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続々:special thanks
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「綸、お前も少し寝ろ」
綸の頭を俺の肩に凭れさせ手を握る。よく動くようになった吉宗を広い屋敷で追いかける毎日で、この3ヶ月ほどで少しだけ痩せた綸を休ませたい。屋敷では
「皆が吉宗を見てくれるから私はラクしてるの」
と言うが、吉宗を見てもらっている間に休むのではなく台所に入ったり組員と一緒に掃除したり親父の部屋で手伝いをしたりしているようだ。たまに、吉宗と一緒に昼寝したよ、と言うときもあるがせいぜい15分。今日明日は何もせず、旨いもの食って体を休めて欲しい。
「うん、ちょっと寝ようかな」
素直に目を閉じた綸の頭に唇を落とし俺も目を閉じる。俺にとっては綸が隣にいれば、それがどこでも休息の場だ。
「綸、着くぞ」
「ぅん…」
目をすぐに開けられない綸の様子に車が止まるまでこのままで行こうと思った時…あぁーん…ぅぁーん…吉宗が起きたらしく泣き出した。
「うん?吉宗、起きた?」
吉宗の声にすっと目を開けた綸を見て‘嫉妬心’‘独占欲’などの言葉が頭をよぎる。
「よく寝てたね、お茶飲もうか」
吉宗の飲み物を準備しながら
「正宗、ありがとう。私もよく寝てすっきりした」
俺に言う綸の横顔を見ると心が浄化された。
綸の頭を俺の肩に凭れさせ手を握る。よく動くようになった吉宗を広い屋敷で追いかける毎日で、この3ヶ月ほどで少しだけ痩せた綸を休ませたい。屋敷では
「皆が吉宗を見てくれるから私はラクしてるの」
と言うが、吉宗を見てもらっている間に休むのではなく台所に入ったり組員と一緒に掃除したり親父の部屋で手伝いをしたりしているようだ。たまに、吉宗と一緒に昼寝したよ、と言うときもあるがせいぜい15分。今日明日は何もせず、旨いもの食って体を休めて欲しい。
「うん、ちょっと寝ようかな」
素直に目を閉じた綸の頭に唇を落とし俺も目を閉じる。俺にとっては綸が隣にいれば、それがどこでも休息の場だ。
「綸、着くぞ」
「ぅん…」
目をすぐに開けられない綸の様子に車が止まるまでこのままで行こうと思った時…あぁーん…ぅぁーん…吉宗が起きたらしく泣き出した。
「うん?吉宗、起きた?」
吉宗の声にすっと目を開けた綸を見て‘嫉妬心’‘独占欲’などの言葉が頭をよぎる。
「よく寝てたね、お茶飲もうか」
吉宗の飲み物を準備しながら
「正宗、ありがとう。私もよく寝てすっきりした」
俺に言う綸の横顔を見ると心が浄化された。
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