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part 12-7
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しているはずがない。
伊坂は現在、本家での仕事がメインでカフェバーの仕事が出来る人員としてそこのシフトに入ってはいるが直接連絡することなどない。
「ありませんが、伊坂が何か?」
「いや。本家の若いヤツのメッセージグループにボクもとりあえずで入ってるのがあるんだけど、伊坂も入ってんだよね」
舞生はスマホをキーボードの隣に戻して、座ったまま大きく伸びをしながら続けた。
「今日伊坂は休みみたいだけど、連絡が取れないのはダメだぞ、ってそこで伊坂に言ってるヤツが今いるから、最近連絡してないなと思っただけ」
「誰かが直接連絡して出なかったということですね。出られなかっただけなら構いませんが、電源を落とすなどはルール違反ですね」
「グループでボクが確認するのも大袈裟になるから直接鳴らしてみようか…女なんじゃないかなぁ。少し前にこのメッセージで彼女が出来たのか?って言われてたから」
伊坂の女の事情はどうでもいいが、休みの日でも連絡は取れるようにしておくのがルールだ。
家族旅行などには上に報告して出てもらっている。
「あー切ってるか、切れてるか」
舞生が伊坂のスマホが呼び出せないと言ったとき
“不審車両、坂戸組関係者所有車”
“目撃後移動しているが繁華街、カフェバー周辺要警備”
車種とナンバーを添えて本家の情報から全組員にメールが送られてきた。
電源を落としているとこれも受信出来ないからルール違反だ。
伊坂は現在、本家での仕事がメインでカフェバーの仕事が出来る人員としてそこのシフトに入ってはいるが直接連絡することなどない。
「ありませんが、伊坂が何か?」
「いや。本家の若いヤツのメッセージグループにボクもとりあえずで入ってるのがあるんだけど、伊坂も入ってんだよね」
舞生はスマホをキーボードの隣に戻して、座ったまま大きく伸びをしながら続けた。
「今日伊坂は休みみたいだけど、連絡が取れないのはダメだぞ、ってそこで伊坂に言ってるヤツが今いるから、最近連絡してないなと思っただけ」
「誰かが直接連絡して出なかったということですね。出られなかっただけなら構いませんが、電源を落とすなどはルール違反ですね」
「グループでボクが確認するのも大袈裟になるから直接鳴らしてみようか…女なんじゃないかなぁ。少し前にこのメッセージで彼女が出来たのか?って言われてたから」
伊坂の女の事情はどうでもいいが、休みの日でも連絡は取れるようにしておくのがルールだ。
家族旅行などには上に報告して出てもらっている。
「あー切ってるか、切れてるか」
舞生が伊坂のスマホが呼び出せないと言ったとき
“不審車両、坂戸組関係者所有車”
“目撃後移動しているが繁華街、カフェバー周辺要警備”
車種とナンバーを添えて本家の情報から全組員にメールが送られてきた。
電源を落としているとこれも受信出来ないからルール違反だ。
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