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studio Saika SS 4
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羅依は私の後ろから手を回したまま、すぐに送られてきた学園のホームページを一緒に見る。
「こんな学校があるんだ…」
「私立ならではか?」
外部講師を招いての部活という名の授業は週1の習い事のようにも思える。体操、ダンス、サッカー、プログラミング、茶道…
「作文?こんなの選択する子がいるの?私、絶対に無理…ヤダ」
「教えられるものなんだな。ここで見られるんじゃないか?」
羅依がタップしたのは‘学園説明会でダンス披露’と書いてあるところだ。体育館のステージで14人が体操服のパンツに上はイエローTシャツで踊っている。顔がはっきりしないようにか、観客の頭もかなり映っている距離から撮ってあるが
「コピーだね」
「そうなのか?」
「‘踊ってみちゃって’とか皆が動画サイトに流してるから見たことある」
「歌が日本語だな」
「アイドルなんじゃない?ダンス上手だね…でも、これに講師っているのかな?」
羅依に背中と頭を預けると、彼はスマホをテーブルに置いて私の頭に頬を擦り寄せた。
「5、6年生が週1の授業であれだけ出来るっていうのがわかったのは収穫」
「ん」
「でも完コピは動画を見て家で練習出来るから講師はいらないと思う」
「ん」
「上手だけど、アップダウンの基本のある私のやっているのとは違うし…もちろん、私もいろんなのをミックスするんだけど」
「アクロバティックだよな」
「あれは…教えられないね。ケガが怖い。バク宙とかでしょ?体操教室に行く方がいいんじゃない?」
「くっくっ…」
「何?」
「バク転じゃなくバク宙って言うから笑う」
「そう?あれは出来なくてもダンスは仕上がるよ。今見たのは振り付けって感じで…夏さんたちに私がやろうとしてるのは有酸素運動。10分ストレッチ、30分ダンス、5分クールダウンの45分レッスン。子どもでも集中力を考えて同じ」
「もうイメージ出来てるな」
「今のを見て固まったの」
「こんな学校があるんだ…」
「私立ならではか?」
外部講師を招いての部活という名の授業は週1の習い事のようにも思える。体操、ダンス、サッカー、プログラミング、茶道…
「作文?こんなの選択する子がいるの?私、絶対に無理…ヤダ」
「教えられるものなんだな。ここで見られるんじゃないか?」
羅依がタップしたのは‘学園説明会でダンス披露’と書いてあるところだ。体育館のステージで14人が体操服のパンツに上はイエローTシャツで踊っている。顔がはっきりしないようにか、観客の頭もかなり映っている距離から撮ってあるが
「コピーだね」
「そうなのか?」
「‘踊ってみちゃって’とか皆が動画サイトに流してるから見たことある」
「歌が日本語だな」
「アイドルなんじゃない?ダンス上手だね…でも、これに講師っているのかな?」
羅依に背中と頭を預けると、彼はスマホをテーブルに置いて私の頭に頬を擦り寄せた。
「5、6年生が週1の授業であれだけ出来るっていうのがわかったのは収穫」
「ん」
「でも完コピは動画を見て家で練習出来るから講師はいらないと思う」
「ん」
「上手だけど、アップダウンの基本のある私のやっているのとは違うし…もちろん、私もいろんなのをミックスするんだけど」
「アクロバティックだよな」
「あれは…教えられないね。ケガが怖い。バク宙とかでしょ?体操教室に行く方がいいんじゃない?」
「くっくっ…」
「何?」
「バク転じゃなくバク宙って言うから笑う」
「そう?あれは出来なくてもダンスは仕上がるよ。今見たのは振り付けって感じで…夏さんたちに私がやろうとしてるのは有酸素運動。10分ストレッチ、30分ダンス、5分クールダウンの45分レッスン。子どもでも集中力を考えて同じ」
「もうイメージ出来てるな」
「今のを見て固まったの」
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