上 下
146 / 203

chapter※10※※※※※※

しおりを挟む
いつもの部屋で、いつもの美鳥の中に入っただけなのに…っきっつぃ…

「っく…っ…美…鳥っ…」

俺を締め付ける美鳥の頭を胸に抱え込む。

「…You make me crazy…美鳥…」
「朱鷺…」

ぴったり重なり合った俺の下で美鳥はゆっくりと足を動かし両膝を立てた。
俺は彼女の頭を抱え込んだまま腰を引き、小さな律動を始める。
繰り返すうちに俺の胸元の美鳥の呼吸が苦しそうに聞こえ頭を解放すると、律動に合わせて揺れる膨らみに両手を添えて大きく揉み上げ、中心の突起には触れるか触れないか…指を掠める。

美鳥は整った眉をひそめて目を閉じ、はぁーっと自分の熱を逃すように息を吐く。
きゅっ…両方の突起を摘まんで軽く引っ張ると同時に美鳥の奥をトントン…ひゃぁ…ぅん…突いたあと引きながら美鳥の腹側を擦る…ぃぁうぅん…顔を壁側に向けた美鳥の左脚を持ち上げ舐めながら、奥への刺激と腹側を擦るのを忘れない…ぁう…ぅふぁ…ん…朱鷺っ…

ぎゅっと締め付けられた感覚を逃がすために美鳥の内ももにきつく吸いつき華を咲かせると

「…もっと…ん…」
「もっと…俺の印が欲しいか?」
「うんっ…ひゃっぁぁあ…ぅん…」

聞きながら中を抉るようにかき混ぜると、美鳥が大きく腰を跳ねさせ俺を吸い取る。

俺は美鳥の脚を抱え思い切り吸いつきながら大きく爆ぜた。

「美鳥」

中でまだ自分が小さく波打つのを感じながら、もう一度華を咲かせる。

「朱鷺…ありがと…すごく…良かった…信じられない…」

まだ呼吸の整わない美鳥の言葉に再び熱が集中するのを感じ、そっと美鳥の中から自身を引き抜く…ふぅ…ぅん…それさえ刺激になったらしい美鳥の甘い声に

「美鳥…誘い上手だな…すぐにやる」

手早く薄い膜を新しくすると今度は美鳥をうつ伏せに貫く…ひゃ…ぁあ…ぅん…ヒクついたままの中を生き物のようにうねらせた彼女の背中が妖艶にしなる。

「綺麗だ、美鳥…背中もそそる…もっと誘えよ…」

ウエストからヒップを撫でながら美鳥の中を浅くかき混ぜ、美鳥の動きを促す。

「もっと奥だろ?一緒に腰振れ…」

俺の言葉にまた中が狭くなると…はぁぅ…美鳥が甘い吐息を吐きながら顎を上げた。
すぐに吐息は喘ぎへと音色を変え、ますます俺を誘う。

「と…き…ぅん…」
「ん?」

小さく達したであろう美鳥が震える声で俺を呼び、俺はそれに応えて大きく腰を引きながら美しいヒップを揉みしだく…ぁあ…もぉ…ぅん…美鳥が果てる直前で俺が動きを止めると、美鳥が艶かしくヒップを俺につき出した。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

アラフォー×バツ1×IT社長と週末婚

日下奈緒
恋愛
仕事の契約を打ち切られ、年末をあと1か月残して就職活動に入ったつむぎ。ある日街で車に轢かれそうになるところを助けて貰ったのだが、突然週末婚を持ち出され……

【完結】育てた後輩を送り出したらハイスペになって戻ってきました

藤浪保
恋愛
大手IT会社に勤める早苗は会社の歓迎会でかつての後輩の桜木と再会した。酔っ払った桜木を家に送った早苗は押し倒され、キスに翻弄されてそのまま関係を持ってしまう。 次の朝目覚めた早苗は前夜の記憶をなくし、関係を持った事しか覚えていなかった。

俺を信じろ〜財閥俺様御曹司とのニューヨークでの熱い夜

ラヴ KAZU
恋愛
二年間付き合った恋人に振られた亜紀は傷心旅行でニューヨークへ旅立つ。 そこで東條ホールディングス社長東條理樹にはじめてを捧げてしまう。結婚を約束するも日本に戻ると連絡を貰えず、会社へ乗り込むも、 理樹は亜紀の父親の会社を倒産に追い込んだ東條財閥東條理三郎の息子だった。 しかも理樹には婚約者がいたのである。 全てを捧げた相手の真実を知り翻弄される亜紀。 二人は結婚出来るのであろうか。

イケメン御曹司、地味子へのストーカー始めました 〜マイナス余命1日〜

和泉杏咲
恋愛
表紙イラストは「帳カオル」様に描いていただきました……!眼福です(´ω`) https://twitter.com/tobari_kaoru ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 私は間も無く死ぬ。だから、彼に別れを告げたいのだ。それなのに…… なぜ、私だけがこんな目に遭うのか。 なぜ、私だけにこんなに執着するのか。 私は間も無く死んでしまう。 どうか、私のことは忘れて……。 だから私は、あえて言うの。 バイバイって。 死を覚悟した少女と、彼女を一途(?)に追いかけた少年の追いかけっこの終わりの始まりのお話。 <登場人物> 矢部雪穂:ガリ勉してエリート中学校に入学した努力少女。小説家志望 悠木 清:雪穂のクラスメイト。金持ち&ギフテッドと呼ばれるほどの天才奇人イケメン御曹司 山田:清に仕えるスーパー執事

社内恋愛の絶対条件!"溺愛は退勤時間が過ぎてから"

桜井 響華
恋愛
派遣受付嬢をしている胡桃沢 和奏は、副社長専属秘書である相良 大貴に一目惚れをして勢い余って告白してしまうが、冷たくあしらわれる。諦めモードで日々過ごしていたが、チャンス到来───!?

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

ハイスペックでヤバい同期

衣更月
恋愛
イケメン御曹司が子会社に入社してきた。

隠れオタクの女子社員は若社長に溺愛される

永久保セツナ
恋愛
【最終話まで毎日20時更新】 「少女趣味」ならぬ「少年趣味」(プラモデルやカードゲームなど男性的な趣味)を隠して暮らしていた女子社員・能登原こずえは、ある日勤めている会社のイケメン若社長・藤井スバルに趣味がバレてしまう。 しかしそこから二人は意気投合し、やがて恋愛関係に発展する――? 肝心のターゲット層である女性に理解できるか分からない異色の女性向け恋愛小説!

処理中です...