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7月SS 9
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綸が京太さんの親父にタオルを返したと思うと、親父が綸の頭にタオルを巻き付け上手に括ってやった。綸は満面の笑みで自分の頭をポンポンと叩きこちらを向くと手を振ってくる。
「行ってくる」
俺は二人に声をかけ綸の元へ向かった。
「すごく楽しい日になった。正宗ありがとう」
「ん?俺は何もしてないぞ」
「プレゼントも嬉しいし、今日のパーティーは高須正宗が旦那様だからこそ出来たんじゃないかな?皆も温かいし…ありがとう」
3月にプレゼントしたネックレスを気に入っていたので再び‘Diamante Kai’へ行き、それに合ったブレスレットを選んだ。
綸はベッドにうつ伏せになりスマホの写真を楽しそうに見ている。俺はその上に覆い被さり頬を寄せ合い一緒に写真を見る。
「我ながらなかなか似合ってる、ふふっ」
タオルを頭に巻いた綸と京太さんの親父とのツーショット写真を見て言ってみる。
「綸、これ親父が見たら妬くぞ。送ってみろ」
綸は素直に親父に写真を送ったと思うと
「え…お父さん、早くない?」
‘綸、明日は俺と写真館だ’
とメッセージがきた。続けて樋川の嫁から写真が送られてきた。綸がプレゼントしたワンピースを着た凛の写真だ。
「可愛い…子どもって可愛いんだね。施設で子どもばっかりのところで育ったけど可愛いなんて思ったことなかったわ」
「今の綸にはそう思える心の余裕があるんだろ…俺たちも今から作る?」
綸の耳元で囁くと彼女はそっとスマホを置き
「いいかも…今ならもう大丈夫な気がする」
そう言って仰向けになり俺の首に腕を回した。
「行ってくる」
俺は二人に声をかけ綸の元へ向かった。
「すごく楽しい日になった。正宗ありがとう」
「ん?俺は何もしてないぞ」
「プレゼントも嬉しいし、今日のパーティーは高須正宗が旦那様だからこそ出来たんじゃないかな?皆も温かいし…ありがとう」
3月にプレゼントしたネックレスを気に入っていたので再び‘Diamante Kai’へ行き、それに合ったブレスレットを選んだ。
綸はベッドにうつ伏せになりスマホの写真を楽しそうに見ている。俺はその上に覆い被さり頬を寄せ合い一緒に写真を見る。
「我ながらなかなか似合ってる、ふふっ」
タオルを頭に巻いた綸と京太さんの親父とのツーショット写真を見て言ってみる。
「綸、これ親父が見たら妬くぞ。送ってみろ」
綸は素直に親父に写真を送ったと思うと
「え…お父さん、早くない?」
‘綸、明日は俺と写真館だ’
とメッセージがきた。続けて樋川の嫁から写真が送られてきた。綸がプレゼントしたワンピースを着た凛の写真だ。
「可愛い…子どもって可愛いんだね。施設で子どもばっかりのところで育ったけど可愛いなんて思ったことなかったわ」
「今の綸にはそう思える心の余裕があるんだろ…俺たちも今から作る?」
綸の耳元で囁くと彼女はそっとスマホを置き
「いいかも…今ならもう大丈夫な気がする」
そう言って仰向けになり俺の首に腕を回した。
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