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四章 9歳(色々制限中・・・)
何事も犠牲はつきもの・・・ですよね?
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「とりあえず、今はこれぐらいにして、
この子達が注文した品と量を教えていただけますか?」
お母様が固まっていた店員さんに話掛けます。
「え?あ!は、はい!
此方が今注文いただいたリストになります!」
店員さんが慌てて注文書をお母様に渡します。
可哀そうに、出来る女性ってイメージ崩れちゃってますね。
え?お前のせい?・・・私は無実だ!
「ふむ・・・主に原石類ですか・・・。
土台となる金属類はありますか?」
「はい、それでしたらリストは此方になります」
おお、原石ばかりで加工したものを組み合わせる金属類見てませんでしたね。
私も後で見せて貰いましょう。
「ふむ・・・エル、此方が一覧ですが、貴方はどうしますか?
とりあえず、辺境伯家として各50Kgぐらいは買おうと考えていますが」
お母様がそう言ってリストを見せてくれます。
リストに載っているものは全部錬金術で使えそうと感じます。
「う~ん、お母様が買うものは他の誰かが使用するのですよね?」
「そうですね、我家にも彫金が出来るものが居ますから、
そちらに加工させて加工レベルを上げさせようかと思っています」
あ~、私が色々レベル上げて派生魔法とか出てきたりしたので、
それで試そうってことですかね。
「あ、それなら刻印出来る方を増やしてほしいです。
私もある程度はできますが、そこまで手が回りそうにないですし」
「なるほど・・・確かにそうですね。
そちらについても検討しておきましょう。
それで、どうします?」
「買いたいのですけど・・・私のお金があとどれぐらいあるか・・・
アレッサ、まだ買える?」
「はい、奥様が注文された量の倍量でも全く問題ありません」
うは、店員さんが「あははぁ~もう驚きませんよ~」と現実逃避されてますね。
オーナーさんの目がきらりと光った気がしますが・・・店員さん南無~。
「では、私だけではなく、由香さんも使うでしょうから100Kgにしましょうか。
由香さんもそれぐらいあったら十分足りますよね?」
「重さだとどれ位の量になるか全くわからないけど、
足りなかったらまた買えばいいから問題ないわ」
「それもそうですね。
では、100Kgほどお願いします」
私がそう言うと、オーナーさんが前に出て来ます。
ああ、店員さんが逃避して今は使えないと思ったのですね。
「はい、承りました。
他にお求めの物はございますでしょうか?」
お母様が此方を見るので「私はもうありません」と伝えます。
「とりあえずは此れで良いでしょう。
他に必要な物が出来たら伺います」
「判りました。
では、明細の方を作成しますので、此方へ」
オーナーさんがそう言いお店の方へ移動します。
店員さんは・・・あ、皆移動し始めた・・・放置って事ですね。
う~ん、動くお金にびっくりしていたようですけど、貴族の方があまり来ること無いのかな?
「ねぇ、アレッサ」
「はい、なんでしょう?」
「此処って貴族の方とかも利用されそうな気がしたのですが、
さっき購入した物の金額で店員さん呆然としていましたよね?
そんなにお金動いたのです?」
「そうですね・・・判る例えが思いつきませんが、
男爵家程度でしたら軽く破産するぐらいでしょうか?」
「ふぁ!?は、破産!?」
「そうですね、それぐらいの金額は動いているかと」
アレッサが少し悩みながらそう答えます。
「ちょ、ちょっとアレッサ。
そんな金額だったの?私そんなにお金持ってるの?
大丈夫なの?死ぬの?」
「落ち着いてください。死ぬことは無いですよ。
と言いますか、今回の支払いはエルダートレントの素材の金額でほぼ賄えますよ」
「え?エルダートレントってそんなに凄いの?
というか、あの時の素材は皆で分配したよね?
何でそんなにお金になってるの?」
「エルダートレントに関してはエル様が倒したようなものなので、
均等分配ではありませんが、分配はしていますよ」
「む!あれはアレッサ、クラリスも一緒に討伐した物でしょう。
それに呼び寄せられた魔物をアレッサ達が討伐下ではないですか。
参加メンバーで均等分配しないといけません」
「そうは言いますが、流石にエル様が居なかったら困る魔物ですから。
それに次の階層でエル様が大量に倒した魔物は未発見の魔物もいましたから、
かなりのものですよ?
それこそエルダートレントの分配分は軽く超えてます」
「そ、そうなの。
あ、大半溺死だったから素材一杯取れたから?」
「そうですね、傷が無かったのもあるかと思います。
属性持ちの魔物の皮等は特に高く取引されますから」
「ふむ、溺死か・・・むふぅ、えへへ♪」
あ、やべ、今後の安全で素材を傷つけずに済む討伐方法を考えたら、
よ「あの子(ドラゴン)達・・・置いてきて正解でしたね」だれ・・・
うん、きっと気のせいですよ、気のせい。
この子達が注文した品と量を教えていただけますか?」
お母様が固まっていた店員さんに話掛けます。
「え?あ!は、はい!
此方が今注文いただいたリストになります!」
店員さんが慌てて注文書をお母様に渡します。
可哀そうに、出来る女性ってイメージ崩れちゃってますね。
え?お前のせい?・・・私は無実だ!
「ふむ・・・主に原石類ですか・・・。
土台となる金属類はありますか?」
「はい、それでしたらリストは此方になります」
おお、原石ばかりで加工したものを組み合わせる金属類見てませんでしたね。
私も後で見せて貰いましょう。
「ふむ・・・エル、此方が一覧ですが、貴方はどうしますか?
とりあえず、辺境伯家として各50Kgぐらいは買おうと考えていますが」
お母様がそう言ってリストを見せてくれます。
リストに載っているものは全部錬金術で使えそうと感じます。
「う~ん、お母様が買うものは他の誰かが使用するのですよね?」
「そうですね、我家にも彫金が出来るものが居ますから、
そちらに加工させて加工レベルを上げさせようかと思っています」
あ~、私が色々レベル上げて派生魔法とか出てきたりしたので、
それで試そうってことですかね。
「あ、それなら刻印出来る方を増やしてほしいです。
私もある程度はできますが、そこまで手が回りそうにないですし」
「なるほど・・・確かにそうですね。
そちらについても検討しておきましょう。
それで、どうします?」
「買いたいのですけど・・・私のお金があとどれぐらいあるか・・・
アレッサ、まだ買える?」
「はい、奥様が注文された量の倍量でも全く問題ありません」
うは、店員さんが「あははぁ~もう驚きませんよ~」と現実逃避されてますね。
オーナーさんの目がきらりと光った気がしますが・・・店員さん南無~。
「では、私だけではなく、由香さんも使うでしょうから100Kgにしましょうか。
由香さんもそれぐらいあったら十分足りますよね?」
「重さだとどれ位の量になるか全くわからないけど、
足りなかったらまた買えばいいから問題ないわ」
「それもそうですね。
では、100Kgほどお願いします」
私がそう言うと、オーナーさんが前に出て来ます。
ああ、店員さんが逃避して今は使えないと思ったのですね。
「はい、承りました。
他にお求めの物はございますでしょうか?」
お母様が此方を見るので「私はもうありません」と伝えます。
「とりあえずは此れで良いでしょう。
他に必要な物が出来たら伺います」
「判りました。
では、明細の方を作成しますので、此方へ」
オーナーさんがそう言いお店の方へ移動します。
店員さんは・・・あ、皆移動し始めた・・・放置って事ですね。
う~ん、動くお金にびっくりしていたようですけど、貴族の方があまり来ること無いのかな?
「ねぇ、アレッサ」
「はい、なんでしょう?」
「此処って貴族の方とかも利用されそうな気がしたのですが、
さっき購入した物の金額で店員さん呆然としていましたよね?
そんなにお金動いたのです?」
「そうですね・・・判る例えが思いつきませんが、
男爵家程度でしたら軽く破産するぐらいでしょうか?」
「ふぁ!?は、破産!?」
「そうですね、それぐらいの金額は動いているかと」
アレッサが少し悩みながらそう答えます。
「ちょ、ちょっとアレッサ。
そんな金額だったの?私そんなにお金持ってるの?
大丈夫なの?死ぬの?」
「落ち着いてください。死ぬことは無いですよ。
と言いますか、今回の支払いはエルダートレントの素材の金額でほぼ賄えますよ」
「え?エルダートレントってそんなに凄いの?
というか、あの時の素材は皆で分配したよね?
何でそんなにお金になってるの?」
「エルダートレントに関してはエル様が倒したようなものなので、
均等分配ではありませんが、分配はしていますよ」
「む!あれはアレッサ、クラリスも一緒に討伐した物でしょう。
それに呼び寄せられた魔物をアレッサ達が討伐下ではないですか。
参加メンバーで均等分配しないといけません」
「そうは言いますが、流石にエル様が居なかったら困る魔物ですから。
それに次の階層でエル様が大量に倒した魔物は未発見の魔物もいましたから、
かなりのものですよ?
それこそエルダートレントの分配分は軽く超えてます」
「そ、そうなの。
あ、大半溺死だったから素材一杯取れたから?」
「そうですね、傷が無かったのもあるかと思います。
属性持ちの魔物の皮等は特に高く取引されますから」
「ふむ、溺死か・・・むふぅ、えへへ♪」
あ、やべ、今後の安全で素材を傷つけずに済む討伐方法を考えたら、
よ「あの子(ドラゴン)達・・・置いてきて正解でしたね」だれ・・・
うん、きっと気のせいですよ、気のせい。
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