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119日目の愛
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「お時間です」
スタッフさんの声を聞くと
「翼は左、俺は右」
「オーケー」
私の頭上で暗号が飛び交う。何?パパが私の左、お父さんは私の右にいるけど?
「何の話?」
「足だよ」
「足?」
パパが優しい声で教えてくれたが要領を得ない。
「一歩目の話」
「3人が同じように足を出せば、軍隊の行進になりかねないだろ?」
「ふふっ…マーチングとか言ってよね、お父さん」
「香歩はどっちからにする?」
「一歩目はね…両方で」
「承知した」
「久しぶりだねぇ、香歩」
私たちが扉すれすれに立つと、スタッフさんが左右に大きくそれを開く。
小さなチャペルのバージンロードの先にいる千紘と目が合ったとき
「「せーの」」
パパとお父さんが私の耳に小さく言い、私はぐっと両腕に力を入れた。
ぶらーん…トン…私が両足で着地すると、パパとお父さんが笑う気配に私も笑顔になる。
これが私の…あの日から119日目の第一歩。
大きな愛の形。
[本編完結]
次ページよりafter storyとなります。
スタッフさんの声を聞くと
「翼は左、俺は右」
「オーケー」
私の頭上で暗号が飛び交う。何?パパが私の左、お父さんは私の右にいるけど?
「何の話?」
「足だよ」
「足?」
パパが優しい声で教えてくれたが要領を得ない。
「一歩目の話」
「3人が同じように足を出せば、軍隊の行進になりかねないだろ?」
「ふふっ…マーチングとか言ってよね、お父さん」
「香歩はどっちからにする?」
「一歩目はね…両方で」
「承知した」
「久しぶりだねぇ、香歩」
私たちが扉すれすれに立つと、スタッフさんが左右に大きくそれを開く。
小さなチャペルのバージンロードの先にいる千紘と目が合ったとき
「「せーの」」
パパとお父さんが私の耳に小さく言い、私はぐっと両腕に力を入れた。
ぶらーん…トン…私が両足で着地すると、パパとお父さんが笑う気配に私も笑顔になる。
これが私の…あの日から119日目の第一歩。
大きな愛の形。
[本編完結]
次ページよりafter storyとなります。
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