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第十四話 5
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彼はプレゼントを喜んでくれたが特に‘live’という刻印を気に入ってくれたようだ。
死に向かっていた私を見ていたから私の生きるという誓いのように受け止めてくれた。
腕のチェーンを撫でながら時折プレートを裏返し見てはぎゅっと抱きしめ私のどこかへ唇を落とし、そして少し右膝を私ごと揺らす。
「正宗、寝ようか?」
「もう少し…」
くぅ…何て甘い声を出すんだこの男は…
「正宗…大好き」
「俺は愛してる」
「うん…それは…私もそうなんだけど…もう少し待っててね…言えるまで…大好きも言うの恥ずかしい…」
「待つ…死ぬまでに聞けたらいい」
「ふふっ、気が長いね」
「ああ、お前がこうして俺の腕の中にいるだけで幸せだからな」
くぅ…声の甘さが倍増しているじゃないか…
「やめてよ…抱けない時に」
「ふっ…終わったら綸が俺を抱いてくれるのか?」
「…考える価値はありそうだね、あははっ」
二人でじゃれあいながらベッドに潜り、抱き合って眠る。
眠りの浅い時間は彼の膝で揺れているように感じ、安心してまた深く眠る。
そしてアラームが鳴る前にすっきり目覚めた私は、彼の隣で自分の薬指の指輪を眺めた。
これって幸せって言うんだよね?頬を緩める私をそっと目を開けた彼が見つめていた。
死に向かっていた私を見ていたから私の生きるという誓いのように受け止めてくれた。
腕のチェーンを撫でながら時折プレートを裏返し見てはぎゅっと抱きしめ私のどこかへ唇を落とし、そして少し右膝を私ごと揺らす。
「正宗、寝ようか?」
「もう少し…」
くぅ…何て甘い声を出すんだこの男は…
「正宗…大好き」
「俺は愛してる」
「うん…それは…私もそうなんだけど…もう少し待っててね…言えるまで…大好きも言うの恥ずかしい…」
「待つ…死ぬまでに聞けたらいい」
「ふふっ、気が長いね」
「ああ、お前がこうして俺の腕の中にいるだけで幸せだからな」
くぅ…声の甘さが倍増しているじゃないか…
「やめてよ…抱けない時に」
「ふっ…終わったら綸が俺を抱いてくれるのか?」
「…考える価値はありそうだね、あははっ」
二人でじゃれあいながらベッドに潜り、抱き合って眠る。
眠りの浅い時間は彼の膝で揺れているように感じ、安心してまた深く眠る。
そしてアラームが鳴る前にすっきり目覚めた私は、彼の隣で自分の薬指の指輪を眺めた。
これって幸せって言うんだよね?頬を緩める私をそっと目を開けた彼が見つめていた。
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