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結婚式翌日
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「普通でよくないですか?…壱のリングの半分の太さっていうだけでデザインは全く同じですよ?」
紫乃はそう言うと自分で左手薬指の指輪を撫でながら見る。
「そう、新妻の手を取るわけにいかないからここからみておくよ」
「ふふっ…榊原さんと壱が手を取り合ってるの、違和感なかったですね?」
「あー紫乃さん、俺も思ったけど言わなかったのに」
「聖さんも思ってました?」
「思ってた。結構綺麗な絵面だったよね?」
「はい。聖さんと榊原さんの昨日のステージの絵面も良かったと思いますよ?ありがとうございました」
「楽しかったよ、俺たちが」
「男性からおばあちゃんのハートまでを鷲掴みでしたよ?」
「紫乃以外ってことだよな、紫乃」
聖さんたちを誉める紫乃の席まで行き、立ったまま紫乃を後ろから抱きしめる。
「ちょっと…壱っ…」
「紫乃、聖さんたちのステージの感想は?」
「感想?うーん…どこで練習するんだろうとか、二人でいつもこんなことして女の子をズキューンって落としているなら悪い大人だなって思ってた…あっ、もちろん素敵だったけど」
付け加えの素敵はまあいい。すでに榊原さんと聖さんは爆笑中だ。
「ズキューンって何?」
「悪い大人?俺たち…あははっ…悪い大人…」
「腹痛いわ…あー苦しい」
紫乃はそう言うと自分で左手薬指の指輪を撫でながら見る。
「そう、新妻の手を取るわけにいかないからここからみておくよ」
「ふふっ…榊原さんと壱が手を取り合ってるの、違和感なかったですね?」
「あー紫乃さん、俺も思ったけど言わなかったのに」
「聖さんも思ってました?」
「思ってた。結構綺麗な絵面だったよね?」
「はい。聖さんと榊原さんの昨日のステージの絵面も良かったと思いますよ?ありがとうございました」
「楽しかったよ、俺たちが」
「男性からおばあちゃんのハートまでを鷲掴みでしたよ?」
「紫乃以外ってことだよな、紫乃」
聖さんたちを誉める紫乃の席まで行き、立ったまま紫乃を後ろから抱きしめる。
「ちょっと…壱っ…」
「紫乃、聖さんたちのステージの感想は?」
「感想?うーん…どこで練習するんだろうとか、二人でいつもこんなことして女の子をズキューンって落としているなら悪い大人だなって思ってた…あっ、もちろん素敵だったけど」
付け加えの素敵はまあいい。すでに榊原さんと聖さんは爆笑中だ。
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「悪い大人?俺たち…あははっ…悪い大人…」
「腹痛いわ…あー苦しい」
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