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part 7-9
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「若。芦田一朗太、ありがたく大役を仰せつかります」
まず芦田さんが龍之介に深く腰を折り、ゆっくりと戻ったところで空雅さんが口を開いた。
「重責を担いますが、オレのやり方で必ず全うします」
そう言い龍之介に頭を下げたあと
「芦田さん、また世話になりますけど今度は…紗栄ちゃんつきはオレが芦田さんを世話するつもりでやるんでゆったりオレの成長を見ててください」
と芦田さんに頭を下げて、パコッ…また叩かれてるよ。大丈夫だろうか?
「空雅が成長していて当たり前。そんなことわざわざ言う前に紗栄子さんに挨拶」
「ぅっす」
「紗栄ちゃん、くうちゃんとボクをチェンジしない?」
「ぇっと…別にいいんだけど…」
「ぇえええぇっ、いいの?待って、待って、オレもう受けたんで」
「…ですよね。よろしくお願いします、空雅さん、芦田さん」
私も頭を下げると
「失礼しました、紗栄子さん。こちらこそよろしくお願い致します。先ほど仰ったように、ここでの生活を考えながらというお手伝いもしますし、ただ振り回して頂いても構わない」
芦田さんが私にそう伝えてくれる。
「芦田はパコッと怒ってくれそうだと」
「ああ若、そういうことですか。確かに私はお父さん世代かもしれません。早速、言葉を選ばずにひとつよろしいですか?」
「はい」
「今の紗栄子さんは清水とさよならの途中です。分かりますか?生活の基準が清水の異常な状態で麻痺している。そんな世間と大きくズレのある感覚で働くのは難しいのでは?まずは仕事でなく生活をして下さい」
まず芦田さんが龍之介に深く腰を折り、ゆっくりと戻ったところで空雅さんが口を開いた。
「重責を担いますが、オレのやり方で必ず全うします」
そう言い龍之介に頭を下げたあと
「芦田さん、また世話になりますけど今度は…紗栄ちゃんつきはオレが芦田さんを世話するつもりでやるんでゆったりオレの成長を見ててください」
と芦田さんに頭を下げて、パコッ…また叩かれてるよ。大丈夫だろうか?
「空雅が成長していて当たり前。そんなことわざわざ言う前に紗栄子さんに挨拶」
「ぅっす」
「紗栄ちゃん、くうちゃんとボクをチェンジしない?」
「ぇっと…別にいいんだけど…」
「ぇえええぇっ、いいの?待って、待って、オレもう受けたんで」
「…ですよね。よろしくお願いします、空雅さん、芦田さん」
私も頭を下げると
「失礼しました、紗栄子さん。こちらこそよろしくお願い致します。先ほど仰ったように、ここでの生活を考えながらというお手伝いもしますし、ただ振り回して頂いても構わない」
芦田さんが私にそう伝えてくれる。
「芦田はパコッと怒ってくれそうだと」
「ああ若、そういうことですか。確かに私はお父さん世代かもしれません。早速、言葉を選ばずにひとつよろしいですか?」
「はい」
「今の紗栄子さんは清水とさよならの途中です。分かりますか?生活の基準が清水の異常な状態で麻痺している。そんな世間と大きくズレのある感覚で働くのは難しいのでは?まずは仕事でなく生活をして下さい」
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