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満ち足りる

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 乱雑に揉むことが躊躇われる、ふわふわバストと言うのがふさわしい膨らみを下から中心へと繰り返し優しく揉む…ぁ…だが、ピンクの突起に触れるギリギリのところまでしか揉みあげない。

「溢れてきたねぇ…」

 俺の中指と香歩の中が同じ温度になった頃、彼女の蜜は溢れ出す。

「蓋が足りない?」

 人差し指をびしょ濡れの中指に添えると…ぃ…ぁ…香歩が腰を揺らした。

「よし、シャワーしていいよ。これ以上はショーツのままじゃ無理があるからね」

 バサッっと広がっていたワンピースで香歩を包み込むように抱き上げ

「テーブルは俺が片付けておくから」

 とバスルームまで歩く。

「何もかも好きに使っていいからね」

 チュッ…と彼女の額に唇を落とすと踵を返して洗面所のドアを閉めた。

 まだまだこれからだよ、香歩。

 俺は香歩と食べた遅めの昼食の片付けをしながら、バスルームの気配に耳を澄ます。

 洗面所で動けないようなら‘手伝う’必要があると思ったが、バスルームの扉が閉まる音がした。

 ゆくゆくは、さっきの抱き上げるタイミングで香歩自らがショーツを脱いで俺を誘うというのが望ましい。いや…ショーツを身につけたまま大きく足を広げて誘うというのも望ましい。いやいや…俺を襲うパターンもいいな…

 さてと…今日はどう楽しむか…今夜は寝かせてやらないと明日の出勤に響く。今日は明るい今が舞台だ。コンコンコン…

「香歩、大丈夫か?足りない物があればすぐに下のコンビニに行くよ?」
「ありがと…大丈夫」

 すぐに返って来た声は極普通の香歩の声だったことに若干落胆する自分に笑いが漏れる。

「俺もシャワー、いい?」
「はぁい、どうぞ」

 想定外だ…またすぐに躊躇うことない返事があり、俺が少し焦りを感じる。自分の着ていたものを脱ぎ捨てるとガタッ…とバスルームの扉を開ける。

「お先にありがとう。ドレッサーにあったドライヤー借りていい?」
「…ああ」
「ありがとう」

 やられた…翠さんが降臨したような香歩が全裸で堂々と俺とすれ違いバスタオルを手にする。そして簡単に体を拭くと、そのバスタオルで髪をまとめてドライヤーを取り出した。さらに彼女は、俺がまだバスルームに入りきっていないことはわかっているはずなのに髪に巻いたバスタオル以外は何も身に纏わずミラー越しに俺を見た。

「うん?シャワーしてきて、千紘」

 翠さん…まんまじゃねぇか…

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