さまよう綸◆◆若頭からの求愛…迷惑だわ◆◆ 【完結】

まぁ

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side Masamune 3

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 宮本の姐、つまりフウカの母親と俺の母親がはとこ同士という…いや…どちらかははことの子供だったか…どうでもいい関係だが、宮本の姐は高須との関係を世間にアピールするため、一時ここへ頻繁に来ていた。

 しかし誰にも相手にされず来なくなったと思ったら、取り変わるようにフウカがここへ現れるようになった。それが姐の入れ知恵なのかフウカ自身の考えかは知らない。
 
 大学入学時にマンションに移った俺は本家に住んでいないのでわからなかったが、本家の奴らの話では俺が本家に来る時にフウカが来ると。誰にも相手にされないのに本家に来ては台所に入ったり俺の部屋に来たり、うざくて出禁にした。

 すると宮本の組員全員かと思う人数を高須本家の前に整列させるという嫌がらせをし、抗争か何かと警察や近隣を脅かすという暴挙に出た。俺たちは近隣住民とは長年持ちつ持たれつ上手くやっているんだ、迷惑この上ない。

 そしてその処分として宮本組は小規模化を余儀無くされ、勉強だけは良く出来たフウカはアメリカの大学へ行った。



 それが…仕事?何のことかわからないが、こんな女を綸と関わらす訳には行かない。話を聞くと言って綸のいる部屋から遠ざかった。すると中広間に若い組員が賑やかに集まっており、俺たちを見ると

「若、お疲れ様です。フウカさん土産や差し入れありがとうございます」
「「「「ありがとうございます」」」」

 チッ…以前の騒動を知らない奴らに取り入りやがったな、女狐が。ここには女がいないので考えられる現象ではある。

「宮本は?」
「パパを迎えに来たつもりだったんだけど~入れ違いになっちゃたみたいなの。パパがいると思ってフウカの車は返しちゃったし…困ったな」

 おお、良くできた筋書きじゃねぇか。
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