も無く死ぬ。だから、彼に別れを告げたいのだ。それなのに……
なぜ、私だけがこんな目に遭うのか。
なぜ、私だけにこんなに執着するのか。
私は間も無く死んでしまう。
どうか、私のことは忘れて……。
だから私は、あえて言うの。
バイバイって。
死を覚悟した少女と、彼女を一途(?)に追いかけた少年の追いかけっこの終わりの始まりのお話。
<登場人物>
矢部雪穂:ガリ勉してエリート中学校に入学した努力少女。小説家志望
悠木 清:雪穂のクラスメイト。金持ち&ギフテッドと呼ばれるほどの天才奇人イケメン御曹司
山田:清に仕えるスーパー執事
社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"
桜井 響華
恋愛
派遣受付嬢をしている胡桃沢 和奏は、副社長専属秘書である相良 大貴に一目惚れをして勢い余って告白してしまうが、冷たくあしらわれる。諦めモードで日々過ごしていたが、チャンス到来───!?
イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?
すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。
「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」
家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。
「私は母親じゃない・・・!」
そう言って家を飛び出した。
夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。
「何があった?送ってく。」
それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。
「俺と・・・結婚してほしい。」
「!?」
突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。
かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。
そんな彼に、私は想いを返したい。
「俺に・・・全てを見せて。」
苦手意識の強かった『営み』。
彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。
「いあぁぁぁっ・・!!」
「感じやすいんだな・・・。」
※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。
※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。
※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。
※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。
それではお楽しみください。すずなり。
隠れオタクの女子社員は若社長に溺愛される
永久保セツナ
恋愛
【最終話まで毎日20時更新】
「少女趣味」ならぬ「少年趣味」(プラモデルやカードゲームなど男性的な趣味)を隠して暮らしていた女子社員・能登原こずえは、ある日勤めている会社のイケメン若社長・藤井スバルに趣味がバレてしまう。
しかしそこから二人は意気投合し、やがて恋愛関係に発展する――?
肝心のターゲット層である女性に理解できるか分からない異色の女性向け恋愛小説!
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
貧乏大家族の私が御曹司と偽装結婚⁈
玖羽 望月
恋愛
朝木 与織子(あさぎ よりこ) 22歳
大学を卒業し、やっと憧れの都会での生活が始まった!と思いきや、突然降って湧いたお見合い話。
でも、これはただのお見合いではないらしい。
初出はエブリスタ様にて。
また番外編を追加する予定です。
シリーズ作品「恋をするのに理由はいらない」公開中です。
表紙は、「かんたん表紙メーカー」様https://sscard.monokakitools.net/covermaker.htmlで作成しました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる