上 下
74 / 99

真実の事実の現実

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

糾弾ホームルーム! ―ぼくたち、わたしたちの主張―

鬼霧宗作
ミステリー
 もし、復讐を合法的に行えるのであれば、どうしますか?  罪に問われず、合法的であれば、迷いなく憎い人を殺しますか?  今の日本よりかけ離れた大日本帝国において、とある法案が施行されようとしています。  それは、特定の条件を満たした人に、合法的な復讐を認めるという狂った法案。大日本帝国政府は、ある学校のあるクラスを、法案のモデルケースとして選んだのです。あまりにも残酷で、あまりにも非情な決定でした。  そもそも世の中が狂っていて、それに抗える者など誰もいない。大々的に全国放送される思春期の男女の欺き合い。  これは救いのない物語。ごくごく普通の、どこにでもあるようなクラスを襲った非日常。  ――目をそらすな。例えそれが真実であっても。  生死をかけた糾弾ホームルームが始まる。 【#1 毒殺における最低限の憶測】《完結》 【#2 ぼくとわたしと禁断の数字】《完結》 【#3 罠と死体とみんなのアリバイ】《連載中》  二度目の【糾弾ホームルーム】からの生還を果たした2年4組は、自分達の立場に理不尽さを感じ、そして反撃へと打って出ようとする。  しかし、そんな最中、全員に絶対的なアリバイがある中、またしても犠牲者が出てしまう。  次々と減っていくクラスメイト。その団結を揺るがすように起きてしまった三度目の事件。  次第に狂気を帯びゆく世界に、2年4組は何をみるのか。

死んだふりした負け猫と、青春と謎を食べる姫

上村夏樹
ミステリー
※第7回ホラー・ミステリー小説大賞奨励賞作品 高校生の猫村太一には秘密があった。彼は健全な学校裏サイト「キャット先輩の青春お悩み相談室」の管理人で、生徒から届いた青春にまつわる悩みを解決する相談員をしている――正体を隠すため、猫のお面を被り、架空の相談員「キャット先輩」になりきって。 二年に進級した猫村は姫宮小夜という名の少女に出会う。彼女は教室で自己紹介をしたときにこう言った――「青春真っ只中のクソ野郎どもに質問があります。どなたか青春のよさを私に教えてください」と。彼女は友情や恋愛など、青春の良さがわからないという変わり者だった。 ある日、姫宮はキャット先輩の正体が猫村であることを突き止め、全校生徒に正体をばらされたくなければ、自分をキャット先輩の助手にしろと脅す。姫宮の思惑を知った猫村は断固として拒否する。なぜならば、彼には「絶対に青春してはいけない理由」があり、それは姫宮の目的と相反するものだったからだ。しかし、猫村は姫宮の脅しに屈してしまい、二人で生徒の悩みを解く日々を送ることに……!? 思春期のほろ苦い青春を切り取った青春ミステリー。連作短編です。 ――ストーリー(連作短編) 【第一章】『殺人未遂ノート』 【第二章】『痕跡本に想いを』 【第三章】『原稿シンクロニシティ』 【第四章】『負け猫に祝福を、姫に青春の日々を』

スイーパーズ

karon
ミステリー
暗殺を生業とする老師とその弟子、某暗殺機関出身のキリングドールたちのところに税務署からの使者がやってきた。 彼は国からの暗殺以来を持ってきたが。 国家暗殺者のバックアップとともにその仕事を受けることに。

【ホラー】バケモノが、いる。 ー湖畔の森ー

鳥谷綾斗(とやあやと)
ホラー
大学四年生の夏休み、七虹(ななこ)はH県のS高原にいた。 頼りない自分を変えたくて、たったひとりで、新しい世界に飛び込むために。 そこで出会ったのは、椿(つばき)という人懐っこい少女と、大和(やまと)という美少年。 謎の多い椿と大和、そして『グロススタジオ』という会社のメンバーと合流した七虹は、湖のある森の中のログハウスで過ごす。 その夜、湖に行った宿泊客のひとりが姿を消す。 その湖には、人間を喰う『人魚』がいるという噂があった……。 * 超弩級のB級ホラー(バトル要素もある)です。 志知 七虹(しち ななこ) /主人公 木瀬 椿(きせ つばき) 大和 柊(やまと ひらぎ) /謎の多い少女と少年 仁藤 健太(にとう けんた) /グロススタジオの責任者 四条 剛樹(しじょう ごうき) 伍川 圭助(ごかわ けいすけ) 六人部 雄一(むとべ ゆういち) /グロススタジオの関係者(男) 一ノ宮 蓮絵(いちのみや はすえ) 三井 果蘭(みつい からん) /グロススタジオの関係者(男)

愛することをやめたら、怒る必要もなくなりました。今さら私を愛する振りなんて、していただかなくても大丈夫です。

石河 翠
恋愛
貴族令嬢でありながら、家族に虐げられて育ったアイビー。彼女は社交界でも人気者の恋多き侯爵エリックに望まれて、彼の妻となった。 ひとなみに愛される生活を夢見たものの、彼が欲していたのは、夫に従順で、家の中を取り仕切る女主人のみ。先妻の子どもと仲良くできない彼女をエリックは疎み、なじる。 それでもエリックを愛し、結婚生活にしがみついていたアイビーだが、彼の子どもに言われたたった一言で心が折れてしまう。ところが、愛することを止めてしまえばその生活は以前よりも穏やかで心地いいものになっていて……。 愛することをやめた途端に愛を囁くようになったヒーローと、その愛をやんわりと拒むヒロインのお話。 この作品は他サイトにも投稿しております。 扉絵は、写真ACよりチョコラテさまの作品(写真ID 179331)をお借りしております。

婚約者の心の声が聞こえるようになったが手遅れだった

神々廻
恋愛
《めんどー、何その嫌そうな顔。うっざ》 「殿下、ご機嫌麗しゅうございます」 婚約者の声が聞こえるようになったら.........婚約者に罵倒されてた.....怖い。 全3話完結

僕を待つ君、君を迎えにくる彼、そして僕と彼の話

石河 翠
現代文学
すぐに迷子になってしまうお嬢さん育ちの綾乃さん。 僕は彼女を迎えにいくと、必ず商店街のとある喫茶店に寄る羽目になる。そこでコーヒーを飲みながら、おしゃべりをするのが綾乃さんの至福の時間なのだ。コーヒーを飲み終わる頃になると、必ず「彼」が彼女を迎えに現れて……。 扉絵は、遥彼方さんのイラストをお借りしています。 この作品は、小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。

最近、夫の様子がちょっとおかしい

野地マルテ
ミステリー
シーラは、探偵事務所でパートタイマーとして働くごくごく普通の兼業主婦。一人息子が寄宿学校に入り、時間に余裕ができたシーラは夫と二人きりの生活を楽しもうと考えていたが、最近夫の様子がおかしいのだ。話しかけても上の空。休みの日は「チェスをしに行く」と言い、いそいそと出かけていく。 シーラは夫が浮気をしているのではないかと疑いはじめる。

処理中です...