彼の愛は不透明◆◆若頭からの愛は深く、底が見えない…沼愛◆◆ 【完結】

まぁ

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成長期と成長痛 3

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触れあうキスから悠仁を強く感じるキスへ…口先のキスではなく、肉体と肉体…細胞と細胞が交じり合う感覚に全身が熱を帯びる。

不本意な日野先生との一度の関係を引きずるのは嫌だったことと、夜を一緒に過ごせることに惹かれて、居酒屋勤務中に大学生の彼氏がいた時期がある。
だから経験はあると自分では思っていたけれど、悠仁とのコレは全く別物だと本能的に理解した。

人間の体のたった数センチの器官…舌は咀嚼、嚥下、発声に大きな働きをし、味覚や知覚を感じる受容器もある…ふぅ…っん…居酒屋で聞いたことのあるうんちくを思い出すと、私の舌が悠仁の口内へと誘い出された。

戸惑う私の側頭部と耳を優しく撫でる彼は舌と舌を絡めながら、音をわざと立てる…ぁ…ん…呼吸のために離れ合わさる唇の隙間からは、隠しきれない熱が音となる。

チュッと大きなリップ音を立ててから、私をフラワーモチーフのレースが美しいネイビーのランジェリーのみにした悠仁は

「全身が疼くほど…綺麗だ、玖未」

と頬を撫でると、自分は緩い長めハーフパンツと下着を一気に脱ぎ捨てた。彼は再び私の上になると、胸のレースを指先でなぞりそこに見える膨らみをゆっくりと押し撫でる。

私は彼の手がこれまで以上の‘手当て’となること…心身ともに委ねていいことを確信して

「悠仁…悠仁の手で触れて…」

と左手で彼の頬に触れた。

「背中はもう痛まないな?」

ゆっくりとレースの中に手を侵入させながら聞いた悠仁に

「…うん…どこも大丈夫…」

遠慮なく触れて欲しくて言葉を返す。

「ん…気をつけるのは右手と顎、こっちの膝…だな…」

そう確かめるように私の全身に目をやった彼は邪魔だと思ったのか胸のレースを取り払った。

「玖未…綺麗すぎ」

両手で膨らみを撫でながら

「仰向けでこれって…玖未…ヤバい」

指先をやわやわと動かし始めた。

「…ヤバい?」
「ん?座って」

悠仁はそう言いながら私の上体を起こし

「この丸みがたまんねぇ…ってこと」

唇にチュッとキスしてから背中に片手を回して右胸にしゃぶりつき、左胸を下から持ち上げるようにゆっくりと揉む。同時に彼の髪が胸をくすぐるのも…はぁ…悠仁と引っ付いているのが気持ちいい。

ふぅ…ぅん…悠仁の舌が…手が動く度にどんどんと熱されていく自分の熱を熱い吐息で逃すが、熱される勢いが明らかに上回り体の中心に熱が溜まり…ぁ…さらに刺激を求める熱が溢れ出す。
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