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欲は大罪なのか 5
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「申し訳ありませんがあなたの神経を疑わざるを得ません。ごゆーじんなら玖未さんのケガが治って自由にお食事を楽しめる時に会おうと考えて当然だと思うのですが?それに社長にも本間にも予定というものがあって当然です。まあ、結構です…そこまでは気がつかない方だということですね」
「まあまあ、またね、中山さん」
ねちょのあとに右京の声がして
「1ヶ月あればさ、玖未ちゃん、めちゃくちゃ食べてケガの回復させながら可愛く太っちゃう?まずは5、6キロどう?」
とふざけたことを大きな声で言いながら鍋敷をかごに入れてくれた。
「玖未、楽しかった。またね」
「ありがとう、舞花」
と手を振り合ったあとに
「玖未、買い物するぞ」
と…うん?悠仁は今まで何してたの?買い物だよね?ピトッ…
「熱はなさそ…」
私が悠仁の額に手を当てると野沢さんがクスクスと笑っている。ねちょは解除されたようだ。
「玖未、あとは?」
「あ…耐熱ボウルと…この蓋つきのバットはよく使うと思う。大小、いい?」
「大小?中もあるんだから全部」
「了解でーす。どちらも3種類ね」
右京がかごに入れると、もうふたつともいっぱいで、大西さんが空のかごと交換してくれる。手際のいい分業を見ているようだ。
「可愛い…」
「ラテマグって書いてあるな。どの柄がいい?全部?」
「全部はいらないよ…小ぶりなラテマグ…ワンプレートの上のスープ…アイスやヨーグルト…蕎麦猪口…あ、オーブンも使用OKって書いてある…茶碗蒸しが出来ちゃう…」
「よく使えそうってことか。楽しいな、玖未」
「今、頭の中がご馳走だった」
悠仁も楽しそうで、二人で北欧雑貨によくある柄のネイビーとベージュを2個ずつ選ぶ。そして水切りマットやキッチンマットを選んだあと、最初に通ったエプロンのところに行くと
「全種類いくか…」
…うん?いくか?
「まあまあ、またね、中山さん」
ねちょのあとに右京の声がして
「1ヶ月あればさ、玖未ちゃん、めちゃくちゃ食べてケガの回復させながら可愛く太っちゃう?まずは5、6キロどう?」
とふざけたことを大きな声で言いながら鍋敷をかごに入れてくれた。
「玖未、楽しかった。またね」
「ありがとう、舞花」
と手を振り合ったあとに
「玖未、買い物するぞ」
と…うん?悠仁は今まで何してたの?買い物だよね?ピトッ…
「熱はなさそ…」
私が悠仁の額に手を当てると野沢さんがクスクスと笑っている。ねちょは解除されたようだ。
「玖未、あとは?」
「あ…耐熱ボウルと…この蓋つきのバットはよく使うと思う。大小、いい?」
「大小?中もあるんだから全部」
「了解でーす。どちらも3種類ね」
右京がかごに入れると、もうふたつともいっぱいで、大西さんが空のかごと交換してくれる。手際のいい分業を見ているようだ。
「可愛い…」
「ラテマグって書いてあるな。どの柄がいい?全部?」
「全部はいらないよ…小ぶりなラテマグ…ワンプレートの上のスープ…アイスやヨーグルト…蕎麦猪口…あ、オーブンも使用OKって書いてある…茶碗蒸しが出来ちゃう…」
「よく使えそうってことか。楽しいな、玖未」
「今、頭の中がご馳走だった」
悠仁も楽しそうで、二人で北欧雑貨によくある柄のネイビーとベージュを2個ずつ選ぶ。そして水切りマットやキッチンマットを選んだあと、最初に通ったエプロンのところに行くと
「全種類いくか…」
…うん?いくか?
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