彼の愛は不透明◆◆若頭からの愛は深く、底が見えない…沼愛◆◆ 【完結】

組と会社そして家 18

「俺は新しい仕事も以前からの仕事も、組も…全部守る。全ては今日のような玖未と過ごす時間のためだな。飛行機に乗らなくたって隣に玖未がいてくれれば幸せだ」

ベッドでそう囁く悠仁はフェロモン倍増中で私の体温を上げ続ける。片手で私をきつく抱きしめ体を密着させたまま、私を優しく突き上げ、片手は私の額の髪をよけ体のあちこちを這い回る。

「…に…っ…熱上げて…っ…ここ…」

ひゃ…ぁ…ぅん…もう彼が何を言ってるのかわからないけど、的確に私のいいところを刺激し始めたことはわかる…ぁあっ…さんざん焦らされたあとに…ゆっくり追い込まれる感覚…

「っ…ゆぅ…じんっ…」

短く浅い呼吸の合間に彼の名前を呼び、懇願するかのように両足を彼に巻き付けた…ぅたっ…ぁ…悠仁は呼吸とともに上下する私の胸の先端を甘く噛みチューっと強く吸うと、今度は大きく口を開けて胸を食む…ぃあっ…同時に深い律動を感じると…グチョ…粘りと空気を含む水音が寝室に響く。

彼の頭に絡みつけていた私の両腕はもう力なくシーツへと投げ出され…

「はぁ…っ…ゆぅ…ぁあぅんん…おねが…ぃ…」
「ん？…っくっ…玖未っ…」
「も…っ…」

そのあとは二人とも言葉にならない音を吐き出しながら、同じ温度で体を痺れさせた。