101 / 340
第十話 14
しおりを挟む
「ああいう人間の中からいろんな感情が生まれて綸ちゃんに向くかもしれない」
「現に火傷はさせられたよね?」
潤の説明を駿が引き取り、更に続けた。
「高須の女をどうにかして名を挙げようとする男たちや、嫉妬する女たち…逆に取り入ろうと近づいてくる人間…いろいろ考えられるよ」
「わかった。出かける時は今まで通り正宗や潤たちに言うの?伊東さんに言えばいいの?」
「綸ちゃん、どちらにも言ってくれる?」
すかさず潤が言うので私もしっかりと答えた。
「わかった。皆に迷惑掛けないように頑張ります」
「「「「あはは、頑張って」」」」
賑やかに笑い声が響き私もお酒がすすむ。皆すごい飲むの早いんだね…気持ちいいくらい食べるし…と思っていると
「また賑やかだな」
と組長さんと男性が入ってきた。ガタガタガタガタと正宗以外が立ち上がり
「「「「「「お疲れ様です」」」」」」
私も立とうとしたら正宗が腕を掴む。
「お前はいい」
「なんで?皆が挨拶したんじゃないの?」
「お前は組員じゃないだろ?」
「なるほど…えっ………私ここにいていいの?」
「「ぶっ……」」
「潤と駿…いつも汚い…それに…いつも私が真面目に話してる時に潤たちって笑うんだけど?」
正宗に聞いてみようとすると
「申し訳ありません」
組長さんと一緒に入って来た人が私に謝る。
「組長付き、畠山大二郎です。愚息がいつも申し訳ありません」
しまった…お父さんの前で潤たちのこと言っちゃった。思わず手で口を塞ぐがもう遅い……
「現に火傷はさせられたよね?」
潤の説明を駿が引き取り、更に続けた。
「高須の女をどうにかして名を挙げようとする男たちや、嫉妬する女たち…逆に取り入ろうと近づいてくる人間…いろいろ考えられるよ」
「わかった。出かける時は今まで通り正宗や潤たちに言うの?伊東さんに言えばいいの?」
「綸ちゃん、どちらにも言ってくれる?」
すかさず潤が言うので私もしっかりと答えた。
「わかった。皆に迷惑掛けないように頑張ります」
「「「「あはは、頑張って」」」」
賑やかに笑い声が響き私もお酒がすすむ。皆すごい飲むの早いんだね…気持ちいいくらい食べるし…と思っていると
「また賑やかだな」
と組長さんと男性が入ってきた。ガタガタガタガタと正宗以外が立ち上がり
「「「「「「お疲れ様です」」」」」」
私も立とうとしたら正宗が腕を掴む。
「お前はいい」
「なんで?皆が挨拶したんじゃないの?」
「お前は組員じゃないだろ?」
「なるほど…えっ………私ここにいていいの?」
「「ぶっ……」」
「潤と駿…いつも汚い…それに…いつも私が真面目に話してる時に潤たちって笑うんだけど?」
正宗に聞いてみようとすると
「申し訳ありません」
組長さんと一緒に入って来た人が私に謝る。
「組長付き、畠山大二郎です。愚息がいつも申し訳ありません」
しまった…お父さんの前で潤たちのこと言っちゃった。思わず手で口を塞ぐがもう遅い……
140
あなたにおすすめの小説
お隣さんはヤのつくご職業
古亜
恋愛
佐伯梓は、日々平穏に過ごしてきたOL。
残業から帰り夜食のカップ麺を食べていたら、突然壁に穴が空いた。
元々薄い壁だと思ってたけど、まさか人が飛んでくるなんて……ん?そもそも人が飛んでくるっておかしくない?それにお隣さんの顔、初めて見ましたがだいぶ強面でいらっしゃいますね。
……え、ちゃんとしたもん食え?
ちょ、冷蔵庫漁らないでくださいっ!!
ちょっとアホな社畜OLがヤクザさんとご飯を食べるラブコメ
建築基準法と物理法則なんて知りません
登場人物や団体の名称や設定は作者が適当に生み出したものであり、現実に類似のものがあったとしても一切関係ありません。
2020/5/26 完結
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
禁断溺愛
流月るる
恋愛
親同士の結婚により、中学三年生の時に湯浅製薬の御曹司・巧と義兄妹になった真尋。新しい家族と一緒に暮らし始めた彼女は、義兄から独占欲を滲ませた態度を取られるようになる。そんな義兄の様子に、真尋の心は揺れ続けて月日は流れ――真尋は、就職を区切りに彼への想いを断ち切るため、義父との養子縁組を解消し、ひっそりと実家を出た。しかし、ほどなくして海外赴任から戻った巧に、その事実を知られてしまう。当然のごとく義兄は大激怒で真尋のマンションに押しかけ、「赤の他人になったのなら、もう遠慮する必要はないな」と、甘く淫らに懐柔してきて……? 切なくて心が甘く疼く大人のエターナル・ラブ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
触手エイリアンの交配実験〜研究者、被験体になる〜
桜井ベアトリクス
恋愛
異星で触手エイリアンを研究する科学者アヴァ。 唯一観察できていなかったのは、彼らの交配儀式。
上司の制止を振り切り、禁断の儀式を覗き見たアヴァは―― 交わる触手に、抑えきれない欲望を覚える。
「私も……私も交配したい」
太く長い触手が、体の奥深くまで侵入してくる。 研究者が、快楽の実験体になる夜。
橘若頭と怖がり姫
真木
恋愛
八歳の希乃は、母を救うために極道・橘家の門を叩き、「大人になったら自分のすべてを差し出す」と約束する。
その言葉を受け取った橘家の若頭・司は、希乃を保護し、慈しみ、外界から遠ざけて育ててきた。
高校生になった希乃は、虚弱体質で寝込んでばかり。思いつめて、今まで養ってもらったお金を返そうと夜の街に向かうが、そこに司が現れて……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる